Bluetooth対応のCDプレーヤーおすすめ6選｜高音質・おしゃれなものも

最近ではさまざまな家電にBluetooth(ブルートゥース)機能が搭載されています。Bluetooth機能がついている製品はケーブルを使わなくても送信、接続ができるのでとても重宝しますよね。

実は、CDプレーヤーにもBluetooth機能が搭載された機種があるのをご存知ですか？CDの音楽をワイヤレスイヤホンで聴けるなどと、使い勝手がいいだけではなく、音楽を高音質で楽しめます。

しかし、Bluetooth機能のついたCDプレーヤーをどのように選べばいいのかわからない方も多いですよね。この記事では、Bluetooth対応CDプレーヤーの特徴やメリット・選び方とおすすめ商品6選を紹介します。ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

BluetoothCDプレーヤーの最大のメリットは、Bluetoothイヤホンでケーブルを気にせず好きな場所で使用できる点です。移動の際にもイヤホンのコードがないだけで非常に快適です。また、スマホのような音楽機器と接続すれば、スピーカー代わりに使えるものもあります。

しかし、Bluetooth対応といっても、送受信両方ができるかどうか事前に確認しておく必要があります。CDプレーヤーの大半は送受信のどちらかしかできないものが多いです。自分がBluetoothで送信と受信のどちらを使いたいのかを確認して選びましょう。

ここでは、CDプレーヤーのタイプによる違いを表を用いて比較します。実際に購入する際に、ぜひ参考にしてください。　

据え置き型のCDプレーヤーの魅力は、高音質のものが多い点です。CDレシーバーと呼ばれるスピーカーを別途取り付けるタイプは、音質にこだわる人にとても人気ですよ。一方、スピーカーが一体となっているコンポと呼ばれるものは、手軽に使えるため人気を集めています。

据え置き型でもBluetooth対応のものは多いですが、ワイヤレスイヤホンと接続したい場合は、機器から音源の送信が可能かを必ずチェックしましょう。5万円以上の高価な機器でさえ、スマホから音源の受信はできても、機器からの音源の送信ができないものが多いです。

ポータブル機器は持ち運びができてコンパクトなため、通勤中やトレーニング中の使用に向いています。充電式のものもありますが、電池駆動なものも多く購入後電池さえ入れればすぐに使えるのも人気のポイントです。また、スピーカー付きであればイヤホンがなくても音楽を楽しめます。

据え置き型と違い、ポータブル機器はイヤホンへの送信のみBluetooth対応で、スマホからの受信はできない機器も多くあります。そのため、スマホの音源を飛ばしてスピーカー代わりに使いたいのであれば、Bluetoothの受信ができるかスピーカー付きかどうかを必ず確認しましょう。

壁掛けタイプはシンプルでレトロなデザインのものが多く、インテリアとしても使えるおしゃれなデザインが多いです。据え置き型のように場所を取らないので、部屋をスッキリさせたい人に人気となっています。その他、オリジナルCDの再生や遠隔操作なども可能なため、シンプルでスタイリッシュでありながらも充実した機能が揃っているのが特徴です。

CDプレーヤーの音質を重視するのであれば、据え置き型を選びましょう。据え置きの中でもラジカセのようなものやコンポタイプではなく、CDレシーバーと呼ばれるものがおすすめです。

CDレシーバーは別途スピーカーを購入する必要があるので、一見手間でコストもかかるように思いますが、その分高音質で音楽を楽しめますよ。低音重視やバランス型など、好みのタイプのスピーカーを繋げられるのも魅力の1つです。

ポータブルタイプのCDプレーヤーを選ぶのであれば、音飛び防止機能は必須です。音飛び防止機能が付いていないと、少しの振動や衝撃でもデジタル信号を読み違えて音が飛びます。頻繁に音飛びを起こしているとCD本体に傷が付くため、音飛びしない設計のものを選びましょう。

持ち運びしない据え置きタイプでも再生中に衝撃が加わる可能性はあるので、同様の考慮をして製品を選ぶと安心です。

CDプレーヤーを使えばラジオを聴けます。CDプレイヤーは電源さえあれば通信料もかからないため、スマホに比べて手軽に楽しむのが可能です。

しかし、すべてのCDプレーヤーにラジオ機能がついているわけではありません。ラジオを聴きたい人は購入の際に機能の有無を確認しましょう。

音楽再生をする際に役立つのが、リピートやランダム再生ができるものです。機器によっては再生のスピード調節・プレイリストの作成・イントロ出しができる製品もあり、自分の好みに合わせて音楽を再生できます。音楽を再生するだけではない、プラスαの機能が付いている製品を選ぶのもおすすめです。

語学学習や会議などの聞き取り、歌の練習などで役立つのがスピード調整機能です。再生速度を遅く・早くしてコントロールでき、調整の際にもボーカルの声や音楽が歪まないので聞き取りやすいのが特徴です。

英語学習などでネイティブの発音が早過ぎて聞き取りづらい場合でも、スピードをコントロールすれば細かくキャッチできるメリットがあります。

キッチンやバスルームなど水場で音楽を楽しむなら、防水機能がついたCDプレーヤーがおすすめです。また、アウトドアでの使用時にも、急な天候の変化で濡れてもOKな防水性が備わっていれば安心です。

防滴機能はキッチンでの水滴程度なら問題なく使えますが、「IPX7」と記載された防水仕様なら、水面下1mの環境に30分沈んでも機械が動作する目安の単位になっています。お風呂場などに持ち込みたい方は、IPX7の表記をチェックしてみてください。

CDプレーヤーを選ぶ際には、ぜひ周波数もチェックしましょう。一般的な音楽プレーヤーは、人間の耳が聞き取れる周波数範囲と言われる20Hzから20kHzまでに設定されています。

周波数の数値が大きくなるほどより高い音域まで再現できるため、音質にこだわるなら周波数がより高いハイレゾ（SACD）と呼ばれる範囲のものがおすすめです。

SACD対応のプレーヤーは50kHzまで音を再現できるといわれているので、シンバルの音や複雑なボーカルなど、さまざまな音を再現できます。

CDプレーヤーで再生できると嬉しいフォーマットを紹介します。ハイレゾと呼ばれるSACDやデジタル音源に多いMP3が再生できると聴く音楽の幅が広がるので、音にこだわる人は必ずチェックしましょう。

SACDは12cmのディスクにCDを上回る情報量を集約できます。スタジオで録音された原音に近いサウンドを聴けるので、音質にこだわる人にとても人気です。

SACDはCD音源が対応していても、CDプレーヤーが対応していなければ再生できません。そのため、SACDで音楽を聴きたい場合はSACDに対応しているプレーヤーを選びましょう。

現在販売されているCDプレーヤーで、MP3が再生できないものはほぼありません。MP3はデータ量を10分の1に圧縮できる保存形式です。幅広い機種に対応しているため使い勝手がいいですが、SACDと比べると音質は劣ります。

CDプレーヤーの機能や音質によって価格帯はさまざまです。ポータブルCDプレイヤーであれば、3,000円代のお手軽なものから2万円ほどの高性能なものまで販売されています。ご自身の予算や使い方に合わせて商品を選びましょう。

ソニーは1982年にCD規格を開発したメーカーです。世界初のポータブルプレーヤーやウォークマンを発売したのでも有名で、小型軽量化技術に定評があります。どの製品も音質を含めたクオリティの高さが魅力です。

東芝は今でもCDラジカセ市場で多くの製品を販売しているメーカー。かつてはオーディオブランドを持っていたのも有名ですが、そのノウハウを生かした製品がリーズナブルな価格で購入できると好評です。

パナソニックは1980年代広範にNTTと共同で開発したMASH方式DACを武器に高音質で低コストなDACを普及させました。DACとは、デジタル信号をアナログ信号に変換する際に必要な回路です。

パナソニックは、コンボタイプだけでなくCDレシーバータイプもリリースしており、そのブランド力を高めています。スタイリッシュな見た目だけでなく、音質にこだわる人にもファンが多いのがパナソニックです。

日本のオーディオ業界を牽引してきたといっても過言ではない1910年に設立されたオーディオメーカーです。アナログ派系の人に特に人気のメーカーで、その音質の高さで実現できる原曲再生が魅力とも言われています。

CDレシーバーがメインのメーカーなので、アンプやスピーカーを別で用意する必要はありますが、その手間をかけても満足できる音質を出すメーカーです。

スマホやパソコンなどの周辺機器を多数手掛けているエレコムからも、BluetoothCDプレーヤーは発売されています。エレコムのBluetoothCDプレーヤーはCDを挿入して再生するだけのシンプル設計で、ボタンで簡単に操作できます。

11段階のスピードコントロールや繰り返し再生などに対応しており、語学学習で使うのにおすすめです。価格も8,000円台と、大手メーカーのBluetoothCDプレーヤーの中では安価に手に入れられます。

多くの店舗を構えている無印良品では、壁掛けのBluetoothCDプレーヤーが販売されています。無印らしいシンプルなデザインが特徴で、寝室やリビングなど、さまざまなインテリアに馴染みます。

CDの盤面が見えるため、壁掛けするだけで部屋をおしゃれに見せられます。価格は1万円台半ばと安くはありませんが、壁掛けできてシンプルなデザインのCDプレーヤーが欲しい方におすすめです。

CDプレイヤーとBluetoothスピーカーの接続方法はとても簡単です！

1. CDプレイヤーにCDを入れて再生
2. Bluetoothスピーカー・イヤホンをペアリングモードに設定
3. CDプレイヤー本体もペアリングモードに設定
4. 接続完了

お使いの機種によって多少操作が異なる可能性があるため、取扱説明書を確認してください。

CDプレーヤーを購入したら、ぜひスピーカーにもこだわりましょう。性能のいいものがあればCDプレイヤーでも充分クリアな音楽を鑑賞できますが、やはりスピーカーまでこだわると一味違ってきます。

Bluetoothに対応したCDプレーヤーの特徴や選び方・おすすめ商品を紹介しました。ワイヤレスで、よりさまざまなシーンでストレスなく音楽を楽しめますよ。本記事を参考に、Bluetoothに対応したCDプレーヤーを購入しましょう。