60hzゲーミングモニターのおすすめ10選｜安いモデル【PS4・Switchに】

ゲーミングモニターを選ぶときに見かける「60hz」や「144hz」。実はこれをきちんと説明できる人はあまり多くありません。このリフレッシュレート（hz）を正しく理解していないと、ゲーミングモニターの機能を最大限発揮できません。

ゲーミングモニターはテレビより映像の遅延が少なく、素早い動きのゲームでもストレスなく快適にプレイできます。そこで性能を左右するのが、今回紹介するリフレッシュレートです。

本記事では、1万円以下の安いモデルの中でも、60hzゲーミングモニターの選び方・人気のメーカー・60hzのおすすめゲーミングモニターについて、詳しく解説します。「リフレッシュレートって何？」という方は、ぜひ参考にしてください。

ゲーミングモニターはゲームをするための性能を持ったディスプレイのことで、普通のモニターと比べて応答速度やリフレッシュレートという画面の読み込み性能に優れています。

対人ゲームなどはモニター性能の差が如実に表れるため、いまやゲーマーには必須のアイテムです。主にパソコンで使用されることが多いですが、HDMLケーブルが接続できるものがほとんどなので、家庭用ゲーム機でも使えます。

ゲーミングモニターの選び方の前に「リフレッシュレート」を理解していきましょう。リフレッシュレートを理解すれば、綺麗な映像が見られないという失敗を防げます。

リフレッシュレートとは、1秒間に映像を更新する回数です。主に「60hz」「144hz」「240hz」があり、数値が大きいほど映像も綺麗に映り、滑らかになります。画面のカクつきが減り、滑らかな映像が映し出せるため、FPSなどの激しい動きや瞬時の反応が必要なゲームでも有利に立ち回れます。

現在主流のリフレッシュレートは「60hz」「144hz」「240hz」で、60hzは1秒間に60回、144hzは1秒間に144回、240hzは1秒間に240回画面が切り替わっています。一般的に広く使用されているのは「144hz」です。いわゆる「映像がヌルヌル動く」映像美を楽しみつつ、価格も抑えられるため、コストパフォーマンスに優れています。

【60hz/144hz/240hzの違い】

PS4やSwitchでゲーミングモニターを使用する際は、「60hz」がおすすめです。PS4やSwitchは、最大リフレッシュレートが60fpsのため60hzしか出力できず、144hzより平均して1万円程度安いものが多いのが理由です。

PS5であれば120hzまで対応しているため、120hzのゲーミングモニターを選べば最大限の性能を発揮できます。まずは、どのバージョンのゲーム機を持っているかを確認しましょう。

60hzのゲーミングモニターはほかのモニターに比べて導入しやすさがありますが、メリットだけでなくデメリットもあります。以下で詳しくまとめましたので、購入前に確認して自分が納得できる基準で選びましょう。

60hzのゲーミングモニターのメリットは、以下の通りです。

• コスパがいい
• 家庭用ゲーム機の最大リフレッシュレートに対応

60hzとはいってもゲーミングモニターなので、テレビ画面でプレイするよりは快適な環境になるでしょう。初めてゲーミングモニターを導入する初心者の方で、いきなり高価なものを買うのが不安な人には特におすすめです。

また、Nintendo SwitchやPS4など多くの家庭用ゲーム機は映像出力の最大リフレッシュレートが60hzです。そのため、家庭用ゲーム機を大画面で遊びたい方にはぴったりです。

一方、60hzのゲーミングモニターには以下のようなデメリットもあります。

• 60hz以上に対応している家庭用ゲーム機には不向き
• PCゲームにも不向き

たとえば、PS5は最大120hzのリフレッシュレートに対応できるため、60hzだとパフォーマンスに見合っていません。また、PCゲームも高リフレッシュレートが必要になるため、プレイしていて違和感を感じる可能性が高いです。

ゲーミングモニターのサイズは、24～27インチのモデルがおすすめです。サイズが小さすぎると映像が見づらく、逆に大きすぎると映像全体を見渡しづらくなります。また、プロゲーマーの中で最も使用されているゲーミングモニターのサイズは「24インチ」です。少しでもプロゲーマーと同じ環境でゲームを楽しみたい人は、24インチを目安にしましょう。

応答速度とは、色がほかの色に変化する時間を意味し、数値が小さいほど映像の残像感が少ないです。ゲームでの使用を目的とする場合は、「1～5ms」程度であれば、FPSなどでも綺麗な映像を楽しめます。

また、応答速度にこだわりたいのであれば「0.1ms」がおすすめです。ゲーミングモニターで主に使用されている応答速度は「1ms」なので、0.1msは超高速で色が切り替わり違和感のない映像を見られます。

入力端子にはさまざまな種類があり、144hzや240hzを出力する場合にはそれぞれのバージョン確認が必要です。しかし、PS4やSwitchで使う場合はHDMIがあれば使用可能です。

また、HDMIの数も大切で、PS4とパソコンをモニターに出力する場合、HDMIポートが1つしかなければ毎回ケーブルを付け替える必要があります。使用用途に合った入力端子の種類と数をチェックしましょう。

解像度とは、映像を映している無数の小さな光のことで、数が多いほど画質は綺麗になります。PS4やSwitchの解像度は「フルHD」まで対応しているため、4Kモニターなどはオーバースペックです。解像度で選ぶ際は、フルHDのゲーミングモニターを選びましょう。

液晶パネルの駆動方式には主にTN・IPS・VAの3種があります。駆動方式によって画質や応答速度に違いが出てくるので、それぞれの特徴を紹介します。

ゲーミングモニターには、ゲームを快適かつ有利に進められる機能が搭載されているものもあります。たとえば、FPSモード・RTSモード・ブラックスタビライザーなどです。固有機能があると、それぞれのゲームに合わせた映像を出力できるため、自分に合った映像を楽しめます。

ブルーライトを発するモニターを長時間見続けると、目が疲れてしまいます。また、「フリッカー」と呼ばれる画面のちらつきも、目を疲れさせる原因となります。ブルーライト軽減やフリッカーフリーといった付加機能がついているモニターであれば、目への負担を軽減できるのでチェックしましょう。

ASUSは台湾のメーカーで、比較的安価なモデルからプロゲーマーも愛用するハイエンドモデルまで、幅広く扱っています。PS4やSwitchの性能を最大限発揮できるコスパの高さがあり、万人受けするメーカーです。また、性能面だけでなくモニター自体の薄さや軽量化が施されているため、ハード面でも人気が高いモデルが取り揃えられています。

BenQは性能の高いモニターが多く、どのモニターも安定して高品質なモデルが豊富に取り揃えられています。また、全体を通してみても価格が安く、初めてゲーミングモニターを購入する人でも無難に性能のいいモニターを選べるので人気です。他にも、ブルーライト低減機能や固有機能などのオプションもあるため、長時間モニターと向き合う人でも自分に合わせたモードを選べます。

I-O DATAは、ゲームに特化したモニターが幅広く展開されているメーカーです。応答速度が速いため、ゲーム機とディスプレイのズレが解消され「ゲーム内の敵に攻撃したはずなのに当たっていない」といったミスを減らします。また、オーバードライブ機能によって画面の応答速度を向上させ、動きの激しいシーンでもクッキリした映像を楽しめると人気です。

PS4やSwitchで快適に使える、60hzゲーミングモニターの選び方・人気のメーカー・おすすめ製品について解説しました。ゲーミングモニターの中でも60hzは価格が安いものが多く、コスパに優れています。当記事を参考にしていただき、自分に合ったゲーミングモニター見つけて最適かつ快適なゲーム環境を作りましょう。