【瞬間冷却パックおすすめ8選】気になる仕組みや注意点も徹底解説｜ダイソーも！

気温が上がり暑い日が続く季節。特に夏休み中やお盆の連休中は出掛けることも多くなり、熱中症には十分気をつけなければなりません。そこでおすすめのアイテムが瞬間冷却パックです。手で叩くだけで急速に冷たくなる不思議な冷却グッズです。

保冷剤も同じように冷やすことができますが、暑さでスグに溶けてしまいます。瞬間冷却パックは叩いた瞬間から冷えるため、使いたい瞬間に冷却することができます。熱中症対策はもちろん、急な発熱や体調不良の際にも活躍してくれる便利グッズです。

とはいえ気になるのが”冷却持続時間”です。何分・何時間冷たさが持続するのか、気になる方は多いでしょう。そこで今回は、おすすめの瞬間冷却パックとその性能を比較してご紹介していきます。

瞬間冷却パックの仕組みについて、気になる方は多いのではないでしょうか？実は瞬間冷却パックは吸熱反応という化学反応をうまく利用したアイテムなのです。気になる袋の中身は、主に水の入った袋・硝酸アンモニウム・尿素などです。

この水の入った袋を叩き割ることで、放出された水に硝酸アンモニウムや尿素が溶けだします。この時に吸熱反応という化学反応が起こり、40度近くの温度低下を引き起こすという仕組みになっています。

また硝酸アンモニウムではなく、塩化アンモニウムや尿素のみを使用しているものは温度が下がりづらい傾向にあります。

瞬間冷却パックは、基本的にドラッグストア、ダイソー・セリアなどの100均、ホームセンターなどで手軽に購入できます。しかし店舗によって在庫にバラつきがありますので、近くの店舗で販売されていない場合は通販での購入もおすすめです。通販での購入ならば、より多くの種類から自分にあった商品を選ぶことができます。

ダイソーで販売している瞬間冷却パックについては、記事の後半で詳しく紹介します。先にチェックしたい方は、下のジャンプボタンから直接飛んでください。

キャンプや海などのレジャー・部活といったシーンでの使用には、持続時間の長い商品を選びましょう。瞬間冷却パックの冷却持続時間は30分程度の商品がほとんどです。しかしこの持続時間は気温や天候で大きく前後し、炎天下の下では特に短くなります。

そのため、記載されている時間よりも短い時間を想定し、60－90分程度の商品を選びましょう。また必要な時間を計算して、複数持っておくことをおすすめします。冷却時間が30分程度の商品は、緊急な発熱時の氷嚢の替わりや急な熱中症対策におすすめです。

硝酸アンモニウムと尿素は、どちらも水に溶けたときに熱を吸収する物質です。低い温度から常温になるには時間がかかるため、2つの物質を使用して少しでも温度を下げればより冷たさを持続できます。

一方で、尿素は空気中の水蒸気を取り込んで自発的に水溶液になる”潮解”という現象が起こりやすく、硝酸アンモニウムのみの製品と比べると保管期間が短くなるのがデメリットです。そのため尿素を使用した商品は、袋の素材に工夫を施して”潮解現象”を遅らせているものが多くなっています。

瞬間冷却パックには、再利用ができるものとできないものの2種類があります。商品の多くは再利用ができるものとなっていて、使用後に冷凍庫で冷やすことによって保冷剤として繰り返し使うことができます。

再利用ができる商品はお財布にも環境にも優しいので、なるべくそのような商品を選びたいところです。しかし、中には使い切りの商品もありますので購入前に再利用が可能な商品かどうか確認するようにしましょう。

瞬間冷却パックはダイソーでも購入できます。サンリオやクレヨンしんちゃんのような可愛いイラスト入りも人気です。ダイソーで買える瞬間冷却パックは以下のとおりです。

ご紹介した瞬間冷却パックはダイソーの公式ネットストアに掲載されている商品です。店舗によって取り扱っている商品は異なります。また、持続時間については記載のない商品も。口コミでは15分ほどと短めのようなので、アウトドアで長時間使いたい方は100均以外から選ぶのがおすすめです。

瞬間冷却パックはハンカチやタオルに包んで使うようにしましょう。冷却パックが肌に直接触れることにより、低温やけどを引き起こす危険性があるからです。特に子どもの発熱時の使用や寝苦しい夜に使用する場合など、冷却パックが長時間同じ箇所に触れるようなシーンでは注意が必要です。

発火の恐れがあるものや毒性の強い危険物は、預け荷物としても機内持ち込み手荷物としても飛行機内へは持ち込みNGとされています。実は瞬間冷却パックも持ち込みNGとされる危険物の1つです。

なぜなら瞬間冷却剤が爆発の恐れがあるもの・燃えやすいものとして定義されている、酸化性物質に属しているからです。気温の高い国へ行ったときに持ち歩きたいとお考えの方もいるかもしれませんが、持ち物には含めないようにしましょう。

瞬間冷却パックの捨て方ですが、「不燃ごみとして捨ててください」と明記されている商品が多いようです。しかし、お住いの地域によっては不燃ゴミの区分がないという地域もありますよね。そのような場合は可燃ごみに出す、もしくは自治体によって捨て方が異なる場合もありますので、その自治体の規則に従いましょう。

また、ウェブサイトで調べてみると硝酸アンモニウムの廃棄方法として「トイレに流す」という方法が挙げられていました。瞬間冷却パックには薬品が使われています。トイレに流すと下水汚染の原因になりますので、そのような廃棄方法はしないようにしてください。

ここまで瞬間冷却パックの選び方やおすすめ商品をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。自分にぴったりの商品は見つかりましたか？瞬間冷却パックは使いたい瞬間にすぐに冷却してくれる非常に便利なアイテムです。この夏の暑さ対策に、ぜひ活用してみてください！