エルゴトロンのモニターアームおすすめ10選｜選び方や取り付け方法も解説

仕事やプライベートでパソコンを日常的に使っている方は多いです。長時間同じ姿勢を続けることで疲れを感じるだけでなく、肩や首が凝る方もいるのではないでしょうか。身体に無理のない姿勢を維持し、常に快適にパソコンを使いたいですよね。

モニターアームを利用すればモニターの位置を調整でき、健康的な姿勢で作業できるのでおすすめです。特に、エルゴトロンのモニターアームは使い勝手やデザイン性に優れています。また、バリエーションが豊富に揃っているのも魅力です。

そこで今回は、エルゴトロン製モニターアームの特徴や選び方、取り付け方式について解説します。おすすめモデル10選やユーザーの口コミも紹介しているので、日々のパソコン作業を少しでも快適にしたい方は参考にしてください。

エルゴトロンは人間中心のデザインを研究しているメーカーです。人体の計測や研究を重ね、人間工学に基づいたモニターアームをリリースしています。人間工学は、人間の身体にとって自然な体勢で使える物を作るための学問です。

人間工学を活かすことにより、身体に負担のかからないモニターアームが生み出されます。エルゴトロン製モデルは使いやすさにこだわったデザインが特徴です。健康的で快適な作業姿勢を保てるので、仕事の能率を上げられます。

モニターアームは、先端のマウントをモニターにネジ留めして使います。ネジで留めるには、VESA規格に準拠していることが絶対条件です。VESA規格では、ディスプレイ背面に設けられるネジ穴の位置が定められています。

規格対応モニターには、主に75mmまたは100mmの間隔でネジ穴があります。エルゴトロンのモニターアームを選ぶときは、スペックや機能のチェックだけでは不十分です。必ずモニターのネジ穴間隔をチェックしましょう。

モニターアームには2台以上のモニターが使えるマルチモニター製品があります。作業領域の広いデュアルモニター環境を作りたい方におすすめです。仕事の効率が格段に上がるだけでなく、ゲームの楽しみ方も広がります。

エルゴトロン製モニターアームにはマルチモニター製品が多く、2台のモニターをそれぞれ独立して動かせるモデルも多いです。追加用のアームも販売されており、1台用のモデルでも必要に応じてモニター数を増やせます。

デザインの美しさもエルゴトロン製モニターアームの魅力です。インテリアとして映えるスマートなデザインは、部屋をおしゃれな雰囲気にします。そのため、パソコン作業の快適さだけでなく、見て楽しめる外観を求める方にもおすすめです。カラーバリエーションはホワイト・ブラック・アルミ色の3色が用意されています。

エルゴトロンのモニターアームには、机に設置するタイプと壁に取り付けるタイプがあります。それぞれに異なるメリットとデメリットがあるので、設置場所の環境に応じて選びましょう。どのような特徴があるのか解説しますので、ぜひチェックしてください。

クランプ式は台座を机の天板に挟んで固定するタイプです。台座の部分が机上の一部を占有しますが、パソコンを使わないときはモニターを後ろ側に回せます。そのため、必要な時にスペースを広く確保したい方におすすめです。ただし、台座をしっかり天板に密着させる必要があるので、フレームのある天板には取り付けられません。

スタンド式は広めの台座が付いているモニターアームです。ディスプレイを取り付けたら机に置くだけで使用できる上、置き場所を気軽に移動できます。天板に固定する作業が不要なので、机を傷つけるリスクが低いのもメリットです。常に多くのスペースを占有するので、机をパソコン作業のみ使う方に適しています。

壁面固定式はウォールマウントタイプとも呼ばれ、壁にネジ留めして使います。机上のスペースを一切取らず、設置場所を自由に選べることが魅力です。ただし、壁に穴を開ける必要があり気軽に設置位置を変えられないので、設置場所は慎重に決めるのがおすすめです。また、賃貸住宅では勝手に壁に穴を開けられないので、必ず穴開け可能か確認しましょう。

モニターアームには、対応できるモニターのサイズがあらかじめ決められています。モニターが落下したり、モニターアームが破損したりしないように、対応インチ数を確認しましょう。

また、モニターアームがどのくらいのモニターの重量に耐えられるのかを確認しましょう。モニターアームにはメーカー推奨の耐荷重の記載があります。記載されている耐荷重よりも2kg以上余裕があるモデルがおすすめです。

モニターアームの可動域を確認しましょう。モニターアームはおもに、水平垂直可動式・水平可動式・垂直可動式の3種類の可動方式があります。動かせる範囲が広く、微調整できるものがいいなら、水平垂直可動式がおすすめです。上下左右+斜めにも可動するので、細かい調整が可能になります。

モニターの高さは変えず、左右に動かしたい方は、水平可動式が適しています。モニターの高さの位置が決まっている方におすすめです。また、上下のみの可動でいい方は、垂直可動式がいいでしょう。デスクのスペースがない方におすすめです。

エルゴトロンのモニターアームを実際に使った方は、製品をどのように評価しているのでしょうか。ここでは、エルゴトロン製モニターアームに関する口コミを紹介します。高評価の口コミだけでなく、不満点もあわせてチェックしましょう。

エルゴトロンのモニターアームは、取り付け作業が簡単にできることが好評を得ています。可動域が広く滑らかに動くため、快適に作業できる位置に調整しやすいことも魅力です。また、全体の安定性も高く評価されています。エルゴトロン製モニターアームはやや高価な傾向があるものの、価格に見合う性能を備えています。

柱へのアームの固定はネジを締める方式であり、低評価の要因になっています。固定するにはネジをきつく締める必要があり、柱に傷が付くことに不満を感じる方もいるようです。また、壁際にデスクを置くとモニターが前に出てくる場合もあります。デスク上のスペースが狭くなった場合、スペースを広く確保するには壁から離さなければなりません。

モニターアームはアームや柱の連結部分を回転させ、角度を調節するモデルが大半です。回転する部分の動きやすさは、内蔵されたバネの引張力で変わります。連結部分のネジを回せば、内蔵されたバネの引張力を調整可能です。

引張力を弱めすぎるとモニターの重みでアームが下がることがあります。また、引張力が強すぎる状態ではアームは曲がらないので、ネジを締めすぎないように注意が必要です。アームが固いためにモニターの位置を調整できない場合は、ネジを緩めましょう。

クランプ式のモニターアームは、天板を強い力で挟まなければなりません。そのため、強度が低く天板の薄い机の場合は天板が割れる恐れがあります。また、対策を採らずに設置すると天板との接触により机に傷が付くので注意しましょう。

天板の傷や破損を防ぐには、接触面に補強プレートや当て木を使用するのがおすすめです。天板にかかる力が分散されるので、天板が割れにくくなります。また、モニターアームの台座が直接触れないため、傷の防止にも役立つ方法です。

クランプ式モニターアームを安心して使うには、いかに台座の安定性を高められるかが重要です。台座がしっかり固定されていないと、机から落ちる場合があります。モニターアーム全体が動かないようにネジをしっかり締めましょう。

アームが机から落下すると大切なモニターが壊れる恐れがあります。耐荷重より軽いモニターであっても、土台となる部分の固定が甘い状態で使うのは危険です。特に、重量のある大型モニターを使う場合は注意しましょう。

モニターを机に直置きすると、作業中に不自然な姿勢になることが少なくありません。モニターアームなら常に健康的な体勢で作業できます。特に、エルゴトロン製モデルは機能性とデザイン性を兼ね備えているのでおすすめです。ぜひエルゴトロンのモニターアームで、快適なパソコン作業を体感してください。