モバイルディスプレイスタンドおすすめ9選｜100均も？持ち運びにも便利

「モバイルディスプレイを机の上に置きたいけれど、十分なスペースが確保できない」「興味はあるけれど、選び方がわからない」といった方も多いはずです。モバイルディスプレイ(モバイルモニター)スタンドにはさまざまな種類があるため、自分に最適な物を選ぶのは難しいです。

しかし、モバイルディスプレイ用スタンドなど適切なスタンドを使えば、デスクワーク時に身体にかかる負担を軽減し、机上のスペースを有効活用できます。モニターアームを使えば高さ調整も楽に行えるため、より作業がしやすいです。また、代用品を使えば安価で手に入れられます。

今回の記事では、モバイルディスプレイスタンドの選び方のポイントや、おすすめの商品を紹介しますので参考にしてください。また、記事の最後には、自作や100均アイテムに関する役立つ情報も紹介していますので、モバイルディスプレイスタンドの購入を検討している方はぜひ最後までご覧ください。

モバイルディスプレイとはモバイルモニターとも呼ばれ、持ち運びできるサイズのディスプレイです。大きさは7インチから15インチを超えるものまでさまざまな種類があります。見た目はタブレットに似ているものの、基本的にはモニターとしての機能しか搭載されていません。

そのため、モバイルディスプレイ自体を操作するのはできない仕様です。スマートフォンやノートパソコンと接続すれば大画面で動画を楽しめたり、デュアルモニター環境の構築に使えたりと活躍します。また、タッチパネルを搭載したものや4K対応のモデルも発売されていて、とても便利です。

モバイスディスプレイは高さがあまりないため、デスクの上で使用していても視線が下がります。特に長時間の使用し、下を向いたままの姿勢が続くと首・肩・腰に負担がかかるのが難点です。これはモバイルディスプレイの弱点でもあります。

しかし、モバイルディスプレイスタンドを取り入れれば高さが出るので目線が上がり、首・肩・腰への負担を軽減できるのでおすすめです。また、高さを調節できる機能があれば、その人の体型に合わせて理想の高さに調節して快適な環境を作れます。

ノートPCとデュアルディスプレイを使う場合は横に並べるのが一般的ですが、スペースが狭いと横に並べるのが難しい場合もあります。こういう場合にも、モバイルディスプレイスタンドはおすすめです。

デュアルディスプレイをノートPCの上に設置れば目線が上がりますし、左右を見るよりも目線の移動距離が少なく済むとったメリットもあります。限られたスペースでも空間を有効活用できるので、デスク上スペースが狭いとお悩みの方におすすめの方法です。

モバイルディスプレイスタンドを選ぶ際は二段置きが欲しいのか、縦置き・横置きが欲しいのかを明確にしましょう。モバイルディスプレイスタンドは種類が豊富なため、購入を検討している段階で欲しいタイプを明確にしておけばスムーズに決められます。

また、高さについての具体的なイメージを持つのも大切です。特に、横に並べる場合はある程度目線と同等の高さがないと、長時間の利用には腰や肩に負担がかかってしまう可能性があります。高さを調節できるモバイルディスプレイスタンドであれば、環境に合わせて高さ調整できて便利です。

VESA規格とは、Video Electronics Standards Associationの略称で、ねじ穴の間隔について定められた国際標準規格です。主にテレビや液晶ディスプレイといった映像機器を、スタンド・アーム・棚などに取り付ける際に使用されます。

先述した設置場所・高さのポイントを踏まえて、ディスプレイを固定する方法をVESA規格のネジ穴で止めるタイプか挟み込むタイプか決めましょう。挟み込むタイプであれば、VESA規格が関係ないタブレットに変えてもそのまま使えます。

モバイルディスプレイの大きさは7インチから15インチを超えるものまでさまざまです。そのため、ご自身が使っているディスプレイのサイズにスタンドが対応しているかを確認しましょう。

商品の概要欄には対応サイズや幅の目安が表記されている場合がほとんどなので、概要欄を確認すれば安心です。また、購入したモバイルディスプレイの公式サイトでも確認できる場合があります。

対応サイズと合わせて、耐荷重を確認するのも大切です。モバイルディスプレイスタンドは種類によって耐えられる重さが異なります。そのため、自分が使いたいモバイルディスプレイの重さに対応したスタンドを選びましょう。

同じサイズのスタンドであっても耐荷重が異なる場合があるので、必ず購入前に確認してください。耐荷重以上の重さをかけてしまうとモバイルディスプレイがスタンドから落下してしまい、破損や故障の原因になります。

モバイルディスプレイスタンドには複数の種類が存在しています。スタンドでは置き型・クランプ型・アーム型が代表的な例として挙げられます。たとえば、置き型スタンドは安定感に優れており、モバイルディスプレイを置いても揺れる心配がありません。

クランプスタンドは高さの調整がしやすい仕様となっているため、好みの視線の高さへの調整が可能です。また、アームスタンドは高さの調整だけでなく角度の調整も簡単にできるため、あらゆる姿勢にフィットしやすい仕様となっています。

モバイルディスプレイスタンド選びで迷ったときは、人気メーカーの商品から選ぶのもひとつの方法です。こちらでは、モバイルディスプレイスタンドでおすすめのメーカーとその特徴を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

サンワサプライは、岡山県岡山市に本社を置く日本のコンピュータ・パソコンサプライ製品メーカーです。サンワサプライからは、高さ調整可能な伸縮アームのモバイルディスプレイスタンドが販売されています。ディスプレイを支えるアームは15.8インチまで対応しているので、大きめのモバイルディスプレイでも安心です。

伸縮アームとボールジョイントにより、作業環境に合わせて高さ・角度が調節できます。360℃回転させられるため、縦向きでの使用も可能です。

エレコムは大阪生まれのコンピュータ周辺機器メーカーです。エレコムでは、スマホ・タブレット・モバイルディスプレイ向けにさまざまな種類のスタンドを販売しています。その中でもおすすめは、5.0～12.9インチ対応の折りたたみ式スタンド『TB-DSCHALBK』です。

やや硬めのヒンジで高さと角度を自由に調整できるため、自分に最適な角度で作業できます。使わないときは折りたたんで収納しておけるのも嬉しいポイントです。

コスパ・予算重視の場合は、100均のディスプレイスタンドを検討しましょう。代表的なものは以下の2つです。

またモバイルディスプレイの見た目はタブレットに似ているため、「タブレットスタンド」として売られているものでも代用可能です。ダイソーなどの100均にある読書台兼タブレットスタンドに収納ボックスなどを組み合わせれば、目線が下がってしまうといった高さ問題も解決できるのでおすすめです。

キッチンまな板スタンドや板材を組み合わせれば、100均で販売されてる商品を使ったモバイルディスプレイスタンドを自作できます。

市販品で気に入ったデザインが見つからない、スペースが限られるのでサイズが合わない場合は、自作で理想のモバイルディスプレイスタンドを手に入れられます。材料さえ用意すれば作り方は意外に簡単ですので、挑戦してみてください。

必要な工具はドライバーとスケールです。木材はスペースに合わせて寸法を測ったらホームセンターでカットしてもらうと便利です。

【材料】

• 木材（背板用/底板用）
• 布（貼れるタイプ）
• 金具
• L字金具
• ネジ

【作り方】

1. 取り付け金具を2つ背板につける　（ディスプレイのネジ穴を入れる重要部分なので調整しながら）
2. 底板と背板をL字金具でしっかり固定する
3. 底板の裏からもネジで固定して完成！

ノートパソコンに固定できるディスプレイも販売されています。特に、ノートPCに固定できるタイプは、一体化できるので場所をとりません。そのため、職場から自宅、外出先でも2画面モニターで作業ができます。

とにかくノートパソコン1台分のスペースがあれば、どこでも2画面で作業ができるのが特徴です。また、取り付けも簡単なものが多く、大体がクリップに挟むだけとなっています。作業効率をアップさせたい場合は、ノートPCに固定できるディスプレイを検討してみてください。

モバイルディスプレイのカバーをスタンド代わりに使用する方法もありますが、高さが足りない・角度がしっくりこないと感じている場合はモバイルディスプレイスタンドを活用しましょう。リモートワークや在宅勤務だけでなく、オンライン授業・オンライン診療・ビデオ通話・動画視聴など、さまざまな使い方ができます。

スマホからモバイルディスプレイまで対応しているスタンドなら、幅広い用途に使えるのでおすすめです。

今回はモバイルディスプレイスタンド選びの5つのポイントに加えて、おすすめの商品・代用方法について紹介しました。モバイルディスプレイの需要が高まっている昨今、せっかく活用するなら効果的な使い方をしたいですよね。モバイルディスプレイスタンドについて興味を持った方は、ぜひ購入を検討してください。