
【タイプ別】イヤホンの正しい付け方!今話題のSHURE掛けとは?
イヤホンにはおすすめの付け方やアイテムがあります。カナル型イヤホンならば『SHURE掛け』という付け方がおすすめです。インナーイヤー型イヤホンならばイヤホンカバーというアイテム。ワイヤレス・有線問わずイヤホンを落ちないようにする方法やアイテムを紹介します。
2021/11/18 更新

イヤホンは普段の音楽鑑賞に欠かせないアイテムです。「イヤホンは普通に両耳へ装着するだけじゃないの?」と思う方もいるでしょう。たしかに、必ずこう付けなければいけないというものはありませんが、正しい付け方を知ると快適性が格段にアップします。
例えば運動をしているときや強風の中を歩いているとき、イヤホンが落ちてしまうことはありませんか?服と擦れる音が気になることもあると思います。イヤホンでの音楽鑑賞時にそのようなストレスを抱えている方も多いでしょう。
そこで本記事では、正しい付け方に加えて付け心地を大きく改善するアイテムをご紹介します。有名な「SHURE(シュア)掛け」についても詳しく解説します。イヤホンを心地よく付けたい方はぜひ参考にしてください。

イヤホンの聴き心地は、付け方を工夫したり便利なアイテムを使用したりするだけで大きく変わります。イヤホンを正しく付けることで得られるメリットは以下の通りです。
- 落ちづらくなる
- タッチノイズ(服と擦れる音)が軽減される
- 遮音性があがる
正しい付け方をすれば紛失のリスクを減らせる上に、イヤホンの性能を最大限に活かせるのです。

それでは以下3種類にイヤホンについて種類別にイヤホンの正しい付け方をご紹介します。イヤホンの特徴と共に詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
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インナーイヤー型イヤホン
インナーイヤー型はiPhoneに付属されているお馴染みのイヤホンです。イヤホンの特徴と正しい付け方に加えて、便利アイテムをご紹介します。
インナーイヤー型イヤホンの特徴
耳のフチに引っ掛けるだけなので、最も落ちやすいイヤホンです。耳の穴に挿入するのではなく引っ掛けるという構造上、装着感がいいので長時間の使用には最適です。インナーイヤー型イヤホンの特徴は以下の通りです。
- 扱いやすい
- 密着性・遮音性・防音性が低い
- 長時間の使用にも疲れない
インナーイヤー型イヤホンの正しい付け方
インナーイヤー型イヤホンの正しい付け方は、そのまま耳に掛けるという単純な方法です。しかし、装着する際にシリコン素材のイヤホンカバーを使用することで、耳の内側にイヤホンが密着して落ちにくくなります。
iPhoneに付属されている正規品のイヤホンやワイヤレスのAirpodsには以下のような専用のイヤホンカバーが発売されているので、イヤホンが落ちやすい方はぜひチェックしてください。
インナーイヤー型イヤホンにおすすめのイヤホンカバー
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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
カナル型イヤホン
カナル型イヤホンはシリコンや低反発素材のイヤーピースを耳の穴に挿入して使用します。特徴と付け方に加えて、快適性が向上するアイテムをご紹介します。
カナル型イヤホンの特徴
カナル型イヤホンはイヤーピースを用いる分、密着性・遮音性・防音性が高くヘッドホンに近い性能を持っています。価格も安いものから高いものまで幅広く品揃えも豊富です。カナル型イヤホンの特徴は以下の通りです。
- 密着性・遮音性・防音性が高い
- 音質が良い
- イヤーピースの汚れが気になる
- イヤーピースを失くしやすい
カナル型イヤホンの正しい付け方
カナル型のイヤホンはイヤーピースを片耳に入れたら、コードを前ではなく首の後ろに回してもう片方の耳に装着します。落ちやすかったり耳が痛かったりする場合は、イヤーピースの交換を行ってください。イヤーピースのサイズを自分の耳に合わせると密着性・防音性・遮音性が向上します。
イヤーピースにはシリコン素材と低反発素材の2種類があります。低反発素材は耳栓と似た付け方です。数ある製品の中には、耳の穴のサイズを選ばない製品もあります。また、SHURE掛けという付け方もおすすめです。詳細は以下に記載していますのでぜひそちらもご一読ください。
カナル型イヤホンにおすすめの低反発素材イヤーピース
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低反発素材のイヤピースを販売しているのは、New Bee、コンプライ、FSCの3社。なかでもFSCは最も低価格で購入ができますので、低反発素材を初めて試すには最適でしょう。要注意なのは、ジョイント部の直径です。こちらの製品はジョイント部の直径が5.5mm~6mmのイヤホンに対応しています。間違えないように確認して購入しましょう。
耳掛け型イヤホン
耳掛け型はイヤーフックを耳に掛けて使用するイヤホンです。ケーブルタイプとワイヤレスタイプの2種類があります。耳掛け型イヤホンの特徴と正しい付け方を解説します。
耳掛け型イヤホンの特徴
耳掛け型は最も外れにくいイヤホンです。装着感に違和感もなく長時間の使用にも適しています。もちろん耳垢が気になることもありませんし、イヤホンが落ちる心配もありません。
また、カナル型と耳掛け型を合わせた製品も登場しています。イヤーピースがあることで音質にも信頼がおけますし、耳掛けがあることで外れる心配もありません。耳掛け型イヤホンの特徴は以下の通りです。
- 装着に違和感が少ない
- 落ちる心配がない
- 密着性・遮音性・防音性が低い
- 最も音漏れがしやすい
- 大雑把な音質
耳掛け型イヤホンの正しい付け方
耳に掛けるイヤーフックを耳の上部に当てて軽く引っ掛けます。フックを少し開きながら掛けるとスムーズですが、無理やり開くと歪みや破損につながるので注意してください。
その後、イヤホンを耳に入れたら耳に掛けたフックを後ろへ回すようにして耳全体に掛けます。装着できたら違和感がないか、落ちやすくなっていないかをチェックしてください。
SHURE掛けとはオーディオブランド「SHURE」が製造するイヤホンの付け方から名付けられた俗称です。イヤホンマニアとしても有名なフィギュアスケートの羽生結弦選手がSHURE掛けをしていることから日本でも広まりました。
基本はイヤホンのコードを耳の後ろに掛けるだけですが、慣れてしまえばSHURE掛け以外の付け方はできなくなるほど快適な付け方です。SHURE掛けのメリットと詳しい手順を解説します。
SHURE掛け(シュア掛け)のメリット
SHURE掛けの主なメリットは以下の3つです。
- タッチノイズ(服と擦れる音)の軽減
- 落ちにくい・外れにくい
- 装着感の向上
イヤホンをただぶら下げているだけならば、重力によって下へと引っ張られます。つまり落ちやすくなるのですが、耳の後ろに引っ掛けることで重力が軽減されるのです。そして、コードの余分な長さがカットされることで、イヤホンの固定が強まり揺れや振動を抑えることができます。
SHURE掛けの手順
SHURE掛けはカナル型のイヤホンならば大半の製品に使えますが、その効果が最も発揮されるイヤホンはもちろんSHUREのイヤホンです。SHUREのイヤホンは通常のカナル型イヤホンとは少し形状が異なり、耳にかけやすい形状になっています。
【SHURE掛けの手順】
- イヤホンの左右を確認し、イヤーピースを軽く潰しておく
- イヤホンをまわしてコードを上向きにしたあと、耳の後ろへ引っ掛ける
- コードを首の前後に回すのは自由。スライド式チューブで二股に分れたコードを固定する
運動の際には後ろ側にコードを回し、後頭部でチューブを絞るとさらに快適です。
SHURE製品以外のイヤホンにはイヤーガイドがおすすめ
一般的なイヤホンでSHURE掛けをする際には、左右逆にして装着する必要があります。しかし、SHURE製のイヤホンほど固定はされず、SHURE掛けとしては甘い装着になります。そのような場合はイヤーガイドの購入をおすすめします。
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イヤーガイド(またはイヤーフック)とは、その名の通りコードの流れを固定してくれるアイテムです。
こちらのアイテムを使用すれば通常のカナル型イヤホンでも、SHURE掛けのメリットを最大限に期待することができます。
イヤホンの付け方やおすすめアイテムを解説しました。自分に合ったイヤホンで、自分の耳に適した付け方をすれば今まで以上に音楽を楽しめます。ぜひ本記事を参考にして、より快適なイヤホンライフを送ってください。
apple用のイヤホンカバーです。安くて数も多く入っているので、コストパフォーマンスが非常に高く、使い捨て感覚でも使用できる製品です。apple用とはうたっていますが、大半のインナーイヤー型イヤホンには使用できます。