【最強はどれだ？！】人気でおすすめの万能竿10選！選び方のポイントも徹底解説！

アウトドアと言えば釣りがパッと思い浮かぶ人も多いはず。大自然の中で魚を釣ったり食べたりすることに憧憬を抱いて、釣りを始めたいという人が増えています。そんな釣りの初心者さんにとって、どんなシーンやスポットで釣りをするか、最初はわかりませんよね。

実は万能竿は、釣り竿の中でも幅広い釣りの種類対応しており、初心者にも扱いやすい特徴を持ちます。さまざまなシーンやスポットで使えるので、万能竿を1本持っておけば多くの場面で釣りを楽しめます。

そんな万能竿ですが、さまざまな種類の釣り竿があり、釣り初心者さんはどれを選べば良いのか迷ってしまいがちですよね。そこでこの記事では釣り初心者さんが万能竿を選ぶポイントをわかりやすく解説します。

ここからは万能竿を初めて購入する方や、買い替えを検討している方に向けて、分かりやすく項目別に分けて説明していきます。では項目別に「竿の種類」「硬さ」について見ていきましょう。

万能竿には色んな種類があり、ターゲットにしたい魚や使用可能な場所によって、タイプは違ってきますから、以下のように分けました。

• 延べ竿
• ルアー竿
• 磯竿
• シーバスロッド
• 硬さ
• ウルトラライト(UL)
• ライト(L)

では順に見ていきましょう。

ややこしい仕掛けを必要としないので、初心者にも扱いやすいのが延べ竿です。竿先に直接に糸を結んで使うので、リールやガイドを使うこともありません。ただ、釣り場や釣り方は限られていて、水深の深い場所には適していません。

ハゼやサビキなど、小さい魚を狙うのに向いているので、岸に近い川や河川、堤防で釣りをするのにピッタリ。本来は継ぎ目のない、竹などに用いた1本の釣り竿の事でしたが、現在は伸縮できるタイプもあります。

ルアー竿はルアーロッドとも言い、疑似餌を用いてスポーツ感覚でフィッシングをします。自分のよく使うルアー(疑似餌)をセットしたり、魚によって仕掛けを変えたりして、操作性が必要になるのも醍醐味。タックルや仕掛けを選んだりする楽しみもあり、魚との駆け引きする事ができます。

手軽で自由気ままに小物釣りを狙うのであれば、一般的な釣り竿よりも軽くて細い、「ライトタックル」用のルアー竿がピッタリです。ルアーの仕掛けも必要になり、釣りの深さを広げていきたいと考えている方にピッタリ。

磯竿は防波堤や波消しブロック、海釣り、波止場、波打ち際などの堤防釣り全般に使える、オールマイティな釣り竿です。竿は柔らかく、しなりが魚の引く勢いを吸収してくれ、魚との駆け引きを楽しめます。

長さが4mの入門者用なら、メジナなど小物を狙えるので、狭いブロックの上でも扱いやすいのがメリットです。6m以上なら上級者用で、タメが効きやすいので大きいマダイなど、大物を狙えるものまであります。慣れてきたら長さで選んで見るのもいいですよ。

スズキ(別名シーバス)やヒラメ、クロダイなどの大物釣りを海で楽しみたいなら「シーバスロッド」がピッタリです。本来はシーバス釣り専用の竿ですが、色々な魚を狙えます。ロッドの長さや硬さは、シチュエーションごとに選ぶといいですよ。

多種多様な長さのモデルがあり、汎用性が高いのも人気のある理由です。最初にシーバスロッドを選ぶなら、ミドルクラスの長さが「9フィート6インチ」で、硬さが「ML(ミディアムライト)」がおすすめ、大抵の魚を狙える事ができます。

竿の硬さは軟調なものから硬調なものまで色々ありますが、ハマチ、メジロ、マダイなどの40cm級の魚までを釣る目標と考えているなら、力強い引きに対応できるように、延べ竿が硬調なタイプがおすすめです。

それに軟調だと、持ち運んだり保管している最中に、折れる可能性が高いので、取扱が不慣れな方は、硬調な方が合っています。ただ硬いほど重くなり、竿の扱いも難しくなるので、その点は留意しておきましょう。

各社メーカーによって表記は違いますが、ウルトラライトとは「UL」とも言い、竿が柔らかいことを意味しています。硬くないのでサオのパワーは少なく、大物釣り竿よりも、駆け引きを楽しむ小物釣り専用の竿です。

川や海でのオールラウンドな釣りに向いています。ロッドにしなりがあるので、ラインが切れにくい上に、軽量ルアーでも遠くに飛ばせます。コンパクトなので持ち運びやすいですが、竿が柔らかいので取り扱いには注意が必要です。

ルアーロッドの「L」はライトと読みます。繊細ながらパワーもあるので、大物シーバスも狙えます。柔らかく扱いやすいので、釣り竿の操作性を重視したい方に向いています。渓流釣りにも適しています。

柔らかな「UL」よりも竿は硬めで、やや重めのルアーも装着できて、50cm前後クラスの魚も狙えます。小物釣りに飽きて、次は大物を狙いたいと考えている、釣りの中級者向けと言えます。

安い1000~2000円台の万能竿になると、選ぶ洗濯技の範囲も限られ、思い通りのアイテムが手に入らない可能性が高いです。かと言って、高すぎるものを選んでも使いこなせないでしょう。ですから、5000~10000円台を上限に選ぶと良いでしょう。

まったく何も無い状態で、初心者が釣りを始める場合は、リールやルアーなどの、釣具用品を揃える必要もあるので、全て含めて10000円台を目安に選ぶと、有名なメーカーの中から、選べる幅が広がるのでいいですよ。

ここでは有名な万能竿の有名メーカー、「シマノ」「ダイワ」「がまかつ」を見ていきましょう。

シマノはダイワと並ぶ釣り具の国内2大メーカーです。シマノは元々は鍛冶屋の職人が立ち上げられた経緯があり、自転車メーカーとしても有名ですよね。その自転車の技術を応用した、高性能な「リール」が特徴です。

万能竿は対象魚を選ばずに、汎用性の優れているものが多いです。剛性にも優れており、大型魚でもパワーで負けない強さがありますから、ベテランにも人気があります。スタイリッシュで上質なデザインも魅力です。

ダイワは本社が大阪にある、老舗の釣具メーカーです。日本の「2大釣具メーカー」と言われるほどで、世界的にも有名です。ほとんど全てのパーツを自社開発しており、コストパフォーマンスに優れているのも特徴です。

ラインナップが豊富で、機能も優れているので、初心者にもおすすめです。ロッドの分野では軽量カーボンなど独自の技術で使いやすく、高性能な釣具を購入したい方にも人気で、多くのシチュエーションで釣りを楽しめます。

がまかつは釣り具の専門店で、ロッドの「ラグゼ」シリーズは有名ですよね。「ガマラー」という、釣り具や釣り針などの釣り具一式から専用ウェアまで、がまかつで揃える人がいるほど人気があります。

ダイワほど規模は大きくはないですが、地方の釣具店では、必ずがまかつの釣り具を見かけるほどです(特に釣り針が有名)。初心者向けの釣り竿は少ないですが、ベテランが使うような高機能の釣り竿も多いです。

ここまで万能竿について選び方や、商品を紹介してきましたがいかがでしたか。万能竿は初心者か上級者まで使いやすい、便利なアイテムです。川釣りから海釣りまで全てをカバーしてくれる万能竿は、1本は持っておいて損はすることも無く、「オールマイティな活躍」をしてくれるでしょう。