【最強】業務用掃除機おすすめ13選！吸引力が強力な乾湿両用や小型タイプも

家庭用掃除機は家で使うのを想定しているので、軽く作られています。そのため、家庭用掃除機は使いやすさに優れており、掃除機の中にはコードレスで取り回しやすいモデルもあります。加えて自動で掃除してくれるロボット掃除機もあったりと、業務用掃除機に比べて種類も豊富です。

一方、業務用掃除機は広い場所の掃除を想定して作られているため、長時間の使用にも耐えられるよう丈夫な構造です。耐久性に優れいている反面、重量があり取り回しはしづらくなります。

業務用掃除機は20L以上のゴミを吸引できます。1L～2.5L程度の容量が主流である家庭用掃除機と比較すると、かなりの大容量であるのがわかります。広い場所でも一気に掃除できる上に、溜まったゴミを頻繁に捨てる必要もなくなるといったメリットがあります。

業務用掃除機の中には水分や湿ったゴミを吸引できる乾湿両用タイプもあります。こぼした飲み物や雨に濡れた床を拭き取りせず掃除機掛けできるので大変便利です。家庭用掃除機ではなかなか見られない機能です。ただし、吸い取れる水分の量やゴミの種類は掃除機によって異なるため、誤った使用を行うと故障の原因になります。

業務用掃除機は耐久性・容量の大きさからサイズも大型です。家庭用掃除機のようなコードレスやスティックタイプもありますがかなり少なめです。本体に加えてホースやノズルも長くて大きいので、収納の際はかなり広いスペースを必要とします。購入を検討する場合はあらかじめ保管場所を確保してください。

掃除機の吸引力を知るための目安が吸引仕事率です。業務用掃除機の場合、吸引仕事率は400W前後の商品が多くなっています。一方、家庭用掃除機では強いもので600W以上の製品も存在します。そのため、吸引力を見るとハイパワーな家庭用掃除機の方が上回っているのです。

ただし、商品によっては吸引力の強い業務用掃除機もあるので、パワーを求める方は吸引仕事率にも注目してください。

先述したように業務用は大容量であるため、大きくて収納場所をとります。また稼働音が家庭用に比べて大きいので、オフィスや集合住宅など周囲への配慮が必要な場での使用など、コンパクトかつ静音性を求めたい方には向きません。

• 容量が家庭用では少ないと感じる
• 頑丈で長く使えるものが欲しい
• さまざまな種類のゴミ(特に水気のあるゴミ)を強力に吸って欲しい

業務用掃除機は、上記3項目にあるようにパワフルな掃除機が欲しい人におすすめです。

業務用掃除機は、私達にとって身近なネット通販で購入できます。中でも楽天・Amazonは品揃えが多く、目的に合った掃除機を選びやすいのでおすすめです。価格も意外と安く、6,000～30,000円ほどで求められます。家庭用掃除機より少し高いぐらいですね。

ただ、安すぎると掃除機の性能が心配なので、10,000円程度のモデルを買うのが無難です。ちなみに中古品と新品の値段はそこまで変わらないので、性能的にも新品を買った方がいい場合もあります。

掃除機の吸引力は「吸込仕事率」で表します。単位は「W」を用い、数値が大きいほど吸引力が大きくなります。多くのメーカーの掃除機には記載されていますが、ケルヒャーなどの一部のメーカーのモデルでは吸込仕事率が公表されていない場合もあります。

家庭用でも人気の「スティックタイプ」は業務用にも存在します。軽量かつコードレスで扱えるのが便利で、階段や高い所の掃除にも最適です。

業務用のスティック型は、家庭用よりも耐久性が高く、バッテリーなど部品の交換が簡単にできるのが特徴です。また、家庭用と比べて短い時間でバッテリーの充電が完了します。ただしコード式よりも持続性・吸引力はないので注意してください。

業務用のハンディクリーナーの大半は車内清掃に用いられています。そのため電源もシガーソケットから給電できるようになっているタイプが豊富です。家庭用ハンディクリーナーのような充電タイプは少なく、どこにでも持ち運んで使用するイメージとは少し違うかもしれません。

しかしコードレスでない分、時間や吸引力の衰えを気にする必要がないのはメリットでもあります。乾湿両用が多いのでこぼしてしまった飲料なども吸い取り可能です。また家庭用と同じく、ノズルもさまざまな形状に交換できます。

業務用のロボット掃除機は、家庭用と比較してごつい印象をうけるかもれません。その見た目を裏切らず、広い床でも掃除できるほどの強力なパワーを備えています。家庭用と比べて、強い集塵能力と長時間連続稼働できるのが特徴で、工場の清掃などでも活躍しています。

また、バッテリーの交換やゴミ捨てなどが簡単にできるようになっています。ただし大きなゴミを吸うのは苦手です。段差がない広い床面の、粉塵やホコリなどを自動で清掃したい方におすすめです。

紙パック式は、紙パックにゴミを集める集塵方法です。ホースを接続する穴以外は密閉されている紙パックなので、捨てるときにゴミがこぼれません。さらにゴミに触れずに処理できるため、手が汚れないのも特徴です。

デメリットとしては、紙パックの容量が少なくなると掃除機の吸引力が低下する所が挙げられます。紙パックの容量に余裕がある内に交換すると対策できますが、その分交換する頻度が高くなるので面倒です。交換の手間を省くためにも、大きい紙パックに対応した掃除機を選ぶのが推奨されています。

サイクロン式は、遠心力でゴミを集める集塵方法です。遠心力でゴミが圧縮されると小さくなるので、タンク内の容量に余裕を持たせてゴミを集められます。さらに、紙パック式のようにゴミが溜まっても吸引力は下がりにくいです。

つまりゴミを捨てるタイミングは、容量が満タンになってからでも問題ありません。しかし、サイクロン式は容量自体が小さく、ゴミ捨ての頻度が多くなってしまうのがデメリットです。さらに、タンク内のゴミをそのまま捨てるので、注意しないとゴミがこぼれてしまいます。

フィルター式掃除機には吸引した細かなごみをキャッチする、布製のフィルターがセットされています。そのため紙パック式よりも、細かな粉塵をキャッチできるのです。

医療機関など衛生に厳しい場面でも、細かなホコリを吸引できるのでよく採用されています。布製フィルターは定期的に掃除をして、繰り返し使用可能です。ランニングコストがかからない点も嬉しいポイントです。

カプセル式とは、ゴミを溜めるためのカプセル(タンク)が付いている掃除機を指します。紙パックなどの消耗品を必要としないので、お財布に優しいタイプです。カプセルがゴミで一杯になってきたら中身を捨てるだけなので、ごみ捨ても簡単です。

また、掃除機の内部にゴミが入りにくい設計になっているので、お手入れの手間も省けます。タンクも水洗い可能なので、常に清潔さを保てるのも嬉しいポイントです。

家庭用掃除機と同じく、業務用の掃除機にも「コード式」と「コードレス」の2種類があります。より快適にお掃除していただくためにも、両者の特徴を理解して、用途に合った電源方式を選択してください。

コード式の利点は、コンセントから電気を供給するので時間を気にせずに使用できます。そのため、長時間の連続使用におすすめです。

広いスペースを掃除するのを想定して、コードが届かない不便を想像されるかもしれませんが、業務用掃除機のコードは家庭用より非常に長いので広い面積にも対応します。さらに延長コードを利用すれば、コンセントが届かない状況も解決できますので安心してください。

コードレスはなんと言ってもコードが邪魔にならないのがメリットです。軽量なモデルが多いので持ち運びにも便利で、掃除機を持ち上げて高所の掃除をするときにも、身体への負担が少なくなります。

ただし、バッテリーが切れると動かなくなってしまうので要注意。先述のように、業務用は家庭用よりバッテリーの充電時間は少なくて済みますが、基本的に短時間の掃除での使用に適しています。

バッテリー切れにより掃除が中断してしまうのは、ストレスでしかありません。掃除する範囲が広く、充電切れが心配な方には「急速充電対応」のモデルがおすすめです。

もともと業務用は充電時間が短く設計されていますが、それでも通常充電では1時間ほどかかります。ですが、急速充電対応のモデルなら30分以下で充電が完了します。

長い時間使用したいけれどコードレスは必須なのが条件なら、バッテリーが簡単に交換できるモデルがおすすめです。バッテリーが切れてしまっても、予備の充電満タンのバッテリーと差し替えるだけで、待ち時間なくお掃除を継続できます。

乾湿両用タイプの業務用掃除機では、水汚れを吸引できます。普通の掃除機で水汚れを吸うと壊れやすいですが、乾湿両用タイプならどれだけ水を吸っても壊れません。家なら水気の多いお風呂場、仕事ならプールの清掃時などで重宝されます。

また、ほこりや髪の毛のような乾いた汚れも吸引可能です。乾いた汚れだけを吸引する目的でも、誤って水を吸ってしまうのを考えると乾湿両用の業務用掃除機を選ぶのがベストですね。

集塵機では、粉塵を吸い取れます。木材を切る際に出た木くずや、粉を吸い取るのが主な用途です。普通の掃除機では吸い取れない細かい粉塵を捉えられるので、工場や現場など本格的な環境で使うのに向いています。砂も吸い取れるため、屋外での仕様もOKです。

また、工具と接続できる集塵機であれば、作業で出た粉塵をすぐに吸い取れます。作業後に粉塵を吸う手間が省けるため、作業効率も良くなります。

カーペットの繊維に絡みついたゴミは、掃除機で吸ってもなかなか吸いきれないですよね。業務用掃除機の中には「カーペット専用掃除機」があります。比較的コンパクトなものが多く、家庭用掃除機としても人気です。

繊維の奥に入り込んだゴミ・髪の毛などを掻き出して吸い取る、ブラシ機能がついたものや、狭い場所の掃除に特化したノズルが付属したものなど、仕様はさまざま。どれも繊維についたゴミ吸収に特化しています。

業務用掃除機の容量が多ければ、1度にたくさんのゴミを吸い取れます。その分ゴミを捨てる手間が省けるので、効率的に掃除をするなら大きい容量のモデルを選びましょう。

集塵機は1つの容量だけが用意されていますが、乾湿両用モデルは乾燥汚れと水汚れ用に2つの容量が用意されています。それぞれ容量に違いがあるので、どちらの汚れを多く吸い取るかで選ぶのも重要です。

ただ、容量が大きくなるほどタンクも大きく、重くなっていきます。使い勝手と効率をバランス良く考えて選びましょう。

公共施設などで業務用掃除機を使うなら、静音性に注意してください。音が大きいと、他のお客さんにとってストレスになってしまいます。掃除機の騒音値はdb(デシベル)で表され、人がうるささを覚えるのは60dbからです。

つまり周りに気を遣って掃除機を掛けるなら、60db未満のモデルを選ぶのが理想的です。しかし音の小ささと吸引力の弱さは比例するので、音が小さすぎてもNGです。

現場で掃除機を使用する場合は、電動工具と接続できる業務用掃除機が便利です。Bluetoothで工具と無線接続できるタイプであれば、工具を動かすと同時に掃除機の電源も入ります。作業中に発生するチリなどを、掃除機で吸いながら効率的に作業を進められます。

ただし工具と連動できる業務用掃除機は、工具と掃除機が同じメーカーである場合に限定されます。工具と連動させたいときは、メーカーが異なっても使用できるかを確認するようにしましょう。

日立の業務用掃除機は、集塵用のモデルが多いです。またボディーを鋼板製にして、耐久性が高いのが特徴。さらにソフトバンパーを採用し、学校やホテルの壁に誤ってぶつけても傷つけにくい仕様となっています。

62dbと業務用掃除機の中では静音設計でもあり、それでいて吸引力も高いです。基本的に集塵容量は7L以下ですが、探せば18Lのモデルもあるので効率や使い勝手を考えて選びやすいです。

ミナトから販売されている業務用掃除機は数種類程度しかなく、選択肢が少ないのがデメリットです。しかし乾湿両用で、吸い取れる汚れの幅が広いのはメリットです。容量も20Lとかなり大きいので、こまめにゴミを捨てる手間が省けます。

またステンレスボディを採用しており、濡れても錆びにくいです。このようにたくさんのメリットがあるミナトの業務用掃除機ですが、10,000円以下で求められます。とりあえず業務用掃除機を試してみたい方や、コスパ重視の方におすすめです。

マキタも販売している業務用掃除機の種類は少ないです。しかし集塵機と乾湿両用のモデルどちらも販売しているので、目的に合わせて選びやすいです。63dbと音が抑えめであり、それでいて吸引力も抜群。

またポリ袋をタンクに入れて集塵できるので、紙パックを買う手間が省けます。その分コスパもいいです。さらにコンパクトな設計であるため、運搬性や収納性も申し分ありません。ちなみに、安いモデルであれば20,000円以下で買えます。

パナソニック商品の特徴は、業務用掃除機の中では比較的コンパクトなタイプが多いです。耐久性にも優れているので長く使用できます。店舗清掃用に販売されているものがほとんどですが、小型でパワーのある家庭用掃除機として使用する方もいるようです。

また、パナソニックからは業務用のロボット掃除機も販売しており、機種によってはレンタルもできます。パナソニックの業務用掃除機が気になる方は、レンタルで使い心地を確認してから、購入に踏み切るのも1つの方法です。

ドイツメーカーのケルヒャーは、高圧洗浄機や業務用清掃機器で有名です。業務用掃除機としては、乾湿両用のものやカーペット用のものが販売されています。吸引力の優秀さでも有名です。

金属性の業務用掃除機が多い中で、ケルヒャー商品は耐久性に優れたプラスチック製の乾湿両用掃除機を販売しています。業務用が欲しいけれど軽量なものを探している方におすすめです。