雨の日もしっかりキープ！おすすめヘアアイロン3選｜髪の毛がうねらない方法は？

おしゃれのために、毎日のヘアスタイリングは欠かせません。ヘアアイロンで巻き髪やストレートヘアにして、上手くセットができると嬉しいですよね。しかし、せっかく頑張ってセットしたヘアスタイルも、雨の日は湿気の影響で崩れてしまい台無しに。雨の日にヘアアイロンをしても意味ないのではないかと考えてしまいますよね。また、知恵袋などには、メンズでも雨の日は下ろす髪型のままがいいという意見もあります。

ただでさえ雨が降っているだけでも気分が下がってしまうのに、ヘアスタイルが思い通りにならないと余計にテンションが落ちてしまいますよね。そこで、雨の日でもヘアアイロンでセットしたスタイリングをキープし、髪の毛がうねらない方法や広がらない方法を徹底解説します。

また、効果が長持ちするスタイリング剤や持ち運びのできるヘアアイロンをご紹介します。雨の日でもいつも通りのヘアスタイリングで楽しく過ごすために、ぜひ参考にしてください。

そもそも、どうして雨の日は髪がうねったり広がったりしてしまうのか？髪表面は、ウロコ状のタンパク質であるキューティクルによって覆われています。キューティクルは乾いている時は閉じていて髪内部の水分や栄養素を保護する役割を担っています。

キューティクルが傷ついて剥がれている状態だと、髪が乾いていても空気中の水分を取り込みやすい、すなわち湿気に弱い髪になってしまうのです。そのため、ダメージのある髪は雨の日には空気中の水分の影響を受け、髪がうねったり広がったりしてしまいます。

また、水分を吸収しやすい髪質の方は、雨の日の湿度の影響を多く受けやすいです。特に、くせ毛や猫っ毛の方の多くが水分を吸収しやすいとされています。

しっかりとスタイリングするためには、髪全体に均一に熱を与えるのが重要です。毛束をとるときは、少なめ・薄めを意識してください。目安は3センチ幅です。ブロッキングをして数段階に分けるといいです。

熱を与える時間はスタイリングによって異なります。ストレートの場合は、アイロンで毛先に向かって3～5秒かけて滑らせてください。巻き髪の場合は、髪の毛を巻き込んでから3～5秒キープします。髪全体にムラなく熱を与えられます。

いつものスタイリングの際、ヘアアイロンで巻き終わったらすぐにほぐしたりスタイリング剤をつけたりしていませんか？実は、その行為がキープ力を落とす原因となっているかもしれません。

髪は温度が下がる時にヘアスタイルが固定されやすく、逆に温かい髪は最もヘアスタイルが崩れやすいタイミングなのです。そのため、髪がしっかりと冷めているのを確認しながら巻きましょう。また、ひと巻きする度に巻いた部分を下から支えながら冷ますのも効果的です。

ヘアアイロンを使用した後、セットした髪型をキープするために有効的なのがスタイリング剤です。ストレートヘアと巻き髪にはそれぞれ相性が合うタイプが異なりますので、ヘアスタイルに合ったものを選びましょう。

ストレートヘアをキープするのに最適なのは、ヘアオイルやヘアクリームです。ストレートヘアにスプレーを使用すると、髪が糊のようにガチガチに固まってベタついてしまうからです。指通りが悪くなり、見た目も不自然になります。

オイルやクリームなどの重めのスタイリング剤を毛先を中心に揉み込むようにしてつけると、ツヤが出てまとまりのある髪に仕上がります。毛先がパサつきがちな方にもおすすめです。

カールヘアに最適なのは、スプレータイプです。巻き髪に重たいオイルやクリームをつけると、ダレた巻き髪になってしまいます。せっかくヘアアイロンで巻いても意味がなくなってしまいます。

スプレーを全体的に散らしながら吹きつけるようにスタイリングをすると、湿気に強くなりふんわりとした状態をキープできます。

雨の日に限らず、髪のコンディションを整えるためにはブラッシングは重要です。ブラッシングを行うタイミングは3つあり、シャンプー前・シャンプー後に洗い流さないトリートメントを付けた後・ドライヤーで髪を乾かしている時です。

まず、シャンプー前にブラッシングをすると、髪の汚れを浮かせられるので、シャンプーの泡立ちがよくなり、トリートメントの保湿成分も髪に行き渡りやすくなります。次に、ドライヤー前に洗い流さないトリートメントを付けたあとにブラッシングすることで、髪全体に満遍なく付けられます。

そうすることでつけムラのない状態で乾かせ、熱による痛みを防げるのです。最後に、ドライヤーで9割程度乾いたら、根本から毛先にかけてブラッシングしながら仕上げると、キューティクルが整いツヤがでます。普段から湿気の影響を受けにくいヘアケアを心がけましょう。

ダメージの目立つ髪は、キューティクルが剥がれていて湿気の影響を受けやすくなります。そのため、ダメージを抑え健康な髪を保つのも大切です。洗い流さないトリートメントやヘアケアオイルを使用して、髪のケアをしましょう。

ドライヤーの温風で髪が7割〜8割ほど乾かしたら、冷風に切り替えて後ろから前に髪を流すように仕上げましょう。80％乾かした状態が最も毛流れやシルエットを整えやすいです。

また、途中から冷風をあてることで、キューティクルが閉じ髪にツヤが出て、髪のダメージの蓄積の原因となるオーバードライを防げます。

ロングヘアの方は、崩れがちな前髪やサイドの髪をすっきりくるりんぱ・ねじるなどで軽くまとめると、アホ毛や癖が目立ちにくくなります。また、ワックスをなじませておくとラフなヘアスタイルでもキマりやすくなります。お団子やみつあみアレンジもおすすめです。

ミディアム・ボブの方は特に髪の毛が広がりやすいですよね。ヘアセット前にミスト・クリーム・オイルをつけておけば髪の毛が広がりにくくなります。そしてしっかりと乾かしましょう。全体をゆるく巻いたり、ハーフアップアレンジをすると癖が目立たなくなっておすすめです。

髪が結べる方はすっきりポニーテールも素敵です。おくれ毛を軽くはねさせる程度に巻くと、一気にこなれ感が出て今風になります。

雨の日の湿気に負けないスタイリング方法やおすすめ商品を紹介しました。乾かし方やヘアケア次第で髪質は向上し、湿気に強くなります。湿気に耐えられるボサボサにならないヘアスタイリングで、雨の日もおしゃれを楽しみましょう。