投げ竿のおすすめ8選！初心者必見の選び方のポイントもご紹介！

「釣り」と言われたら真っ先に、海岸沿いの砂浜からキャスティングで遠投する投げ釣りを思い浮かべる人も多いでしょう。海という大自然を相手に竿1本で釣りをする様は、アウトドアの代表的なイメージの1つでもあります。

投げ釣りは初心者でも比較的とっつきやすい釣りで、釣れる魚の種類も非常に豊富です。ちょい投げと呼ばれる釣りなら遠投する必要もないので、子供や女性でも気軽にチャレンジできます。こうした投げ釣りに使用する竿が投げ竿です。

今回の記事ではどのような投げ竿が適切なのか、初心者でもわかりやすく選べるようにポイントを絞って解説します。加えておすすめで紹介する投げ竿の中にはコスパがよく、安い竿も。ポイントを押さえて自分好みの竿を賢く選んでくださいね。

投げ釣りは専用の釣り竿やリールを使用し、仕掛けを遠投することで沖や海底の魚を狙う釣り方法です。主な釣り場は磯・砂浜・堤防などの海岸沿いで行われます。投げ釣りの主なターゲットは、海底に潜んでいるマコガレイ・イシガレイや沖合を泳いでいるキス・アイナメです。

投げ釣りは朝から午前中まで行うのが一般的です。魚の行動は日が登るにつれて活動が落ち着いていってしまうため、釣りにくくなってしまいます。また、午後になると陸への向かい風となることも午前中に投げ釣りが適している理由です。

投げ釣りに使用する竿は投げ竿と呼ばれます。投げ竿の種類は様々で、長さ・素材・品番などがあり自分の釣りスタイルに合わせて選ぶ必要があります。それぞれの選び方を紹介していくのでぜひ参考にしてみてください。

品番は投げ竿の長さやどのくらいの重さを扱うことが出来るかを表しています。「28-430」だった場合、「扱える錘（オモリ）が28号・長さ430cm」という意味になります。釣り具のメーカーによっては独自の表記が記載されているため、それぞれの表記方法を知っておくといいでしょう。

ダイワ・プロマリンでは上記のような表記がされていますが、シマノの場合はオモリが数字ではなくアルファベットで記載されています。EXは25号・DXは27号を意味します。自分が良く使用するオモリの表記を覚えておくと便利です。

投げ竿の長さは釣り場所や釣りスタイルに合わせて選びましょう。堤防や磯からのちょい投げの場合、2〜3mの長さが適しています。また、海釣り公園など混雑している場所でもスペースが限られているため2〜3mがおすすめです。

砂浜からの遠投や本格的な投げ釣りでは4mの投げ竿がいいでしょう。長めの竿を使用することでしっかり振り抜くことが出来るため、遠くまで飛ばすことができます。

投げ竿はオモリが重いほど遠くに投げることができ、潮の流れが速い場所でも仕掛けが流されにくくなります。竿がどのくらいのオモリに適しているかというのは号数で表されます。

扱えるオモリが重ければ重いほど、遠投することができます。しかし重量のあるオモリを投げるには釣りのテクニックも必要となるため、釣りスタイルに合わせた号数を選ぶことが大切です。ちょい投げでは5〜25号、遠投では20〜40号がいいでしょう。

投げ竿のロッド本体の素材はカーボンファイバーとグラスファイバーの2種類に分けられます。カーボン素材は軽量で長時間の釣りでも疲れにくいことが特徴です。反発力や遠投性も優れており高感度なため、キス釣りなどに最適です。

グラス素材は粘りがあり折れにくいのが特徴ですが、反発力が弱いためカーボン素材には少し劣ります。そのため大物や海底の魚を釣りたい場合は、折れにくいグラス素材を選ぶといいでしょう。

長さや号数を基準に投げ竿を選びますが、継ぎの種類も確認しておきましょう。継ぎには振出と並継ぎの2種類があるため、自分に合ったものを選ぶことができます。振出は竿を伸縮して使用するタイプ、並継ぎは複数の竿を継いで使用するタイプです。

振出は竿先を内部に収納できるため収納性が高く、持ち運びに便利です。初心者や利便性を重視する人におすすめです。並継ぎはロッドが複数に分解されており、使用する際にロッドを繋げます。振出に比べて遠投性やコントロール性に優れているため、性能を重視する人は並継ぎを選ぶといいでしょう。

投げ竿は適切なものを選ぶことで魚を釣りやすくなり、より楽しむことができます。自分の釣りスタイルに合わせた長さ・号数を選びましょう。投げやすさ振り抜きやすさでも釣り上げ率が変わってくるため、高機能の竿を選んでさらに釣りを楽しみましょう。