【炊飯器・比較】象印「炎舞炊き」とパナソニック「Ｗおどり炊き」の違いは？

結局炊飯器はどこのメーカーがいいか悩む方も多いのでは？今記事では人気の炊飯器の、象印の炎舞炊きとパナソニックのWおどり炊きの違いを調べてみました。炎舞炊きとWおどり炊きは、どちらも非常に人気のある炊飯器です。炎舞炊きは少し前のCMでは、俳優の綾野剛さんが炎の中で舞う内容で、大火力を表現されていました。

CMを見ていると、なんだかとっても美味しそうです。Wおどり炊きは、キャッチコピーが『全国の米どころが「うまい」と認めた。』となっていて、これもとっても美味しそうです。どちらの炊飯器も美味しそうですが、そこで今回はどちらが美味しく炊けるか比較します。

商品の特徴と違いだけではなく、使用している人の口コミも調べてみました。ぜひ、購入する時の参考にしてみてください。

炎舞炊きは、かまどを再現した炊き方をしているのが特徴。かまどでは、大火力の炎が複雑な対流を発生させることで、一粒一粒ふっくらとしたムラの少ないご飯が炊きあがります。

炎舞炊きでは釜底に付いている6つの底ＩＨヒーターをブロック分けして、対角線上にある二つのヒーターを同時に加熱します。ブロック毎に順番に加熱させることで、かまどの様な複雑な対流を作り出しふっくら美味しいご飯を炊くことができるというわけです。

Wおどり炊きもかまどを意識した炊き方をしています。Wおどり炊きの特徴は、その名の通り二つの方法でお米をおどらせながら炊飯する点。その二つの方法とは、「可変圧力」と「高速交互対流」という技術です。

可変圧力とは、加圧と減圧を繰り返してご飯の炊きムラを少なくする炊飯方法です。加圧すると内釜の中の沸点が上昇するので高温になりますが、対流が起こりにくくなり、ムラが多いご飯になりがち。それを減圧することで、内釜の中の圧力が分散されて対流が起こり、お米を攪拌できます。加圧と減圧を何度も繰り返すことで、ムラなく炊けます。

一方で高速交互対流とは、釜底と側面のＩＨヒーターを高速で切り替えて対流の向きを変えながら炊く炊飯方法です。対流の向きを内向き、外向きと変えることで、ご飯の炊きムラを少なくします。この2つの技術で美味しいご飯が炊けるのです。

まずは、食感の違いから比較します。どちらもお米を攪拌して炊くことが特徴の炊飯器ですが、どんな違いがあるのでしょうか。炎舞炊きの特徴は、121通りの炊き方ができる”我が家炊き”です。ご飯を食べた感想を入力することで、自分の好みの食感になる様に炊き方を調整してくれます。

Ｗおどり炊きの特徴は、鮮度の落ちたお米も新米の様な食感で炊けること。お米は精米後に常温で保存していると水分が抜けて乾燥してしまいますが、お米の鮮度を検知して新米を炊いたときのような炊きあがりにしてくれます。

続いて炊き分けの比較です。炎舞炊きは炊飯する際の圧力を調整して7通りの炊き分けができるのが特徴です。しゃっきりやもちもちといった食感だけでなく、玄米や酢飯に適した炊き方をしてくれるので、ご飯の食感にこだわる方に向いています。

 Ｗおどり炊きはお米の銘柄に合わせて炊くことができる優れもの。コシヒカリやあきたこまちといったお米の種類に合わせて炊くことで、お米のおいしさを最大限まで引き出すことが可能。お米にこだわる方に向いています。

続いて炊飯する時のスピードの違いです。どちらも高級タイプの炊飯器ですが、炊飯スピードにどのくらいの違いがあるのか確認してみます。2つの違いを表にしてみました。

白米を炊くスピードはＷおどり炊きの方が早かったですが、玄米なら炎舞炊きの方が早いという結果でした。炊飯スピードにこだわる方は、白米ならＷおどり炊き、玄米なら炎舞炊きを買いましょう。

続いては保温時間の比較です。炎舞炊きとＷおどり炊きの、どちらが優れているか調べてみました。

• 炎舞炊きの場合

炎舞炊きには極め保温と高め保温の2種類のコースがあります。極め保温は40時間、高め保温は12時間まで保温が可能です。ご飯の乾燥や変色を抑えたいなら極め保温が向いていて、においを抑えたいなら高め保温が向いているでしょう。

• Wおどり炊きの場合

Wおどり炊きは保温の最中に、スチームを入れるのが特徴です。保温開始してから6時間後と12時間後にスチームを入れることで、ご飯が乾燥しない様にしてくれます。保温でご飯を乾燥させたくないなら、おすすめです。

炎舞炊きとＷおどり炊きの違いを表にしてみました

どちらも、お米を撹拌しながら炊く炊飯器ですが、比較してみると結構違います。食感にこだわる方や玄米を食べるなら、炎舞炊きがおすすめ。お米の銘柄にこだわり、保温してもしっとりとしたご飯が食べたい方にはWおどり炊きがおすすめです。

続いては、炎舞炊きとWおどり炊きのお手入れの違いの比較をしてみます。

• 炎舞炊きの場合

内ふたのフックを外すと、簡単に外せる仕組み。そして、予約ボタンを1.5秒以上長押しすると、本体のクリーニングが行えます。あらかじめ、内釜の中に水を入れてからクリーニング機能を使うことで本体のにおいを減らせます。

• Wおどり炊きの場合

内ふたをボタンで外せる仕組みになっていてこちらも簡単に取り外しが可能。設定画面からお手入れ機能を選択することができ、内釜の中に水を入れるとにおいや汚れを取ることができます。

どちらも、内蓋の取りはずしが簡単ですが、Wおどり炊きはスチーム用の水を入れる容器が本体に付いているため、炎舞炊きと比べてパーツが一つ多いです。お手入れの楽さで考えたら、炎舞炊きの方がおすすめです。

ここまでは、炎舞炊きとＷおどりの特徴や違いについて解説してきました。炊き方や食感など違いを比較しましたが、それだけではどっちを選べばいいか分からないと思います。そこで、機能の違いだけではなく、実際に使用している方の口コミをご紹介します。購入するうえで非常に参考になると思います。

まずは象印の炎舞炊きの口コミからご紹介します。参考にしたのはAmazonレビューです。口コミを調べた機種は以下の通りです。

NW-LA10

NW-KB10

NW-ES07

炊きあがりの良さやご飯の食感と味に対する口コミを抜粋していますので、購入の際の参考にしてみてください。

続いては、パナソニックのＷおどり炊きの口コミからご紹介します。参考にしたのはAmazonレビューです。口コミを調べた機種は以下の通りです。

SR-VSX100

SR-VSX109

SR-JW058

炊きあがりの良さやご飯の食感と味に対する口コミを抜粋していますので、購入の際の参考にしてみてください。

機能比較と口コミで炎舞炊きとWおどり炊きの違いがわかったと思います。ここからは、おススメの炊飯器を3機種づつご紹介していきます。

まずは、炎舞炊きの3機種から紹介です。

〇NW-LA10

〇NW-ES07

〇NW-KB1

こちらの機種の、特徴をわかりやすく解説していきます。

続いて、Ｗおどり炊きのおススメ機種の紹介です。

ご紹介するのは、こちらの3機種です。

〇SR-VSX100

〇SR-JW058

〇SR-VSX109

象印の炎舞炊きとパナソニックのＷおどり炊きの比較をしてみましたが、どちらとも特徴が違うので使い方にあった方を選ぶのがおすすめです。この記事を参考にして、自分に合った炊飯器を選んでみてください。