【2024最新】これが最強！暑さ対策グッズ17選｜話題のアイスリングから熱中症対策のポイントまで解説

梅雨が明け、暑い日が続くと気になるのが「熱中症」。例年7月~8月に多くなる症状ですが、最近は5月でも気温の高い日が多いため、油断は禁物です。特に建設業や運送業、警備業や農業など屋外での作業が多い方々は注意が必要です。

また、熱中症というと炎天下での活動中になりやすいというイメージがありますが、実は室内でも発症するケースがあります。特に体温調節機能が発達していない乳幼児や温度に対する感覚が鈍くなる高齢者の方は、熱中症にかかりやすい傾向にあります。

そんな熱中症を予防するためにおすすめなのが、ひんやり気持ちいい冷却グッズや、塩分を含む食べ物・飲み物。今回は、夏場におすすめの熱中症対策グッズをジャンル別にご紹介していきます！

熱中症は7月～8月に多くなるイメージですが、実は梅雨明けも注意が必要です。意外に知られていない熱中症になりやすい時期と場所について紹介しますので、熱中症対策の参考にしてくださいね。

熱中症は7月~8月が最も多いものの、気温が高くなる梅雨明けから早めの対策を取るようにしましょう。熱中症というと気温が高い真夏に多いイメージがありますよね。しかし熱中症は気温だけでなく湿度が高い時期も発症率が高まります。

その理由は湿度が高いと汗が蒸発しにくくなり、体に熱がこもってしまうからです。気温が25℃前後でも湿度が80%を超えるような日は熱中症のリスクが高まるので注意してください。

フェスやアウトドアを楽しむときや、建設業や農作業など野外での作業は熱中症対策にも慎重になりますが室内では油断しがちです。熱中症になるリスクは室内にいても十分にあります。室内だからといって油断せず、湿度と温度に注意して熱中症対策グッズを取り入れるといいでしょう。

意外と見落としがちなのが車の中です。暑い日は車内が高温になるので、炎天下に車を駐車して離れるような場合は車の中も注意が必要です。短時間でも車内に子どもやペットを置き去りにせず、必ず一緒に外に出るようにしましょう。

車内が高温になっているときはエアコンが効くまで、対角線上にドアを開けて車内の熱気を逃がすのも効果的です。

熱中症は誰もがなる可能性がありますが、幼い子供やご高齢の方、肥満体質の方、炎天下に屋外で働く方は特に注意が必要です。なぜ注意が必要なのか？その理由と対処法についてそれぞれに詳しく解説します。

乳幼児や子どもは大人に比べて新陳代謝が活発なため体温が高めです。また、汗腺が発達してないため、体温調節機能がうまく働かず熱中症にかかりやすい傾向があります。外で遊ぶときは大人が見るようにして、熱や日差しから避けるようにしましょう。

室内でも窓際の日差しが当たる場所は室温が高くなるので、エアコンをかけていても室内に置き去りにしないよう注意が必要です。小中学生になれば体温調節機能も働きますが、部活やスポーツをする際は気温と湿度に注意しつ適度に休憩を取り、こまめに水分補給をするとよいでしょう。

特にベビーカーは熱がこもりがちです。乳幼児は自分で日陰や涼しい場所への移動ができないので体調が悪くなっていないか気を配るようにしましょう。以下の記事では、ベビーカーの暑さ対策グッズをご紹介しています。ぜひご参考にしてください。

ご高齢の方は温度に対する感覚が弱くなるため、気温の上昇に気が付きにくい傾向が見られます。新陳代謝が低下するため体に脂肪がつきやすく体内の水分割合も少なくなりがちで、同じ環境でも熱中症のリスクが高まります。

喉の乾きを感じにくいので、水分を計画的に補給するよう意識するとよいでしょう。水分補給はお風呂や寝るときも忘れないようにしてください。熱中症は温度だけでなく湿度も関係してくるので、湿度を知る意識を持つことも大切です。

肥満体質の方は熱中症のリスクが高いので注意が必要！皮下脂肪が多いと熱が逃げにくいので、体に熱がこるからです。重い体を動かすには多くのネルギーを必要とするため、立ったり座ったりという日常的な動作でも体温が上がり熱中症のリスクが高まりますので、熱中症対策は特に注意しましょう。

建設業・運送業・商業・警備員という仕事をされている方は、炎天下での作業で日射の影響を受けやすいため熱中症のリスクが高まります。農作業をする方も同じ理由で注意が必要です。

可能なら日陰でこまめな休憩を取ったり、水分補給を心がけるとよいでしょう。合わせて冷却グッズを使うのも効果的です。熱中症対策も大切ですが、リスクを軽減するためには日頃から睡眠や食事などでしっかり体を休めることを心がけましょう。

熱中症対策グッズは、目的によって選択肢が変わります。目的別にどんなグッズが適しているのかをご紹介します。

水分や塩分補給には、経口補水液や塩飴・塩タブレットを選ぶとよいでしょう。それぞれの特徴を見ていきます。

熱中症対策での水分補給には、経口補水液やスポーツドリンクがおすすめです。のどが渇いたとき水をがぶ飲みしがちですが水をがぶ飲みすると体内の電解質のバランスが崩れ、さらに余分な水分を排出しようとする水利尿が起こり、脱水状態を悪化させる可能性があります。

経口補水液は少ししょっぱいと感じますが、ナトリウムが多く含まれており体への吸収がスムーズで熱中症対策に最適です。経口補水液がない場合は糖分を補えるスポーツドリンクでもOK！飲みやすいので熱中症予防にも役立ちますよ。

フェスやお仕事中に塩分補給をしたいなら、塩飴や塩タブレットがおすすめ。素早く塩分補給ができることや、すぐトイレに行けないような状況でも飴やタブレットなら安心して摂取出来るからです。

ただし塩分を多く含むので、大量に摂るのは避けるようにしてくださいね。塩飴や塩タブレットで塩分補給をする場合は、経口補水液やスポドリンクとの同時摂取で塩分の過剰摂取になるので水で水分補給をするとよいでしょう。

熱中症対策として、体を冷やすことも効果的です。効率よく首を冷やすには「冷却タオルやネッククーラー」、体を冷やしたいときは「冷却スプレーやベスト」がおすすめです。

熱中症で体温が上昇しているときは、首や脇の下、大動脈がある足の付根などを冷やすと効果的に冷やせます。冷却タオルを脇の下や足の付根に当てたり、首にはネッククーラーを巻いたり同時に冷やすのも効果的です。

冷却タオルやネッククーラーは屋外でも室内でも使えるので、熱中症対策として持っておくとよいでしょう。熱中症対策以外にも、風邪で高熱が出たときにも活用できますよ。

以下の記事では、おすすめのネッククーラーやアイスリング、冷感タオルをご紹介しています。ぜひこちらも併せてご覧ください。

冷却タオルやネッククーラーが使えない場合は、衣服の上からスプレーする冷却スプレーがおすすめです。スーツや制服の上からでも使えますし、おしゃれをして出かけたいときも外見に影響を与えず冷やせます。汗や臭いが気になる方には、制汗剤もおすすめです。

暑い中作業をする方は、保冷剤を入れるポケットが付いた冷却ベストや、扇風機付きのジャケットが役立ちますよ。通気性に優れた素材なら、作業着の上に着ても暑さを感じません。衣服の下に身につけるインナーにも、冷感素材を使用したものを選ぶとよいでしょう。

以下の記事では、おすすめの冷却スプレーと制汗剤、扇風機付きのジャケットをご紹介しています。併せてご覧ください。

室内にいれば安心と思われがちですが室内にも熱中症のリスクは潜んでいます。室内での熱中症対策にはポータブル扇風機や、冷却枕を使うとよいでしょう。

ポータブル扇風機は持ち運びにも便利で、オフィスやフェスなど幅広いシーンの熱中症対策グッズとしてもおすすめです。うちわや扇子であおぐのもいいですが、ずっとあおいでいると疲れますし。手を動かすことでかえって体温が上がってしまうことも。

ポータブル扇風機なら持っているだけで涼しい風が来るので、子どもとのお出かけにもおすすめですよ。首にかけるタイプやミストが出るタイプなども揃っていますので、使いやすいタイプを選ぶとよいでしょう。

以下の記事では、おすすめのハンディ・首掛け・卓上扇風機をご紹介しています。ぜひこちらの記事も併せてご覧ください。

寝苦しい夜に快適な睡眠を得るには、ひんやりとしていて気持ちがいい冷却枕がおすすめです。冷凍庫で凍らせて使うので、頭がひンやりとして気持ちよく眠れますよ。冷凍してもカチカチにならない特殊なジェルを使用しているので小さい子どもにも安心です。

ただし持続時間はあまり長くありません。寝ている間中、ひんやり感を感じたい場合は、凍っても固くならないジェルと、凍らせるとしっかりと固まるジェルを両方採用した冷却枕を選ぶとよいでしょう。

以下の記事では、おすすめのアイスノン枕をご紹介しています。ぜひこちらも併せてご覧ください。

マスクが欠かせない現代ですが、炎天下でマスクをつけていると熱が溜まって苦しくなってしまうことがあります。

マスクは普通のものではなく、冷感タイプのものを選ぶといいでしょう。特にお子さんは熱中症になりやすいので、冷感マスクがおすすめです。

熱中症対策グッズを使うのも効果的ですが、なってから慌てるよりも常日頃から気をつけるべき事項を知り予防することも大切です。熱中症対策のポイントを紹介しますのでぜひ参考にしてくださいね！

夏休みはフェスやキャンプなど楽しく過ごせるイベントが目白押しですよね。楽しいのでついつい夢中になってしまいがちですが、アウトドアで過ごすときはこまめに休憩を取りましょう。休憩を取らず無理をしてしまうと熱中症のリスクを高めるからです。

自分では大丈夫と思っていても帰宅して体調不良になり、実は熱中症にかかっていたというケースは決して少なくありません。日陰があるなら時々日陰に移動して水分補給をしてください。

アウトドアやレジャーで冷却ジェルをたくさん持ち歩きたい場合はポータブル冷温庫がおすすめです。以下の記事ではポータブル冷温庫のおすすめ商品を紹介しています。夏のレジャーでご家族が涼しく過ごせるように、ぜひチェックしてみてください。

暑い夏は熱中症対策だけでなく、紫外線対策もしっかりと行いましょう。紫外線対策は美白だけでなく、シミや皮膚ガンの予防にも効果的です。

以下の記事では、おすすめの紫外線対策グッズをご紹介しています。ぜひご覧ください。

熱中症は気温が高い日にリスクが高まると思われがちですが、実は湿度が高い方が危険性が高いのです。熱中症対策は温度だけでなく湿度も注意しましょう。屋外でも室内でも、気温や温度計は常に気にしておくよう意識してください。

熱中症指数を計れる「熱中温計」を使うのもおすすめです。環境省が発表する熱中症予防指針にあわせ、危険度をアラームや数値で知らせてくれる機能を搭載しています。市販されているものもあるので熱中症対策グッズとして取り入れるとよいでしょう。

以下の記事では、温度計と湿度計が一緒になった温湿度計のおすすめ商品をご紹介しています。ぜひご覧ください。

熱中症対策では暑さに負けない体づくりも大切です。睡眠不足や体調不良、二日酔いや下痢など体調が万全ではない状態は特にかかりやすいので注意が必要！飲みすぎや食べすぎを控え、丈夫な体作りを目指しましょう。バランスよく食べることも大切です。

夜になっても気温が下がらない熱帯夜は、寝ている間に熱中症になる危険性があります。我慢せずエアコンや扇風機で睡眠環境を整えましょう。日頃から体調管理に注意していれば、熱中のリスクを軽減出来ますよ。

そんな熱帯夜には、冷感マットレスもおすすめです。以下の記事では、おすすめの冷感マットレスや敷きパッドをご紹介しています。ぜひご覧ください。

熱中症対策では衣服や下着の工夫も大切です。綿・麻・シルクなどの天然繊維は、通気性・吸水性・速乾性に優れているのでおすすめです。ただしスポーツや屋外での作業など汗をかくシーンでは、速乾性の低い綿は不向きとなってしまいます。

汗をかくシーンには、吸水性や吸湿性は低いものの速乾性の高いナイロンやポリエステルがおすすめ。乾いても汗臭さは残るので、着替えを持っておくのもよいでしょう。

以下の記事では、メンズ用の冷感インナーをご紹介しています。ぜひご覧ください。

熱中症は早めの対策がカギになります。つい、自分は大丈夫だろうと油断しがちですがこのくらいなら…と我慢せず、頭痛や吐き気がしたら無理せずに病院に行ってください。そうならないためにも熱中症対策グッズを活用して、楽しく夏を過ごしてくださいね！