【2024最新】タイマー機能があるプロパンガス対応ガス炊飯器おすすめ4選

プロパンガスを利用しているご家庭にはガス炊飯器がおすすめです。ガス炊飯器を使えば、かまどで炊いたようなふっくら・もちっとしたうまみのあるお米を炊けます。

こだわりの電気炊飯器が各メーカーから販売されていますが、ガス炊飯器も同様に進化しています。タイマー付き・保温付き・炊飯メニュー付きの製品も登場しており、ガス炊飯器も便利に使えるようになりました。

タイマー付きの製品なら決めた時間に自動的にお米を炊きあげられます。今回はそんな便利なタイマー付きガス炊飯器のおすすめ製品・メリット・選び方をご紹介します。

まずはじめにガス炊飯器の持つメリットをご紹介します。ガス炊飯器は電気釜にはないさまざまな魅力を持っています。

ガス炊飯器の1番のメリットはお米が美味しく炊ける点です。ガス炊飯器はガスの直火で釜を直接加熱し、炊飯時の釜の中は最高で1000℃を超える高温になります。こうすることで、はじめチョロチョロ、なかぱっぱのかまど炊きに近い炊きあがりを再現できます。

また、高温でお米を炊くとα化（糊化）が促進されることででんぷんからより多くのショ糖とブドウ糖を還元できます。この結果、ガス炊飯器はふっくらもちもちのうまみある美味しいお米が炊けます。

ガス炊飯器はお米が炊きあがるのも早いです。忙しいとき、急いでいるときはお米が早く炊きあってほしいと思いますが、ガス炊飯器なら短時間で美味しいお米が炊けます。

一般的な電気炊飯器なら炊飯に約1時間はかかりますが、ガス炊飯器の炊飯時間は30分～45分ほどです。なかには、20分ほどで炊きあがるガス炊飯器もあります。ガス炊飯器はガスの直火で火力も強く、均一に直接内釜を加熱するので、短い時間でお米が炊けます。

契約しているガス会社にもよりますが、ガス炊飯器は電気炊飯器よりも光熱費を節約できます。まずガス炊飯器は電気を使わないため、電気代がいりません。ガス炊飯器にはガスが必要ですが、電気炊飯器よりも炊飯時間は短くなるので光熱費は抑えられます。

一般的な電気炊飯器の炊飯時間は約55分、ガス炊飯器は約45分です。この場合なら電気炊飯器の電気代は約6.4円かかりますが、ガス炊飯器のガス代は約5.2円で済みます。

ここでは、タイマー付きガス炊飯器を選ぶときのチェックポイント4点をご紹介します。購入を検討している方は参考にしてください。

ガス炊飯器を選ぶ際にはサイズの確認を忘れないでください。ガス炊飯器はガスホースを接続する製品であるため、ガス管からホースの届く範囲、ガスの元栓近くにしか設置できません。

またキッチンは物を置ける場所は限られているので、スペースに見合った炊飯器を選びましょう。さらにガス炊飯器は設置時の壁からの距離が火災予防条例によって定められています。また、壁の素材によっては防熱板を設置しなければならない場合もあります。

このことから、ガス炊飯器置き場の上下左右にスペースをしっかり確保できるかも確認してください。

タイマー付きガス炊飯器を選ぶときは炊飯量も確認しておきましょう。一人暮らしの場合なら3合、3人家族なら5.5合、4人家族なら5.5合から8合、6人家族なら5.5合から1升ほどが炊飯量の目安になります。

6人以上の大家族の場合は業務用の大型ガス炊飯器もいいかもしれません。業務用には2升炊けるモデルもあります。

育ち盛りのお子さんのいるご家庭は、余裕をもって家族人数分プラス1合ほど大きいサイズの製品を選んでおくと、食事時にご飯が足りなくなることも防げるでしょう。

ガス炊飯器にはタイマー以外にもさまざま々な機能のついているモデルがあります。製品を選ぶ際にはこちらも確認しておきましょう。

一度に多量のお米を炊く方、家族ごとの食事時間が違うご家庭は、保温機能があるガス炊飯器は便利に使えるでしょう。ガス炊飯器には炊飯にはガスを使い、保温の際には電気を使用してご飯を温かく保存できる製品があります。

保温機能がついているガス炊飯器なら、冷めたご飯を温める手間も不要でいつでも温かいご飯を食べることができます。ガス炊飯器選びの際は、タイマーと同じく保温機能もチェックしてください。

便利に炊飯器を使いたいと考えている方は炊飯メニューもチェックしましょう。ガス炊飯器の上位モデルは、多彩な炊飯メニューを搭載しています。白米以外にも、献立に合わせて炊込みご飯・おこわ・玄米・おかゆなどのメニューが選べるようになっています。

最新のガス炊飯器の中には、パロマの「炊きわざ PR-M18TV -LPG」のようにガスの強い火力を活用して、ケーキを焼けるガス炊飯器も登場しました。お菓子作りの好きな方は、こちらの炊飯器もいいかもしれません。

最新のガス炊飯器上位モデルにはさまざまな機能が搭載されており、炊飯器はより便利に使えるようになりました。しかし、その反面多機能な上位モデルほど価格は高くなる傾向にあります。

コスパを意識される方は、普段使用するうえで必要な機能はどれなのかを吟味して製品を選んでください。ライフスタイルに合ったガス炊飯器を選べると、購入後に後悔することもないはずです。

ガスにはプロパンガスと都市ガスの2種類がありますが、ガス炊飯器にも都市ガス用とプロパンガス用の製品の2種類があります。ガス炊飯器を購入するときは、自宅のガスタイプに合う製品を選びましょう。

自宅のガスタイプに対応していない製品は購入しても使用できません。ガス炊飯器の中には同じモデルでも都市ガス用とプロパンガス用の型番を変えている製品もあるので、しっかり確認してください。

ガス炊飯器のメーカーにはリンナイとパロマがあります。ここではそれぞれの会社とガス炊飯器の特徴について紹介します。

リンナイは愛知県名古屋市に本社を置き、熱エネルギー機器の製造・販売をしている会社です。ちなみに、リンナイは国内給湯器シェアのトップを誇っています。リンナイのガス炊飯器の特徴は、最新の技術をふんだんに取り入れている点です。

リンナイのガス炊飯器は熱電労率と蓄熱性の高いアルミキャスト素材に使った内釜を採用、かまどの伝熱形態を再現した本焚白米モードを搭載するなど、美味しいお米を炊けるように新しい技術を搭載し進化を続けています。業務用の種類が豊富なのも特徴です。

パロマはリンナイと同じく愛知県名古屋市に本社を置き、ガスコンロ・湯沸器・ガス暖房装置などの製造・販売を手掛けています。1988年にはアメリカの給湯器メーカーである「リーム社」を買収し、世界的な給湯機メーカーになりました。

パロマはガス炊飯器はデザイン性の高いのが特徴です。最新のモデルは省スペースにも設置でき、キッチンにもなじみやすいスタイリッシュなデザインをしています。多彩な炊飯メニューを搭載していたり、持ち手が付いていたりと便利に使える炊飯器としても高く評価されています。

リンナイのタイマー付きガス炊飯器を使用する場合には、別売の専用ガスコードを使用する必要があります。タイマー付きガス炊飯器購入の際は、一緒にタイマー付き器具専用のガスコードを購入するようにしてください。ちなみにタイマー付き器具専用ガスコードは都市ガス用とプロパンガス用兼用製品のため、プロパンガスのご家庭でも安心して使用できます。

かまどに近い状態で、かつ短時間でご飯を炊くことができるガス炊飯器。タイマー機能があれば自分の生活サイクルに合わせてより自由に炊飯することができます。炊飯器の買い替えを検討しているプロパンガスのご家庭の方は、タイマー機能付きガス炊飯器を選んでみてはいかがでしょうか。