【回りっぱなし】ノートパソコンのファンが急にうるさい!原因と対処法

ノートパソコンを使っているとき、ファンの回る音がうるさいと感じることがありませんか?この記事では、なぜノートパソコンのファンがうるさく回るのか、その原因と解決方法を解説!また、ファンの音の軽減方法とともに、故障の可能性がある事例を紹介します。

2021/10/22 更新

ノートパソコンを使っていると、ファンが回る音が聞こえてきて気になることはありませんか?ファンが回ること自体は正常な状態ですが、ファンの音がうるさいと感じるほど大きいときがあります。

 

ノートパソコンのファンはパソコンの熱を外へ逃がすなどの役割を持っているので、使用中はある程度の音が鳴っても仕方ありません。しかし、あまりに音が大きく気になる場合は、何らかの不具合が生じている可能性があるので注意が必要です。

 

そこでこの記事では、ノートパソコンのファンの音が大きい原因や、音を軽減するための対策法を紹介します。パソコンを使うたびにファンの音が気になるという場合はぜひ参考にしてください。

今すぐ見る!ノートパソコンのファンの音を軽減させる方法

ノートパソコンを使っていると、突然ファンの音がうるさくなることがあります。しかし、うるさいからといって無理にファンを停止させることはおすすめできません。まずは、ファンの音が大きくなる理由を知りましょう。ファンが回る理由を以下に紹介します。

 

パソコン本体の熱を逃がす

ノートパソコンを使い続けていると、本体内部に熱がこもってしまいます。内部が熱い状態が続くと、突然電源が落ちたり固まったりする「熱暴走」を起こし、最悪の場合パソコンの故障に繋がることも。

 

そのような状態を防ぐために、ノートパソコンのファンが回転して内部にこもる熱を逃がしています。つまり、ファンが回っているということはパソコンを熱から守って不具合や故障を防いでいるのです。

CPUやGPUを冷却してトラブルを防ぐ

パソコンには、ハードウェアやソフトウェアの処理や制御を行う頭脳である「CPU」、3Dグラフィック処理を行う「GPU」が搭載されています。これらは、パソコンを使っているときに働いているため使用中に熱を持ちやすいです。

 

CPUは温度が上がると自動的に性能を落とせる機能を持っていますが、パソコンの性能も落ちてしまいます。GPUも温度が上がりすぎると性能が落ちるため、快適に使えるようファンを回して冷却し、同時に熱によるトラブルを防ぐ役割も持っているのです。

ノートパソコンを使っているときに、突然ファンの音がうるさくなったことのある人は多いのではないでしょうか。なぜ急にうるさい音が鳴ってしまうのか、その原因として使用状況や使用環境などによる以下の理由が考えられます。

 

負荷がかかる作業をして本体内部に熱がこもっている

3Dゲームや動画編集、グラフィック処理などの作業は、ノートパソコンのCPUやGPUに高負荷をかけます。そのため、このような負荷の高い作業を行っているときはパソコンが熱を持ちやすくなります。

 

そして、パソコン内部にこもった熱を放出させるために、ファンの回転数も増えるので、ファンの音が「うるさい」と感じるのです。

cpu使用率が低いのに急にファンがうるさくなったときは

CPUに負荷がかかったり使用率上がったりすると、熱がこもりやすくなるためファンの回る時間や頻度も多くなります。しかし、特に負荷がかかる作業を行っていないにもかかわらずファンがうるさいほど回る場合は、以下のような問題が考えられます。

 

室温が高い

パソコンのファンは、外気を取り込むよう設計されています。室温が高いと取り込む空気の温度も高くなるため内部に熱がこもりやすくなり、ファンがフル回転してうるさく感じるのです。また、一般的にパソコン内部の温度は室温より7~8度高く、気温が高いと内部温度もさらに高くなり、ファンが回りやすくなります

通気口がふさがっている

ファンは、ノートパソコン内部の熱を外へ逃がす役割を持っています。熱は通気口から熱風として排出されますが、通気口がゴミやホコリなどでふさがっているとうまく熱が排出されなくなるのです。

 

すると内部の温度が下がりにくくなり、熱を逃がそうとファンが回り続けます。ゴミやホコリ以外に、ノートパソコンのそばに置いてある物が通気口を塞いでいる可能性もあるので注意が必要です。

故障している

室温が高くもなく通気口をふさぐものもないのに、ファンの音がうるさい場合は、ファン自体が故障している可能性があります。ファンがうるさいだけでなく、普段は聞かないような異音が鳴ることもあるため注意してください。また、ファンが回りっぱなしの時間が長くなったという場合は、排熱効率が低下している可能性があり故障のサインと考えられます。

今すぐ見る!ノートパソコンのファンの音を軽減させる方法

パソコンは定期的に最新データがアップデートされまが、面倒だからとアップデートせず使い続けていると、更新データを溜めることがCPUへの負荷となりファンが回り続ける原因となります。このような場合は、更新データをインストールして再起動で、改善することもあるので試してみましょう。

 

また、バックグラウンドでアップデートの準備をしていたり、アプリを 使用したりという場合も負荷がかかりファンが回りやすくなります。上記のケースでは、アップデートを完了する、またはアプリを一度閉じるのも有効です。

ここでは、ノートパソコンのファンの音がうるさいときに、自分でもできる解決方法を紹介します。パソコンの故障を疑う前に一度、以下の方法を試してください。

 

通気口の掃除をする

通気口がゴミやホコリで詰まっているとうまく排気ができず、ノートパソコン内に熱がこもってファンが回り続けてしまいます。この状態を解消するには、まず通気口を掃除しましょう。

 

通気口をふさいでいるゴミなどを取り除くだけで排気がしやすくなり、熱を上手に外へ逃がすのでファンの回転音も軽減できます。ただし、通気口の掃除をする際は、誤ってスイッチを押して通電すると危険です。必ず電源をオフにしてコンセントを抜いてから作業してください

負荷が高い作業を控える

CPUやGPUへ高い負荷がかかると、どうしてもパソコンの熱は上がります。そのため、ファンがうるさい場合は一度負荷の高い作業を止めてみましょう。その状態でファンが止まれば問題ありません。

 

もし作業を止めた後もファンが回り続ける場合はCPU使用率をチェックし、高負荷となっているプロセスを終了してみましょう。WindowsとMacそれぞれにCPU使用率の確認方法を紹介しますので参考にしてください。

 

Windows|CPU使用率の確認方法

Windowsの場合は、Windowsマークを右クリックしてタスクマネージャーを起動します。タスクマネージャーのプロセスを選択して、各行のプロセス名にあるCPUをクリックすれば確認できます。

 

  1. タスクバーのWindowsマークを右クリック
  2. タスクマネージャー→プロセスをクリック
  3. 各行にあるCPUをクリックして高負荷のアプリをチェック

Mac|CPU使用率の確認方法

Macはアプリケーションからユーテリティを選択して、アクティビティモニタをクリックします。CPUタブからプロセス名の「%CPU」を見れば高負荷のアプリを確認できます。

 

  1. アプリケーション→ユーテリティをクリック
  2. アクティビティモニタをクリック
  3. CPUタブを選択
  4. プロセス名の「%CPU」をクリックして高負荷のアプリをチェック

冷却スタンドを使用する

負荷の高い作業が続く場合は、物理的にパソコンを冷やすのも1つの方法です。ただし、このときやってはいけないのが、氷や保冷剤で冷やすことです。水が入らないから問題ないと思われがちですが、冷気が入ることでパソコン内部に結露が発生し故障の原因に繋がります

 

冷やす場合は冷却スタンドがおすすめです。市販されているノートパソコンスタンドの中には、ファンが搭載された冷却スタンドもあります。冷却スタンドを使えば、外部からパソコンを冷やせるのでファンの音の軽減が期待できるでしょう。

省電力モードに設定する

省エネモードに設定することで、ファンの音が軽減されることもあります。WindowsとMacの設定方法を紹介しますので参考にしてください。

 

Windows

  1. コントロールパネル→電源オプション
  2. 電源プランの選択またはカスタマイズ→省電力を選択
  3. ※ただし、省電力モードを選択するとパフォーマンスが低下しますので注意してください

 

Mac

  1. アップルメニュー→システム環境設定
  2. バッテリーをクリック

ファンを交換する

上記3つの方法を試しても、ファンが回り続けてうるさい状態が改善しないという場合は、故障の可能性があります。ファンが故障している場合は交換が必要です。しかし、ファンの交換はノートパソコン本体を分解する必要があり自力では困難なため、専門業者に交換を依頼することをおすすめします。

SSD搭載のノートパソコンに買い替える

紹介した対処法でも解決しない場合は、修理が必要になる可能性が高いです。修理可能でも手元に戻ってくるまでに時間がかかるため、ノートパソコンがないと困るというのであれば、買い替えも検討してください。買い換えるのであれば、発熱や商品電力の少ないSSD搭載モデルをおすすめします。音も静かで速度も速いので使いやすいなどメリットが多いのも魅力です。

パソコンの設定でファンの音を軽減させることもできます。Windowsノートなら、「電源設定」を変更してみましょう。

 

Windows10左下のアイコンを右クリックすると出てくる「電源オプション」内の「プラン設定の変更」→「詳細な電源設定の変更」と進むと、「プロセッサの電源管理」内に「システムの冷却ポリシー」があります。

 

こちらの項目を「パッシブ」に設定すると、ファンの音が改善する可能性があるのでぜひ試してください。

 

手順

  1. Windows10のアイコンを右クリック
  2. 電源オプション→プラン設定の変更→詳細な電源設定変更
  3. プロセッサの電源管理→システムの冷却ポリシーをパッシブにする

ノートパソコンのファンの回転は基本的に正常な状態ですが、中には故障が原因で音が鳴っている場合があります。以下のような症状が見られた場合は、パソコンの冷却や設定変更では改善しない可能性があるため、専門業者にチェックしてもらいましょう。

 

内部からカラカラと異音がする

ノートパソコンの使用中、ファンが普段とは異なる「カラカラ」という音で鳴っている場合は、ファンそのものに物理的な故障が発生している可能性があります。

 

ファンが故障していると排熱がうまくいかないため冷却ができず、パソコンの別部分の故障に繋がることも。カラカラと音がする場合は、パソコンが故障する前にファンの不具合を確認してもらいましょう。

ソフトを起動した途端にファンが回る

高負荷がかかるソフトを使用しているとファンは回りやすくなりますが、起動した途端にファンが回り始めるような場合は、ファンではなくハードディスクに不具合が発生していることが考えられます。

 

ハードディスクが故障すると、パソコンが起動しなくなりデータ復旧も不可能です。このようなケースも、速やかにノートパソコンの故障を疑い専門業者にチェックしてもらいましょう。

ノートパソコンを使っているときは、何かしらの音がするものです。しかしあまりにも音がうるさい場合は、不具合が起こっている可能性があります。ゴミやホコリを取り除く・冷却するなどの方法で解決しないのであれば故障が原因という可能性もあるため、パソコンが起動しなくなる前に状況に応じてファンの状態をチェックしましょう。