フィルターなし空気清浄機おすすめ3選｜フィルター交換不要のデメリットや小型タイプも

空気清浄機ってフィルターの手入れが大変そうだよな…

と思ってる方もいるのではないでしょうか。

そんな方におすすめしたいのが、｢フィルターなしの空気清浄機｣です。

今回の記事では選び方の解説に加え、空気清浄機を購入した方500人を対象に行ったアンケート結果も取り上げます。

「自分にぴったりな空気清浄機が欲しい」という方は、購入したいと思える商品を見つけられるはずです。

目標はズバリ、

簡単にフィルターレス空気清浄機選びの失敗をなくすこと

です。

☆この記事を読めば失敗しないフィルターレス空気清浄機を選べます！

従来の空気清浄機は、取り込んだ空気をフィルターに通して浮遊物やにおい成分を捕らえ、きれいな空気を放出する仕組みです。

一方で、フィルターなしの空気清浄機はオゾンのにおい成分を分解する働きで脱臭し、ウィルスを除去しています。

オゾン式空気清浄機はフィルターが存在しないので、フィルターを交換する必要がないのが最大のメリットです。

一般的な空気清浄機は10年を目安にフィルターを交換する必要がありますが、これは1ヶ月に1回程度定期的なメンテナンスをした場合の目安です。

フィルター交換不要のオゾン式空気清浄機は、フィルターをお手入れする時間も新しいフィルターへの買い替えも必要ないので、ランニングコストがいいです。

フィルターレスのオゾン式空気清浄機は｢脱臭力｣が非常に優れています。

オゾンは強い酸化作用を持っているため、臭いを元から分解することが可能です。

お部屋の臭いが気になっているという方にはぜひ検討をおすすめします。

フィルターがないオゾン式空気清浄機は、コンパクトなサイズのものが多いです。

空気清浄機と聞くと、床以外に置き場所がないほど大きいイメージがありますよね。

しかし、オゾン式空気清浄機の場合はフィルターを内蔵しない代わりに、通常の空気清浄機よりも小さい設計で作られています。

フィルターなしのオゾン式空気清浄機はオゾンを放出することで空気をきれいにする仕組みなので、一般的な空気清浄機と比べてもかなり静かです。

静音設計のあるフィルターなしオゾン式空気清浄機のなかには、20dB以下まで稼働音を抑えるものがあります。

寝室や勉強部屋、赤ちゃんのいる部屋でも問題なく使えるのが安心できます。

オゾン式空気清浄機は空気を清浄するために｢オゾン｣を発生させますが、実はオゾンにはニオイがあります。

低濃度なオゾンは人体に影響がないため安全に使用できますが、人によってはこのオゾンのニオイが苦手な方もいるでしょう。

この問題は｢オゾンのニオイに慣れる｣ことで解決しますが、慣れるまで耐えないといけないのがデメリットとも言えます。

オゾン式空気清浄機は除菌や脱臭に優れているのはメリットで紹介した通りです。

しかしオゾンの力には限界があり、目に見えるぐらい大きなホコリには対応できません。あくまでも｢空気中に漂う微細な汚れ｣にのみ効力を発揮します。

より強い空気洗浄を望む場合は、通常のフィルター式空気清浄機を買うのが無難です。

シャープ・パナソニック・ダイキン・ダイソン・アイリスオーヤマなど大手メーカーは、フィルターなしの空気清浄機の販売をしていません。

一方で「脱臭機」は取り扱っています。脱臭目的で製品を探しているのであれば、大手メーカー製の脱臭機がおすすめ。

以下の記事では、おすすめの脱臭機をご紹介していますので、気になる方はぜひチェックしてください。

オゾン式空気清浄機の相場は、大体2000～3500円ほどです。通常の空気清浄機だと1万円以上するものも多くあるため、比較すればかなり安いと言えます。

オゾン式空気清浄機の中には高価な商品もありますが、そちらも7000円程度で買えるのでお財布に優しいです。手軽に空気清浄機を試してみるにはちょうどいい価格です。

実は、たった2つのポイントを意識するだけでフィルターレス空気清浄機選びを失敗する確率がグッと下がります。

その2つのポイントとは、

①適用床面積を間違えない
②サイズを確認する

これだけです。拍子抜けするほど簡単ですが、これだけを守れば大きく失敗することはまず無くなります。詳細はこのあと述べますが、

【結論】

• 部屋の畳数を把握する
  部屋の畳数＝適用畳数にしない
• サイズ（外寸）が想定と違うなどが起こらないようにする

これが失敗しないフィルターレス空気清浄機選びの最初のステップです。

あまりこだわりがない方は、ここまで絞ったら、あとは価格が安いものを選択すれば間違いありません。

それでは詳しく解説していきます。失敗しないためにも【必読】がついた見出しだけは全て目を通してください！

使用環境の2倍以上の適用面積を持つ空気清浄機を買うのがおすすめ

空気清浄機を選ぶときには、まず最初に何畳のリビングで使用するかを明確にしてください。2部屋以上を合わせて使う場合・廊下が入る場合も正しく畳数を計算するのが大切です。

次に、空気清浄機のスペック表から「最大適用面積」を確認します。

• 最大適用面積(畳)
  30分で空気清浄する能力を指す

最大適用面積の基準はこのようになっています。

しかし、帰宅時に体に付着した菌やウイルスが室内に入り込んだ時に、30分も清浄時間を待っていられない場合もありますよね。もっと短時間で室内を清浄にしたいなら、表示の2〜3倍の最大適用面積を基準に選ぶと安心です。

基本的なサイズは、より優先すべき適用面積で決まってしまう

そのため同じくらいのサイズ同士で「どちらの方がよりスリムか」といった比較をすることになります。また通販で購入した方は「意外と大きかった」といった感想を抱くことが多いので、購入前に確認しておくと安心です。

ここからは、アンケートの後悔ポイントの上位である項目について解説をしていきます。

なお、後悔ポイントの下位項目は推奨の下にありますので、気になる方はそちらをご覧ください。

空気清浄機のデザインはあまり気にする必要はありません、と言いたいところですが、常に目に入る位置で数年間使用する以上、多少は気にするべきです。

フィルターがない空気清浄機は通常のフィルター付き空気清浄機よりもスリムなため、インテリアの邪魔にならないものが多いです。

ただ、部屋に置いたら色味や形が気になると感じる場合があるので、設置をごをイメージしてみましょう。

電化製品は電気代を気にする方が多いですよね。しかし結論として、加湿空気清浄機含む空気清浄機は、電気代はほぼ考慮しなくてOKです。

空気清浄機の電気代について

• 空気清浄機能を1時間動作させる場合
  ターボ運転：1〜3円
  中〜弱運転：0.1〜1.5円

このように電気代はとても安く、1日使用しても1ヶ月300円〜と問題になるほどではありません。

効果的に空気清浄機を使うなら、吸気口の位置を気にしてください。なぜなら、吸気口の高さによって、対応しやすい物質が変わるからです。

• タバコや煙の匂い｜浮遊する性質がある
  ▶︎上側や側面床上30cmの吸気口が効果的
• 花粉やハウスダスト｜最終的に床に落ちる
  ▶︎前面下部など床に近い吸気口が効果的

特に気になるものがあるなら、気流の流れや物質の特性を考えて空気清浄機を選ぶと、合理的に選べますよ。

空気清浄機は年々進化の激しい電化製品ではないため、最新機種よりもコストパフォーマンスを重視する選び方も合理的です。

• 空気清浄機の型落ち時期｜9月〜翌2月

要するに、まさにこれからウイルス・浮遊菌・乾燥対策したくなる冬前の時期に新製品に変わります。

しかし、市場在庫に旧式が多く出回っているなら、価格の下がった型落ち品の方がコスパがいい場合が圧倒的に多いです。

オゾン式空気清浄機は、フィルターなしで空気を清浄してくれる画期的な家電です。そして何よりフィルター交換や手入れの必要がないのが最大の魅力。コンパクトで使い勝手も抜群。これから空気清浄機を買おうと思っている方はオゾン式空気清浄機から選んでみるのもおすすめですよ。