VRで世界旅行！VRゴーグルおすすめ5選｜VR旅行で気軽に海外旅行を楽しもう

バーチャル旅行をご存じですか？バーチャル旅行は、実際に現地に行くわけではないので、移動や宿泊の費用が全くかかりません。加えて、海外旅行やリアルな体験ができるので、非常に人気のコンテンツです。

また最近では、First AirlineやANA Virtual TripといったVRを使ったサービスも展開中です。First AirlineではVR旅行を楽しめるだけではなく、現地の料理を機内食として楽しめるのが人気を集めています。

今回はVRゴーグルを使って楽しめるバーチャル旅行や、おすすめのVRゴーグル5選を紹介します。さらに、VRゴーグルを使って世界旅行が楽しめる専用のアプリやサービスも紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

VRとはバーチャルリアリティーや仮想現実の略称です。コンピューターの技術で作られた仮想世界をまるで現実世界かのように体感できます。VRを使ったバーチャルツアーであれば海外旅行を疑似体験できるだけでなく、現実世界での旅行にも役立ちます。

VRで旅行先までのアクセスや滞在するホテルなどの下見をすることで、現地へ行ったときにスムーズに行動できます。あらかじめ様子を把握しておくと、現実とのギャップや予期せぬトラブルなどを回避できるので、思う存分旅行を楽しめます。

VRがあれば、外出しなくても世界各国に行けます。高齢や身体的に思うように行動できない、あるいは経済的に不可能・休暇が取れないなどの理由であきらめざるを得ない場合でも、自宅で好きなときに疑似的に旅行ができます。

スマホ用VRゴーグルには、頭にしっかり固定できるヘッドセットタイプのものや、ボール紙やプラスチックの板を組み立てる構造のものなど、さまざまな種類があります。ボール紙やプラスチックの板を組み立てる構造のものであれば数百円で購入できるので、VRを手軽に体験したい人におすすめです。

しかし、ボール紙を組み立てるタイプのものは没入感がそれほどありません。ヘッドセットタイプのものは、左右の目の幅やピントの調節ができるものが多いので、没入感が得られます。その分価格は高めで重量もあります。

PC用VRゴーグルは、スマホ用よりも没入感に優れており、ゲームをするのによく使われるタイプです。解像度も高いのでバーチャル旅行に使用するのにも適しています。

一方、デメリットとしてスマホ用VRゴーグルより価格が高いです。性能にもよりますが、PC用VRゴーグルの相場はおよそ5万円～8万円程度です。また、スペックのあるパソコンでないと使用できない場合もあるので注意しましょう。

スタンドアローンVRゴーグルは、パソコンやスマホといった外部機器への接続が不要でありながら、高クオリティなVR体験ができるので、非常に人気のVRゴーグルです。ワイヤレスなので、コードの絡まりを気にする必要がありません。

さらに、ワイヤレスにより動きの制限も少なく、より自由度の高いVR体験ができるのが魅力。ゲームやバーチャル旅行をするのにも最適なVRゴーグルです。解像度も高く、パソコンを用意する必要もないので、初期費用も安く済みます。

Google Earth VRは無料で利用できますが、画面にコントロールするボタンがありません。そのため、Bluetoothコントローラーかキーボードを用意すると使いやすいです。Google Earth VRでは、宇宙から地球を見られるので宇宙飛行士の気分になれますよ。

ストリートビューの利用可能範囲に入れば、コントローラー上に球体が出現する仕組みです。85カ国に対応しているので、世界各国のあらゆる観光地の様子を360°見られるのが魅力です。

UAE VRは、アラブ首長国連邦（UAE）最大のモスクである「シェイク・ザイード・グランド・モスク」を観光できるアプリです。このアプリは、英語とアラビア語によるオーディオガイドがついています。

iPhoneとAndroidのどちらも対応可能。このアプリを使う上でおすすめなVRゴーグルは、Google CardboardやSamsung Gear VR・Merlin 没入型 3D VRグラスです。ぜひこれらのゴーグルを活用して楽しんでみてください。

London VRは、ロンドン塔やロンドン・アイ、HMSベルファストなどのロンドンの街並みをVRでの旅行体験できるアプリです。iPhone単体でも使えますが、スマートフォンに挿し込んで使用するVRゴーグルと一緒に使うと、より自分が実際にその場にいるような感覚を味わえます。

Chile 360は、スマートフォンやVRゴーグルを通してトーレスデルパイネ国立公園やアタカマ砂漠、イースター島などのチリ共和国の大自然や遺跡をバーチャル観光できるアプリです。あらかじめVRを持ってないと利用できないので、VRゴーグルを準備しましょう。

すでに自分のVRゴーグルを持っている方は、そのVRゴーグルを使ってゲームアプリも楽しめます。まるでゲームの中に自分が入っている感覚や、ゲームの中の主人公になった感覚を味わえ、非日常を体験できます。

PSVR専用アプリ360channelは、株式会社360channelが運営しているVRの動画配信プラットフォームです。VR技術を利用した360°全方位のパノラマ映像である、360°動画を楽しめるのが魅力です。かわいい動物の動画やアクションゲームなどもあり、さまざまなコンテンツを楽しめます。

Oculusを使えば、Google Mapのストリートビューを360°映像で見られます。また、OculusTVでは無料の世界のツアースポットの映像や10分～20分程度のドキュメンタリー映像を視聴可能。そのほかにもゲームもできるので、さまざまなコンテンツを楽しみたい方におすすめです。

世界旅行が自宅に居ながらできるA Guided City Tour シリーズや、VR gorillaのコンテンツはVRゴーグルがあれば誰でも参加できます。少しだけチャンネルの内容を紹介しますので、好きな動画を選んで旅に出る準備をしましょう。 

• A Guided City Tour

A Guided City Tour シリーズの旅の内容は、イギリスの歴史的建造物を巡る旅・アムステルダムの地元イベント体験などのローカル旅・タイ・バンコクの夜市の様子も体験が可能です。リアルでは考えられない、スイス・アルプス山脈を颯爽と駆け降りる…なんて体験もできますよ。

• VR Gorilla

VR Gorillaとは、普段体験できない経験を可能にする、VRコンテンツの制作スタジオです。たとえば超高速のモーターカーに乗れる・秘境ツアーに参加できる・貴重な動物が見られます。観光だけではなく、戦争地帯や環境問題など、思わず目を背けたくなるようなコンテンツも制作しています。

First Airlineは、地上にいながら航空・世界旅行の体験を味わえる、世界初のバーチャル航空施設です。約120分のフライトの中で、NYやパリ、ローマなどさまざまな観光地を楽しめるのが特徴。さらに、旅行先に合わせて作られた現地の料理を感じさせる機内食も楽しめます。

池袋と浅草に店舗があるので、ぜひフライトに参加してみてください。

ANA Virtual Tripは、その場にいない人とも一緒に旅行が楽しめるサービスです。旅行者が旅行先でスマホと連動させた全方向カメラを使って旅行先の様子を撮影し、VR静止画をWi-Fiでスマホに送ります。

VR同行者は、旅行者から送られてきた連絡画面をタップして電話のようにゴーグルで出るだけで、旅行が楽しめます。1人旅の様子を離れて住む家族にも共有するなどして、一緒に旅行している気分を味わえるのが魅力です。

旅介とは、介護施設向け旅行サービスです。この旅介では、バーチャルリアリティを使ってダイビングの疑似体験やフラダンスやパンケーキといったハワイ旅行を体験できるイベントを行っています。足腰が悪くて旅行に行けない高齢者の方でも海外旅行を楽しめるのがポイントです。

日本の大手旅行会社であるJTB。JTBでは教育現場向けに学校などにいながら修学旅行を楽しめる「バーチャル修学旅行360」を提供しています。感染症拡大の影響で中止となった修学旅行に代わる思い出づくりの場として開発されました。

「バーチャル修学旅行360」では京都・奈良編や日光編・沖縄編の3つのコンテンツを楽しめて、現地のガイドとのオンライン交流も可能です。また、感染症終息後は事前学習として本コンテンツを用いるのも可能です。

VR旅行には、普通の旅行にある宿泊施設や交通費・観光地の入場料を支払う必要がありません。そのため、500円からと普通の旅行にくらべ値段が安いです。各社さまざまな魅力があるのでご紹介していきます。

• どこでもドア Trip

どこでもドア Tripの「ガイド付き旅行」では世界各地を現地ガイドが案内してくれます。1ツアー500円から1500円なので、カフェ感覚で旅行に参加できますね。その他にも、月額3000円で見放題のサブスク型サービス「セカぶら VR高画質コース」があります。

• FIRST AIRLINES

FIRST AIRLINESは、実際に使用されているファーストクラスの座席に座り、キャビンアテンダントのおもてなしを体験できます。しかも一流シェフ監修の本格機内食が食べられるのが魅力です。この本格仮想空間の旅行料金は1回6,000円程度です。

VRゴーグルは、パソコン用やスマートフォン用など、それぞれのゴーグルによって使用できるデバイスが限定されています。スマートフォン用のものは、本体に挟み込むだけで簡単にVRを楽しめます。ゲーム機器つなげばゲームもより立体的になりますよ。

VRゴーグルを選ぶときには、装着感も重要です。ゲームをするのあれば、しっかりと装着できないものだと途中で落ちてきて使いづらいです。さらに、ヘッドセットモデルであれば、ベルトを調節できるものもあるので、自分の頭の大きさに合わせて調節しましょう。

スマートフォン用VRゴーグルよりもパソコン用VRゴーグルの方が解像度が高くてリアルな映像を楽しめます。そのため、バーチャル旅行に使用したい方にはパソコン用VRゴーグルがおすすめです。また、ゲームで使う場合は、スタンドアローン型のものだとワイヤレスで行動が制限されないので、思う存分ゲームの世界に没入できます。

ピント調節機能もついているかを確認しましょう。ピント調節機能搭載のVRゴーグルなら焦点距離を調節できます。そのため、より自分のちょうどいいピントに合わせられ、くっきりとした映像が楽しめるのがポイント。また、ピント調節機能があれば視力が低い人でも快適に映像を見られるので、眼鏡をかけている人に特におすすめです。

VRゴーグルの対象年齢は2023年現在、13歳以上となっています。そのため、12歳以下の方は利用しないようにしましょう。また、乗り物に酔いやすい方はVRの使用で酔ってしまう可能性があるため、VRの使用中にめまいなどを感じた場合は一時的に使用を中断するか、酔い止めを飲むなどをして対策を取りましょう。

今回は、バーチャル旅行の使用におすすめなVRゴーグルや、VRゴーグルを使って旅行を楽しめるアプリについて紹介しました。バーチャル旅行なら、家にいながら海外旅行に行っているようなリアルな映像を楽しめます。ぜひVRゴーグルを活用して、バーチャル旅行を体験してみてください。