水枕のおすすめ人気11選！実際の効果は？選び方のポイントは？

夏の夜って窓を開けっ放しにしていても暑いですよね。かといってエアコンを付けっぱなしにして寝るのは健康面への心配が残ります。でも、その暑さをしのいで快適な睡眠時間を送りたいと思うもの。そんな方におすすめしたいのが「水枕」です。

「水枕」は後頭部を冷やす機能が備わった枕です。頭を冷やすことで体全身の熱が下がるようになり、快眠に導いてくれます。それだけではなく、スポーツ時の熱中症対策としても使える優れものもあります。

ただ、水枕には色々な種類があるので、どれを買ったらいいのか迷ってしまいます。そこで今回はタイプ別にランキング形式で、おすすめの水枕についてそれぞれの特徴をご紹介していきます。ぜひ最後まで目を通して参考にしてください。

水枕とは、袋タイプの枕に水や氷を入れて、後頭部を冷やす機能をもった商品です。寝苦しい熱帯夜に使えば、エアコンや扇風機に頼らなくても快眠できる手助けをしてくれます。

枕としてだけでなく、暑い日に体を冷やしたり、外出時やスポーツ時の熱中症対策など全身に対応できます。病院でも使用されている、本格的な水枕もあります。

中身の水や氷を入れ替えたり、冷凍庫で冷やすことで繰り返し何度も使えるので、夏には非常に重宝することでしょう。大人はもちろん、小さなお子様でも安心して使えるタイプが揃っているので、家族全員で使うこともできます。

水枕を使用する際に重要なポイントは、枕が硬くならないようにすることです。枕が硬いと睡眠の妨げになることがあります。

大きく分けて水枕は「氷水タイプ」と「ジェルタイプ」の2種類に分かれます。水枕のタイプによって硬さも変わってくるので、それぞれの使い方のコツを見ていきましょう。

「氷水タイプ」の水枕は、昔ながらのゴム製やシリコン製などの素材でできた、袋状の形状のものです。中に水や氷を入れて使用します。

使い方のコツは、氷は全体の2～3割程度の量にしておくこと。氷を入れすぎると硬くて眠りにくく、冷たくなりすぎてしまいます。冷えすぎると頭痛や肩こりの原因になるので注意しましょう。

「ジェルタイプ」の水枕は、枕の中身がジェルになっており、枕ごと冷凍庫で冷やして使用します。氷は不要です。

冷凍庫から出して直ぐは枕が硬くなっているタイプもあります。その場合は、使用する前にあらかじめ冷蔵庫から出しておくと良いでしょう。とても冷たいので直接使用せず、カバーやタオルを巻くことで後頭部を保護できます。

水枕を使うことで、どのようなメリットがあるのでしょうか。その効果を見ていきましょう。

水枕を使うことで夏の寝苦しさが軽減され、睡眠時には快適に入眠しやすくなります。特に氷水タイプや、ジェルタイプでもジェルが凍らない柔らかいものを選べば、頭にフィットして普段の枕と大差ない使用感で使えます。

頭と首元を冷やすことで全身ひんやりとしてくるので、暑くて寝つきが悪くなったり、寝苦しくて目が覚めてしまう方にピッタリです。

風邪などで発熱時は体温が高くなり、とても苦しいですよね。風邪をひいていなくても、夏には暑さで体調を崩し、顔がほてり頭がボーッとなることもあります。

そんな時は水枕を使って後頭部を冷やせば、枕が体から発する熱を吸収し、快適に過ごせます。いつ体調を崩すかは分からないので、ご家庭に1つは常備しておくと便利です。

エアコンは部屋全体の温度を下げるので、夏には欠かせないですよね。しかし睡眠時のエアコン使用は、風が冷たすぎて体が冷えてしまったり、喉が乾燥してしまい体に負担を与えがちです。

水枕は効率的に頭部から体をひんやり冷やしてくれるので、体への負担が少なく快適に入眠できます。同じ部屋に寒がりな家族が居てエアコンが付けられなかったり、小さなお子様と寝ている場合にも重宝します。

水枕には形状や素材など様々な種類や特徴があります。選ぶ際はどこをチェックすれば良いのでしょうか。自分の使い方にあったものを選びましょう。

水枕の「氷水タイプ」は様々な素材で作られたものが販売されています。代表的なものは「シリコン製」「プラスチック製」「天然ゴム製」になります。

「シリコン製」の水枕は、柔軟性に富んだ使いやすさが魅力です。柔らかいので首だけでなく脚や腕にもフィットしやすく、デザインも豊富に揃っています。ただ、価格帯が少し高めな商品が多くなっています。

「プラスチック製」の水枕は、主に医療現場などで使用されている本格的な水枕です。材質は固めなので、固い枕を好む人におすすめです。拭きやすく洗いやすいので衛生面でも優れています。医療現場ではよく使われますが、一般にはあまり流通していません。

 昔ながらの水枕といえば「天然ゴム製」。価格が安く、丈夫なので長年愛用される方も多いでしょう。薄型でちょうどいい使用感も魅力です。ただ、ゴムの匂いがあるのでタオル等で巻いておかないと気になって寝付けないことも。また、ゴムアレルギーの方は使えません。

水枕の種類は大きく分けて「氷水タイプ」と「ジェルタイプ」になります。それぞれの特徴をみていきましょう。

「氷水タイプ」は袋状の枕に氷水を入れるタイプの水枕です。枕が柔らかいので頭が痛くなりにくく、首や肩に負担をかけることなく使用できます。また、水や氷の入れる量で、高さも自由に調整できます。

氷を常備しておけば、いつでも使用できるので急な発熱時にも便利です。ジェルタイプの水枕と比べると、比較的高価な商品も多くなっています。

「ジェルタイプ」の水枕は、冷凍庫で冷却するタイプの商品です。冷凍庫で冷やすだけなので氷は不要でランニングコストの必要がありません。ジェル枕には凍らない「不凍タイプ」、ジェルを凍らせる「凍結タイプ」、両方を二層構造にした「不凍+凍結タイプ」があります。

さっと使えて非常に便利ですが、冷やすには5時間以上かかるものが多く、凍結タイプは枕が硬いので痛いと感じることもあります。柔らかい枕が良い方は不凍タイプを選ぶと良いでしょう。

水枕はサイズも重要なポイントです。就寝中には寝返りをうつことを考えて頭全体をカバーできるように、大きいサイズを選ぶのがおすすめです。30cm以上横幅がある水枕は、寝相が悪い方でも使いやすくなっています。

小さいサイズの水枕は、後頭部だけでなく部分的に冷やしたいときに便利です。スポーツ時の冷却や、日中の暑さ対策にも向いています。また、小さなお子様にも使いやすいサイズ感のものあります。

基本的には大きいサイズを選ぶほうが使い勝手が良いですが、使いたい用途に合わせて選びましょう。

水枕は子供向けに作られた商品も揃っています。頭の高さが高すぎず、肌にやさしい素材で作られています。特に赤ちゃんは冷やしすぎると良くないので、0歳から使えるものを選ぶと良いでしょう。

氷水タイプの水枕は、氷と水を入れて作りますが、その際に空気が入ってしまうことがありますよね。空気が入ると、水枕の安定性が悪くなり冷却効果が下がってしまいます。上手く空気を入れずに使うにはコツが必要です。

①まず氷を水枕の容量の3分の2くらいまで入れる。

②水枕を立てて、シンクの端とお腹で水枕を押さえる。

③コップ1～2杯ほどの水を入れる。

立てて押さえることで水が入れやすく、空気が入りにくくなります。押さえすぎて水が飛び出さないように、入れすぎに注意しましょう。

「水枕」は寝苦しい夜には、エアコンに頼らなくても快眠できる便利なアイテムです。特に真夏の猛暑日には欠かせません。自分の好みに合わせたお気に入りの水枕を見つけて、今年の夏は快適に過ごしましょう。