シャープ 空気清浄機 KI-HS50

フィルターは約10年を目安に交換が必要です。

ただしプレフィルターは使い捨てとなります。

KI-HS50は無線LAN機能でインターネット上のクラウドに接続する「COCORO AIR」を搭載しています。

クラウドの空気の状態や天気予報の情報を基に、AIの判断で適切に空気清浄と加湿を行います。

例えば予報で花粉やPM2.5が多い日と予報されれば、AIの判断で風量が強い「花粉運転」に切り替えます。

また無線LAN機能により、スマートフォンアプリからKI-HS50のセンサーで室内の空気をチェックしたり、運転を切り替えることが可能です。フィルターの交換時期までもがわかります。

さらにKI-HS50はクラウドによりシャープのエアコンと連動して、エアコンが暖房モードになるとKI-HS50がお部屋の乾燥を防ぐために自動的に加湿するといったこともできます。

KI-HS50は従来機の機能を維持しながら、ボディのコンパクト化を実現しました。

2年前のKI-FS55と比較して設置面積が10%削減されています。

KI-HS50は前方向に集中して高濃度のプラズマクラスターイオンを放出する「プラズマクラスターパワフルショット」機能を搭載しています。

パワフルショットがソファー・カーペット・衣類など付着するニオイを消臭し、強力な除菌を行います。

また、スピード循環気流でお部屋全体に風の流れを効果的に行き渡らせます。

遠くにあるホコリも引き寄せて大きな吸込口で強力に吸引します。

プラズマクラスターイオンは集塵の邪魔になる静電気を除去するため、効率良くホコリを吸収できます。

加湿用の給水タンクの水がなくなっているのに、給水を知らせる赤いランプが点灯しないという声が複数ありました。

修理を依頼しても直らないこともあるようで、構造上の欠陥なのだと思われます。

この件について気にしていない人は、給水ランプを機にせず自発的に水を交換しているか、加湿機能を使ってない人なのでしょう。

KI-HS50は加湿機能をオフにできるのが救いではあります。

またモーターから異音がすると言った声や、最初から異臭がすると言う声もありましたが、それらは修理で直ったようです。

それ以外に、段ボールに穴が開いているというレビューもありましたが、これはシャープの梱包の問題のようで他のシャープ製品でも見られました。

KI-HS50の運転音についての不満の声が多く、パワフルモードや花粉モードで風量が増すとかなりうるさく感じると言われています。 またタンクの水のコポコポという音が気になるという声も複数ありました。

加湿機能の作動中はさらにうるさくなるというレビューもあります。

キーンという耳鳴り音が気になるという声もありました。

ただ、静音モード時は静かという声も多く、うるさいと言う人は気にし過ぎなのではないかという指摘もありました。

KI-HS50の空気清浄機能についての不満もいくつか見られました。

特にセンサーが弱いという指摘が複数見受けられ、生ごみのニオイや赤ちゃんのおむつのニオイに反応しないという声があります。

タバコのニオイがあまりとれないという指摘もいくつかありました。

フィルターが全く汚れず、空気が綺麗になっているのか疑問を感じるという声もあります。

またプラズマクラスターは効果を実感できないという指摘も複数ありますが、これはシャープの空気清浄機のレビューではよく見られます。

KI-HS50はもともと機種名末尾に75や100が付く上位機種よりもスペックが低いため、空気清浄機能に不満がある人はもっと上位の機種を購入すべきだったと思われます。

ダイキンに劣るという指摘もありますが、これは当然で、シャープが空調の分野で長年の歴史があるダイキンに追いつくのは困難と言えるでしょう。

KI-HS50の給水タンクは取り外しがしづらいという指摘があります。

またタンクが小さいのですぐに水がなくなってしまい、1日に2，3回交換が必要という声もありました。
縦長で水を入れづらいというレビューも見受けられます。

これはKI-HS50が下位モデルで本体のサイズが小さいため、タンクもそれに合わせて小さいことによると思われます。

ペットのニオイが消えたという声と、花粉症にとても良く効くという声がとても多く見られました。

ただしタバコなど、それ以外を対象とした空気清浄機能については不満の声が見受けられたので、KI-HS50はペットと花粉症の2つのみに特化したような機種と言えるのかもしれません。

KI-HS50は加湿機能の評価は高く感じました。

良く眠れるようになった、のどの痛みがなくなった、風邪を引きにくくなったと言った声が見受けられます。
また過去の機種と違い、加湿機能をオフにもできるのは不要な人には助かるでしょう。

ただ加湿のせいでPCが壊れたという人もいましたが、これはKI-HS50のみの問題ではないように思えます。

インターネット接続機能「COCORO AIR」を評価する声がいくつか見られました。

日時毎にデータが集計され、何時ごろ空気が汚れていたのか、電気代いくらかかったのかなどを確認できて助かると言う声や、スマホからの遠隔操作が便利という声があります。

ただ、プッシュボタン形式のルーターが必要で古いルーターでは接続できなかったという指摘がありました。

また、そういったIT機能がある割に、オフタイマーが無いという指摘が複数ありました。

実際にマニュアルにはオフタイマー機能の記載はなく、COCORO AIRアプリでもオフタイマーはエアコンしかできないようです。

シャープは空気清浄機にはオフタイマーは不要と考えているのでしょうか。

KI-JS50はKI-HS50の翌年に発売された後継モデルです。

外観、スペック、形状など全く同じです。メーカーのサイトに仕様比較表がありますが、全く同じ内容になっています。

カラーバリエーションがホワイトとグレーの2色である点も同様です。

口コミでKI-HS50より後はキャスターが無くなるという声がありましたが、マニュアルではKI-JS50にキャスターがあることが確認できます。

KI-HS50の給水ランプが点灯しない問題が解消されたかどうかは、KI-JS50の口コミが少ないためわかりません。

結論としては、KI-JS50とKI-HS50はお求めやすい方を購入されると良いでしょう。

KI-HS70はKI-HS50と同時期に発売された上位モデルです。

両方とも取扱説明書が共用となっているので仕様は近いのですが、スペックはKI-HS70が上回っています。

最大適用床面積は31畳とKI-HS50の23畳を上回り、最大風量・清掃時間も勝っています。

また加湿機能もKI-HS70の方が優れています。

ただし、サイズや重さはKI-HS70の方が増しています。

実勢価格は両方とも同じくらいのようです。

結論としては、部屋が広めであればKI-HS70を購入した方が間違いはないでしょう。

KI-HS40はKI-HS50と同時期に発売された下位モデルです。

機種名の数値の通りに、KI-HS50よりスペックが低くなっています。

最大適用床面積は18畳とKI-HS50の23畳を下回り、最大風量・清掃時間も劣っています。

また加湿機能もKI-HS40の方が劣っています。

さらにホコリセンサーと照度センサーが無く、「COCOOR AIR」非対応でネット機能が使えません。

カラーバリエーションもホワイトしかありません。

ただし、サイズはKI-HS50よりも小さくなり、重さも軽くなっています。

特に横幅がKI-HS50より6.5cmも狭くなっているのは魅力ではないでしょうか。その結果、非常にスマートな形状となっています。

また実勢価格がKI-HS50より大幅に安く、現在1万円ほど割安なっています。

KI-HS50とHS70の差よりも、KI-HS50とKI-HS40の差は数字以上に大きいと言えるでしょう。

結論としては、狭い部屋で使う予定で、インターネット接続なとの機能は無くてよいので、お求めやすい価格でプラズマクラスターを購入したい人におすすめと言えるでしょう。

シャープ　プラズマクラスター加湿空気清浄機 KI-HS50について、商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較をまとめました。

KI-HS50の概要は以下になります。

クラウド対応の「COCORO AIR」機能により、スマートフォンからもKI-HS50を操作できること。

「プラズマクラスターパワフルショット」機能によりお部屋の隅々までニオイを消臭できること。

口コミでは給水タンクが空になっても給水ランプが点灯しない欠陥が指摘されていること。また音をうるさいと感じている人がいること。

以上のことから、

・インターネット接続機能がある空気清浄機能を使ってみたい人

・加湿機能はあまり使わないか、使う場合は給水ランプに頼らず自分で定期的に水を交換することが出来る人

・音のうるささはある程度許容できる人

そんな方々には、このKI-HS50をおすすめしたいと思います。