YOKA（ヨカ） バーベキューコンロ・焚火台 クッキングファイヤーピット

キャンプの醍醐味と言えば焚き火。ゆらめく炎を眺めていると心が落ち着き、癒されますね。せっかくなら大きな薪を使った本格的な焚き火を楽しみ、いろいろな調理にも挑戦して最高の時間にしたいと思いませんか？

そんな望みを叶え、しかもコンパクトに持ち運べる焚き火台がYOKAのCOOKING FIRE PITです。YOKAは「休日を最高のものにする」をコンセプトに、木製品を中心とした持ち運びしやすいアウトドア用品を出しています。

この記事ではYOKAの焚き火台COOKING FIRE PITの特徴について口コミとともにお伝えします。サビと歪みは発生する？手入れはどうする？などの疑問にもお答えしますので、参考にしてください。

COOKING FIRE PITは火床となる板1枚と、両サイドでスタンドの役割を果たすスリット付きの板2枚の、3つのパーツで構成されています。アイアンシェルフを逆さまにしたようなイメージです。素材は鉄で、頑丈なため長年使い続けられます。

パーツの板の厚さは2mmで、焚き火台を組み立てたときのサイズはW500×D270×H325mmです。市販サイズ（約30～40cm）の薪を割らずにそのまま入れられます。両サイドのパーツにはYOKAの文字がデザインされ、これが灰止めになるとともに、焚き火をすると炎に文字が浮かび上がっておしゃれです。

焚き火を楽しめるのはもちろん、付属のロストルで料理もできます。ロストルは6mmの鋼板をカットしたもので、焚き火台の上にかけて使います。こちらもおしゃれなロゴ入りです。

さらに、焚き火台側面のスリットに差し込むこともできて、高さが調節可能。調理器具と炎との距離を変えると火力が調整しやすく、スープなどの煮込み料理にも便利です。

YOKAはもともと組み立て式の木製アウトドア家具を作っており、コンパクトで持ち運びしやすいアイテムにこだわりを持っています。そのため、COOKING FIRE PITも収納のしやすさが追及されています。

たった3枚の板というシンプルなつくりで、組み立ては火床に側面のパーツを差し込むだけで簡単。パーツをばらして重ねればW500×D270×H40mmのサイズで収納できて、ロストルもぴったり重ねられます。しかも、雰囲気のある収納用麻袋が付属しています。

COOKING FIRE PIT の素材は鉄で、そのため重さは5kgとずっしりしています。電車や徒歩で移動する場合、荷物の総重量は10kgまでが適切とされているため、やや重いと感じるかもしれません。

その分安定感は抜群で、ダッチオーブンなどの重たい調理器具や複数の鍋を乗せても、足元がぐらつくこともなく安心です。この点でも調理向けの焚き火台と言えます。

鉄にクロムを添加してさびにくくしてあるステンレスとは違い、鉄を素材としたCOOKING FIRE PITではさびてしまうのを避けられません。出荷時にさび止めの塗装はされているものの、火を入れると塗装が飛んでしまいます。

そのため、洗った後はよく乾燥させることが大切です。水気を拭き取り、乾くまでパーツは重ねずに置くようにしましょう。湿気の多い屋外に出したままにしておくのも良くありません。鉄鍋の手入れのように、表面に油を塗っておくのも効果的です。

焚き火台の底板は火の熱を直接受ける以上、熱による歪みはどうしても発生してしまいます。COOKING FIRE PITも発売した初期のころには「使い始めですぐに変形した」との声もあったようです。

しかし、YOKAではそうした声を受け止めて底板の改良を重ね、2020年4月よりVer3を出しています。Ver3では、火が当たる底板の中心部分が取り外し可能な別パーツになりました。これで全体は変形せず、別パーツは500円で買い換えられます。

COOKING FIRE PITの下に薪などを置いて底上げすると、火床と地面の間に空間ができます。この空間は上から火の熱を受けるため、オーブンのように使うとピザやグラタンなどの調理も可能です。

COOKING FIRE PITの重量5kgに対してこちらは5分の1の1kg。素材をステンレスに、火床をメッシュタイプにしたのがポイントです。重い調理器具は乗せられないものの、広さは変わらないので同じように焚き火を楽しめます。

こちらはCOOKING FIRE PITと同じく鉄を素材とし、機能はそのままでコンパクトさに重点を置いた焚き火台です。収納時は320×173×40mmになり、バックパックにも入るサイズ。使える薪のサイズが限られるものの、本格的な焚き火も料理も楽しめます。

コンパクトに収納できて、本格的な焚き火と料理が楽しめるYOKAの焚き火台COOKING FIRE PIT。頑丈な鉄製で重厚感のあるデザインは、長く使えるキャンプの相棒を探している方におすすめです。これで焚き火の時間を最高のものにしましょう！