【2025】ウルトラワイドモニターおすすめ15選｜仕事・ゲームに！サイズ別に紹介

一般的なPCモニターのアスペクト比は16：9です。一方、「ウルトラワイドモニター」と呼ばれるタイプはアスペクト比が21：9や32：9と、横方向に長く設計されています。

ウルトラワイドモニターの特徴として横方向に複数の情報を表示できるため、作業効率が向上します。動画編集やゲームを行う際にも画面が見やすいほか、迫力ある映像を楽しめるため動画の視聴にも最適です。

今回は、そんなウルトラワイドモニターの特徴やおすすめの商品15選を紹介します。ウルトラワイドモニターを使うと、仕事やゲームの快適性が向上するのでおすすめです。モニターの購入を考えている方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

ウルトラワイドモニターを使用すれば、通常のモニターよりも多くの情報を画面上に表示できるので、作業効率が上がります。特に、ビジネスシーンでのマルチタスクや動画編集を行う際に使用すると、非常に使いやすいのでおすすめです。

また、画面を広く見られるのでPS5のようなゲームとつなげると視野が広がるのもメリットです。敵の様子を広い視野で観察できるので、ゲームを有利に進めやすくなります。人気のFF14を快適にプレイするために購入する方も多いようです。

また、複数のゲーム画面を同時に表示できるので、ゲーム内のできごとに対してもアクションも素早く取れます。

ウルトラワイドモニターのデメリットは、通常のモニターよりも広い設置スペースが必要になる点です。置けるスペースが狭い方は、設置が難しい場合があります。また、ウルトラワイドモニターはフルHDよりも解像度が上がるのも特徴です。

解像度が上がると、その分パソコンにかかる負荷が上昇するので、グラフィックボードの温度も上昇しやすくなります。低スペックのパソコンを使っている方は、負荷がかかりすぎるとパソコンの動作が遅くなる場合があるので注意してください。

またゲームの多くはアスペクト比が16：9です。残念ながらウルトラワイドモニターのアスペクト比に対応していないため、端が余ってしまいます。このため、「合わない」「使いにくい」と感じるかもしれません。

画像編集やオフィスワークで使うことが多い場合は、一般的なモニターの横のスペースが広がった仕様の、平面タイプがおすすめです。マルチタスクがしやすいので、ビジネスシーンで大いに活躍します。

また、フォトショップやCADなどのデザイン系のツールを扱う場合にも平面タイプが便利です。湾曲タイプだと直線や曲線がわかりにくいため、作業がしづらく感じることがあります。湾曲タイプで写真の加工をすると、仕上がり時と見え方が変わってしまうの注意してください。

映画鑑賞やゲームに使うことが多いなら、湾曲タイプがおすすめです。モニターが横方向に弧を描くように曲がっています。そのため、映画やゲームプレイ時に没入感が生まれやすく、広い視野でゲームをプレイでるのが特徴です。

しかし、湾曲タイプのモニターは正面ではなく左右から見ると画面の遠近感がつかみづらいことも。そのため、複数人で同じ画面を共有する場合には向いていません。複数人でゲームをしたい場合は、平面モニターの方がおすすめです。

ウルトラワイドモニターを購入する際は、設置場所に合わせてモニターサイズを選んでください。ウルトラワイドモニターはある程度画面サイズの大きいものが中心で、24インチ以下のものはわずかに限られます。

中には49インチ以上の大画面モニターもあり、動画編集やデザインなどの作業効率アップが期待できます。設置場所が確保できる場合は、モニターサイズが大きいほど画面に表示できる情報量が多くなるため格段に作業しやすいです。

購入する際に画質にこだわるのであれば、高解像度のものがおすすめです。3440×1440のUWQHD解像度から、2560×1080や3840×1600まで幅広い解像度のものがあります。さらに、5120×2160のの5K2K解像度のものも。

4Kのように解像度が高いほど色鮮やかな画面でゲームがプレイできるため、冒険系のゲームやストーリーを楽しみたい方は、高解像度なウルトラワイドモニターがおすすめです。しかし、パソコンのスペックやプレイするゲームが解像度に対応していない場合もあるので、注意してください。

PCモニターでゲームをプレイする場合は、リフレッシュレート・応答速度の2項目に注目してください。リフレッシュレート（Hz）とは、ディスプレイの画面情報が1秒間に何回切り替わるかを表したものです。応答速度（ms）は、激しい動きに伴う色の切り替わりのスピードを表します。

ゲームに適したモニターの目安は、60Hz以上・4ms以下です。特にFPSのようなスピード重視のゲームの場合、応答速度は1ms以下がおすすめ。ただし機種の選択肢が少ない点には要注意です。

長時間モニターを使用する場合には、ブルーライト軽減モニターがおすすめです。目の疲れは、肩や首の疲れにもつながることも。ブルーライトカットモデルなら、在宅勤務で長時間のPC作業による疲れを軽減できます。

また、フリッカーフリー機能付きの機種であれば光の明暗によるチラつきを抑えられるため、ブルーライトカット機能の有無と合わせてチェックするのがおすすめです。

ウルトラワイドモニターを選ぶ際は、グラフィックボードと同じメーカーのものがおすすめです。グラフィックボードとは、PCで映像を美しく映し出すための機能を持った装置のことで、パソコンにとって非常に重要なパーツです。

モニターとグラフィックボードのメーカーを揃えることで、連動してより画面のちらつきや動きのカクつきを制御できます。マルチタスクやゲームがさらに快適に行えるようになるのは嬉しいですね。

LGエレクトロニクスは、韓国にあるテレビやモニターなどの生活家電を取り揃えているメーカーです。LGエレクトロニクスのウルトラワイドモニターは、ラインナップが豊富にあります。また、低価格モデルから高価格なハイエンドモデルまで幅広く揃っているのが特徴です。

PHILIPSは、オランダのアムステルダムに本拠を置く電気機器・電気関連機器メーカーです。PHILIPSのウルトラワイドモニターは、大画面ながら高い解像度を備えています。また、電源供給可能なUSB type-Cドッキングステーションを内蔵したモデルも人気です。

MSIは、台湾にあるパソコンやパソコン周辺機器を取り扱っている人気メーカーです。特に、マザーボードやグラフィックボートの生産量がトップクラスです。MSIのウルトラワイドモニターは、リフレッシュレートが高いのが1番の特徴で、ゲーマーからの人気が高まっています。

I-O DATAは、石川県金沢市に本社を置くパソコンや精密機器を取り扱っているメーカーです。I-O DATAのウルトラワイドモニターは、高さや角度を自由に調節できるスタンドを採用しています。特に、ゲーミングモニター「GigaCrystaシリーズ」は人気が高いです。

DELLは、アメリカのテキサス州に拠点を置くパソコンやパソコン周辺機器を取り扱っているメーカーです。DELLのウルトラワイドモニターは、デザイン性に優れているのが特徴。また、解像度が高いモデルが多いので、色鮮やかな画面でさまざまなゲームをプレイできます。

モニター購入の際に悩んでしまうのが、ウルトラワイドモニターか4Kモニターどちらにするべきかという点です。きれいな映像・画像を楽しみたい場合は4Kモニター、仕事用にモニターを使いたい場合はウルトラワイドモニターがおすすめです。映像編集や画像編集を仕事としている場合は、4Kモニターを選択してください。

中古でウルトラワイドモニターを購入しても問題はありません。しかし中古品を販売しているフリマアプリや通販サイトを利用する場合、実際に実物を見ていないので傷や不具合を確認しきれない可能性があります。出品者と密に連絡を取り合って、購入したいウルトラワイドモニターがどのような状態にあるかを知ってから決断してください。

PCをウルトラワイドモニターに接続したら、OS上で解像度の変更処理を行う必要があります。主な設定変更の要領は下記の通りです。

●Windoｗsの場合

• デスクトップ上で右クリック
• 「ディスプレイ設定」を選択
• 「解像度」の項目から最適な数値を選択（例：2560×1080）

●Macの場合

• アップルメニューより「システム環境」を選択
• 「ディスプレイ」を選択
• 「変更」を選択し、スケーリング情報の中から適切な項目を選択

今回は、横長のウルトラワイドモニターの特徴やおすすめの商品を紹介しました。ウルトラワイドモニターを使えば、ストレスのないマルチタスクが行えるだけでなく、快適にゲームも楽しめます。1台で広い作業スペースを確保できるので、非常におすすめのアイテムです。