縦置きのモバイルディスプレイおすすめ6選｜小型の縦長モバイルモニターも

モバイルモニター・モバイルディスプレイは、どの商品も縦置きでの使用が可能です。ですが横向きにすると場所をとってしまうデメリットがありますよね。縦置きにすると、狭い場所でも設置できるようになるだけでなく、文章入力の効率が非常によくなります。

モバイルディスプレイの画面表示を縦向けに変更するのは簡単です。ディスプレイを縦置きしたら、パソコン側のディスプレイ設定で縦表示に変えましょう。中には、モバイルディスプレイを縦置きにするだけで、画面表示の方向を自動的に変える商品もあります。

この記事では、縦型に適したモバイルディスプレイの選び方や特徴をご紹介します。また、スペースを取らない小型の縦長モニターやスマホ対応などのおすすめ商品も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

多くのモバイルディスプレイは、パソコン側で設定をしないと画面表示が縦向けにならないできない仕様になっています。しかし、設定方法はモバイルディスプレイの説明書に載っていますので、それに従うと簡単です。もし、パソコンでの設定を面倒に感じる場合は、ディスプレイを縦向けにするだけで画面表示が自動で縦向きになる商品がありますので、そちらを購入しましょう。

モバイルディスプレイは基本的に軽量でコンパクトです。中には折りたたみできるモデルも。モバイルディスプレイの画面サイズは、7インチから20インチ以上のものまであります。使用用途に合わせて選びましょう。

一般的な用途であれば、モバイルディスプレイは13～15インチがおすすめです。重さが気になる人は、なるべく薄型の商品を選びましょう。

モバイルディスプレイは、安いものから高いものまでたくさん出回っています。しかし、あまり安すぎる商品はスペックが低すぎたり、早く故障したりするのでおすすめできません。モバイルディスプレイは、最低でも2万円はするものを買いましょう。最もコスパに優れるのは、この価格帯の商品です。

どれがいいか迷ったら、有名メーカー品の中で低価格に設定されている商品を探すといいものが買えます。特に優秀なモバイルディスプレイを輩出している人気メーカーは、「I・Oデータ」・「ユニーク」・「レノボ」です。

モバイルディスプレイの解像度が低すぎると、文字や画僧がはっきり見えません。一般的な入力作業ならフルHD、ゲームやデザインをするなら「4K」の商品を選びましょう。

「2K」もありますが、解像度は4KとフルHDの中間ぐらいです。この解像度のディスプレイはきめ細かい画像を映し出しますが、文字を表示すると読み取れないぐらいに小さくなります。

モバイルディスプレイは、手持ちのパソコン等と繋げられるのが大前提です。そのため、購入時には接続端子の形状を必ず確認しましょう。モバイルディスプレイによく搭載されている端子は、以下の3つです。

• 　USB TYPE-C 
• 　USB PD対応
• 　HDMI対応

「Nintendo Switch」を持っている人には、TYPE-Cケーブル1本で繋げられる商品を選ぶのがおすすめです。

モバイルディスプレイは、便利な機能を備えた商品がたくさんあります。中でも、タッチパネル対応や充電式のバッテリーを内蔵している商品は便利です。いらないと思う場合は価格を安く抑えることも可能です。

タッチパネル式のモバイルモニターなら、スマートフォンを操作するのと同じ感覚で使用でき、プレゼンや商談をする時などに力を発揮します。しかし、タッチパネル搭載の商品は、非搭載の商品より高額です。

モバイルディスプレイを持ち歩く人は、バッテリーを内蔵している商品を選びましょう。パソコンやコンセントから給電する必要がないので、持ち歩くコードが少なくなります。

バッテリー容量はできるだけ多いものがおすすめですが、ハイスペックのモバイルディスプレイだとこれだけでは足りない場合があります。別途、モバイルバッテリーを用意するなどして対策しましょう。

モバイルディスプレイは大手メーカーからも販売されています。モバイルディスプレイ選びで悩んだときは、メーカーで選ぶのもおすすめです。以下では、ASUS・IODATAのモバイルディスプレイについて解説します。

WindowsパソコンやモニターなどのPC周辺機器を数多く販売しているASUS。モバイルディスプレイでは、初心者の方でも扱いやすいモデルが多いのが特徴です。

ASUSのモバイルディスプレイはほとんどのモデルで性能が高く、携帯性にも優れています。Type-Cケーブル1本で簡単に接続でき、専用ソフトを使えばディスプレイの縦横表示を自動回転できるなど、モバイルディスプレイを初めて使う方でも使いやすく、おすすめです。

IODATA(アイ・オー・データ)は、石川県に本社を置くパソコン周辺機器などを販売しているメーカーです。IODATAのモバイルディスプレイは、広視野角で画面が見やすいのが特徴となっています。

どこから見ても映像を鮮明に映し出し、会議での使用にぴったりです。また、数少ない日本製のモバイルディスプレイのため、サポート面で安心感を得られます。

近年SNSやTwitterなどが発達し、今や多くの方がスマホやタブレットなどで使用しています。小型で縦型のモバイルモニターを導入すればスマホよりも多くの情報が一度に表示されるので、SNSやニュース記事などの閲覧がさらに便利になります。

デジタル家電をECサイトで販売する大手のノジマでは、自社ブランド「ELSONIC」から8.8インチの小型サイズ縦型液晶モニター「EK-MD088」を販売しました。ネット閲覧はもちろん、店舗の看板や趣味のモニターとしても好評を得ています。

モバイルモニターはケーブルを使っての有線接続だけでなく、ワイヤレスでも接続可能です。Miracastに対応しているモバイルディスプレイとワイヤレスディスプレイアダプターを使用すれば、モバイルモニターと端末をワイヤレスで接続できます。

Miracastは、PCやスマホ・タブレットの画面をテレビやモニターにワイヤレスで映し出す方法です。Miracastと同じような技術として、AppleのAirPlayがあります。

モバイルディスプレイは、本体にスタンドが付いている商品がほとんどです。しかし、多くは横置きを想定したものになっています。縦置きで自立できない場合は、以下のようなアイテムを活用するのがおすすめです。

• モバイル端末用のスタンド
• モニターアーム
• 読書用の台

手持ちのアイテムの中から、使いやすいものを選びましょう。しかし、どんなアイテムで代用する場合でも、使う前にディスプレイを乗せても「ぐらつき」がないよう必ず確認してください。

モバイルディスプレイを縦に置くと、横に置いたときよりも高さが増すため、疲れやすそうとの声もあります。しかし、縦置きにしても疲れることはありません。

視線を横から縦に動かすようになるだけなので、縦置きでも横置きでも疲れやすさは変わりません。また、テキスト作業などは情報量が横置きよりも多くなるため、作業をより効率的にできます。

縦置き用スタンドは、100均のタブレットスタンドを代用品するのもいい方法ですが、自作するのもおすすめです。大きすぎないモバイルディスプレイなら十分に支えられますので、試してみましょう。

自作するのにおすすめの素材は木材で、安定感のあるスタンドが安く製作できます。場合によっては100均で代用品を買うより安上がりになる場合がありますので、いろいろな作り方を探してみてください。

モバイルディスプレイは持ち運べるのが最大の長所です。縦置きのモバイルディスプレイは狭い場所で設置できるだけでなく、表示できる情報量が横置きの2倍になり、作業効率を高める快適な環境を作れるので、ぜひ導入しましょう。