ポータブル外付けHDD人気おすすめランキング10選｜バッファロー・Transcendなど人気メーカーも

HDDは「Hard Disk Drive」の略称、SSDとは「Solid State Drive」の略称で、いずれもゲームやパソコンのデータを保存しておく場所を指します。

パソコンやレコーダーの容量が足らない時に便利なのが外付けHDD。簡単にストレージ容量を増設できるうえに、パソコンデータのバックアップ先としても使えます。

持ち運びを考えている方にも特に便利なのがポータブルHDD。外付けHDDの中でもコンパクトで軽量なモデルが揃っており、携帯性に優れています。また、価格のバランスも優れているのも特徴で、コスパ重視の人にも最適です。

ただ、衝撃に強くないのが弱点なので、耐衝撃性のあるHDDなどを選ぶといいでしょう。

ここでは市場の売れ筋商品から見た容量別相場と1GBあたりの価格でコスパを算出しましたので解説します。

現行販売されているポータブルHDDの場合、4TB〜5TBの1GBあたりの価格が4円と他の容量の外付けHDDに比べて一番安くコスパのいい容量だと言えます。もう少し容量が少なくてもいい場合は2TB外付けHDDも1GBあたりの価格が5円と比較的コスパがいいのでおすすめです。

ただ2TB以上のモデルはほとんどの場合、1万円以上するため、コスパよりも価格重視の方や、そこまで大容量のモデルが必要ない方は2TB以下のものを選ぶという方法もあります。上記の容量別相場表を参考にご自身の必要な容量と予算を擦り合わせながら選ぶことが重要です。

大きな容量のデータを保存する機会が多いHDDは、転送速度の速さで使い勝手が左右されます。転送速度は、基本的には接続ケーブルのコネクタの種類が関係します。

ポータブルHDDの接続端子は、USBが主流。写真や文書ファイルといった比較的小さな容量であれば、標準速度の「USB2.0」でも不自由なくデータを保存できます。

ゲームデータや音楽など、大きな容量のファイルを保存したい場合は、USB2.0の約10倍の速度をもつ「USB3.0」や、「USB3.0」の2倍の速度をもつ「USB 3.1 Gen1」を選択するのがおすすめ。

ただ、パソコンや家電などとつなぐ場合は、家電側とHDD側の両方が同じUSBの種類に対応している必要があります。HDDを選ぶ前に、USB3.0に対応しているかを確認しておきましょう。

ポータブルHDDで採用するUSBの接続端子は、以下2つです。

• USB Type-A
  →インターフェスは長方形
  →多くのパソコンが採用していおり、汎用性◎
• USB Type-C
  →インターフェスは細長い楕円形
  →挿入の向きを気にすることなく上下どちらでも接続可能
  →MacBookやSurfaceが採用

商品に接続ケーブルが付属していることがほとんどですが、万一壊れてしまったときのことを考えて、すでに所有しているデバイスやケーブルで使える端子を選択するのもひとつです。ケーブルと別に変換コネクタを持ち歩く手間が省けます。

Type-AとType-C、2種類のUSBケーブルが付属した製品などもあるので、気になる方はチェックしてみてください。

ポータブルHDDはSSDと異なり、移動や落下の衝撃に弱いのが難点。その難点を克服するための耐衝撃構造を採用したポータブルHDDだと安心です。

以下に機能例を挙げました。気になる機能のあるものを探して、長く愛用しましょう。

▼耐衝撃機能の例

• データ保存をする本体部分への衝撃を最小限に抑える3層構造
• 米軍の耐衝撃の選定基準に用いられる「MIL」規格に合格した製品
• 放熱性能に優れた「冷却ファン付き」・「エアフロー設計」
  →長時間にわたって使い続ける方に◎
• 自動で衝撃を感知して電源をOFFにする「Gセンサー」
• 雨水に耐えられる「防水機能」

ポータブルHDDに重要な資料やデータを保存する方は、セキュリティ対策のあるポータブルHDDを選びましょう。

中身を閲覧する際にパスワードロックをかけられるものや、データを自動で暗号化してくれるものなら、万が一落としてしまったり他の荷物と一緒に紛失した際にもデータ流出のリスクが低くなります。

ポータブルHDDをカバンやポーチに入れて持ち運ぶなら、なるべく薄くて軽いものがおすすめです。

ポータブルHDDの縦幅×横幅は約10cm×約8cmほどでどのモデルにもあまり差はありません。しかし、厚みは1.5cmほどの薄いものから、2cmを超える分厚いものまでさまざま。薄いものを選べば、その他の荷物と一緒に持ち運びやすくなります。

重量は150gを切る軽量モデルから400g以上の重さまで様々。ただ、耐衝撃モデルは厚みがあるモノが多く、容量が大きいモデルほど重くなる傾向があります。持ち運ぶ機会が多い方は、バッグに入れられるのか、負担にならない重さなのかもしっかりチェックしましょう。

HDDのほとんどはメーカー保証期間がついています。

保証期間が長いほど製品の品質が高いことの証明にもなるため、複数メーカーで迷ったら万が一の保証・データ復旧サービスなどが活用できるものを選びましょう。

また、MTBF＝平均故障間隔の項目でも比較できます。これは製品・販売サイトによっては明記されていないこともありますが、目安としてチェックしましょう。

HDDの読み書き速度は回転数・キャッシュによって左右されます。いずれも数字が大きい方が読み書き性能は高くなります。

回転数はほとんど5,400rpm・7,200rpmのどちらかです。5,400rpmには動作音が少ないというメリットもありますが、迷ったら読み書き速度が速い7,200rpmを選べば間違いありません。

キャッシュとは、読み書きの際にデータを一時的に保存する容量です。こちらも単純に数字の大小で比較するだけで問題ありません。

本記事でもおすすめ商品として紹介している東芝。価格が安く、2TBなど大容量のHDDが特に人気で、メーカーとしての信頼性も厚いのが魅力です。

外付けよりも内蔵型の方が製品数も多く売れ筋でもあるため、特に内蔵型HDDを探している人に最適です。

Western Digitalはハードディスク専業メーカーで、製品が用途ごとに色分けされているのが特徴です。
Blue・Red・Black・Gold・Purpleの5種類があり、一般的な用途ならBlueがおすすめです。

日本国内でもトップシェアを誇り、内蔵型・外付けいずれも製品数豊富な主要メーカーです。

IODATAはモニターなどPC周辺機器で有名な国内メーカーです。
ハードディスクでは特に外付けHDDの製品数が多く、3年保証と品質の高さが魅力。復旧サービスなどアフターサービスにも力を入れているため、万が一のトラブルの時でも頼れる安心感があります。

バッファローもPC周辺機器で有名な大手メーカーです。コスパの良さが魅力で、4TB・6TBといった大容量モデルも多数発売されています。

保存容量の大きな外付けHDDを探している方には特におすすめできるメーカーです。

コスパで内蔵型HDDを選ぶならSEAGATEがおすすめです。他メーカーに比べても大容量なうえ低価格なものが多く、品質も良いのが魅力。

保証期間は製品によって異なりますが、年単位での保証が設けられているのも嬉しいポイントです。

HDD選びで後悔しないためには、まず内蔵型・外付けどちらのタイプが使い方に適しているか知る必要があります。

それぞれ

• 内蔵HDD
  →パソコン内部にあるHDDの換装作業についてある程度知識がある人
  　よりコスパよく本体容量を増設したい人
• 外付けHDD
  →簡単にパソコンやゲームデータの保存容量を増やしたい人
  　複数デバイスでデータを使う人

におすすめです。

外付けHDDを選びたい人は以下の記事で容量の目安・おすすめ外付けHDDを参考にしてください！

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大容量のHDDは壊れやすいと聞いた事はありませんか。実は大容量だから壊れやすいという事実はありません。HDDにはMMFT（平均故障時間）といったものがあるため、MMFTと呼ばれるものをチェックしてみてください。

大容量のHDDはデータが大量に保存できる分、HDDが故障した際は大量のデータを失う事になります。大容量だから安心と思わずに、定期的なバックアップをするなどデータが消えた際の対処も考えておきましょう。

基本的に全容量の20〜30％程度は空けておきましょう。さまざまな説がありますが、概してある程度の空き容量が必要とされています。
空き容量が少ないとOSのアップデートができません。アップデートをしないと、セキュリティが脆弱になり、パソコンを安全に使えなくなる可能性があります。

「HDDの容量の表示がおかしい」。そんなときに考えられる原因はいくつかあります。

• 多少の違いは計算方法の違いによるもの
  →「1GB＝1000MB」の場合と「1GB＝1024MB」がある
• 隠しファイルで容量が圧迫されている場合
  →アップデート後のバックアップファイルなどが原因
• ファイルシステムが破損している場合
  →ファイルシステムを修復すると改善される可能性
• 半分以下に表示される場合は割り当てができているか確認
  →EaseUS Partition Master Freeといったフリーソフトを使って割り当てをすると解決する可能性

HDDの空き容量の増やし方は以下のようなものがあります。用途によってできるものを選びましょう。

• 不要なデータを削除する
• ディスクのクリーンアップをする
• ストレージセンサーを使用する
• CドライブからDドライブにデータを移動する
• 外付けHDDやNASを使用する
• クラウドストレージサービスを活用する

パソコンを快適に使用するには、HDDに十分な空き容量が必要です。HDDの容量には限界があります。無駄なデータを溜め込まないように定期的に削除し、場合によってはHDDの増設や外付けHDDを活用してください。