ダイキン 空気清浄機 MC55U

KAFP080B4とBFE089A4の交換の目安は10年です。

KAF080A4は1年ですがオプションで必須ではありません。

MC55Uは多くの空気清浄機に搭載されている加湿機能が無いため、その分小さくてコンパクトなサイズになっています。

縦横270mmはダイキンのMCKシリーズと同様ですが、高さが500mmとMCKシリーズの700mmより大幅に低くなっています。

また重量も6.8kgと、9kg以上あるMCKシリーズよりも軽くなっています。

空気清浄機としての性質上、上に物を置くことはできませんが、例えば棚の上に置いてスペースを有効利用するといった利用が可能になっています。

MC55Uは静電HEPAフィルター搭載を搭載し、0.3μm以下のPM2.5粒子を99.97%除去することができます（約六畳の広さで5時間動作した結果）。

フィルターについた雑菌をプラズマ放電の一種であるストリーマで除菌することにより、フィルターが再生し、脱臭機能が長期間持続します。

そのため脱臭フィルターは交換不要であり、リーズナブルな設計になっています。

また空気中にアクティブプラズマイオンを放出することにより、空気中のカビなどのニオイ物質や花粉などのアレルギー物質を抑制し、お肌に潤いを保つこともできます。

MC55Uは吹き出し口をワイドにして、ファンの位置を本体の下部に配置しました。

これにより、体感する運転音を低減することが可能となりました。

高い空気清浄機能を静かな音で利用することができます。

MC55Uの本体のデザインを安っぽく感じるという声や、カラーバリエーションが白のみでブラウンが無いのが残念という声がありました。ダイキンの空気清浄機は白とブラウンの2色があることが多いのですが、なぜこの機種は白だけなのでしょうか。

またダイキンの加湿機能があるモデルより高さは低くても縦横サイズは同じであり、厚さがかなりあってコンパクトに感じないという声もあります。

プラスチックの吸気/排気口カバー類が華奢に感じたり、操作パネルのボタンが固いという指摘もありました。 また小さいせいで床に置くとかがんで操作する必要があるため、背の低さをメリットに感じない人もいるようです。

MC55Uの空気清浄機能の評価はおおむね高いのですが、花粉やハウスダスト（ホコリ）にあまり効果が無いという声もわずかにありました。

効果の評価は個人差があるようです。

MC55Uの静音性についての評価はとても高いのですが、最大風量時は音が気になるという声がいくつかありました。

ただし最大時はうるさく感じる人でも、平常時はそれほど気にはならないようです。

MC55Uのセンサーの反応の良さについては評価が高いのですが、一部で反応があまりによすぎて、自動運転ですぐ強風になるのでうるさいと感じている人もいました。

MC55Uのホコリや匂いに対する反応・処理能力はシャープの製品とまるで違うという声があり、シャープ製品のプラズマクラスターに勝るという指摘が複数ありました。

タバコ・花粉にも非常に有効で、強力なニオイセンサーも高い評価を得ています。

操作もコース選択のみでシンプルで簡単で良いというレビューもありました。

MC55Uの動作モードは風量が弱ならほぼ無音で、風量を強にしても換気扇の音より静かという声がありました。
シャープのプラズマクラスターより静かというレビュ―も見受けられます。

MC55Uは加湿機能がある機種よりもサイズが小さいため、部屋の中をあちこち移動させることができるので便利という声があります。 縦横は加湿機能のある機種と同じでも、低いだけでだいぶスッキリするという指摘もありました。

また加湿機能が無いせいかカビが生えにくく、お手入れも楽というレビューも見受けられます。

ダイキンは加湿機能が無い機種をもっと増やしてほしいという声もありましたが、加湿機能が無い機種はどれも無いことを評価するレビューが多い傾向が見られます。

加湿機能が無い事への不満は見たことがありません。

こういった状況でありながら、大手メーカーはなぜ加湿機能を搭載した機種ばかりを発売するのだろうという疑問を感じてしまいました。

MC80UはMC55Uと同時期に発売された上位モデルです。

最大適用床面積はMC55Uより4畳増えて29畳、最大風量は5.5→8(㎥/分)と上回っています。

MC80Uはさらに吸引口が3カ所あり、MC55Uよりハイパワーでありながら騒音が53→50dbと低くなっています。これは集塵機能がファン式から電気式になったからでしょう。

ただしアクティブプラズマイオンの放出は無くなっています。ただこういったマイナスイオン放出機能については口コミで懐疑的な見方も多いです。

MC80UがMC55Uに目立って劣るのは、サイズと重さが増していることでしょう。

口コミでも好評な機種ですが、出回っている数が少なく在庫も無いようです。加湿機能が無いハイエンドモデルということでマイナー機種扱いなのでしょうか。

もし購入する機会があってサイズが多少大きくなっても良いのであれば、MC55Uよりこちらの方が良いのかもしれません。

MCK55UはMC55Uと同時期に発売されたモデルです。

最大の違いはMCK55Uには加湿機能がある点でしょう。機種名のKは加湿のKだと思われます。

その分、MCK55UはMC55Uよりサイズが縦に長くなっていて重量も増しています。

ただし口コミで空気清浄機に加湿機能は不要という声がとても多く、MCK55Uの優位点とはならないと思います。

しかしMCKシリーズはカラーバリエーションが3色ある点は大きなポイントでしょう。加湿機能は不要でも、白以外のカラーバリエーションは欲しかったという人は多くいると思います。

なお空気清浄機能についてはどちらも同じです。

結論としては、加湿機能が必要ならMCKシリーズ、不要ならMCシリーズを購入しましょう。

ACM55UとMC55Uは同時期に発売されたモデルです。

外観や仕様は両方とも全く同じです。

これはダイキンの空気清浄機全般について言えるのですが、機種名の最初がACで始まるのはダイキンの直販店（ぴちょんくんのお店）向け、MCで始まるのは量販店向けで、それ以外が同じ場合は全く同じ仕様になっています。

ACM55UとMC55Uを見かけたら、内容は同じ製品なので、お求めやすい方を購入されるとよろしいでしょう。

ダイキンの空気清浄機 MC55Uについて、商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較をまとめました。

MC55Uの概要は以下になります。

加湿機能が無いため、加湿機能があるMCKシリーズより高さが低く、重さが軽くなっていて持ち運びしやすいこと。

高い空気清浄機能を持っていて、PM2.5や花粉やたばこ等に対して高い効果を発揮できること。

吹き出し口やファンの改良により、高い静音性を実現していること。

また除湿機能がある機種と比較して、お手入れのしやすさで大きく勝ることが挙げられます。

以上のことから

・サイズが小さくて軽く、持ち運びが楽な機種をお求めの方。

・加湿機能が不要で、お手入れが楽で純粋に空気清浄機能のみを求めている方。

そんな方々には是非、このMC55Uをおすすめしたいと思います。