不要になった洗濯機の処分方法3パターン!リサイクル料金は安くなる?

不要になった洗濯機を処分したいけど、粗大ごみでいいの?と悩んでいる方はいませんか?この記事では、いらなくなった洗濯機を処分する際に知っておきたい「家電リサイクル法」の概要や、洗濯機のリサイクル料金・3つの処分方法について詳しく解説します。

2021/10/21 更新

洗濯機の故障や買い替えで、古くなった洗濯機を処分したいけれど、どうやって処分すればよいか迷ってしまったことはありませんか?洗濯機は粗大ごみとして処分することはできず、「家電リサイクル法」により処分方法が定められています。

 

この記事では「家電リサイクル法」に基づいた、洗濯機をリサイクル処分する方法について分かりやすくまとめました。迷ってしまいやすい小型家電の処分方法との違いも解説します。

 

処分したい洗濯機がまだ使える場合の、買取業者に依頼する方法も合わせてご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。使わなくなった洗濯機は正しくリサイクルしましょう。

今すぐ見る!洗濯機のおすすめ処分方法3パターン

洗濯機は「家電リサイクル法」の対象になります。この家電リサイクル法の概要から、対象となる「特定家庭用品機器の4品目」についてまとめました。小型家電リサイクル法との違いについてもチェックしてみてください。

家電リサイクル法とは

よく耳にする家電リサイクル法ですが、正式名称は「特定家庭用機器再商品化法」と言います。一般家庭や事務所から排出された特定の機器、主にエアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機などの有用な部品や材料をリサイクルすることを目的としています。

 

家電リサイクル法は平成15年6月に施工されました。限られた資源を活用し不法投棄による環境破壊を防止するために、家電を処分する場合は家電リサイクル法に乗っ取り正しい方法で処分しましょう。

特定家庭用品機器の4品目

家電リサイクル法に基づいた処分が必要な家電は、下記の4品目になります。

 

  • エアコン
  • テレビ(ブラウン管、液晶、プラズマ)
  • 冷蔵後&冷凍庫
  • 洗濯機&衣類乾燥機

 

これまで自治体の粗大ごみで処分していた家電の中で、上記4品目の大型家電が家電リサイクル法の対象になりました。

小型家電リサイクル法との違い

洗濯機は家電リサイクル法に基づき処分するということが分かりましたが、家の中には小さな家電もたくさんありますよね。それら小型家電のリサイクル方法についても、豆知識として触れておきましょう。

 

家電リサイクル法の4品目に入らない小型の家電リサイクルについては、「小型家電リサイクル法」という法律があります。対象品目は、電話・スマホ・パソコン・電子レンジ・炊飯器など。家電リサイクル法の特定家庭用品機器4品目以外の家電製品は全て該当します。小型家電の処分方法や料金については、各自治体により異なります。

洗濯機を含む家電4品目のリサイクル料金には、リサイクル料金と運搬料金があります。その内訳や参考例をご紹介します。

回収に必要な料金はリサイクル料金と運搬料金の2つ

家電リサイクル法は大きく分けて2つの料金で成り立っています。それはリサイクル料金と運搬料金です。また家電4品目のうち、テレビや冷蔵庫はサイズによりリサイクル料金や運搬料金が異なります。

 

エアコンや洗濯機については、サイズによるリサイクル料金や運搬料金の違いはありません。

家電4品目のリサイクル料金+運搬料金一覧

家電4品目のリサイクル料金と収集運搬料金の内訳は下記のとおりです。洗濯機のリサイクル料金は、5,000円~6,000円と見ておくとよいでしょう。

 

対象の家電製品 リサイクル料(税込) 運搬料(税込) 合計
エアコン 990円 3,157円 4,417円
テレビ(15型以下) 1,870円 2,618円 4,488円
テレビ(16型以上) 2,970円 2,750円 5,720円
冷蔵庫(170L以下) 3,740円 3,157円 6,897円
冷蔵庫(171L以上) 4,730円 3,157円 7,887円
洗濯機(衣類乾燥機) 2,530円 3,157円 5,678円

リサイクル料金と収集運搬料金の目安「家電リサイクル受付センター」

 

上記はあくまで目安であって、メーカーによっても料金が異なりますので大体の目安として参考にして下さいね。

洗濯機のリサイクルに関わる料金や運搬料についても押さえたところで、具体的にどのように処分すればいいのか気になりますよね。ここでは、洗濯機の処分方法を3パターンお伝えします。

家電量販店で引き取ってもらう

洗濯機をリサイクル処分するには、家電量販店で引き取ってもらうのが一般的です。家電量販店でリサイクル処分を依頼するケースは下記のとおりです。

 

  • 依頼する家電量販店で対象家電を購入している
  • 依頼する家電量販店で対象家電を購入していないが家電を持ち込む、または回収依頼をする

 

ヤマダ電機とケーズデンキに依頼した場合の参考例をご紹介します。

ヤマダ電機の場合

事例1:ヤマダ電機で洗濯機を1台リサイクル処分したい

→かかるリサイクル料金は3,300円+1,650円=4,950円(税込)です。

 

自分で店舗に持ち込む場合リサイクル料金の運搬料が安くなるのか気になるところですよね。しかしリサイクル料金の運搬料は、家電量販店から処理場までの運搬費になりますのでご注意ください。そのため洗濯機を自宅に回収に来てもらう場合は回収費が別途かかる事になります。

ケーズデンキの場合

事例:ケーズデンキで洗濯機を1台リサイクル処分したい。

→かかるリサイクル料金は、2,530円+1,650円=4,180円(税込み)です。リサイクル回収のみの場合は、+3,300円がかかります。

 

あくまで事例で目安なので、洗濯機のメーカーや対象家電の購入の有無、家電量販店への持ち込みの有無(回収ありなのか)により金額が異なります。必ず店舗に確認してみてください。

自治体に依頼

新しい対象家電を購入しない場合や家電量販店が近くにない場合は、自治体に問い合わせてみましょう。各市区町村により処分方法が異なるので、悩んだ時はまず問い合わせしてみるのがおすすめです。

指定取引所に持っていく

郵便局で家電リサイクル券を購入し、指定取引所に直接持ち込めば、運搬費はかからなくなります。家電を指定取引所にまで運ぶ距離や時間に問題がなければ、自身で運搬する事でかかる運搬費を減らすことも可能です。

 

ただ、家電量販店等にリサイクル処分を依頼した場合でも、運搬費は2,000円もかからないので、余程指定取引所が近くにない限り、あまりメリットがないとも言えそうです。

リサイクル料金の支払いには、一般財団法人家電製品協会が発行する家電リサイクル券の購入が必要です。この家電リサイクル券を家電量販店が代行回収するか、郵便局で直接リサイクル券を購入するかによって、「料金販売店回収方式」と「料金郵便局振込方式」の2つに分かれます。

料金販売店回収方式

一般的には家電量販店にリサイクル処分を依頼する場合が多いですよね。その場合は、家電量販店に処分したい家電を引き取ってもらい、家電量販店にリサイクル料金(リサイクル料金+運搬料金)を支払うことになります。

 

料金販売店回収方式が利用できる家電量販店は、社団法人家電製品協会の家電リサイクル券システムに入会している事が前提になります。

料金郵便局振込方式

料金郵便局振込方式は、リサイクル料金を郵便局に払い込む方法です。自身で直接指定取引所に持ち込む際に用いられるので、運搬料金を差し引いたリサイクル料金のみがかかることになります。

まだ購入から年数が経っておらず、故障ではないけど必要なくなってしまった洗濯機。買取業者に依頼すれば、買い取ってもらえる可能性があります。ただ、値段がつかないこともあるので事前に問い合わせてみてください。

 

また、不用品回収業者に依頼する場合は回収料金がかかるので注意してください。

買取業者の選び方

買取業者には大きく分けて、幅広いジャンルの商品を買い取る企業と、特定のジャンルのみ買い取る企業に分かれます。更には全国に店舗を展開している企業から、地元に強い企業までさまざま。

 

近年ではLINEやメールといったツールを使用して、処分したい洗濯機の状態や写真を送り、すぐに無料査定してくれる企業も増えています。どの企業が一番高値で買い取ってくれるか、比較検討することができるので便利です。

買取可能な洗濯機の条件

いらなくなった洗濯機が買取可能な洗濯機か、買取不可能な洗濯機かの目安をまとめてみました。

買取可能な洗濯機

買取可能な洗濯機に絶対的な目安はありませんが、値段がつく可能性が期待できるのは下記の項目になります。参考にしてみてください。

 

  • 新品やほぼ未使用
  • 製造から5年以内
  • 人気メーカーのモデル
  • ドラム式や乾燥機付きなど

 

これらの条件に合うもしくは複数該当すれば、値段が付く可能性が高くなります。気になった方は一度問い合わせしてみることをおすすめします。

買取不可能な洗濯機

買取可能な洗濯機とは反対に、以下の条件が重なると買取不可能になる可能性が高くなります。

 

  • 製造年から5年以上経過している
  • 既に修理不可能な不具合が出ている
  • 汚れや傷が目立ち劣化が激しい

 

どうしても気になる方は、製造年や修理不可能な不具合の有無、汚れや傷等を確認の上、問い合わせしてみましょう。

注意点

インターネットで不用品回収業者を探す方も多いですよね。しかし中には、「不用品を無料で引き取ります」と謳っている広告につられ依頼をしたら、実際には代金を請求されたという事例も。以下事前に確認しておきたい事をまとめたので参考にして下さい。

 

  • 一般廃棄物処理業許可の有無(不用品回収にはこちらの免許が必要なので公式サイトで確認しましょう)
  • 無料見積もりの有無

 

依頼する前に見積りをしてもらうなど、不要なトラブルに巻き込まれないよう注意してください。

不要になった洗濯機を処分する際に知っておきたい、リサイクル家電法や実際にかかる料金・運搬料金についてご紹介しました。どの方法が1番自分に合っているか検討し、洗濯機を正しくリサイクルしましょう。