子ども用水枕のおすすめ7選！選ぶ際のポイントや使い方をご紹介！

水や氷を入れて首の頸動脈を冷やすことで効率的に体温を下げることができる水枕。氷を使用しているので氷枕と呼ばれることもあります。最近では手軽に使える冷却シートも人気ですので、水枕が家庭にないという方も多いのではないでしょうか？

しかし水枕は発熱時だけでなく、熱中症になってしまったときに体を冷やす応急処置として使用したり、夏場の寝苦しい夜にしようしたりすることができます。お子様のいるご家庭に1つは常備しておきたいアイテムですね。

ここではそんな水枕の使い方や選び方のポイントなどを含め、おすすめの商品をランキング形式でご紹介していきます。さらに冷却シートと比較してどう良いのかについても詳しく解説していきますので、購入に迷われている方はぜひご覧になってみてください。

水枕と同様に使われるものに冷却シートがありますよね。頭を冷やすためのアイテムという点では共通していますが、これらは特徴にどのような違いがあるのでしょうか？

まず注目したいのは冷却時間です。商品にもよりますが、一般的に水枕は冷却シートに比べて冷たさが長時間続くといわれています。そのため、水枕は交換回数が少なくて済み、寝苦しい夏場の睡眠時にも子どもの睡眠を妨げることなく使用できるでしょう。また、子ども用水枕は、子供の頭に合わせたサイズ設計となっているので、頭が安定し心地よい眠りをサポートしてくれます。

さらに、冷却シートの場合、それ自体に体温を下げる効果はありませんが、水枕は頸動脈を冷やし効率的に体温を下げることができます。水枕は使用時に水を入れるなどの準備が必要なので、即席では作ることが難しいアイテムですが、1度用意すれば長く使えるので家庭に常備しておくと安心ですね。

水枕をよく使う人でも、正しい使い方についてあまり知らないという方が多いのではないでしょうか？水枕を正しく使うことは使い心地や安全性はもちろん、物持ちをよくすることにも繋がります。ぜひこの機会に一度確認しておきましょう。

一般的に風邪を引くとまず咳や鼻水が出始め、その後寒気とともに体温が上昇します。このタイミングで体を冷やしてしまうと、気分が悪くなる可能性もありますので、まずは体を温めることが大切です。

そして、熱が上がりきると体が熱くなっていきますよね。水枕は熱が上昇しきってから使い始めるのがポイントです。子どもの場合は急激に熱が上がることもあるので、様子を観察しながら使用しましょう。

水枕は後頭部に当てるというイメージがあるかもしれませんね。しかし、発熱による苦しさを和らげるには、喉の左右など頚動脈が通っている場所を意識して冷やしましょう。太い血管を冷やすことで効率的に体温を下げることができます。

また、おでこに水枕を当てることで気分が楽になる効果が期待できます。おでこの冷却には体温を下げる効果はありませんが、気持ちよいと感じることも大切ですね。

水枕は主にプラスチック製のものとゴム製のものがあります。プラスチック製はしっかりとした素材で頭にフィットしやすいというメリットがありますが、冷凍庫から出した直後はとても硬い状態なのですぐに使うことはおすすめできません。

子どもが使うのであればある程度柔らかいほうがよいので、タオルを巻くかあらかじめ冷凍庫から取り出して柔らかくしておきましょう。

ゴム製の水枕はほかの素材に比べて価格がお手頃なものが多いですよね。数多く流通しているので使ったことがあるという方もいると思います。

使用する際は、まず水と氷の割合をお好みで調節します。この時、氷の量が多くなりすぎると冷たくなりすぎて頭痛や肩こりを引き起こす可能性があるので注意しましょう。水と氷の量を水枕全体の3割程度に抑え、空気が発生したら抜きながら口を閉じます。ゴム特有の匂いが気になる場合には、タオルで覆って使用するとよいですよ。

水枕をお手入れするときは、本体に水と中性洗剤を入れ、こすり合わせるようにして洗浄しましょう。洗浄後にしっかりと乾燥させることでカビの発生を防ぐことができます。

水枕を選ぶときについ気になってしまうのが価格や冷たさの持続時間ではないでしょうか？しかし、使う人に合ったものを選ぶには様々な観点から商品を見ていくことが大切です。ここでは、素材や形状、購入場所などを中心に商品選びのポイントを解説していきます。

水枕の素材は主にゴム製とプラスチック製があります。素材によってメリットや特性が異なるので、商品選びの際にそれぞれの素材の違いを知っておくことはとても大切です。ここでは、メリットだけでなくデメリットも含めて紹介しますので参考にしてみてくださいね。

天然ゴムは水枕の歴史の中で最も長く活躍してきた素材です。流通量が多いため比較的低価格で販売されている商品が多く、手軽に使用できるというメリットがあります。また、柔らかく優しい感触も子どもにとっては心地よく感じるでしょう。

一方で、ゴム特有の匂いが苦手という方や、ゴムアレルギーを持っている方にはあまりおすすめできません。特に、ゴムにアレルギーがあるかどうかわからない小さなお子様が使用する際は事前に確認しておきましょう。

プラスチック製のものは少し硬めの触り心地が特徴的な水枕です。カーブやへこみのついているものは頭にフィットしやすく、枕としての使用感は快適でしょう。洗浄や拭き取りもしやすいので、衛生的に使える点もメリットの1つです。

ただし、生地が薄く破れやすいという一面もあるので、取り扱いに注意が必要でしょう。また、他の素材に比べると流通量が少ないので理想の商品がなかなか見つからないことも考えられます。

赤ちゃんが水枕を使用する場合には、金具や留め具のないものを選ぶことが大切です。まだ自分で頭を動かせない赤ちゃんは、万が一金具が頭に当たっていても避けることができませんよね。その状態で使用を続けると怪我をする危険性があります。

そのため、赤ちゃんが水枕を使用するときは、安全面が配慮されている赤ちゃん用の水枕を選ぶとよいでしょう。冷えすぎ防止機能のあるものや頭の安定性にこだわったものなら、より安心して使うことができますね。

くぼみ加工のあるものとは、水枕の内部に壁などを設けて、真ん中に水が入らないようにしてあるデザインの水枕をいいます。

水枕を使用するとき、頭に硬い氷が当たって痛いと感じた経験のある方もいるのではないでしょうか？デリケートな子どもの頭でしたら、なおさら気になるかもしれませんね。くぼみ加工のある水枕は氷が当たらずゴツゴツしないので、快適に使うことができるでしょう。頭が安定するというメリットもあるので、子どもの眠りを優しくサポートしてくれます。

大人でも高さの合わない枕を使っていて、首や肩が痛くなった経験のある方もいるのではないでしょうか？子どもの場合、高さの合わない水枕だと嫌がったり外れて寝たりしてしまうかもしれませんね。

そこでおすすめなのが、水や氷の量を調整して好みの高さにできる水枕です。特に、水が多く入るタイプのものは、調整できる範囲も広いのでよいでしょう。適切な高さに保たれた水枕を使えば快適な寝心地を味わえるでしょう。

水枕は体に直接触れるものだからこそ衛生的に保てるものを選びたいですよね。お手入れのしやすい水枕を選ぶには、水入れ口の形状に注目して商品を見ていきましょう。

水枕の口は主に金具タイプとキャップタイプがあります。キャップタイプは取り外しが簡単なので準備しやすいですが、お手入れのしやすさで考えるとより口の広い金具タイプのほうがおすすめです。内側をよく乾燥させるなど、きちんとお手入れをしていれば長く使うことも可能になるでしょう。

最近ではドラッグストアだけでなく、ホームセンターや量販店など様々な店舗で水枕が販売されています。中でも100円ショップで販売されていることに驚く方も多いのではないでしょうか。ここでは、ドラッグストアのマツモトキヨシと話題の100円ショップに的を絞って見ていきましょう。

水枕が100円ショップで手に入ると聞いて驚く方も多いのではないでしょうか？100円ショップで購入するメリットはやはり低価格であることです。「安いものは使いにくいのでは？」と心配になってしまうかもしれませんが、低価格とは思えないほどしっかりとした造りになっています。

実際、ダイソーの「ソフトアイスマクラ」は200円の商品ですが、凍らせても硬くならない素材や繰り返し使えるという点で人気を集めています。

ほとんどの都道府県で店舗を展開しているドラッグストアと言えばマツモトキヨシですよね。マツモトキヨシで水枕を購入するメリットとしては、種類が豊富であることが挙げられます。

ドラッグストアということもあり、大人用から子ども用まで各メーカーの商品を取り扱っているので、商品を比較しながら選びたいという方にはおすすめです。近くに店舗がある場合には、実際の触り心地などを確かめて子どもが気に入ったものを選んでもよいでしょう。

ここまで子ども用水枕について見てきましたが、大人でも夏の寝苦しい時期に水枕があると快適ですよね。また、眠気を覚ましたいときやスポーツ後にも重宝します。

中でもおすすめは、ののじ株式会社の「爽快ソフト水枕トロピカル・アイスプチ」です。水枕の中では比較的高価なほうですが、クッション性が高く頭をふんわり包み込む感触が人気の商品です。コンパクトサイズなので様々なシーンで使えるでしょう。ゴム特有の匂いがないシリコン製である点も嬉しいですね。

体温を効率的に下げるアイテムとして水枕を紹介してきましたが、ときには冷却シートのひんやり感が恋しい…という方もいるのではないでしょうか？発熱時に限らず、暑いときは家事や仕事、勉強のお供に冷却シートが活躍します。

以下のリンクでは、冷却シートのおすすめ商品や効果的な使い方・注意点などをご紹介しています。気になる方はぜひご覧位なってみてください。

水枕は発熱時に使うものというイメージが強いかもしれませんが、夏場の睡眠時や熱中症対策など様々なシーンで活躍してくれます。暑さが体調や情緒面に影響を及ぼしやすい子供だからこそ、家庭に常備しておいていつでも使えるようにしておきたいですね。記事の中で紹介したおすすめ商品を参考に、お子様に合った水枕を選びましょう。