ネットワークオーディオプレイヤーおすすめ10選｜Amazon music対応も！

「PCに保存した音楽やSpotifyなどを高音質で聴きたい」「持っているCDを良質な音で聴きたい」そう思ったことはありませんか？そんな方におすすめなのが、近年、音楽を自由に楽しむツールとして注目を集めているネットワークオーディオプレイヤーです。

しかし、ネットワークオーディオプレイヤーはさまざまな種類があります。また、多くのメーカーから発売されているため、何を基準に選んだらいいのか迷いますよね。入力方法・出力方法・Amazon music対応しているかなど気になることはたくさんあります。

そこで今回は、ネットワークオーディオプレイヤーについて、メリット・デメリット・選び方・おすすめ商品まで紹介します。ぜひ、最後まで読んで自分に合ったネットワークオーディオプレイヤーを購入してください。

ネットワークオーディオプレイヤーとは、家庭のLANネットワークを利用して音楽ファイルが再生できる機器です。ネットワーク上のHDD・PC・NASといったストレージやサーバーから再生できます。

多くの製品は有線のアナログ出力を搭載し、従来のオーディオコンポのようにアンプ・CDプレイヤー・チューナーなどと接続して使用できます。NASを使用する場合にはメーカー・機器を問わず、LANを通じて接続するためのDLNA規格に準拠していることが必要です。

また、ネットワークオーディオプレイヤーは、音声データをより精細に表現するハイレゾ音源を楽しむことができるのも1つの特徴です。さらに、Amazon music対応モデルがある点も魅力に挙げられます。しかし、対応機種はDENON・Marantzなどの特定メーカーのみで、商品数も少ない点は考慮する必要があります。

ネットワークオーディオプレイヤーのメリットは、NASやHDDと直接接続できるため、PCを起動しなくても音楽の再生が可能な点です。アプリ対応モデルのプレイヤーなら、スマホやタブレットでリモート操作することもできます。

また音質の面では、各オーディオメーカーの技術やノウハウが活かされているので、高音質な音楽が聴けるのも魅力的です。

さまざまなタイプのネットワークオーディオプレイヤーがありますが、快適な使用に無線LAN環境は必須です。加えて操作にはスマホやタブレットも必要とします。また、単純に再生するだけならPCを必要としませんが、音源の管理運用の面でPCの必要性は非常に高いです。

さらに、コントロールアプリやサーバーソフトなどのソフト面や、ネットワークオーディオプレイヤー本体の仕様、組み合わせ方などによって快適さが大きく損なわれる場合もあります。購入する際はこの点を十分に考慮する必要があります。

ネットワークオーディオプレイヤーでの失敗談は、操作性や利便性といった快適さに関わるものが多いです。一方で音質に関しては、ハイレゾに対応していることもあり、どの製品においても概ね好印象です。

ここでは、ユーザーがネットワークオーディオプレイヤー購入後に気付いたいい点や悪い点などを集めたので、ぜひ参考にしてください。スペック表からだけでは読み取れない側面が見えます。

基本的にはネットワークオーディオプレイヤーは、別途アンプと接続し、アンプからスピーカーへと接続します。アンプ内蔵型のモデルも多くありますが、ハイレゾ音源を楽しむなら、外部機器との接続に多様なアナログ音声出力を備えているモデルがおすすめです。

また、出力方式の中でもRCA出力端子はオーソドックスで、多くの機種に備わっています。色分けがされているため接続しやすく、入門者におすすめのタイプです。さらに、ノイズに強いアナログ・バランス出力を備えた機種、ヘッドフォン出力やデジタル出力端子を備えた機種もあるので、音質を求める方はチェックしてください。

音楽のファイル形式にはさまざまありますが、ネットワークオーディオプレイヤーで対応可能なものにはFLAC・WAV・DSD・ALAC・AIFF・AAC・WMA・MP3・MP4などがあります。

現在発売されるネットワークオーディオプレイヤーは、ハイレゾに対応しています。高音質を求める方はFLACに対応しているのか、PCM系で192kHz/24bit以上、DSD 5.6MHz以上に対応しているかどうかも確認しておきましょう。さらに、新フォーマットであるMQA対応かも忘れずに確認してください。

また、デジタル音声はbit・kHzという単位で音の再現度の高さを表現しており、数値が高い方が音質に優れています。CDは「16bit/44.1kHz」で、この数値を超えるものがハイレゾです。多くの現行モデルは「24bit/192kHz」以上に対応しています。

アナログ音声出力のみのネットワークオーディオプレイヤーの場合、パッシブ型の(アンプを内蔵していない)スピーカーとの間に別途アンプを介して接続することが必要です。しかし、ネットワークオーディオプレイヤーの中には、プリメインアンプを内蔵している機種もあります。

また、ヘッドフォンで楽しむ場合におすすめのヘッドフォンアンプ内蔵型や、数は少ないですがCDプレイヤー内蔵型の機種もあります。すでに持っている機器と重複しないように付加機能を選ぶと無駄がありません。

さらに、ディスプレイの見やすさや操作アプリの使いやすさも事前にチェックしておきたいポイントです。音楽再生を楽しむ際に選曲や音量調整のしやすいよう、視認性の高さを確認するのもおすすめです。

ネットワークオーディオプレイヤーは自作可能です。自作キットを利用すれば再生機器だけでなく、スピーカーもリーズナブルに作れます。以下で詳しく解説しますのでご一読ください。

香港拠点のIoT企業「Nanomesher」では、安価な小型PC「Rasberry Pi」用のオーディオ機器を取り扱っています。それらを組み合わせることで、ネットワークオーディオプレイヤーが自作できます。

最も簡単なDIYキットの「NanoSound Player」は、Rasberry Piに専用基盤のNanoSound Digitalをセットしてカバーを組み立てれば完成です。お手持ちのアンプやスピーカーとの接続ですぐに使用でき、専用コントローラーや音楽アプリからも操作可能です。

同社では、NanoSound Player以外にもさまざまな機器を取り扱っており、公式サイトは日本語にも対応、YouTubeで動画もアップロードしています。自作に興味がある方は、下記のリンクなどから調べてみてください。

最近ではアンプ・スピーカーとの一体型モデルも登場しているものの、基本的にネットワークオーディオプレイヤーはスピーカーやアンプにつなげて使うのが一般的です。接続する機器を自作すれば、低予算でネットワークオーディオ環境を構築するのに役立ちます。

以下の記事では、スピーカーの自作についての情報をまとめています。興味がある方はぜひチェックしてください。

ここからは、基本的な構成のネットワークオーディオプレイヤーの接続方法を解説します。接続する際は順番があり、まずはパソコン・スマホなどの音楽ファイルが保存されている媒体・ルーターの順で繋いでください。さらに、ネットワークオーディオプレイヤー・アンプ・スピーカーの順で接続しましょう。

しかし、上記の方法はあくまで基本的な構成の場合であり、アンプ内蔵モデルを使用する方はアンプが不要になります。また、ルーターが不要な場合もありますので、ご自身の状況に合わせて接続してください。

ネットワークオーディオプレイヤー選びでは、再生したいファイルフォーマットや入出力など、自分のオーディオ環境に適したスペックを押さえることが大切です。ぜひ今回の記事を参考にして、快適にハイレゾの高音質な音楽を楽しみましょう。