Android対応USBメモリおすすめ10選｜スマホから直接usbメモリに接続！

スマホを選ぶ際にはカメラ性能を重視し、Androidの機種を選ぶ方が少なくありません。ストレージの大容量化が進んでいるとはいえ、使い方次第ではあっという間に不足しがち。特に頻繁に動画を撮影する場合は悩ましいですよね。

ストレージの容量不足にお悩みの場合は、USBメモリで対策するのがおすすめです。AndroidでUSBメモリを使用する場合に必要なアクセサリは少なく、データ移行も簡単。またスマホから直接usbメモリに接続できるため、パソコンなしでも可能です。

本記事ではAndroid対応USBメモリの選び方・使い方のほか、Type-C・Micro USBのおすすめUSBメモリをご紹介します。データを移行・保存する方法やUSBメモリを認識しない場合の対処法についても解説しますので、最後までご覧ください。

Android対応のUSBメモリは、機種に合わせたモデルを選ぶことが大切です。「メモリの容量」「機種の充電端子」「MFI認証の有無」「専用アプリの利便性」「壊れにくいメーカー」に分けてお伝えします。

メモリの容量は使用用途に合わせた大きさを選ぶことをおすすめします。たとえば、大きなメモリを必要とする動画や音楽などのオーディオデータを扱う人は8GBでは足りませんが、仕事や大学の文章資料だけしか扱わない人にとっては、100GBはオーバースペックです。

自分はどれくらいメモリが必要なのかが分からない人は、自分の想定より大きいメモリ容量を選ぶのが無難です。

Androidの充電端子には「type-C」と「Micro USB」の2つがあります。変換アダプターを使用せずに「USB type-A」と「Micro USB」が結合したUSBメモリを使用する場合は、お手持ちのAndroidの充電端子がどちらなのか必ず確認しましょう。

しかし、本記事でお伝えする方法は変換アダプターを使用するため、充電端子がどちらでも問題ありません。あくまでも変換アダプターを使わずにUSBメモリだけを使いたい人は、「type-C」か「Micro USB」か確認しておく必要があります。

大容量のデータや高画質の写真・動画などをメモリに保存する場合、転送速度も重要なポイントです。最近のUSBメモリは、USB3.0やUSB3.1(Gen1)といった高速規格に対応しているためスムーズにデータの転送が行えます。

しかし、ここで気を付けていただきたいのが、いくらメモリがUSB3.0以降の規格に対応していても、お使いのパソコンやスマートフォンが同一規格に対応してなければ、古い規格に準じた速度しかだせません。ですから、あらかじめお使いのデバイスのUSB規格を確認しましょう。

MFI認証とは、Apple独自の認証システムです。Appleの独自システムのため「Micro USB」の場合は関係ありませんが、「type-C」の場合は信頼性が高いMFI認証を受けているUSBメモリを選びましょう。

Type-C対応のUSBメモリの中には、MFI認証を受けていない製品もあるので、仕様書などでよく確認する必要があります。信頼性が高いとされる大企業Appleの独自認証システムを通過していることで、情報漏洩などのセキュリティ対策にもなります。

USBメモリの中にはメーカー独自の専用アプリを推奨するメーカーもあります。Androidの標準機能である「ファイルマネージャー」を使用せずに、データを移すことが可能です。

専用アプリを利用する理由は「ファイルマネージャー」より利便性が高いからです。しかし使い勝手の感じ方は人それぞれですよね。自分が使いやすいと感じるアプリがあれば、それらのメーカーのUSBメモリを選びましょう。

携帯性に優れるUSBメモリは、ポケットやバッグに入れて持ち運ぶ機会が多いと思います。ですから、大切なデータが消失してしまわないよう保護機能付きのモデルを選びましょう。

USBメモリ本体のデバイス同士の接続部分である端子部分に、キャップやカバーが付いてるモデルや防水・防塵対応のモデルでは、落としてしまったり、水に濡らしてしまったりした時でも安心感が得られます。

どれを選んでいいか分からないとお悩みの方には、USBメモリのメーカーで選ぶのもおすすめです。世界的に有名なSanDiskやTranscendは、コスパのいい高品質なUSBメモリで人気があります。公式HPでサポートなどの受付も行っておりますので、購入前にしっかりとチェックしておきましょう。

また国内メーカーなら、Elecom、Buffalloなどがおすすめ。どちらも本社を国内に置くPC周辺アイテムを取り扱う日本の最大手メーカーで、パスワードによる認証機能やウィルスチェック機能を搭載しているものも。公式HPも見やすく、連絡先もすぐに分かるので購入後も安心です。

パソコン用「type-A」のUSBメモリをAndroidで使用したい人も多いのでは。その時に必要になるのが「変換アダプター」です。「type-A」のUSBメモリを挿して「type-C」から出力できる変換アダプターであれば、USBに保存した写真や動画を再生できます。

しかし変換アダプターは、常にUSBメモリとセットで携帯する必要があるため、荷物になります。持ち運ぶ際に不便性を感じる場合もありますので、購入前に自分の用途を確認しましょう。

前述の通りAndroidのスマホやタブレットからUSBメモリに書き込みを行うには、「type-Aからtype-CかMicro USBに変換するアダプター」もしくは「type-Aとtype-CかMicro USBが結合されているUSBメモリ」が必要です。

USBメモリを端末に接続したら、以下のように操作します。

1. Androidの「設定」から「接続機器」を選択
2. その中から「USB接続設定」をタップ、「USB機器を検出」をタップ
3. USBメモリが認証されると「○○製のUSBドライブ」が接続されたと通知が来るので,タップすると標準機能のファイルマネージャーが起動し表示されます。

データを移す手順は、以下の通りです。

1. 「転送したいデータを長押し」して、右上の「3点マーク」から「コピー」をタップ
2. データの転送先の「接続したUSBメモリ」から「移動先のフォルダ」を選択
3. 右下の「コピー」をタップすれば完了です。

Android未対応のUSBメモリの場合は、「AndroidからPC、PCからUSBメモリ」の手順になります。あまり難しい作業はなく、手軽で簡単です。

1. Androidとパソコンを直接ケーブルで接続
2. USB接続の用途がポップアップし、その中から「ファイルを転送する」を選択
3. PCから「エクスプローラー」を起動
4. エクスプローラー内のAndroidから「移動させたいデータを右クリックしてコピー」
5. 任意のフォルダや場所に「右クリックで貼り付け」すれば完了です。

「Androidd端末にUSBメモリを接続しているのに認識しない！」なんてことはありませんか。こんな時にわざわざメーカーに問い合わせるのは面倒ですよね。そこで、USBメモリが認識されない場合の対処法を3つ解説します。

「USBメモリを挿したけど、通知が来ない」場合の対処法は、以下の通りです。

1. Android端末の「設定」を開き、「接続機器」から「USB接続設定」を選択
2. 「USB機器を検出する」を選択すれば、USBメモリが認識されます。

しかし、大抵の場合USBメモリを接続すれば認識されます。また、検出されない場合も、「Android端末本体を再起動」や「一度抜いてから挿し直す」ことで解決できるはずです。

変換アダプターを使用してデータ移動させる場合と、セキュリティ対策の問題で認識しない場合があります。これらの場合には「開発者モード」から「USBデバッグを有効化」します。

1. 「設定」→「システム」→「端末情報」→「ソフトウェア情報」
2. 「ビルド番号」を7回タップ（開発者モードになると通知が来ます。）
3. システム一覧に「開発者向けオプション」が表示
4. 開発者向けメニューの中から「USBデバッグを有効化」

上記の手順でUSBデバッグを有効化出来ますが、自己責任で行ってください。また、セキュリティを外したままだと不具合が起きる可能性があります。

USBメモリやAndroid端末によっては、「タップして、修復（フォーマット）します」もしくは「タップして、対応している形式でセットアップしてください」と通知が来る場合があります。その際はフォーマット後に、Android端末に接続すれば認識されるはずです。

しかし、フォーマットを実行すると、記憶媒体（USBメモリ）に保存されているデータがすべて消えます。大切なファイルやデータは、必ずパソコンなど他の媒体にバックアップをしておきましょう。

Android対応のUSBメモリを選ぶ際は、まず自分のAndroid端末の端子に合ったものを選んでください。また、type-Cの場合はメモリの容量だけでなく、USBの企画やMFI認証の有無を確認して快適にデータ移行を行いましょう。