ドコモ光ルーターは購入とレンタルどっちがお得？｜繋がらないときの対処も

ドコモユーザーならネット回線もドコモ光にまとめた方がお得になるので、ドコモ光の契約を検討しているという方も多いでしょう。しかし、実際にネットを利用する際はルーターが必要になります。もちろん、元々ルーターを持っているなら問題ありません。

しかし、現状ルーターを持っていなければ市販のルーターorドコモ光ルーターを購入または契約したプロバイダでレンタルするかを選ぶ必要があります。ルーターのレンタルは基本無料でできるので、特にこだわりがなければドコモ光ルーターの無料レンタルがおすすめです。

一方で、スペックにこだわりのある場合は、市販のWi-Fiルーターを別途用意する方法もあります。今回の記事は、ドコモ光のルーターの利用方法やメンテナンス方法をご紹介します。購入とレンタルのどちらが自分に合っているか知るための参考にしてください。

ドコモ光で契約できるプロバイダの中で、2023年現在、無料レンタルができるプロバイダは10社あります。また、それぞれのプロバイダでルーター到着までの期間が異なります。

ただし、上記の期日はあくまで1つの目安です。ルーターは決済が完了してから到着になるので、支払い方法によっては期日より時間がかかる可能性があります。

ドコモ光でルーターの無料レンタルを選んだ場合、ドコモ光を解約する際にルーターを返却しなければなりません。返却にかかる送料は自己負担となりますが、返却しないと違約金を請求されるので必ず返却しましょう。

ただし、プロバイダの中でもGMOとくとくBB・hi-ho・SISは最低利用期間が過ぎている場合は返却不要です。事前に最低利用期間を必ず確認してから申し込みましょう。

ドコモ光ルーター01をレンタルしたい人は、ドコモ光を申し込む際に一緒に申し込みましょう。月額330円かかりますので、長期でレンタルするなら購入した方がお得です。

また、ドコモ光を契約した後にドコモ光ルーター01をレンタルしたくなった場合は、サポートセンターに問い合わせをしてください。

ドコモ光を契約し、固定電話を使いたい人は電話対応のルーターをレンタルできます。ドコモ光のONUは固定電話やテレビなどにも接続できるので、複数の機器と繋ぎたい人におすすめです。

ドコモ光電話対応ルーターでは、無線LANを使いたいかどうかで費用が変わります。東日本地域なら月300円、西日本なら月100円で利用できますが、無線LANカードのレンタルも必要となります。レンタルの申し込みについてはドコモショップやインフォメーションセンターで受付可能です。

ドコモ光ルーター01は、ドコモショップやドコモオンラインショップで購入できます。通常価格は9768円ですが、キャンペーン期間中であれば割引が適用されることもあるため要チェックです。

ドコモ光でインターネットを使う場合、一般的に売っているルーターでも問題ありません。市販品で有名なのはバッファローですが、プロバイダから無料レンタルできるルーターも高性能なのでこだわりがないなら無料レンタルがおすすめです。

もちろん今現在ルーターを持っていて性能に不満がないのであれば、そのまま継続して使うこともできます。ルーターにこだわりたい人は、AmazonやYahoo!などで好きなルーターを購入しましょう。

以下の記事ではバッファローのおすすめルーターをご紹介していますので、こちらもぜひ参考にしてください。

ドコモ光ではルーターが故障した場合交換が可能です。ルーターの故障を疑う場合の多くは、インターネットの速度が遅くなっているときです。速度が遅い＝故障と決めつけずに、まずはルーターを再起動してください。

それでも不具合が直らない場合、カスタマーセンターに連絡して指示を仰いでください。そこで故障の可能性が高ければ、ルーターを交換してもらえます。

ドコモ光では契約を変更した際に速度が変わってしまった場合でもルーターを交換してもらえます。契約内容の変更や故障がない場合の「ルーターが古いから」という理由では交換はできません。もちろん、性能に不満がある場合に自分で購入してルーターを交換することは可能です。

今使っているインターネットの速度に不満がある場合には、ルーターの交換以前にネットの契約自体を見直してみましょう。

ルーター価格は数千円のものから3万円以上のものまでさまざまです。もちろん価格が高い方が性能もいいのですが、オーバースペックのものを選んでしまうと勿体ないので用途に合わせて選びましょう。あくまで目安ですが、下記の価格を参考に選んでください。

• ネットサーフィンが中心の人…5千円程度
• 複数のスマホや家電に繋ぐ人…1万円程度
• オンラインゲームをする人…2万円以上

ルーターを選ぶ際に対応していた方がいいスペックをご紹介します。SU-MIMOとMU-MIMO・ビームフォーミング・ハンドステアリング、今回はこの3つを解説します。

SU-MIMOとMU-MIMOに対応していると、通信速度が早く複数の端末で通信できます。古いSU-MIMOルーターでは速度が遅いうえに1対1の通信しかできません。

そのため、予算内であるならMU-MIMO対応を選びましょう。また、ipv6に対応していれば混雑しがちな時間帯でもスムーズに通信できます。

ビームフォーミング方式を採用しているルーターは、Wi-Fiから離れた場所や電波が届きにくい場所でもインターネットを快適に利用できる機能です。これまでのWi-Fiは複数の電波がさまざまな方向へ飛び交うように電波を飛ばしていました。

このバラバラに飛び交っていた電波を束ねた技術がビームフォーミング方式です。端末に向かって直接電波を飛ばすため、従来よりスムーズな通信を実現しています。

ハンドステアリングとは周波数帯の混雑具合を自動で判別し、空いている周波数帯に切り替える機能です。周波数には5GHz帯と2.4GHz帯があり、周囲の使用帯がどちらかに偏っていた場合回線が混雑し繋がりにくくなってしまいます。

Wi-Fiが繋がりにくい状態を防ぐために自動で混雑状況を判別してくれるので、周囲にWi-Fi使用者が多い人におすすめの機能です。

ドコモ光では光コンセントとONUの設置を行ってくれますが、自分自身で無線LANルーターを接続しなければなりません。ONUとは光コンセントとパソコンを繋ぐためのもので、このONUと無線LANの接続に難しい設定は必要ないです。

多くの場合プロバイダから設定方法が送られてくるので、書面を確認して接続を行いましょう。また、操作方法は契約したプロバイダによって変わります。下記にはドコモ光の接続方法を解説するので、参考にしてください。

1. ドコモ光のモデムと無線ルーターをLANケーブルで接続する
2. 無線ルーターの接続ボタンを押す
3. PCを立ち上げて「スタートボタン」「Windowsシステムツール」「コントロールパネル」を開く
4. 「ネットワークインターネット」→「ネットワークと共有センター」の順に選択する
5. 「新しい接続またはネットワークのセットアップ」→「インターネットに接続します」を選び「次へ」を選択
6. プロバイダから送られた情報・ユーザー名・パスワードを入力する
7. 「接続」をクリックして完了

Wi-Fiがつながらないときは、ルーターやモデムに何か不具合が起きている可能性があります。不具合の主な原因となるのがルーターの劣化や電波干渉などです。ルーターの調子が悪いなと感じた場合は、1度電源を落としてルーターの再起動を試してください。

ルーターを再起動しても不具合が直らなければ、複数の端末で同じ症状が出るかを確認しましょう。もし1つの端末のみで起きている場合、ルーターではなく端末側の問題である可能性があります。

ドコモ光ルーター01のパスワードは、SSIDが書かれている場所に記載されています。本体の裏に貼られているシールにSSIDと一緒に暗号化キーが書かれているので、そちらを入力してきださい。直接入力が苦手な人はらくらくスタートボタン（WPS）を押せばパスワードを入れなくても簡単に接続できます。

ただし、WPSボタンが使えるかどうかは機器によっても異なります。WPSボタンが使えない場合は、SSIDと暗号化キーを直接入力してください。

ドコモ光でネット通信が遅いと感じたときは中継器の利用がおすすめ。通信が遅くなるのは、ルーターからパソコン・スマホなどの機器までの距離が遠かったり、障害物があったりするためです。

ルーターと機器の間に中継器を設置すると、中継器はルーターのWi-Fiをキャッチし、Wi-Fiが届く範囲を広げる役割を果たします。そのため、「遅い」だけでなく「繋がりにくい」「切れる」といったトラブルの解消にもつながります。

以下の記事では、おすすめのWi-Fi中継器をご紹介していますので、こちらもチェックしてくださいね。

ドコモ光の通信障害は、ドコモの公式サイトで確認できます。現在の通信障害の状況をすぐに把握できるので便利です。復旧の報告もあるので、通信障害かもと思ったときはチェックするのをおすすめします。下記のサイトで確認してください。

ドコモ光を使うなら、プロバイダから無料でレンタルできるルーターを使うのがおすすめです。どうしてもドコモ光ルーター01や好きなメーカーのルーターがいい人は別ですが、こだわりがないなら無料レンタルで十分快適に使えます。ぜひ無料でレンタルできるルーターを使って、インターネットを楽しんでください。