富士見産業 バーベキューコンロ・焚火台 フレイムストーブマックス

キャンプファイヤーの炎は美しく、いつまでも焚き火を眺めたい方もいますよね。そんな方におすすめなのが、二次燃焼可能な焚き火台です。煙が上がりづらいのできれいな炎を出せるだけでなく、ススの匂いもあまり発生しません。

二次燃焼が可能な焚き火台であるフレイムストーブマックスは、価格がリーズナブルなことから、西日本を中心に高い人気を誇ります。しかし、一般的な焚き火台とは外観が異なるため、実用性に不安に感じる人が多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ソロストーブのレンジャーと比較した、フレイムストーブマックスの製品の特徴に加えて、調理機能や口コミについても紹介します。二次燃焼が可能な焚き火台に興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。

福岡県に本社を構えるナフコが販売したフレイムストーブマックスは、手頃な価格で美しい二次燃焼の炎を楽しめるので、キャンパーの間で話題を呼びました。昔は品薄状態でなかなか手に入りませんでしたが、現在は富士見産業からも販売されているため、どこでも気軽に購入できます。

ナフコで販売されているプライベートブランドの焚き火台は、富士見産業のロゴが付いていませんが、基本的な性能は変わらないのが特徴です。

フレイムストーブマックスの筒状の容器が、火おこし器と同じような効果をもたらすため、薪の火起こしを素早く行えます。一般的な焚き火台と異なり、着火剤を使わずに薪を燃やせるため、火起こしの手間を省きたい方におすすめです。

燃焼室で生じた熱が逃げにくく、薪を高温で燃やせるので、燃えカスがほとんど残りません。また、灰が地面に落ちない構造になっているので、燃焼後の燃え殻の処理の手間を省きたい人にも向いています。

下側の燃焼室で生じたガスを活用して、焚き火台の上側で再度燃焼させる方式が二次燃焼であり、通常の焚き火台に比べて効率よく燃やせるのが特徴です。二次燃焼に対応した焚き火台では、燃焼に必要な空気を補填するために、下側だけでなく上側にも穴があります。

煙の原因となるガスを除去できて、クリーンな空気を排出できるので、焚き火時に発生する煙が気になる方におすすめです。また、匂いの元になるススも取り除けるのもメリットです。

アメリカのメーカーであるソロストーブが販売する、ソロストーブ レンジャーは価格が3万円代後半と高価なため、購入しづらいのが欠点です。一方で、富士見産業が販売するフレイムストーブマックスは、15,000円程度で販売されているため、気軽に購入できます。

燃焼性能もソロストーブ レンジャーに引けを取りませんが、炎の美しさに関しては見劣りします。煙が出やすいので、美しい炎を出したい方は薪の設置方法を工夫しましょう。

フレイムストーブマックスMINIは、名前通りフレイムストーブマックスよりもサイズが小さいのが特徴です。口径が28cm・高さが32cmしかなく、市販の薪は完全に入らないので、使い勝手はそれほど良くありません。

しかし、コンパクトかつ軽量な上に、専用の収納袋が付属しているため、携帯性の高い二次燃焼対応の焚き火台を探している方におすすめです。フレイムストーブマックスに比べて少し価格が安く、購入しやすいのもメリットです。

富士見産業のフレイムストーブマックスでは、五徳・ロストルは付属していませんが、専用の五徳が別売で販売されています。そのため、フレイムストーブマックスを利用して、鍋を利用したアウトドア料理の調理を行えます。

しかし、ロストル・焼き網は取り扱われていない上に、火力調整を行いづらいため、バーベキュー料理を作るのは難しいです。焼き網を使ったアウトドア料理を作りたい方は、他の焚き火台を選びましょう。

ペレットとは、木材の粉を圧縮させて棒状に固めたものであり、薪ストーブの燃料として使われるのが一般的です。薪に比べてススが発生しづらいものの、サイズが小さく空気が入り込みづらいので、継続的に燃焼させづらいのが特徴です。

二次燃焼が可能な焚き火台では、効率よく空気を送り込めるため、木質ペレットも焚き火の燃料として使えます。ただし、ペレットが燃焼室の穴から落ちて、焚き火台の底面が大変熱くなる可能性があるので、必ずスタンドを設置しましょう。

カインズの公式ページで、焚き火台の取り扱いはありますが、ネットショップではポケットサイズの焚き火ストーブしか販売されていません。そのため、サイズの大きいフレイムストーブマックスは、カインズで購入できない可能性が高いです。

しかし、アウトドアスポーツ用品専門店では、大型の焚き火ストーブが販売されている場合があります。実店舗に足を運んでフレイムストーブマックスを購入したい方は、スポーツ用品店に行くのがおすすめです。

富士見産業は岡山県にある日本のアウトドアメーカーであり、Field to Summitと呼ばれるブランド名で、キャンプ用品を販売しています。焚き火台以外にもさまざまな製品を販売していて、ライスクッカーやマグカップ等の調理器具も取り扱っています。

山頂付近でも使いやすい、コンパクトな製品が充実しているので、携帯性の高いキャンプ用品を求めている方におすすめです。価格もリーズナブルで、気軽に購入できるのも魅力的です。

フレイムストーブマックスは、燃焼室が大変熱くなる上に地面と火元の距離も近いため、接地面が焦げやすいです。一般的な焚き火台と異なり、焚き火シートを敷いただけでは不十分なので、焚き火台を地面から離しておく必要があります。

フレイムストーブマックス専用に設計された、フレイムストーブMAXスタンドを活用すれば、高さを確保できるので接地面が焦げません。安全にキャンプファイヤーを楽しみたい方は、必ずスタンドを購入しておきましょう。

今回は、二次燃焼が可能な、富士見産業 フレイムストーブマックスの商品の特徴について紹介しました。二次燃焼の美しい炎に興味のある方は、ぜひフレイムストーブマックスを手に入れて、キャンプファイヤーをより楽しめるようにしましょう。