【おすすめしない？】ICL手術ができるクリニック・病院選びのコツを紹介！【費用やICL・レーシックの違いも徹底解説】

「メガネ・コンタクトなしで生活したい！」と視力矯正手術を検討中の方の中には

「レーシックとICLってどっちがいい？」

「ICLはやめた方がいい・おすすめしないって本当？」

「ICLで失敗しましたってどういうこと？」

と疑問や不安を感じている方も多いのではないでしょうか？

この記事では、レーシックとICLとの違いや手術費用、失敗しないためのクリニックの選び方を紹介します。ICLについての疑問を解消し、納得のいくクリニックを選びましょう！

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ICLとは、眼内に小さな穴の空いたコンタクトレンズを埋め込み、視力矯正する方法です。一方、レーシックはレーザーで削って角膜の形を変える手術です。

ICLは近視・乱視の度合いが強くても適用できるなど、レーシックができなかった方でも受けられる可能性があります。さらに違いを詳しく知りたい方は下のボタンからチェックしてみてください！

フェイキックIOLには、眼内コンタクトレンズを虹彩の前に挿入する前房型と、虹彩の後ろに挿入する後房型があります。ICL手術や老眼用ICLとして知られるIPCLは、後房型に分類されます。

ICLは虹彩の後ろにレンズが挿入されるため見た目への影響もなく、目への衝撃によってズレるといったリスクも低いのがメリットです。

▼ICLとIPCLの違い

IPCL(老眼用ICL)は近視・遠視・乱視に加えて老眼も治療でき、最大-30Dまで視力矯正できる特性があります。40代以上の方は老眼のことも考慮して術式を選びましょう。

▼ICLとレーシックの費用相場

ICL手術費用の相場は40~70万円程で、レーシック手術の費用相場(10~40万円程)から見てもかなり高価です。高額なうえに眼内手術となると、「お手軽なコンタクトでいい」と考える方もいますよね。

しかし、2weekのコンタクトレンズの費用相場は1ヶ月あたり3,000~4,000円程度です。
4,000円×12ヶ月=1年あたり 48,000円　と考えると、10年後には総額50万円近くなります。

ICLは医療ローンやクレジットカードで月々の分割払いができるクリニックも多いため、10年・20年と長期的に考えるとコスパのいい視力矯正方法です。

* 60回払い/レンズ代除く

ICL手術には研究などのデータ収集のため、割引で施術を受けられるモニターを募集しているクリニックがあります。モニターの応募には募集要件があり、年齢制限や手術体験談を提出する必要がある場合が多いです。 

また、クリニックによってはご友人を紹介した際にクーポンを発行している場合や紹介制度、学割や職業割もあります。費用を抑えたい方はクリニックごとにキャンペーンなどをチェックしましょう。

▼割引制度の例(品川近視クリニックの場合)

ICL手術はレーシックよりも適用できる視力の範囲が広いなどの特徴がありますが、誰でも受けられるわけではありません。ICL手術が適用できない人の条件は以下の通りです。

• 18歳未満の未成年 
• 重篤な眼の病気がある人
• 重度の糖尿病など傷の治りに影響のある人
• 妊娠・授乳中の人

未成年者はまだ近視が進行中の可能性もあるため手術を受けられません。視力が1年以上の長期にわたって安定している20代以降に検討しましょう。

妊娠中や授乳中も、目の屈折が非常に不安定になるため検査が正確にできないことから手術不可です。

上記に該当しなくても、現在薬を服用中の方や病気を抱えている方は検査時やカウンセリングで医師に相談してみましょう。

ICLの最大のメリットは、角膜を削らずに視力矯正が可能な点です。角膜に厚みがなかったり、近視の度合いが強すぎる等の理由でレーシックが適用できなかった方も、ICL手術なら適用できる可能性があります。

また、「もし失敗したらどうしよう？」「また視力低下したらどうしよう」といった心配は目の手術につきものですよね。ICLは術後視力の安定性も高く、視力が再度落ちてしまう近視戻りも発生しにくい特徴があります。

ICLのデメリットは、他の視力矯正手術と比べて費用が高額な点です。眼内コンタクトレンズをその人の度数に合わせてオーダーメイドで作るため、費用相場40~70万円と高額です。

また、手術までの期間が長く、通常でもレンズがクリニックに届くまでには2週間~1ヶ月程度かかります。特に乱視用など特殊なレンズの場合は、2ヶ月かかることもあります。

また、レーシックよりも後遺症が出にくいとはいえ、リスクはゼロではありません。術中・術後に感染症になるリスクや、光が眩しく見えるハローグレアが出る可能性もごくまれにあります。デメリットも知った上で手術に臨みましょう。

ICL手術は眼科専門医であることに加えて、ICL認定医資格がないと手術できません。さらに、認定医資格もエキスパートインストラクター・インストラクター・認定医の3段階に分かれていて、上位になるほど高い技術と執刀実績があります。

中でも最高位のエキスパートインストラクターは日本で11名*しかいません。どの先生も眼科手術においては名医と言えます。クリニックを選ぶ際は医師の実績もしっかりとチェックし、参考にしましょう。

全国のエキスパートインストラクター在籍クリニックが知りたい方は、ぜひ以下の記事もチェックしてみてください。

* 2022年現在

術後の万が一のリスクを考えて、アフターケアが充実しているクリニックを選ぶ必要があります。アフターケアの内容は、レンズの度数が合わなかった場合の再手術保証や術後の定期検診など、クリニックによってさまざまです。

再手術保証はどのくらいの期間有効なのか、トラブルが起きたらどのような対応があるのかなど、万が一に備えてしっかり確認しておきましょう。

▼保障期間・保証内容の例

* 来院時にサポート会員にご入会(無料)が必要です

ここではICL手術ができる大手クリニックや、眼科医療において著名な眼科専門医・ICLエキスパートインストラクターの在籍するクリニックを4院紹介します。それぞれのクリニックの特徴や手術費用も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

▼クリニック名をタップするとジャンプします。

まずはWebや電話から検査の予約をします。 コンタクトを使用している方は、角膜の形状・状態に影響して正しく検査できなくなるおそれがあるので、基本的に検査前から使用を中止することになります。下記の表に検査前のコンタクト装着制限期間をまとめるので、ぜひ参考ください。

ICL施術にあたり、適応基準を満たしているかを確認します。検査項目は10項目前後で検査時間は通常2~3時間かかるため、スケジュールに余裕を持って予約しましょう。

検査結果が出るまで数日~1週間程度かかり、 人によっては追加の検査が生じる場合もあります。下記に主な検査内容をまとめるので、参考ください。

▼ICL適用検査項目の例

• 眼圧測定
• 角膜形状解析
• 角膜内皮検査
• 角膜圧測定
• 眼底検査
• 前房深度検査　など

*クリニックによって項目数は異なります。

適応検査の結果を踏まえた上で、医師とのカウンセリングの中で手術方法やレンズの度数を決めます。手術方法が決まったら、術前検査・手術日・手術後の通院スケジュールを決定。

ICLレンズが届くまでの期間は2週間~1ヶ月程度です。乱視用ICLだと2ヶ月程かかる場合もあります。

手術前には体調の確認のために検温・血圧測定などを行い、手術後の注意事項を説明されます。手術時に瞳孔を大きく開くために散瞳剤を点眼して、点眼麻酔と目の消毒を行い手術に備えます。

手術時間は片目あたりおよそ10~20分程度です。手術中は麻酔をしているので、痛みはありませんが、目を押されるような感覚があります。術後は院内で1~2時間ほど安静にして、帰宅するという流れです。

目の状態が安定するまでは、医師の指示に従い定期検診を受けましょう。まずは翌日検診、翌日以降は3日後、1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後、1年後と定期的に検診があります。

ICL手術は実績数が年々増加しており注目度も高まっていますが、やめた方がいいと言われるのはリスクが全くないとは言えないためです。

ICLはやめた方がいいと言われる具体的な理由としては下記が考えられます。

• 手術後の感染症やハロー・グレアなど合併症のリスクがある　　　　　
• 執刀医が技量不足だった場合、見え方に異常が出る可能性がある
• 過矯正になると見え方に問題が出る可能性がある

ICL・レーシック手術による失明の報告例はありません。レーシック・ICLで手術する部分は失明に関わる部位(網膜)には触れないためです。

ただし、術後に感染症など目の病気にかかった場合はそれが原因で視野や見え方に問題が出る可能性もあります。術後は医師の指示を守り衛生管理に努めましょう。

通常のICL・レーシックは近視・遠視・乱視に適用されるため、老眼治療はできません。ただし、近年では遠近両用眼内コンタクトレンズ(老眼用ICL)や、モノビジョンレーシックと言われる手術で老眼治療もできるようになっています。

ICL・レーシック手術は残念ながら高額医療費制度など公的保険の対象にはなりません。費用をできる限り抑えたい方は、確定申告での医療費控除や民間の生命保険の給付金条件を確認してみましょう。

ICL手術はレーシックに比べて後遺症が少ないと言われていますが、リスクはゼロではありません。代表的な後遺症はハロー・グレアなどです。後遺症・合併症が出るのは通常は一時的なもので、数ヶ月以内に治る場合がほとんどです。

18歳以下の未成年者は、ICL手術を受けられません。未成年者は近視が進行中で視力が安定していない可能性があるためです。

年齢の上限はありませんが、高齢になると老眼や白内障などの他の症状が出ている場合もあります。気になる方はまずは検査を受けて適用かどうか確かめましょう。

ICL手術で黒目の大きさが変わることはありません。ただし、視力向上によってものを見る際に目を細めて見る習慣がなくなり、目が大きくなったような印象になる可能性はあります。

レーシックは5~10年経過すると近視の戻りが生じる恐れがありますが、ICLの場合は近視戻りが生じにくく、長期にわたり視力が保たれます。ICLのレンズ自体も劣化したり割れたりする可能性はないため、10年後20年後も基本的にメンテナンスが不要です。

今回はICL手術の費用やレーシックとの違いから、ICL手術ができる有名なクリニックを紹介しました。レーシックよりも適用範囲が広く、将来的にも安定性のあるICL手術は魅力の多い視力矯正手術です。

今回紹介したクリニックには無料説明会や無料適正検査、オンライン相談など直接プロに相談できる場も複数あります。ICL手術は気になるけど自分に合っているのかな？と不安のある方は、適用になるならないも含めてぜひ一度相談してみましょう。