【最新】温湿度計おすすめ10選｜アナログ・デジタル・業務用も紹介

健康管理をする際、室内環境を整えることは重要なポイントの1つです。中でも温度と湿度は室内環境を表す目安になります。室内の温度と湿度を確認するなら、ひと目で分かる温湿度計があると便利です。

室温が高すぎないか、部屋が乾燥していないかなどがひと目で分かるので、熱中症や乾燥対策や赤ちゃんの体調管理にも役立ちます。特に乾燥しやすい冬には、インフルエンザ対策にも活用できる心強いアイテムです。

しかし、温湿度計は商品ごとに表示方式や機能などがさまざまななので、どれを選べばいいか迷いますよね。そこで本記事では、温湿度計のおすすめ商品10選やメーカー、選び方を紹介します。注意点や100均の温湿度計についても解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

温湿度計を選ぶ際は、表示方式・精度と正確性・設置方法・サイズ・その他機能についてチェックする必要があります。それぞれについて解説するので、選ぶ際の参考にしてください。

温湿度計の表示形式は「デジタル」と「アナログ」の2種類です。デジタル方式は温度・湿度を確認しやすいのが特徴です。さらに、快適度や環境レベル表示などの付加機能があるモデルも多く揃っています。

一方アナログ式は電池がいらない点が特徴です。細かい温度・湿度は見づらいですが、おおよそは把握できます。おおよそで十分という方や電池交換が面倒な方には、アナログ式が経済的でおすすめです。

高齢者や乳幼児の体調管理のために温湿度計を購入する場合、精度と正確性も重要です。しかし、家庭用温湿度計では計測された数値と実際の数値に誤差が出ます。

精度と正確性は温度・湿度それぞれに表記された誤差の「±」で判断可能です。できるだけ正確なものが必要な方には、±1％以下のものがおすすめです。ただし、精度が高くなると価格も高くなるので、予算とのバランスを考えて選んでください。

温湿度計の設置方法に多いのは、「据え置き」と「壁掛け」です。据え置きタイプは気軽設置できてどこへでも持ち運べますが設置場所が必要です。壁掛けタイプは置き場所が必要ないことがメリットですが、壁に穴を開けなければなりません。また、理想的な設置場所は直射日光やエアコンの風、加湿器を避けた床から高さ1.5mほどの場所になります。

温湿度計にはさまざまなサイズのものがあるので、用途や設置場所に応じて最適なサイズを選んでください。室内に設置したりご年配の方が使用する場合は、数値が見やすい大きいサイズの温湿度計がおすすめです。

また、温湿度計を持ち歩くことがあるなら小さいサイズを選びましょう。小さくてカバンに入れられるだけでなくベビーカーに取り付けられるタイプもあるので、小さなお子さまがいるご家庭にもぴったりです。

温湿度計には商品によって時計や環境レベル表示など、さまざまな付加機能が搭載されています。中でも、環境レベル表示は快適な温度や湿度からインフルエンザ・熱中症・カビの発生などを把握できるため、室内環境の改善に便利です。

他にも時計やカレンダー機能を搭載しているものもあります。デメリットとしては、表示項目が多いモデルはその分見づらいです。表示切り替えできるモデルを選ぶか、表示バランスを考えて選んでください。

温湿度計は多くのメーカーが取り扱っており、それぞれ特徴があります。ここでは、おすすめのメーカーとその特徴について解説するので、購入時の参考にしてください。

エンペックス気象計は、1973年に創業した家庭用温度計・湿度計・気圧計の専門メーカーです。主にアナログの温湿度計や気圧計を日本国内の工場で製造しており、業界トップの品揃えを誇っています。温湿度計はアンティーク調のデザインやかわいいデザインなど、性能だけでなくインテリア性が高いことも特徴です。

タニタは東京に本社を置く健康計測器の大手メーカーです。「はかる」を通して世界の人々の健康づくりに貢献することを理念に、体重計・体組成計・血圧計・歩数計などの健康計測器を製造・販売しています。

温湿度計はシンプルな機能のものから、インフルエンザや熱中症予防に役立つコンディショニングセンサーまでさまざまな商品が販売されているため、幅広い層のニーズに応えています。

サーモプロはアメリカに拠点があるメーカーで、温湿度計やクッキング温度計などの製造・販売を行っています。温湿度計はデジタル方式を取り扱っており、室内室外両用・室内用・室外用のモデルを販売しています。商品数は多くありませんが、どの商品も誤差が±3％以下と高精度なことが特徴です。また、視認しやすいバックライトも搭載しています。

ドリテックは埼玉県に本社を置く計測機器メーカーです。「はかる(量る・測る・計る)」をコンセプトに、暮らしに関わる全てに便利さを提供することを目指しており、キッチンタイマー・デジタルスケール・体重計などの製造・販売を行っています。

温湿度計はシンプルなものやおしゃれなデザインのもの、ポータブルモデルなど豊富にラインナップされており、ニーズに合わせた最適な温湿度計が見つかると好評です。

センサーの種類や使用環境によりますが、温湿度計は3～5年で湿度センサーの精度が落ちるので注意が必要です。デジタル式もアナログ式も湿度検出素子に寿命があり、年々劣化します。

対策として、数年ごとの買い替えがおすすめです。正確性が必要な方は2～3年、それ以外の方は4～5年で買い換えると求める精度を保てます。メーカーによっては計測器の精度を校正するサービスを行っている場合もあるので、すでにお持ちの方もチェックしてください。

実は100均でも温湿度計は取り扱われています。アナログタイプやデジタルタイプなど、ある程度の種類から選択可能です。精度に関してはそこまで大きな誤差はありませんが、正確性が必要な方にはおすすめできません。また「目安計」という表示がある場合は正確性は落ちるので注意してください。

温湿度計は熱中症対策やインフルエンザ対策などに使える体調管理に便利なアイテムです。正確に温度や湿度を把握できるので、快適な室内環境を維持できます。この記事を参考に、自分に最適な温湿度計を選んでください。