【小型・直挿し】コンパクトなUSBハブおすすめ11選｜Type-Cが使えるタイプも

パソコンに付いているUSBポートだけでは足りない場合、USBハブがあると便利です。最近ではマグネット付き・おしゃれなものなど、さまざまなタイプがあり種類豊富。HDMI接続できる機種なら、高画質での映像出力も可能です。

たとえば、USBポートを2～3個増やす程度なら、コンパクトなUSBハブがおすすめです。小型なら軽量で小さいポーチに収まるので、持ち運びにも適しています。パソコンに直接挿せる直挿しタイプの商品は出先でもサッと使えて便利です。

以上を踏まえ、本記事ではコンパクトなUSBハブの特徴・選び方・おすすめ商品を紹介します。エレコムほかの人気メーカーもピックアップしますので、ぜひ最後までご覧ください。

USBハブは、パソコンのUSBポートに接続してポートを増設できる便利なアイテムです。商品によってはUSBポートだけでなく、HDMI・MicroSDスロット・lightningなど異なる規格のポートを増やせるタイプもあります。

ほかにも、イヤホンジャック付きのUSBハブなら、イヤホンジャックが搭載されていないPCでも遅延の起きにくい有線イヤホンが使えます。また、PS4やNintendo Switch向けのUSBハブもありますので、必要な人は探してみましょう。

USBハブを購入する前に、USBハブとはどういうものなのか理解しておかなければなりません。ここからは、USBハブの購入にあたり重要となるポイントを解説します。

まず、USBメモリの転送速度に、USBハブは一切影響しません。転送速度は、USBメモリの規格ごとに異なります。詳細は以下の通りです。

• USB 2.0（Type-Aの規格）・・・480Mbps
• USB 3.0（Type-Aの規格）・・・5Gbps
• USB 3.1 Gen 1（Type-Cの規格）・・・5Gbps
• USB 3.1 Gen 2（Type-Cの規格）・・・10Gbps

一般的なUSBメモリの接続端子（コネクタ）はType-Aですが、比較すると3.0の方が高速であるとわかります。Type-CはAndroidスマートフォンなどに搭載されている端子です。

USBハブ本体への給電方法には、「セルフパワー」と「バスパワー」の2つのタイプがあります。コンパクトなUSBハブには、パソコンのバッテリーを利用するバスパワーが多いのが特徴です。ここからは、この2つのタイプについて解説します。

セルフパワーは、コンセントから給電するタイプのUSBハブです。そのためUSBハブ本体に電源コードが付いています。こちらは持ち運びより、家庭やオフィスで据え置きして使う人におすすめです。

セルフパワーのUSBハブなら、消費電力の多い周辺機器（外付けHDD等）を接続しても動作が安定します。

バスパワーは、USBポートから給電するタイプのUSBハブです。こちらは接続した機器（パソコン等）の電力を使います。コンセントを使わないため長い電源コードが無く、持ち運びしやすいのがメリットです。

こちらはマウス・USBメモリ・テンキー等、消費電力の少ない機器を繋ぐのに適しています。

USB端子の規格には、いくつかの種類があります。USBハブは、パソコンと接続機器の両方の端子に繋げられなければ当然ですが使えません。そのため、使っている端子の種類を把握しておく必要があります。

「Type-A」は、パソコンに接続するコネクタの中では最も一般的な形状のもので、形は約5mm×約12mmの長方形になっています。転送速度の規格は「2.0」と「3.0」の2種類です。

どちらの規格に対応しているかは、端子内の樹脂を見るとわかります。樹脂の色が青なら「3.0」対応、黒なら「2.0」対応です。「3.0」のUSBメモリを繋ぐ場合は、「3.0」対応のUSBハブを選びましょう。

「Type-C」は、「Type-A」より端子のサイズが小さいのが特徴です。こちらは主にMacBookやAndoroidのスマートフォンに採用されています。端子が左右対称になっているため、差し込む方向で悩む必要がありません。

近年では、一般的なパソコンの中でも「Type-C」を採用している商品が増えています。興味がある人は探してみるのもいいです。

外部ディスプレイに映像出力する用途を想定する場合は、HDMI端子付きのUSBハブを選びましょう。2台以上のディスプレイに出力できる機種なら、Web会議中に並行してPC操作を行いたい場合にも対応できます。

WQHD・4Kといった解像度に対応できる機種もあるため、ディスプレイのスペックに合ったものを選びましょう。

コンパクトなUSBハブは、どうしてもUSBポートの数が少なくなります。しかし、USBポートの数が足りないと使いにくいため、必要な数を備えているか必ず確認しましょう。

また、USBポートに個別スイッチがあると便利です。コンパクトな商品にも搭載している場合がありますので、興味がある人は探してみましょう。

USBハブは、本体とコネクタの間にコードがあるものとないものがあります。それぞれのメリット・デメリットは以下の通りです。

• コードあり・・・ケース付きのパソコンにも取り付けしやすい
• コード無し（直挿し）・・・持ち運びしやすい

ケーブルレスタイプは配線をスッキリさせられたり、持ち運びが楽になるメリットがある反面、使用環境によっては使いにくく感じる場合もあります。有線の場合は、デスクトップパソコンを利用していて足元に本体を置くなら、ケーブルの長さは1.5m程度を目安に選ぶのがおすすめです。

中にはUSBハブにマグネット付きの商品があります。マグネットが付いていれば、スチール製のデスクやキャビネットに固定できるため、省スペース化や見た目もスッキリさせられます。マグネット部分もラバー素材なので、通常に置く使用でも滑りにくく安定させられます。

いつも身近にあるものだからこそおしゃれなものを選びたいですよね。おしゃれなUSBハブを選ぶ際には、色や素材感などを気を付けるようにしましょう。たとえば周辺機器と同一色・類似色にするか、捕色・差し色のUSBハブにしておくと、すっきりスマートにみえます。

また素材もアルミ素材のものは丈夫でおしゃれなのでおすすめです。

超小型のケーブルレスUSBハブは、ノートパソコンに直挿しできるため、非常に便利です。ケーブルがないため、ノートパソコンにそのまま直挿しできるので、使い勝手が良くなります。さらに、スイングコネクタが270度回転するため、使いやすい角度に調整して使用することができます。

また、パソコンに挿したままでも邪魔にならない超コンパクトな設計ですので、持ち運びにも便利です。これらの特徴を持つ超小型のケーブルレスUSBハブは、ノートパソコンの利便性をさらに高めるため、おすすめです。

コンパクトなUSBハブは、実は100均にもあります。作りはシンプルですが使用にあたっては全く問題ありません。USBハブをとりあえず使ってみたい人・急に必要になった人はぜひ100均で探してみましょう。

データの転送速度は有名メーカー品よりも少し劣る程度ですが、タブレットやスマートフォンの充電の際には非常に時間がかかりますので、その点には注意しましょう。

USBハブを使用してゲームをするときには遅延する点も注意しておく必要があります。USBハブは対応できる電力消費量の上限があり、複数の機器を設置してしまうとタイムラグが出てストレスを感じてしまうかもしれません。

対策としてはUSBハブを経由しないようにするか、セルフパワーがあるUSBハブを選ぶようにしてください。

最近は、パソコン本体のUSBポートの数が減少している傾向にあります。スリム化と軽量化を目指すノートパソコンでは、その傾向がより顕著です。USBハブにはいろいろな周辺機器を接続できてその利便性も上がってきていますので、パソコンをよく使う人はぜひUSBハブを用意しておくといいです。