USB Bluetoothレシーバーおすすめ14選｜使い方は？車にも【レシーバーとは】

USB Bluetoothレシーバーは、あらゆる機器をBluetooth化するのに便利なアイテムです。Bluetooth非対応のPCに繋げると、Bluetooth搭載のマウスやプリンターが使用できます。

USB Bluetoothレシーバーを使えば、ワイヤレスで音楽も楽しめます。ただし、USB Bluetoothレシーバーには規格があり、規格によって性能が異なるため購入前に確認が必要です。近年では、複数のメーカーがUSB Bluetoothレシーバーを販売しており、どれを選べばいいか悩む方も多いです。

この記事では、おすすめのUSB Bluetoothレシーバーを紹介します。規格の違い・アイテムの選び方・トランスミッターとの違い・カーオーディオなど車での使い方についても解説しますので、ぜひ最後までチェックして参考にしてください。

Bluetoothレシーバーとは、Bluetoothに対応していないデバイスへの接続により、ワイヤレス接続を可能にするアイテムです。有線接続のイヤホンやヘッドホンにセットすると、本体と離れた場所からでも音楽を楽しめます。

また、イヤホンやヘッドホンだけでなくテレビやスピーカーなど、さまざまな機器に対応しています。特に、近年のスマートフォンやタブレットはイヤホンジャックを持たないモデルが多いので、1つ持っておくと便利です。

勘違いしやすいのがBluetoothレシーバーは受信機である点です。送信機であるトランスミッターのように、パソコンに接続してワイヤレスイヤホンに音楽を飛ばす行為はできないので、トランスミッターと混同しないようにしましょう。

Bluetoothレシーバーには、通信範囲の広さに関する「Class（クラス）」という規格があります。現行のClassには「Class1」「Class2」「Class3」の3つがあり、Class1が1番広く出力が大きく、Class3が1番狭いのが特徴です。詳しくは下記の一覧表を参考にしてください。

Bluetoothのバージョンは、転送速度や消費電力などを規格化したもので、1999年にVer1.0が発表され、現在の最新バージョンはVer5.3です。バージョンには下位互換性があるため、たとえば5.0と4.0の機器でも接続は可能です。

Bluetoothで音楽を転送する際、原曲のままだとデータが重いので圧縮して転送します。転送のための圧縮方法がコーデックです。コーデックにはさまざまな方法があり、方法によって音質の高さや遅延の有無が異なります。

Bluetoothはさまざまな種類の電子機器に繋げられますが、デバイスによってやり取りするデータが異なります。そのため、Bluetooth通信の際の動作ややり取りする内容が決められた「プロファイル」を確認し、自分の使うデバイスに合っているかチェックする必要があります。

Bluetoothレシーバーの中には、USBポートやコネクタが備わっているモデルがありますが、USBにもBluetoothと同じように規格が設けられています。「3.0」「2.0」などの数値で表され、数値が大きくなるほど通信速度が速いです。

3.0と2.0には互換性があるので、両規格の機器を接続して使用できます。ただし、下位規格である2.0の通信速度が優先されるため、異なる規格で接続する際は気をつけましょう。

Bluetoothレシーバーをパソコンに接続して、スマートフォンやタブレットの音楽を受信して再生する場合は、パソコンのOSもチェックしてください。Bluetoothレシーバーの中には、Windowsの古いOSやMacに対応していないモデルもあるため事前に確認しましょう。

PS4など、ゲーム機につないで使用したいと考えている場合は、対応可能かどうかもチェックしておきましょう。

たとえばPS4の場合、通常ソニーの純正ヘッドセット以外は接続ができませんが、PS4対応のBluetoothアダプタを使用することで、純正以外のヘッドホンも接続ができるようになります。

このように、使用したいゲーム機器に合わせて対応できるアダプタは異なるため、事前にしっかりと確認しましょう。

Bluetoothレシーバーを使用するには、多くの場合ドライバのインストールが必要です。しかし、機械の操作や設定が苦手でできれば避けたいと思っている方もいますよね。そんな方には、ドライバ不要のBluetoothレシーバーがおすすめです。挿し込むだけで簡単に使えるため、不安な方はこちらを選びましょう。

バッファローは、1975年に創業されたパソコン周辺機器メーカーです。外付けHDD・マウス・キーボードなど、パソコン周辺機器を柱としています。バッファローのBluetoothレシーバーは、パソコンに接続した状態での使用を想定して作られているのが特徴です。Bluetooth非対応のパソコンに繋ぐと、Bluetooth搭載のプリンターやマウスと通信できます。

エレコムは、1986年創業のコンピュータ周辺機器メーカーです。バッファローやアイ・オー・データとともに大手IT機器メーカーの1つで、マウスやキーボードなどを主に手掛けており、スマホ関連品にも強いです。

Apple製品と接続できるモデルや車載用のモデルなど、さまざまなBluetoothレシーバーを販売しています。ワイヤレスで音楽を楽しめる製品が豊富です。

コンピューター周辺機器のメーカーであるサンワサプライ。最大の特徴は、コンピューター周辺機器だけでなく、家具なども幅広く取り扱っていることです。

サンワサプライのUSB Bluetoothレシーバーは、USB Type-Aに対応するもののほか、USB Type-Cに対応しているものもあります。

USB Bluetoothレシーバーの使い方はとても簡単です。初めて購入する方でもスムーズに使い始められます。手順は以下を参考にしてください。

1. レシーバーとペアリングする
2. レシーバーをBluetooth非対応機器に接続する
3. 音楽が再生されているかどうか確認する

なお、最新バージョンのOSが搭載されたパソコンはレシーバーを接続するだけで使用できます。古いOSの場合は、専用ソフトやドライバをインストールすると使用可能です。

USB BluetoothレシーバーとFMトランスミッターの共通点は、ワイヤレスで音楽が聴けるようになる点です。そのため、USB BluetoothレシーバーとFMトランスミッターが同じ製品だと思っている方も。

USB BluetoothレシーバーとFMトランスミッターの大きな違いは、受信するか送信するかです。USB Bluetoothレシーバーは受信機であるため、音楽の送信はできません。Bluetooth非対応の機器に接続し、受信できる状態にするためのアイテムです。

一方、FMトランスミッターは送信機であり、FMラジオの周波数に変換して接続した機器の音源を送信します。USB BluetoothレシーバーとFMトランスミッターの違いを理解しておくと、製品を選ぶときに迷う心配がありません。

車でスマホ・音楽プレイヤーの音楽を聴くときの接続方法として、カーオーディオ・カーナビがUSB接続対応であれば、USBケーブルを用いる手があります。接続方法は簡単で、USBケーブルをスマホ・音楽プレイヤーとカーオーディオ・カーナビのUSB端子に差すだけです。

USB接続対応出ない場合は、オーディオ用接続コードを使って、カーオーディオ・カーナビのAUX端子に接続する方法もあります。こちらもUSBケーブルと同じく、差し込むだけです。

車で音楽聴くのはとても楽しいですが、いくつか注意点があります。大音量で音楽を流したり、ヘッドホン・イヤホンで聴きながら運転するのはやめてください。周りの音が聞こえづらく、クラクション・緊急自動車のサイレンなどが聞こえないと交通事故につながります。

また、運転中にスマホ・音楽プレイヤーの画面を操作するのも危険です。道路交通法では、スマホの操作だけでなく、注視する行為も禁止しています。

100均ショップのダイソーでは有線イヤホンをワイヤレス化するグッズを販売しています。Bluetoothオーディオレシーバーというグッズで、値段は100円ではないですが手のひらサイズの機器にイヤホンを差して接続すれば、音楽の再生・停止や音量の上げ下げなどができるので気になる方はぜひお探しください。

Bluetoothレシーバー最大の魅力は、Bluetooth非対応の機器をワイヤレス化できる点です。Bluetoothレシーバーを導入すると、ケーブルの煩わしさから解放されます。この記事を参考に、ぜひBluetoothレシーバーの購入を検討してください。