ペンタブレット「KUMADORI～筆や写楽」がおすすめ｜使い方や人気の理由を解説

ペンタブレットは、イラストを描いたり画像編集をしたりするために欠かせないアイテムです。デジタル化が進む現代、アナログの画材からペンタブレットに乗り換える方も多いのではないでしょうか。

今回は、イラストレーターの中で話題の日本初ペンタブレット、筆や写楽の「KUMADORI」について紹介。KUMADORIの人気の理由や便利な機能、ペンタブレットの基本的な使い方までたっぷりとお伝えします。

加えて、KUMADORIペンタブレットが反応しないときの対処法、ドライバインストール方法も詳しく解説します。KUMADORIペンタブレットに興味がある方、購入を迷っている方は参考にしてください。

KUMADORIは、アナログ画材を取り扱うRAYWOODが立ち上げたブランド「筆や写楽（ふでやしゃらく）」から発売されたデジタルイラスト用のペンタブレットです。純国産のペンタブレットとして注目を浴び、発売初日に完売したことがSNSでも話題になりました。

最大の特徴は、プロ仕様の高い性能が破格の安さで手に入るロープライス設定。高価格なペンタブレットが多い中、KUMADORIはコストパフォーマンスの高さが多くのユーザーに評価されています。

また、必要なケーブルやペンの替え芯、摩擦防止のグローブなどがついたスターターキットとして、セット販売されているのも人気の理由です。初心者の方でも手に取りやすく、本格的なイラスト制作ができます。

KUMADORIの最大の特徴は、初心者の方にも手の届きやすいお手頃な価格。業界でもトップレベルの低価格を実現しながらも、プロでも使えるような高い性能を持っています。

筆圧感度は、ペンの強弱を感知する機能のことです。KUMADORIは8192段階の筆圧感度を備えており、柔らかいタッチも力強い線も思いのまま。読取性能にも優れており、まるで紙に描いているような自由な描き心地が魅力です。

また、付属アダプターを使えばAndroidのスマホ・タブレットにも接続可能。パソコンを持っていなくても安心です。ただし、Android端末ではショートカット・筆圧の設定はできません。筆圧設定はペイントアプリ側で行う必要があります。

専用ペンは充電不要なので、バッテリーを気にせずに使い続けられます。重量13gと軽く、長時間の使用でも疲れを感じさせません。グリップ部分はシリコン製なので、握りやすさと滑りにくさを兼ね備えています。

ペンのサイドにはボタンがついており、消しゴムや右クリックなどのよく使う機能をマクロ登録することができます。ペン先の沈み込みは約0.5mmに抑え、極上の描き味を演出。ユーザーの使いやすさにこだわった便利な機能が嬉しいですね。

ワークスペースは10×6.25インチ（約25.4×16cm）のゆったりサイズです。B5サイズに近い大きさなので、ペンを自由自在に大きく動かせます。曲線やハネ、ストロークなどの細かな操作も思うがまま。

重さは770g、厚さ1cmのコンパクトサイズなので、デスクスペースを無駄に消費しません。持ち運びも簡単なので、自宅以外の場所での作業も可能です。取り回しのよさもKUMADORIの魅力の1つです。

傾き検知とは、ペンの角度を検出して線の太さなどを忠実に再現する機能です。KUMADORIは±60度を備えており、アナログのペンのような自由なコントロールができます。

手の角度や細かな動きにも、素早く正確に反応します。ペンを立てると細い線を、寝かせると太く幅のある線を表現できます。

自分流にカスタマイズできる28個のショートカットキーが搭載されています。拡大縮小やレイヤー追加なども操作がワンタッチで使用でき、とても使いやすい機能です。また、左利き用に変更できる機能を備えています。

Photoshop・SAI・Clip Studio・メディバンペイント・アイビスペイントなどのあらゆるペイントソフトに対応しており、使い道の幅広さも魅力です。ユーザーサポートも充実しており、国内メーカーならではの安心のサービスが利用できます。

ここからは、KUMADORIを実際に購入したユーザーの口コミを紹介します。評価のいいレビューはもちろん、「ここが惜しい」というレビューもまとめました。

初めてペンタブレットを使う方や違うペンタブレットを使用していた方は、始めは描きづらいと感じることがあるかもしれません。もしツルツルした描き心地に違和感があるのであれば、ざらざらとした質感の画面シートや芯を購入するのがおすすめです。

最近ではさまざまな質感の画面シートが登場しており、自分好みのものを選ぶことができます。また、モニターとペンタブ、自身の向きをしっかり合わせるのも有効な方法です。

まずは、USBケーブルが正しく接続されているかを確認します。まれにUSBの接続不良でペンタブレットが認識できない場合もあるので、その場合は別のUSBケーブルに取り換えてみるのがおすすめです。

USBケーブルには充電専用のものが存在します。同封のUSBケーブルであれば問題ありませんが、手持ちのケーブルを使用するときは注意してください。

また、ペンタブレットが端末に正しく認識されているかどうかをチェックしましょう。パソコンであれば、デバイスマネージャーから確認することができます。

使用するペイントソフトによっては、ペンや操作が正しく感知されない場合があります。KUMADORIはPhotoshop・SAI・Illustrator・Clip Studio・openCanvasなどの主要ソフトに対応しています。

1度、今使っているソフトが対応しているかを確認しましょう。また、ソフトの初期化や再インストールで解決する場合もあるので、改善しない場合は試してみてください。

ペンタブレットとは、パソコンを操作するために使う入力機器です。パソコンと接続すると、ペンタブレット上の操作がパソコンに反映されます。

通常のマウス操作もできますが、専用ペンを使って操作するためイラスト制作に最適です。筆圧感知機能があるペンタブレットであれば、ペンの筆圧によって線の太さなどを自在に表現できます。

また、アナログのイラスト制作とは異なり、絵をデータ上で保存できるため保管や編集作業が手軽になります。イラスト制作だけではなく、近年ニーズが高まっている動画編集の際も役に立つアイテムです。

ペンタブレットには、液タブレットと板タブレットがあります。それぞれ「液タブ」と「板タブ」と略して呼ばれることも。

液タブレットはディスプレイがついており、タブレット上の画面を見ながら操作します。手元を見て操作できるので、初心者の方にも使いやすいのが特徴です。板タブレットに比べて、価格が高い傾向にあります。

一方で、板タブレットはディスプレイがついておらず、パソコン画面を見ながら操作をします。慣れるまでは使いにくさがありますが、作業画面が手で隠れないというメリットがあります。KUMADORIは、こちらの板タブレットにあたります。

今回は、話題の人気ペンタブレットKUMADORIについてたっぷりとお届けしました。プロレベルの優れた性能をリーズナブルな価格で体験できるおすすめのアイテムです。ぜひ皆さんもKUMADORIを購入して、素敵なイラストやデザインを創ってください。