コルセア（CORSAIR）のPCケースおすすめランキング｜レビューも！

自作PCを楽しむ人は多くいます。CPUやマザーボード、メモリなどの組み合わせは無限大で、自分の望むスペックのPCを考えたり組み立てたりするのはとても楽しいですよね。自作PCに必ず必要なのがPCケースであり、冷却性能や静音性などの面でとても重要なパーツの1つです。

自作PCのデザインの大部分はPCケースで決まるため慎重に選びましょう。PCケースのメーカーであるコルセア（CORSAIR）は、ゲーミングPCにフォーカスした製品を数多く扱っています。ゲーミングPCを組み立てるならPCケースはコルセアが有力な選択肢です。

今回は、そんなコルセアのおすすめPCケースを紹介します。併せてPCケースの選び方やコルセアがリリースしているPCケースの特徴やレビュー・おすすめのコルセアPCケースなども解説するので、ぜひ参考にしてください。

コルセアはアメリカに本社を置くPCパーツやPC周辺機器メーカーです。1990年代にメモリを中心に生産していましたが、徐々にゲーミングデバイスに注力し始めました。コルセアの製品には帆船の帆を図案にしたマークが記されています。

現在ではゲーミングデバイス用のPCケースやATX電源、SSDなどを中心にさまざまなPC周辺機器を製造しています。ゲーミングデバイスは高性能・カスタマイズ性・ワイヤレスの3つの点に注力しているのが特徴です。

フルタワーはPCケースでもっとも大きなサイズです。ATXマザーボードが使用でき、PCケース内の空間が広いため高い拡張性を持ちます。主にゲーミングPCやサーバー用マシンなど高い性能を求められるPCを自作するときにおすすめです。

電源ユニットを2つ搭載できる製品や多くのシャドウベイを持つ製品など、さまざまな特徴を持ったフルタワーがリリースされています。

自作PCでもっとも主流なのがミドルタワーです。フルタワーよりコンパクトで設置スペースを取らず、マザーボードにATXを使用できるので初心者にも組み立てが容易です。

ケース本体に搭載しているドライブベイの数も多く、複数のストレージを載せることができます。排熱制や拡張性もフルタワーに次ぐ性能の高さです。

ミニタワーはミドルタワーをさらにコンパクトにした形状で、ミドルタワーより一回り小さく省スペースです。ミニタワーはミドルタワーと比較して価格が安く、設置場所も取りません。

一方でミニタワーは排熱制や拡張性でミドルタワーに劣ります。グラフィックボードの搭載もかなり制限されるので注意しましょう。

スリムはミニタワーを細くしたような形状をしています。省スペースでデスクの上にも設置できる反面、PCケースの中が狭く組み立てには経験が必要です。デザイン性にも優れていますが拡張性はミニタワーに劣ります。

大型のグラフィックボードを搭載できない製品が大半です。省スペースPCがほしいときに検討しましょう。

キューブケースは四角いサイコロ状の形状のPCケースです。コンパクトかつ省スペースでデザイン性も高いことから、自作PCファンの間では根強い人気を誇っています。拡張性は製品にもよりますがスリムより高い傾向にあります。

ATXは基板面積がもっとも広いマザーボードです。コネクタやスロット数が多く拡張性が高いのが特徴です。初心者にも組み立てやすく、自作PCで主流の規格です。基本的なサイズは305×244mmが多くフルタワーやミドルタワーのPCケースで使用します。

拡張スロットル数は最大7つ、メモリースロットルは4～8つ搭載しています。基本的にミニタワー以下のケースには取り付けられないので注意が必要です。

Micro-ATXはATXを一回り小さくしたサイズです。ATXほど多くの製品はリリースされていませんが、コンパクトで省スペースな自作PCを作るならMicro-ATXが向いています。

基本的なサイズは244×244mmの正方形でメモリースロットルが2～4つ、拡張スロットルは最大4つ搭載しています。ミニタワーケースなどのコンパクトケースで使用するマザーボードです。

Mini-ITXはMicro-ATXよりさらにサイズが小さく、170×170mmのマザーボードです。省スペースの自作PCを組み立てられますが、サイズが小さいため組み立ての難易度は高めです。自作初心者がMini-ITXを使用して組み立てるのはおすすめできません。

エアフローがしっかりした冷却性能の高いPCケースは熱がこもりにくく、熱暴走などによるPCパーツの性能低下を軽減できます。冷却重視のPCケースは風通しのいいメッシュを使用していたり、設置できるファンの数が多かったりするのが特徴です。

大口径のファンが搭載できるPCケースや、水冷に対応したPCケースもリリースされているのでチェックしてください。

LEDが搭載されているマザーボードやファンが数多くリリースされています。パーツの動きがLEDで可視化され、見ていて飽きが来ません。こういった楽しみ方をしたい人には、PCケースのサイドがアクリルや強化ガラスの製品がおすすめです。

内部が可視化されているとホコリがたまってもすぐに掃除できます。外からホコリが見えない方がいい場合はスケルトンの素材は避けましょう。

ベイとはPCケースの内部に搭載された、HDD・SSD・光学ドライブなどを設置するパーツのことです。ベイの数が多くなればなるほど設置できるパーツは増え、拡張性が高くなりますが、それに伴ってPCケースのサイズも大きくなります。

ベイの種類には5.25インチ/3.5インチ/2.5インチの3種類があります。5.25インチベイは光学ドライブ用、3.5インチや2.5インチはHDDやSSDなどを設置するベイです。

PCケースには電源ユニットが最初から搭載されている製品もあります。自作PCはパーツの消費電力によって必要な電力が変わります。将来、拡張することも計算に入れ2倍程度の電源容量があると安心です。

電力が不足しているとPCパーツの動作が不安定になり、PCがシャットダウンすることもあります。電源が搭載されているPCケースを購入するなら、電源容量に余裕がある製品がおすすめです。

デスクトップPCは24時間つけっぱなしにする人も多いです。そんな人にとって気になるのが静音性ですよね。PCから発生する動作音を軽減したいなら、静音性重視のPCケースをおすすめします。

静音性重視のPCケースは前面がメッシュではなくドアになっており、ドアの裏側に吸音材や制振シートが貼ってある製品は高い静音性が期待できます。静音性重視のPCケースは密閉性が高く、内部にホコリがたまりにくいこともメリットの1つです。

ここで、実際にコルセアのPCケースを使用している方のレビューを3つ紹介します。日常的に使っていくとメリット・デメリットがそれぞれ見えてくるので、購入前の方はぜひ参考にしてみてください。

最強のPC環境が実現できるコルセアのPCケースから、さらにグレードアップした最新作が販売されています。「iCUE 4000D RGB AIRFLOW」は、高エアフローのフロントパネル設計で高い冷却効果が期待されたミッドタワーATXケースです。

また、さらに大きな寸法規格の「iCUE 5000D RGB AIRFLOW」もラインナップされています。どちらも白いデザインが加わっているので、インテリアに合わせて選べるのが嬉しいですね。

コルセアはゲーミングPCにフォーカスしたPCケースを数多くリリースしています。ゲーミングPCや性能の高いPCを自作したいならコルセアがおすすめです。コルセアのPCケースや自作パーツで、高い性能とデザイン性のPCを組み立ててくださいね。