【2025最新】ハンディスキャナおすすめ人気11選｜性能比較やサンワサプライ製も

スキャナは書類や本を手軽にデータ化できる便利なアイテムです。スキャナと聞くと、プリンターのように大きく、比較的高額なイメージをお持ちの方も多いですが、ハンディスキャナはコンパクトで持ち運びしやすく、価格は1万円前後が主流になっています。

ハンディスキャナは、手で持って原稿の上をゆっくりと滑らせるようにして紙面を読み取ります。書類を裁断せずに使えるため、本を電子化する「自炊」にも最適で、イラストやポスターの読み取り目的でも人気です。

しかし「いざ買うとなるとどれがいいのか分からない…」と思う方も多いですよね。そこで今回は、ハンディスキャナの選び方や性能比較、おすすめ商品をご紹介していきます。

ハンディスキャナのメリットとして最初に挙げられるのは、やはり自宅以外での使用を考慮した持ち運びやすいサイズ感です。コンパクトサイズなのはもちろん、スキャナとして必要な機能を残したまま、可能な限り軽量化されています。

原稿を読み取る際、一般的なスキャナは原稿を本体に置いて読み取らせるのに対し、ハンディスキャナは紙面上を滑らせるだけで簡単にスキャン可能な商品がほとんどです。

そのため、フラットベッドスキャナ本体では必要な「原稿を置くスペース」がなく、とてもコンパクトに設計されています。ビジネスだけでなく、プライベートの使用でも魅力を感じますね。

ハンディスキャナの2つ目のメリットは、一般的なスキャナより低価格で購入できる点です。多くの人はなるべく安価なものを購入したいと考えています。

一般的とされるフラットベッドスキャナの多くが、数万円から数十万円といった金額なのに対し、ハンディスキャナは多くが1万円前後で販売されています。そのため、「突然必要になった」「予算があまりないから安い製品が欲しい」といった方でも、より気軽に入手可能です。

持ち運びしやすくて安価なハンディスキャナですが、ページ全体を手動でスキャンするため、大きい文書は時間がかかってしまうデメリットがあります。大きい文書や、スキャンデータの多い本の場合は、フラットヘッドスキャナを選びましょう。

おすすめのフラットヘッドスキャナを以下の記事で紹介しています。興味のある方はぜひご覧ください。

ハンディスキャナを購入する際にまず見ておきたい点は、スキャン可能な用紙の最大サイズです。本体のコンパクトさを見れば、「名刺やはがきサイズ程が限界では？」と思える商品も数多くあります。

しかし、現在販売されているハンディスキャナの中には、A4サイズ、A3サイズといった、ハンディスキャナ本体よりも大きい用紙サイズに対応しているスキャナも少なくありません。多くの場合、対応する用紙のサイズは使用用途に大きく関わるため、最大用紙サイズの確認はとても重要です。

自身の使用用途を考え、「必要な用紙サイズに対応しているか」、また「不便だと感じないか」を想像してから購入すれば、失敗しません。

ハンディスキャナを選ぶ際には、対応している解像度についても忘れてはいけません。安価な製品であれば300dpi～600dpiほどに対応していますが、中には900dpi以上に対応するモデルもあり、それらは比較的高い価格で販売されています。

一般的に、カラー写真であれば1200dpiほどの解像度が必要だと言われていますが、モノクロの書類などであれば300dpiでも十分な性能です。また、OCR機能（スキャン時の文字認識機能）の有無も使用用途によっては重要になります。

解像度やOCR機能についても自身の使用用途に合わせて考え、予算に見合う製品を見つけるのをおすすめします。

ハンディスキャナの電源タイプは、充電式と乾電池式、そしてパソコンに繋げての給電と大きく3つに分けられます。乾電池式であれば、乾電池の購入にもコストがかかりますが、出先でも手軽に給電できるため、バッテリーは切れません。

充電式であれば、当然その都度充電するので何度でも繰り返しての使用が可能です。また、出先での使用が室内に限られるのであれば、パソコンに繋げて使用するタイプはバッテリーが切れる心配もありません。

使用する状況を想定して選べると使用時の快適さは大きく異なるため、きちんと考えて購入しましょう。

ハンディスキャナのメリットは「持ち運びのしやすさ」のため、携帯性を考えて本体のサイズや重さも確認しましょう。サイズは棒状や箱型のものがあり、重さもそれぞれ違いますので、自分が持ち運ぶ頻度によって、適したものを選んでください。

現在販売されているハンディスキャナの中には、Wi-FiやBluetoothといった無線機能に対応している製品もあります。これらの製品は、スマホやパソコン、タブレットと接続すると、スキャンしたデータをすぐに端末へ送信可能です。

スキャンしたデータを「より手軽に確認できる」点はもちろん、「より迅速にメール等でデータを共有したい」といった場合にも便利なため、スマホやパソコンと連携して使用したい人には魅力的な機能と言えます。

ビジネスシーンでの使用となると、スキャンデータがすぐに必要となる場面もあるため、これらの機能を搭載した製品の購入をおすすめします。

持ち運びに便利だとご紹介したハンディスキャナですが、実際にはどのように使用するのか、ハンディスキャナのおすすめ10選の前に、一般的なハンディスキャナの使用方法についてもご紹介します。

1. 付属のUSBケーブルなどで、ハンディスキャナ本体をパソコンに接続します。
2. 紙面を読み取る前に、しっかりとピンとが合っているか確認します。
3. 紙の上を滑らせるように紙面をスキャンしてください。
4. スキャンしたデータを確認しましょう。

各社の製品ごとに詳細な使用方法は異なりますが、一般的には上記のような流れで使用します。（Wi-Fi・Bluetooth接続に対応したモデルであれば、パソコンに接続しない場合、1.でスマホやタブレットなどの端末に接続）

普段あまりスキャナを使用しないため、買うよりもレンタルでいいと考える方もいます。しかし、もともとの価格が安価であるためか、ハンディタイプのスキャナはあまりレンタルされていません。

普段必要ないものを家に置きたくなければ、その場だけの使い捨てと考えて安価なハンディスキャナを購入するか、より高価なフラットベッドスキャナをレンタルするかを検討する必要があります。

ご紹介した通り、ハンディスキャナと一言でまとめてもさまざまなタイプの製品があります。自炊目的にスキャナの購入を考えている方の中にも、比較的安価で購入できるハンディスキャナに魅力を感じる場合は多いです。自分がより必要とする性能を考え、最も適したハンディスキャナを見つけてくださいね。