シャープ 空気清浄機 FU-GK50

紫外線に集まり隠れる事が好きな蚊の習性を利用し、本体の小窓までUVライトで蚊をおびきよせ、空気清浄機の吸引力で蚊を吸い込み内部の粘着シートで捕獲する。この仕様により薬剤不使用での蚊取機能が実現し小さなお子様やペットがいるご家庭でも安心して利用できるのでおすすめです。

高濃度プラズマクラスター7000の効果により浮遊カビ菌の除去、浮遊ウィルス・浮遊菌・浮遊アレル物質（ダニのフンや死がい）の作用を抑制、衣類に付着したタバコ臭・汗臭の分解が可能。さらにFU-GK50は抗菌・防カビフィルター・脱臭フィルター・集じんフィルターと3種類のフィルターを搭載することによってより高い空気清浄効果に期待が持てます。

春や秋のように花粉が多くなる季節には花粉運転でセンサーによって花粉やホコリを感知し強運転・弱運転を繰り返し空気中の浮遊花粉を床に落とし吸い込みます。FU-GK50はPM2.5にも対応している為、花粉の1/10以下の微小粒子状物質も除去出来るので花粉症やほこりアレルギーの方にもおすすめです。

FU-GK50一番の目玉機能と言っても過言ではない蚊取機能ですが、実際の利用時にはそこまでの蚊取機能は期待出来ないようです。勿論利用環境によって効果は変わるようですがそこには生物の呼吸時に出る二酸化炭素に反応する・生物の汗や温度や湿気に反応する・生物の臭いに反応する、といった蚊の習性が関係しているようです。

弱運転の際は静かで動作音は気にならないようですが、強運転や花粉運転の際にはやはりそれなりの動作音がして、気になる方にはそれが騒音と感じるようです。利用されている方の口コミによれば「テレビの音が聞こえない」「気になって眠れない」という声も見られます。因みに通常運転時から動作音が気になるという声は少ないようです。

蚊取機能を最大限に生かすためには蚊取シートの交換が約2ヵ月に一度必要になってきます。シートの価格は1枚1400円（税抜）で、蚊が多くなる時期は夏場の3～4ヵ月程度なので年間で使う蚊取シートの枚数は2枚程度ですが、市販の蚊取線香等と比べると少し割高に感じてしまうかもしれませんね。

蚊をUVライトで本体に誘導し内部の粘着シートで捕獲するという仕組み上、どうしても蚊の捕獲スペース分本体サイズが大きくなってしまい、それが圧迫感につながります。よりコンパクトな物をお探しの方は事前に設置場所のサイズを測って、そこにFU-GK50を置いても大丈夫か確認が必要ですね。

口コミでは蚊取機能に対する不満もいくつか散見されますが、逆に蚊は勿論ですがそれ以外に屋内に侵入したコバエ等の蚊以外の虫が取れたという声も見られます。紫外線に引き寄せられる虫の習性がもたらしたこの追加効果に、喜ばれている方は多いようです。

お休み運転を利用することで本体前面のモニターを消灯、蚊取機能のUVランプの明るさも抑え、動作音も小さくした状態で蚊取・空気清浄を行ってくれる為、快適な睡眠をサポートしてくれます。コスト面に関してもお休み運転時には、1時間あたりの電気代が約0.05～0.09円となっているので電気代の節約にも繋がります。

やはり蚊取機能に目が行きがちですが、FU-GK50は本来の空気清浄機能が大変優秀です。高濃度プラズマクラスター7000と3つのフィルターがもたらす効果により、本来の空気清浄としての仕事もきっちりこなしてくれます。蚊取機能＋空気清浄機ではなく優秀な空気清浄機＋少しの蚊取機能と考えた方が満足の行く利用結果につながるようです。

シンプルで重厚感のあるデザインにより、寝室やリビング等設置場所を問いません。用途は空気清浄とはいえ、やはりお部屋に置く際に違和感があるものや雰囲気を壊してしまうようなものだと困ってしまいます。その点過度に目立つわけでもなく、どこにでも馴染むFU-GK50はお部屋のインテリアとしても高評価なようです。

FU-JK50はFU-GK50の約2年後の2018年に発売されたモデルでFU-GK50の新型になります。この2機種に見た目上の違いはほぼ無くサイズも同じですが、唯一で最大の違いがパワーアップしたパワフル蚊取モードが搭載されたことです。

パワフル蚊取モード使用時にはFU-GK50の蚊取モードと比較して1.4倍の蚊取効果を得られると発表されています。注目を集めた分酷評も目立った蚊取モードがパワーアップして搭載されるのは大変嬉しいことですね。お値段もほぼ変わらないため優良でお得なバージョンアップとなっています。

こちらは2017年に発売されたモデルでFU-GK50との比較で一番大きな違いは、蚊取機能が無いシンプルな空気清浄機という点です。サイズもFU-GK50は幅391×奥行281×高さ540に対しFU-H50は幅383x奥行209x高さ540と小ぶりになっており、それに伴い重さもFU-H50の方が約1キロほど軽くなっていますので、複数のお部屋間を持ち運びされる方には便利です。

蚊取機能が付いていないという点を除けば、空気清浄機能はFU-GK50と同等で高濃度プラズマクラスター7000搭載、3つのフィルターで脱臭・集じん、PM2.5対応と高性能です。適用床面積も同じなので、純粋に空気清浄機能を求める方はこちらの方がコストパフォーマンスに優れています。

こちらも2017年に発売されたモデルですが、FU-H50よりもさらにコストパフォーマンスに優れた商品で、仕様もFU-H50と比較してもよりシンプルな物となっています。上位機種と比べると適用床面積が縮小されていたりPM2.5非対応等、劣る部分はありますがそれでもこの価格で、高濃度プラズマクラスター7000・花粉モード・脱臭機能搭載と空気清浄機としては十分な機能を兼ね備えています。

そして良くも悪くも余分な機能が付いていないため操作がシンプルです。大きなお部屋では使わない、とにかくシンプルな操作性が望ましい、コストを抑えて複数台の購入を考えている、等お考えの方には大変おすすめです。

シャープ 蚊取 空気清浄機 プラズマクラスター 7000 FU-G50の種類について、商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較をまとめました。

FU-GK50は世界初の蚊取空清として発売され、蚊の習性を利用し薬剤不要での蚊取機能を実現させた空気清浄機です。高濃度プラズマクラスター7000と3つのフィルター効果により、空気中の菌の浄化や脱臭・集じん効果に優れており、PM2.5にも対応しています。空気清浄機としても高性能です。

蚊取機能に関しては実際に使われる環境によって効果にかなり差が出るようで、賛否両論の声が上がっていますが、小さなお子様がいるご家庭やペットを飼っている方には薬剤不要という点からやはりおすすめです。逆に蚊取機能が不要でシンプルに空気清浄機能だけを求める方にはおすすめできません。

空気清浄機といえど価格帯は様々で1万円以内のものから10万円以上の製品もあります。家電の性質上、価格が上がれば性能も上がっていきますが、高価な物＝必ずしもユーザーが求める物ではございません。

必要な機能を吟味し、他商品との価格もじっくり比較して、満足のいくお買い物になるようご自身にあった商品を探してみて下さい。