ヤマハ オーディオスピーカー NS-B210B

NS-B210は新開発されたアルミコーン型フルレンジをツインドライブで搭載しています。明快で情報量の多い中低域再生を実現できるようになりました。

105X205X132mmというコンパクトなモデルになっています。本棚など狭い場所でも設置がしやすいブックシェルスピーカーです。設置場所の自由度が高く扱いやすいスピーカーです。

NS-B210は非防磁型のユニットを採用しているので、マグネットを大型化することを可能にしています。そのためより質の高い音を実現しているのです。

低温に関しては、音が出ていないわけではないですがベースの音が遠いなど感じることがあるようです。密閉型のスピーカーだから仕方ないという意見もありました。低温にこだわりがある方にはあまりおすすめしないそうです。

本体の網のカバーが接着されており、外れない設計になっているので残念だという意見がありました。カバーが気になる方は外すことができないので注意してください。

NS-B210の底面にスタンドのためのねじ穴が設置してあるので、直置きをする場合にグラグラしてしまい安定感がないという方がいました。意見としては少数派だったので、すべてのスピーカーがグラグラするわけではなさそうですが、念のため購入前に確認をしてみてた方が良さそうです。

メーカー表記ではフルレンジのサイズは8センチとなっていますが、実際はコーン幅が5センチ、エッジからは6.4センチと実際のサイズとズレがあるという意見がありました。名ばかりの表記では？と疑問を持つ方もいました。

低音があまり出ないとありましたが、逆に高音が良く出ており、伸びが良いと評価が高かったです。音割れなども全くないという声もあったので安心しても良さそうです。

NS-B210は絶妙なコンパクトサイズなので壁に掛けたり、天井に吊ったりと設置に自由度がかなり高くなっています。さらにどのように設置しても、重さも軽く安定しているので安心できるという声もありました。

リーズナブルな値段にもかかわらず大変満足できるスピーカーという意見が多かったです。この値段で映画鑑賞や音楽鑑賞に大活躍してくれるので、値段に関してのコストパフォーマンスが高いスピーカーのようです。

NS-B210は2008年9月、NS-B330は2015年11月に発売されたスピーカーです。ともにステレオタイプのブックシェルフ型になっています。

NS-B330はNS-B210と比べてサイズがかなり大きくなっており、183X320X267mmです。重量は6.1kgなのでNS-B210よりも約4.5kgも重く設計されています。また、NS-B210は1台で販売されていますが、NS-B330は2台セットで販売されています。

NS-B330はハイレゾ音源の再生に対応しているスピーカーです。45KHZまでの再生周波数を持ち、十分な強度と厚みのある高音の再生が可能です。

また、ヤマハが独自で開発した金属の新同時に発生する固有の音を抑えてくれる「ブラックアノダイズド・アルミツイーター」がNS-B330には搭載されています。

新開発された13センチのPMDコーンウーファーも搭載されているので、低音の抜けが良く、躍動感あふれる音を楽しむことができます。

さらにウェーブガイドホーンという機能により、直接音と間接音の比率をNS-B330はコントロールをしてくれ、高音域の壁面反射を原因とする悪影響を軽減してくれるようになっています。周波数の乱れなどを防ぎながら低音域の特性を良いものとして音を整えてくれるのです。

このように、NS-B210に比べてNS-B330には様々な機能や技術が搭載され、NS-B210から7年後に発売されたスピーカーということもあり、劇的に進化したスピーカーがNS-B330です。

音質をこだわる方には、NS-B210よりもNS-B330の購入を断然おすすめします。それほどまでに音質が進化しているようです。

しかし様々な機能が搭載され、音質も向上したNS-B330は、NS-B210と比べて価格が約10倍ほどで販売されています。音質にそこまでのこだわりがない方にはNS-B210で十分かもしれません。購入前に音質を比べていただき、どちらのスピーカーがご自身の好みかを確かめてみてください。

NS-B700は2009年9月に発売されました。NS-B210から約1年後の発売です。ステレオタイプのブックシェルフ型のスピーカーです。NS-B700は2台でセットとして販売されています。サイズはNS-B210よりも一回り大きく、重さは2倍ほどになっています。

NS-B700は高強性キャビネットを採用しているので、無駄な振動を抑え音を正確に伝えます。

さらに10センチのウーファーと100KHZまで対応するDC-ダイヤフラム方式ドームツィーターを採用しているので効果音や残響までもスケールが大きく聞こえてくるのです。

NS-B700はNS-B210以上、NS-B330以下の音質や機能になっています。価格もちょうど中間あたりで販売されています。NS-B330ほどの機能や音質は求めておらず、しかしそれなりに高音質な音を楽しみたい方にはおすすめのスピーカーです。

ヤマハ　NS-B210　スピーカーの種類について、商品情報、取扱説明書、おすすめポイント、口コミ・評価・レビュー、他製品との比較をまとめました。

NS-B210は中低域再生を実現したアルミコーン型フルレンジのスピーカーです。明快で情報量の多い音を届けてくれます。

非常にコンパクトなデザインをしているので、本棚に設置をしたり、壁に掛けたり、天井に吊るしたりと設置の自由度が高いスピーカーなのです。シンプルで高級感あふれるデザインは万人に受け、飽きの来ないものになっています。

高音に比べて低音の音質が悪いという意見もありましたが、NS-B210の値段を考慮すると十分な音質だという評価もたくさんありました。音質に特にこだわりがある方には満足できないかもしれませんが、そこまでの音質を求めていない方には最適で、コストパフォーマンスの高いスピーカーのようです。

映画鑑賞や音楽鑑賞が何倍も楽しくなるスピーカーです。購入をご検討の方は、是非こちらの記事を読んで参考にしてみてください。