液晶保護フィルムはいらない?保護フィルムのメリット・デメリット

スマホやタブレットの液晶保護フィルムはいらないのではないか、と考えたことはありませんか?しかし、液晶保護フィルムには画面の割れを防ぐ以外にもさまざまなメリットがあります。この記事では、液晶保護フィルムのメリット・デメリットをご紹介します。

2021/07/23 更新

スマホやタブレットの液晶保護フィルムは、落下による衝撃や傷から守るために使用されます。用途はさらに広がり、覗き見防止や近年問題視されているブルーライトカットなど、個人情報を守ったり目や肌を守ったりするためにも使用されるようになりました。

 

多くの人が貼っている液晶保護フィルムですが、「画面が見づらくなる」「価格が高い」などの理由で貼らない人も増えているようです。また、販売するメーカーやフィルムの種類が増え、どれを選んでいいか分からないという声もあります。

 

今回は、液晶保護フィルムのメリット・デメリットや、液晶保護フィルムを使用しなくても衝撃からスマホやタブレットの液晶を守る方法をご紹介します。

以前に比べてスマホやタブレットの画面の強度が上がっているという話をよく聞きます。例えば、iPhone12はセラミックシールドという新しい技術を採用し、従来のiPhoneの約4倍、落下に強い画面へと進化しました。

 

スマホやタブレットはパソコンなどと違い画面が外にむき出しになっているので、落としたときには画面に直接衝撃がかかります。そのため、うっかり落としたりぶつけたりすると、画面がバキバキに割れてしまうということがよくありました。しかし、スマホやタブレットが主流になりつつある現在では、ディスプレイ自体の強度がより高くなっています。

 

実際に、iPhoneなどの「強固な液晶」を売りにしている機種であれば、必ずしもフィルムを貼る必要ありません。ただし、どんな液晶も細かい傷は必ずつくので、傷が心配という方・傷を防止する以外の機能がほしい方はフィルムをつけましょう

液晶保護フィルムの種類は主に2つに分類が可能です。こちらでは、種類ごとの特色やメリットについて説明します。

柔らかく安価なPET(プラスチック)素材

柔らかく安価なPET(プラスチック)素材は、コストを掛けずに取り入れやすいのが利点です。汚れや傷が付いた時に買い替えやすいという強みがあります。しかし、スマホを落下させた時の衝撃対策にはなりづらいのがデメリットです。

 

柔らかい素材でできている分衝撃へのカバー力が少なく、スマホを落とした時にはスマホの画面の方が割れることがあります。指紋や汚れ・擦った際にできる傷から画面を守るフィルムとして割り切って使うことが大切です。

フィルムが硬くて傷に強いガラス素材

フィルムが硬い作りなので傷に強いガラス素材は、画面をしっかりと保護できるというメリットがあります。衝撃が加えられても画面が割れにくいので、もしもの事態にも安心です。また、PET素材と比べると指ざわりも良く、フィルムを貼っていてもスムーズに操作できます。

 

しかし、PET素材と比べると価格設定が高く、より丈夫な高硬度のガラスフィルムを取り入れるとコストがかかります。ただし、画面割れの修理代と比べると安く済むのは利点です。

ディスプレイの強度が進化しているのであれば、液晶保護フィルムはいらないのではないかと感じる人もいると思います。では、なぜ液晶保護フィルムを使用するのか、液晶保護フィルムを使用するメリットについて解説します。

傷や衝撃から画面を守る

液晶保護フィルムを使用する理由として一番多いのは、スマホやタブレットを落とした時やぶつけた時の衝撃から画面を守ることではないでしょうか。実際に液晶保護フィルムを貼ることで、強度は上がり画面が割れにくくなります。

 

特にディスプレイが割れにくいのは、ガラスフィルムタイプの液晶保護フィルムです。価格は通常の液晶保護フィルムより上がりますが、傷に強く使い心地もいいので人気があります。

画面の汚れを防ぐ

スマホやタブレットの液晶保護フィルムを使用することで、指紋などの汚れを防ぐことができます。ディスプレイの素材にもよりますが、指紋やホコリなどの汚れが気になり画面が見えづらくなることもあります。

 

そのような場合には防指紋加工の液晶保護フィルムを使用することで、画面の汚れを防いで見づらさを改善し、さらにきれいな状態もキープできます。

覗き見を防ぐ

覗き見防止機能がついたフィルムを使用すれば、個人情報やクレジットカード情報など重要な情報の漏洩を防ぐことができます。

 

しかし、覗き見防止フィルムを貼ると使用している本人も画面が見づらくなります。そのため、画面が見づらくなると困るという人は、覗き見防止フィルムではなく普通のフィルムを選択しましょう。

ブルーライトカット機能

スマホやタブレットの使い過ぎによる目の疲れや負担を軽減したい人は、ブルーライトカットができる液晶保護フィルムがおすすめです。スマホなどのディスプレイはブルーライトを発しており、特に暗い場所や画面を近づけて見ると目にダメージが生じます。

 

眼精疲労やドライアイにより視力低下を招くおそれもあるので、特に機器を長時間利用する人は、自分の目を守るためにも液晶保護フィルムを使用しましょう。

スマホやタブレットを保護する液晶保護フィルムですが、選ぶフィルムによっては画面が見づらくなる場合や操作性能が下がるなどデメリットもあります。ここでは、液晶保護フィルムを貼るデメリットについて解説します。

保護フィルムは貼りにくく気泡が入ることがある

液晶保護フィルムを貼る時に気泡が入るなど、きれいに貼れないことがあります。しかし、最近では気泡が入りにくい保護フィルムが販売されています。貼る時に気泡が入ってしまっても自然と気泡が抜けるので、液晶保護フィルムを貼ることが苦手な人でも安心して使えます。

 

何度も貼り直したり失敗をする度に新しい液晶保護フィルムを買ったりしている方は、ぜひ一度お試しください。

ブルーライトカットフィルムは色調が変わる

ブルーライトカット可能なフィルムは、貼り付けるとスマホやタブレット内にある写真や画像が違う色合いに見えることもあるのがデメリットです。iPhoneなど一部のスマホ、タブレットにはお休みモードなどの名称で液晶のブルーライトを端末側からカットする機能がついているので、フィルムではなく設定アプリを活用するという手もあります。

 

ディスプレイが見づらくなると困るという人には、光沢や高透明タイプの液晶保護フィルムがおすすめです。

のぞき見防止フィルムは正面から見にくくなる

のぞき見防止フィルムは周りの方からの視線対策ができますが、場面によっては正面からも見にくくなる点に注意が必要です。光の反射を利用してのぞき見を防止するため、日光など強い光の下では正面から見ても暗くなってしまいます

 

そのため、特に屋外ではスマホの自動明るさ調整機能を活用せずに、手動で画面の明るさを調整するのがおすすめです。

画面の操作性が下がる

液晶保護フィルムによっては、指の滑りが悪くなりスマホやタブレットの操作がしにくくなることがあります。スムーズに操作できず打ち間違いや操作に時間がかかると、ストレスを感じるでしょう。

 

そのような場合には、操作性を重視したマットタイプの液晶保護フィルムがおすすめです。また、ゲームをよくする方はより操作性の高い液晶保護フィルムを選んでください。

ガラスフィルムは割れることも

液晶保護フィルムの中でも強度が高く人気のガラスフィルムですが、落とすと割れてしまう可能性があります。しかし、スマホやタブレットの画面はしっかり守られるため、使用する価値のあるフィルムです。ガラスフィルムが割れた場合は、破片などが細かく危険なので注意しながら取り除いてください。

保護フィルムなしでスマホやタブレットの液晶画面を守りたい場合は、手帳型ケースがおすすめです。ディスプレイがしっかり守られ、落とした時の衝撃も軽減してくれます。また、持ち運び時は画面が手帳部分で覆われているため、汚れや傷のつく心配もありません。

 

横から画面を見られる心配も少なく、プライバシーをしっかり守ることができます。また、種類が豊富で好みのデザインやカラーを選ぶことができるのもポイントです。液晶保護フィルムが苦手な方は手帳型ケースを検討してみてはいかがでしょうか。

カメラについても、「液晶画面に傷がつくのが心配なので保護フィルムを張る」という方と「覗き込みづらくなるので保護フィルムは張らない」という方が半々程度となっています。液晶画面にフィルムを貼りたくない場合にも、専用のカメラケース・カメラバッグ・柔らかい布製の袋などで持ち運ぶといった工夫を施すと傷が付かないように対策可能です。

 

また、液晶保護フィルムを貼ってしまうと液晶でプレビューする際の色彩表現を損なうため貼らない、というこだわりを持つ方もいます

液晶保護フィルムは、スマホやタブレットを使用する方のニーズに合わせて選択することが大切です。見やすさや操作性を重視するか、もしくはホコリや傷から画面を守ることを重視するかにより選ぶ商品が変わるので、自身の使いやすい方法で画面を守りましょう。