【最新】CDプレーヤーおすすめ10選｜ポータブルや壁掛けなど種類も豊富

デジタル形式での音楽ダウンロードや毎月定額のサブスクリプションサービスが定着している現在、CDで音楽を聴く機会は減っているのではないでしょうか。そんな中でも、昔買ったCDを聴いてみたいと思うこともあるでしょう。

デジタルでの音楽購入が主流になりつつある今でも、CDを再生できるCDプレーヤーは製造されており、CDが主流だった時代と同様コンポタイプ・ポータブルタイプ・CDレシーバーなど、使用シーンに合わせてプレーヤーを選択できます。ポータブルタイプなら、1万円前後の低価格ですので、比較的手軽に購入可能です。

この記事では、まだ現役の家電製品ともいえるCDプレーヤーの種類や選び方、おすすめの最新CDプレーヤーをご紹介します。CDを聴き続けたい人や、これからCDを聴きたい人もぜひ参考にしてください。

ポータブルタイプCDプレーヤーは、コンパクトであるため、小さいバックに入れて持ち運ぶことができます。本体は軽量で通勤・通学時にヘッドホンを使用して音楽を聴くのに最適です。ご自宅の中で聴く場所を変えたい人にもおすすめできます。

集中して聴けるため、語学などの学習用にもぴったりです。振動などの衝撃を受けると音が飛ぶことがあるデメリットもありますが、音飛び防止機能が搭載されているタイプも販売されているので、頻繁に持ち運ぶ人は音飛び搭載モデルを選びましょう。

コンポタイプは、アンプとスピーカーが一体化した据え置き型のCDプレーヤーです。コンセントに接続して使うため、ポータブルタイプのように持ち運ぶことはできませんが、1カ所での使用を想定しているならば最適のタイプです。

アンプやスピーカーとの接続が不要で、電源を入れるだけですぐに再生できる手軽さがメリットです。デザイン性が高いモデルも多いため、インテリアにこだわる人にもおすすめできます。

レシーバータイプとは、CD再生機能のみを搭載したCDプレーヤーです。単体では音楽を聴くことができず、別途アンプやスピーカーを用意して接続しなければなりません。すでにアンプやスピーカーを持っている人や、音にこだわりたい人に適したタイプです。

レシーバータイプはサイズが大きい商品が多く、さらにアンプやスピーカーも設置することを考慮すると、ある程度の広さの設置スペースが必要となります。

先述の通りCDプレーヤーには「ポータブルタイプ・コンポタイプ・レシーバータイプ」という3種のタイプがあります。持ち運べるポータブルタイプ、据え置きで楽しむならコンポまたはレシーバータイプなど、それぞれの特徴やメリットは異なります。

そのためCDプレーヤーを選ぶ際はまず、ご自分の使用するシチュエーションを想定した上でどの種類のプレーヤーにするかを決めておくと、商品を絞り込んで選びやすくなります。

音にこだわりを持つ人は「周波数特性」を確認しましょう。周波数とは、プレーヤーで再生できる音の範囲を示すもので、1秒間に繰り返す音の波の数を表します。周波数が低いと低音、周波数が高いと高音、と認識しておいてください。

そして、CDプレーヤーが再生できる音の範囲を「周波数特性」といいます。高性能なコンポになると2Hz～50kHzという商品もありますが、人によって音の聴こえ方はさまざまです。周波数特性数値を見ながら、実際に音を確認することも忘れずに。

CDプレーヤーと他の機器とを接続する場合は「出力方式」を確認しましょう。アンプやスピーカーに接続する際は、対応するデジタル端子が搭載されているかのチェックが必要です。

持ち運べるポータブルタイプやコンポタイプは、イヤホンやヘッドホンと接続する機会も多いですよね。その場合、ワイヤレスで接続ができるBluetoothが便利です。CDプレーヤー、イヤホンともにBluetooth対応にしているか確認しましょう。

CDプレーヤーはすべてのCDを再生できると思われがちですが、より高音質の音が再生できるハイレゾ音源を収録する「SACD（Super Audio CD）」や、PCなどでダビングしたCDは再生できないことがあります。

市販されている一般的なCD以外は、CDプレーヤーにより対応できるCDが異なります。また、CD-Rには対応していてもCD-RWの読み込みができないこともあるので、対応フォーマットは事前に確認しましょう。

ただ単にCDを再生するだけではなく、CDプレーヤーにはさまざまな機能が搭載されています。欲しい機能がついたプレーヤーを選べば、より快適に音楽を楽しむことができます。

通学・通学中にポータブルタイプのプレーヤーを使用したい人には、「音飛び防止機能」が便利です。持ち運びの際の揺れや衝撃で音が飛ぶことを防いでくれます。

再生機能にもさまざまなものがあります。「ランダム再生」や「リピート機能」のほか、再生される音のスピードを調整できる「スピード調整機能」などもあります。会議や講演を録音したCDの再生や学習時の聞き取りにも便利です。

壁掛けタイプのCDプレーヤーと言えば無印良品がおなじみです。無印良品の壁掛けCDプレーヤーはおしゃれでスッキリ設置できると人気を集めています。本体から下に伸びた電源コードを引っ張るだけでCDの再生ができ、シンプルな操作性も魅力です。

ソニーはCDの開発に携わったことで知られるメーカーです。世界初のポータブルCDプレーヤーを開発したのもソニーで、「ウォークマン」を基とする小型軽量化の技術に優れています。

CDのパイオニアとも呼べるメーカーでブランド力も高く、製品のクオリティも高い評価を得ており、現在も高品質でデザイン性の高いCDプレーヤーを製造し続けています。

東芝は、過去にオーディオブランドを展開していたこともあり、そのノウハウを活かした商品開発により高性能なオーディオ製品を製造しています。東芝では現在も、ラインナップが縮小傾向にあるポータブルCDプレーヤーを多く手掛けています。

品質が高さを保ちながら、比較的リーズナブルな価格であることも東芝の魅力です。コスパがいいものが欲しい人におすすめです。

デノンは1910年創業の老舗国内オーディオメーカーです。世界で初めてデジタル録音を行ったことでも知られており、高音質な製品を開発、業務用機器も数多く手掛けています。

デノンのCDプレーヤーは、音質の高さに定評があります。ハイエンドモデルではハイレゾ音源にも対応しており、音にこだわりを持つ人におすすめのメーカーです。

音質に強くこだわりたい人にはハイエンドCDプレーヤーをおすすめします。一般的なCDプレーヤーに比べて価格が跳ね上がるものの、デジタルデータへの変換時や出力時の性能が高いため、音質がいいとされています。

ハイエンドCDプレーヤーは対応フォーマットも幅広く、ハイレゾ音源に対応した機種も多いため満足いく音質が得られるでしょう。

デジタルダウンロードやサブスクなどが普及している現在でも、CDプレーヤーは最新機種が登場し続けておりまだまだ現役の家電製品です。ハイレゾ音源なども再生できるモデルも増えているので、高音質を楽しむなら最新のCDプレーヤーを購入してはいかがでしょうか。