ミシン油の差し方は?代用品やおすすめのミシンオイル6選も

ミシンの音が大きくなったり動きが悪くなったりしたらミシン油を差すと、解決できることがあります。本記事はミシン油の差し方や差す場所など、使い方を徹底解説します。さらに緊急時にミシン油として使える代用品も紹介するのでぜひ参考にしてください。

2021/12/09 更新

小物から洋服までさまざまな物を作ることができるミシン。普段から使う人も、たまにしか使わないという人も居ると思います。しかし、ミシンを使用する人にとって共通して大事になことが、ミシンのお手入れです。ミシンのお手入れと言われてもきれいに保つくらいしか思いつかない方も多いと思います。

 

お手入れをしないで使い続けると動きが悪くなり、放っておくと最終的には使えなくなることもあります。そんな時に重宝するのが「ミシン油」です。ミシン油という名称の通り、ほとんどのミシンには油を差す箇所があり、動きを良くするはたらきがあります。

 

ですが初心者にとっては難しそうな内容ですよね。実は、ミシンのお手入れは掃除する場所や油を差す箇所を覚えてしまえば簡単です。今回は初心者でも簡単なミシン油の差し方を解説します。さらにおすすめのミシン油や代用品も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

今すぐ見る!大人気!ミシン油のおすすめ6選

ミシン油やミシングリスとは、ミシン専用の潤滑油のことを指し、錆の防止や購入当初のようなスムーズな動きを取り戻したいときに活躍します。油を差さないで使用していると、中の部品が腐って動きが悪くなり、最悪使用できなくなる可能性も。

 

ミシン油はミシンの寿命を延ばしたり、ミシンのパフォーマンスを維持したりするために必要なアイテムです。メンテナンスの方法を覚えてミシン油を上手く活用しましょう。

定期的なミシンのお手入れによって、防ぐことができる故障は多くあります。高価な商品が多いミシンなので、少しでも長く使いたいと思っている方が多いと思います。ミシンの故障と原因について詳しく解説するので、お宅のミシンの状態を把握するための参考にしてください。

大きい音や異音がする場合

ミシンを使用していると機械音が大きくなってしまうケースが多々あります。ミシンのトラブルとしてメジャーですが、原因は多数あります。

 

故障の原因

解決方法

カマに糸やゴミが挟まっている ボビンケース・カマ蓋・中釜を外し掃除をして油を差す。
カマの油切れ カマを掃除して油を差す。
送り歯にゴミが溜まっている 針板を外しゴミを取る。
ミシン油切れ 説明書に記載の箇所にミシン油を差す。

 

よくある故障ですが、原因は多岐に渡ります。1つ1つ確認する必要がありますが、部品の取り外しが怖い場合は修理に出しましょう。

縫物の送りが悪い場合

ミシンを使用していると必ず起こるトラブルです。こちらも原因は多岐に渡りますので、まずは基本的な所から確認して下さい。

 

故障の原因 解決方法
送りダイヤルが「0」になっている ダイヤルを必要な数字に合せる。
押さえ圧が掛かってない 押さえ圧が調節出来るミシンはしっかり圧が掛かっているか確認する。
送り歯が上がっていない 送り歯を上げ下げ出来るミシンは上がっているか確認する。
送り歯の間にゴミが溜まっている 使用頻度が高い人はゴミが溜まりやすいので取り除く。
押さえ棒の油切れ 押さえ棒が出ている部分に油を差し2~3回上下させる。

ミシンの回転が重くなった・動かない場合

このトラブルは油切れの場合が多いです。ミシンの種類によって、油を差す箇所や掃除する場所が若干異なるので注意が必要です。まず、天秤部や針棒に油を差し動作を確認してください。それでもよくならない場合は、中釜を外して掃除をしてから油を差し、送り歯や周辺の掃除もしましょう。

 

全回転釜の場合は釜に糸が食い込んでいる場合があるので、手で逆回転させて糸を取り、油を差しましょう。他にはグリスが固まってしまっている場合や、部品同士の焼き付きが原因の場合もあります。手に負えない場合は修理に出すことをおすすめします。

ミシンによって異なる部分もあるので、説明書をよく読むことが大事です。基本的には同じような箇所に油を差せるようになっているので、どこに油を差せばいいミシンなのか、確認してから試してください。

ミシン油を差す場所

基本的には、下糸のボビンが収まる内釜と外釜の間に油を差します。種類や構造によっては異なる場合があるので注意が必要です。説明書などで油を差す場所を確認しましょう。

ミシン油を差す手順

ミシンに油を差す方法は以下の通りです。

 

  1. けがを防ぐため、ミシンの電源を切りプラグを抜く
  2. すべり板・釜カバーを開き、ボビンを取り出す
  3. 内釜と外釜に一滴ずつ油を差す

 

差す油の量は一滴で十分ですので、差しすぎないように注意しましょう。

ミシン油を使う頻度はどのくらい?

ミシンに油を差す頻度はミシンの使用頻度によります。毎日長時間ミシンを使うという人は毎日使用後に油を差しますし、週に一度少し動かす程度の頻度であれば月に一度挿せば十分でしょう。

 

 

自分の使用頻度に合わせて毎日の使用後に差すのか、毎週末に差すのか、毎月差すのか決めるとよいです。ただし、動きが悪くなった、音が大きくなったなど不調の症状が出た場合は周期を気にせずに油を差すことがおすすめです。

メーターや型番によって違うのでまずは調べよう

メーカーやミシンの種類によって油を差す場所が違います。また、自分で油を差してはいけないミシンもあるので、必ず説明書を読んでから油を差して下さい。

クロバー(Clover)

Clover ホーム ミシン油 100cc 37-131

価格:328円 (税込)

ハサミなどの刃物にも使える大人気のミシンオイル

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

ミシンオイルの中でも人気が高い商品です。ミシンの回転音を抑える目的だけでなく、ハサミなどの刃物のさび止めとしてもおすすめできます。

 

ミシンを使う人以外にも、バリカンのさび止めやドアの蝶番の潤滑油など多目的に購入されているので、とりあえず一本持っておくのにとてもおすすめです。

清原(KIYOHARA)

家庭用ミシン油 100CC SUN30-10

価格:300円 (税込)

油が変色しないので安心!

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

こちらは、紫外線に強く油が変色しにくいミシン油です。油が付いて布地が変色するのが心配な方にもおすすめ。また、容器の先端が細いので少しずつ差しやすく、油差しに慣れない方でも安心です。さび防止効果が高いので、ミシン以外にも自転車や釣り具など幅広い用途で活躍します。

AZ(エーゼット)

AZ(エーゼット) ミシンオイル 100ml 030

価格:162円 (税込)

小容量で使いやすく低価格

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

この商品の特徴は100mlと小容量でその分価格が抑えられている点です。ミシンのメンテナンスは、頻度によりますがそんなに多くのオイルを使うわけではないので小容量の方が取り回しがしやすく使いやすいという人が多いです。

 

ただ、「キャップが緩くボトルが倒れるとオイルが漏れてしまう」というレビューが散見されるため、その点は留意して保存場所をしっかりと確保できる人におすすめです。

オザワ工業

オザワ工業 SFスプレー式ミシンオイル(220cc)

価格:792円 (税込)

細ノズル付きスプレータイプで使いやすい

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

こちらのオイルは他の商品と違いスプレータイプのミシンオイルです。スプレーといっても大きく広がってしまうわけではなく細いノズルが付属しているため、局所に向けて正確にオイルを吹き付けることが可能です。

 

オイルを垂らすのは全体にいきわたっているのかわからなくて心配という人にはとくにおすすめできます。

カワグチ(Kawaguchi)

KAWAGUCHI カワグチ サンランド ミシンオイル 100cc TK08480

価格:308円 (税込)

レトロなパッケージの多用途なミシンオイル

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

ミシンのメンテナンスだけでなく古い道具の金属部品のすべりをよくする潤滑油として購入されることが多いミシンオイルです。繊維に付着しても変色がないため、ミシン糸に付着しても安心な他、作業服などの汚れてもいい服以外でもメンテナンスを行うことができます。

 

また、レトロな雰囲気のボトルのデザインも人気が高いため、かわいらしいデザインが好きな人におすすめです。

株式会社エーゼット

AZ(エーゼット) ミシンオイル 角型 1L NS151

価格:642円 (税込)

産業用にも使われる大容量モデル

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

この商品は容量が1Lもあり、相当な頻度でミシンを使う人以外はミシン専用で使いきるのは難しい容量です。しかし、自転車のメンテナンスやカメラシュレッダーなどのミシン以外のメンテナンスにも使う場合はこのくらいの容量も普通に使いきることができるでしょう。

 

使用する際はこのボトルから直接ミシンに差すのは難しいためオイル差し用のボトルに詰め替えて使用するようにしましょう。

性能比較一覧表

  • 商品画像
  • アイテムID:5730289の画像

    クロバー(Clover)

  • アイテムID:6155467の画像

    清原(KIYOHARA)

  • アイテムID:5730285の画像

    AZ(エーゼット)

  • アイテムID:5730303の画像

    オザワ工業

  • アイテムID:5730305の画像

    カワグチ(Kawaguchi)

  • アイテムID:5730296の画像

    株式会社エーゼット

  • 商品名
  • Clover ホーム ミシン油 100cc 37-131
  • 家庭用ミシン油 100CC SUN30-10
  • AZ(エーゼット) ミシンオイル 100ml 030
  • オザワ工業 SFスプレー式ミシンオイル(220cc)
  • KAWAGUCHI カワグチ サンランド ミシンオイル 100cc TK08480
  • AZ(エーゼット) ミシンオイル 角型 1L NS151
  • 特徴
  • ハサミなどの刃物にも使える大人気のミシンオイル
  • 油が変色しないので安心!
  • 小容量で使いやすく低価格
  • 細ノズル付きスプレータイプで使いやすい
  • レトロなパッケージの多用途なミシンオイル
  • 産業用にも使われる大容量モデル
  • 価格
  • 328円(税込)
  • 300円(税込)
  • 162円(税込)
  • 792円(税込)
  • 308円(税込)
  • 642円(税込)

ミシン油を買ったことがないという人は多いと思います。お手入れをしたいけど、どこに売っているか分からないという人はぜひ参考にしてください。

手芸店・ホームセンター

手芸店やホームセンターであればほぼ確実に手に入ります。ミシン油の種類を豊富に取り扱っている所も多いので、使用しているミシンに合う物かどうか確認してください。すぐに使い切ってしまう物ではないので、小さいミシン油でも十分です。

 

ホームセンターに行ける環境であれば、ミシン油はなるべくホームセンターで買う方がいいでしょう。ノーブランドの物を使用して調子が悪くなってしまう危険性があります。しっかりした物を使用しましょう。

ダイソーなどの100均

100円ショップでもミシン油を購入できます。基本的に潤滑油なのでそこまで性能に差はありませんが、先程説明したようにできるだけノーブランドの物を選ばないようにしましょう。

 

また、ダイソーでもお店によっては取り扱っていない場合があります。あらかじめミシンの状態が悪くなる前に購入しておいて、お手入れをするときに備えておきましょう。

ミシンに差す油は基本的には専用のミシン油を使いましょう。ただし、緊急時など今すぐ使いたい場合にはベビーオイルや万能オイルなどでも代用可能です。ミシン油の代替品を見つけるときのポイントとして、ギアなどの回転する部分の消耗を軽減して動きをスムーズにするために使う、ということを念頭に置いておきましょう。

 

特に回転速度の速いミシンには必要不可欠です。動きをスムーズにする以外にも、酸化してサビができてしまうのを防ぐ役割もあるので、蒸発しにくい点も大事なポイントです。詳しい代替品は下記で紹介しますが、これらのポイントを踏まえて使用してください。

ここからはミシン油の代替品になる物を具体的に紹介します。急に必要になってしまったときに使える物ばかりなので、家に何があるかを確認してみましょう。

①ベビーオイル

ベビーオイルは大人から子供まで使用できる低刺激のオイルです。子供がいる家庭なら持っている方も多いと思います。ベビーオイルもミシン油の代替品として使用できます。幅広い用途で使えるので、持っていて損のない物です。

 

使用方法はミシン油と同じで、使用箇所に数滴差すだけで大丈夫です。油を差すときは大量に差さないように注意してください。ベビーオイルは100円ショップでも購入できるので、コスパがいい商品です。

②オリーブオイル

美容や健康にもいいとされるオリーブオイルも、ミシン油の代替品として使用ができますが、どうしても油が必要なときにだけ使うようにしましょう。理由として、酸化するオリーブオイルは長時間使用することができないからです。

 

植物性油なので時間が経つと酸化してしまう恐れがあります。オリーブオイルを差した場合は長時間使用を避け、使用した後は部品を洗浄し、オリーブオイルを完全に落としてから保管してください。

③万能オイル

万能オイルも100円ショップで購入することができます。名前の通りさまざまな用途で使用することができるオイルです。ほとんどの物がミシンに使うことができますが、商品によってはミシンに使用できない物もあるので気を付けてください。

 

使用用途が豊富で種類も多いので、ミシンに合う物を見つけやすいことも嬉しいポイントです。ただし、大量に差し過ぎないようにしてください。ミシンの使用中に油が飛び散って布に付いてしまうことがあるからです。

④ホホバオイル

美容保湿用オイルとして人気のオイルです。保湿性が高いことで有名なオイルですがミシン油の代替品としても活躍します。オリーブオイルとの違いは、長期保存ができるので部品を酸化から守り、錆びにくくしてくれる点です。

 

ただし、サラッとしたものが多いので油を差してからすぐには使用せず、いらない布などで油が漏れ出してこないかを確認する必要があります。すぐに使ってしまうと油が布に付着してしたり、飛び散ったりする可能性があります

⑤モリブデングリス

モリブデングリスはラジコンなどのギアの摩擦抵抗を軽減するためのグリスです。その為、ミシンにも同じ効果を発揮してくれます。チューブの形状も先端が細くなっていて差しやすいものが多いです。

 

ただし、油を差す場所以外に入ってしまうと故障の原因になる可能性があるので注意が必要です。また、布に付着してしまうと染みになって落ちなくなる場合があるので慎重に使用してください。チューブなので出す時に力を入れすぎないようにしましょう

CRE5-56は使わないよう注意

さまざまな用途で使用できる潤滑油「CRE5-56」はミシンには使わないよう注意しましょう。すぐに蒸発するので潤滑効果が短く、効果が切れているのにそのまま使用すると金属同士の焼き付けの原因に。最悪の場合、ミシンが故障する可能性も考えられます。

ミシンを使用していると、老朽化や操作ミスなどで、部品の取り換えをしなければいけないことがあります。その他に、部品の取り換えが必要な故障はどのようなものがあるのか解説します。

目が飛んで縫えない場合

まずは、ミシン針の付け方が正しいか確認しましょう。ミシン針には表裏があるので注意してください。針の取り付け部分が丸い側が表で、平らな側が裏面になります。また、ミシン針が曲がっている場合があるので、ミシン針を正面や横から見て、少しでも曲がっているようなら交換してください。

 

他にはミシン針でない針を使っているケースや、ミシン針が粗悪品であるせいで縫えなくなる場合があります。使用しているミシンに合ったミシン針を選んでください。

糸がカマに絡む・縫物の裏側に糸が絡まっている場合

糸が釜に絡んでいる場合や、噛んでしまう場合があります。上糸の掛け方が間違っている場合や、上糸が天秤から外れている場合があります。スリット天秤は外れやすいので注意してください。外れていたり間違っていたりする場合はもう一度掛け直す必要があります。

 

また、上糸調子が弱すぎる場合や効いていない場合があります。上糸調子を適正に合わせ、上糸調子にゴミなどの不純物が入っていないか確認してください。それからボビンが合っていない場合や変形している場合もあるのでそちらの確認もしましょう。

針が折れる場合

針がすぐに折れてしまう場合は、使用している針が細い場合があります。生地の厚さによって針の太さを変える必要があるので注意してください。

 

針の太さ 対応生地
#14 キルティング・鞄・ズボンなど
#11 ワイシャツ・ブラウス・ニットなど
#9 裏地・絹など

 

その他の原因として、針の取り付け方が間違っていたり、ミシン針の種類を間違えている場合があります。上記で解説したように、表裏を確認したり、使用しているミシンに対応した針なのか確認してください。

縫い目の調子が悪い・糸が切れる場合

ミシン針の番手(上記の表の番号)と使用している糸が合っていない場合があります。針が細くなっていくほど対応した糸が少なくなるので、注意して確認してください。また、上糸と下糸の種類が違う場合も調子が悪くなります。

 

その他にも、布地とミシン糸が合っていない場合もあります。薄い布に対して太い糸を使用すると綺麗な直線にはなりません。針と糸の種類の確認は必須ですので、注意してください。

メーカーやミシンの種類によっては油を差してはいけない場合があるので注意してください。自分で油を差すと故障の原因になる場合があります。ミシンによっては動作に必要な油はあらかじめ十分に塗布されていると謳っている商品もあります。

 

動作に異常があった場合は自分で油を差すのではなく、販売店やメーカーに相談するよう説明書に記載されているミシンもあります。使用しているミシンはどのように対処すべきかしっかり確認してから油を差すか決めてください

 

自分で油を差していいミシンでも、自力では手に負えない場合があります。その時は販売店や専門店に相談することをおすすめします。

ミシンは高価なので、長く快適に使いたい物です。そのためにもお手入れをして、高いパフォーマンスを保つ必要があります。道具を大切に使い、裁縫の時間を楽しいものにしていきましょう。

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