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イヤホンには、有線のものと無線のものがあります。有線は無線に比べて、音質・安定性が高いものが多いですが、鞄に収納したときにコード同士が絡まったり、他の持ち物と混ざったりと不便な点もあります。
有線イヤホンの中には、コードをコンパクトに収納できるコードリール式のイヤホンがあります。使わない時はコードを巻き取って収納するため、有線のコードの煩わしさを軽減できるのがコードリール式のメリットです。
当記事では、収納や持ち運びに便利なコードリール式のイヤホンについて、詳しく解説します。併せて、今お持ちの有線式イヤホンを、コードリール式のイヤホンに改良する方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
コードリール式イヤホンとは、イヤホンコードを収納するパーツが組み込まれたイヤホンのことを指します。一般的なイヤホンは、コードが垂れ流しの状態のため、絡まったり変なクセが付いたりしますが、コードリール式ならその煩わしさを解消してくれます。
コードリール式は、イヤホンコードを巻き取るだけでなく、長さを調整できるので、シーンに合わせた使い方ができて便利です。イヤホンの収納や、持ち運びに悩む人におすすめです。

まずは、コードリール式イヤホンの特徴についてご紹介します。購入の際に覚えておくと役に立つ内容なので、ぜひ参考にしてください。

有線イヤホンは、鞄や引き出しに片付ける時、どれだけキレイに入れても使う時になるとコードが絡んでいることが多いです。イヤホンコードだけの絡まりだけでもイライラするのに、他のものに絡るとさらに不快になります。
その点、コードリール式イヤホンならコードを収納できるため、絡まることはほとんどありません。取り出すときもスッと取り出せるので、ストレスがたまらないのが魅力です。
一般的なイヤホンは、コードが垂れ流しの状態なので、鞄の中などに入れておくと広がってしまいがちです。しかし、コードリール式イヤホンはコンパクトに収納できるため、カバンの中でも広がらないのが魅力です。ポケットの中にも入れやすくなるので、持ち運びにも便利なのがコードリール式のポイントです。

有線イヤホンならすべてに当てはまることですが、充電しなくても使えるのが魅力です。コードの煩わしさを考えるならワイヤレスがいいですが、充電する手間がかかる・充電しないと使えないのがワイヤレスのデメリットです。
コードリール式は、コードの悩みが少ない上に充電する必要もないので、充電するのが面倒に感じる人はコードリール式を選びましょう。

ここからは、どんな人にコードリール式イヤホンがおすすめかを解説します。下記2点に当てはまる方は、コードリール式を検討しましょう。

鞄やポケットに入れて持ち運ぶことが多い人は、コードリール式がおすすめです。有線イヤホンはどんなにキレイに収納したつもりでも、カバンの中で揺さぶられることで徐々に広がり、他のものと絡みやすくなります。
コードリール式なら、コードを巻き取りまとめられるので、鞄の中で散らばったり絡まったりすることなく持ち運びができます。

イヤホンコードはダメージを受けやすく、絡まったコードをほぐすために引っ張ると、内部で断線することがあります。その点、コードリール式はコードが絡まることが少ないので、断線するリスクも普通のイヤホンに比べると少ないのが魅力です。
有線のイヤホンで、今までにいくつも断線させて使えなくなったという人は、コードリール式をのイヤホンを試してみましょう。

ここからは、コードリール式イヤホンの選び方をご紹介します。コードリール式に限らず、どのイヤホンにも応用が効く項目なので、しっかりと目を通してください。

音楽鑑賞を目的とするなら、高音質は外せません。現在高音質な規格として有名なのがハイレゾで、これはCDには収まりきらない細かい表現や臨場感を味わえるものです。
細部まで音楽を楽しみたいなら、ハイレゾ対応モデルを選びましょう。ただし、イヤホンが対応しても音源が対応していない場合は、通常の音質になる点に注意してください。
コードリール式イヤホンは、コードを巻き取る部分が無骨なものが多いですが、中には独自のデザインを施したものもあります。おしゃれなものからキャラクターが描かれたものなど、さまざまなデザインがあるので、自分の気に入った製品をを選びましょう。

イヤホンを選ぶ時は、耳への装着感も重要です。コードリール式は、カナル型・インナーイヤー型が主流ですが、それぞれにメリット・デメリットがあります。
カナル型は、耳栓のように耳の中に差し込む形で装着し、細かい音まで聞き取りやすく音漏れが少ないタイプです。イヤーピースを落としやすかったり、長時間の使用で耳が疲れやすい点がデメリットです。
インナーイヤーは、耳に引っ掛けるタイプで空間表現力に長けていますが、外れやすいのがデメリットです。耳の装着感は人それぞれで好みが異なるので、自分に合ったものを選びましょう。
コードリール式イヤホンの中には、自動でコードを巻き取る商品もあります。自分でわざわざ巻く必要がないので、収納する時にあると便利な機能です。ただ、コードが捻れていたり、内部のネジなどが緩んでいたりすると、巻き取りにくくなるデメリットもあるため、必要か考えてから購入してください。
巻き取り式 EH-R37 BK
10mmドライバーを採用し、低音が優れたイヤホン
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
品質が高くスタイリッシュなデザインのコードリール式イヤホン。アルミのハウジング・工事力マグネット・10mmのドライバーを採用することで高音質サウンドを実現しています。コードの長さは1mあり、ちょうどいい長さに調整することもできるので使い勝手が良好です。値段の割にいい仕事をしてくれると人気があります。
- メーカー
- エクセルサウンド
- 商品名
- EH-R37 BK
- タイプ
- カナル型
- 装着方式
- 両耳
- プラグ形状
- Φ3.5mm金メッキL型ステレオミニプラグ
- コード長
- 1m
- その他機能
- ‐
ステレオイヤホン EHP-CS3540RBK
フラットケーブル採用でコードがさらに絡まりにくい
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
ケーブルを5段階に調節できるマイク付きのコードリール式イヤホン。巻取りリールにクリップが付いているので、ポケットや襟元などに固定して使うことが出来ます。ケーブルがフラットケーブルなので一般的なイヤホンよりも絡みにくいのが特徴です。コードを収納する時はコードをカチッとなるまで引っ張ると自動的に収納してくれるので便利です。
- メーカー
- エレコム(ELECOM)
- 商品名
- EHP-CS3540RBK
- タイプ
- カナル型
- 装着方式
- 両耳
- プラグ形状
- Φ3.5mm4極ミニプラグ
- コード長
- 80cm
- その他機能
- ‐
巻き取りリールタイプイヤホン RESCR01MA


USB Type-C専用のコードリール式イヤホン
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
イヤホンジャックがなくてもUSB Type-Cの充電端子があれば使えるイヤホン。カラーがブラック・ブルー・ピンク・マゼンタ・ホワイトの5種類で、男性でも女性でも使いやすくなっています。コードの長さが70cmと短めなので再生端末をズボンのポケットに入れて使うのは厳しいかもしれません。USB Type-C端末を使っている方のおすすめの商品です。
- メーカー
- ラスタバナナ
- 商品名
- RESCR01MA
- タイプ
- カナル型
- 装着方式
- 両耳
- プラグ形状
- USB Type-C
- コード長
- 70cm
- その他機能
- ‐
リール式ステレオイヤホン EV-117RD


アニメとのタイアップ商品が多いバンダイのイヤホン
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
人気アニメ・エヴァンゲリオンのデザインが施されたイヤホン。バンダイのイヤホンはアニメとタイアップしたものが多く、ファンなら思わずニヤリとしてしまうようなデザインが特徴です。コード収納部分が四角や丸型が多いコードリール式ですが、こちらは六角形+丸型という特殊な形状をしています。アニメ柄に抵抗がないのならバンダイのイヤホンを探してみましょう。
- メーカー
- バンダイ(BANDAI)
- 商品名
- EV-117RD
- タイプ
- カナル型
- 装着方式
- 両耳
- プラグ形状
- Φ3.5mmステレオミニプラグ
- コード長
- 70cm
- その他機能
- ‐
リール式ステレオイヤホン san-767cn


コード巻き取り部分がかわいいイヤホン
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
かわいい人気キャラクターをイヤホン部分にデザインしたイヤホン。グルマンディーズはキャラクターをデザインしたイヤホンを多く販売しており、かわいいイヤホンを探している人におすすめのメーカーです。コードは最大70cmとやや短め。この商品以外にもさまざまなキャラクターのものがあるので、気になるイヤホンを選んでください。
- メーカー
- グルマンディーズ
- 商品名
- san-767cn
- タイプ
- カナル型
- 装着方式
- 両耳
- プラグ形状
- Φ3.5mmステレオミニプラグ
- コード長
- 70cm
- その他機能
- ‐
現在持っているイヤホンをコードリール式のようにしたい人は、ケーブルホルダーを使うのも手段の1つです。ケーブルホルダーには、自分で巻きつけるタイプや、初めだけセットが必要で後は自動で巻き取ってくれるタイプなど、さまざまな種類があります。
せっかく使えるイヤホンが手元にあるのに、新しくコードリール式を買うのが勿体ない!という方は、ケーブルホルダーやケーブルクリップを使って、コードをまとめましょう。
巻き取りケース
柔らかいシリコン素材のイヤホンホルダー
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
カラーバリエーションが豊富なイヤホンホルダー。中央部分を持ち上げるとコードを巻き付けられる部分が表れ、巻きつけてから元に戻せばとてもコンパクトに収納できます。使い方にややクセがありますが、慣れたら使いやすいと評判です。コード部分にリモコンがあるものやイヤホン部分が大きいものはやや収納しにくいので注意が必要です。
- メーカー
- UMTELE
- 商品名
- 巻き取りケース
- サイズ
- 66×66×19mm
- 重量
- 30g
ケーブルホルダー GH-CHS-OR
便利な自動巻き取り式のイヤホンホルダー
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
1.5mまでのイヤホンなら自動で巻き取ってくれるイヤホンホルダー。直径2.5mm以下のコードに限定されますが、2つ折りにしたイヤホンコードをツメに引っ掛けて軽く引っ張ることで収納してくれます。自分でわざわざ巻くのが面倒と感じる人は、こちらの商品を購入してみましょう。
- メーカー
- グリーンハウス(Green House)
- 商品名
- GH-CHS-OR
- サイズ
- W62×D40×H23mm
- 重量
- 約23g
ケーブルクリップ
ケーブル以外の収納にも便利な商品
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
この商品は、束ねたコードを広がらないように止めておくアイテムです。丸い部分が強磁石設計になっているので、ホールド力が高いのが特徴です。カラーバリエーションが豊富でコードごとに色分けしたい時に便利。コードをまとめる以外にも、フックにして物をかけたり、書類を挟んだりとさまざまな使い方ができるので、汎用性が抜群です。
- メーカー
- Maveek
- 商品名
- ケーブルクリップ
- サイズ
- 7cm
- 重量
- ‐

ケーブル収納グッズは、家電量販店や通販などで買えますが、実はダイソーやセリアなどの100均でも販売されています。なるべく費用は抑えたいという人は、100均商品を使うのもおすすめです。
ダイソーやセリアでは、コードをまとめるクリップやホルダーが販売されています。近年では収納グッズの種類も増え、100均とは思えないほどおしゃれなデザインの商品も多く販売されています。
イヤホンに限らず、コードがある製品なら流用ができるので、ごちゃごちゃしやすいコードの収納に悩んでいる人は100均グッズを見てみましょう。
100均には「ケーブルリールイヤホン用」という商品が売られています。これは手持ちのイヤホンをコードリール式のようにできる便利グッズで、わざわざ新しいイヤホンを買わなくても簡単にコードリール式を自作できます。
たった110円でイヤホンの断線リスクを低減できるので、コードをコンパクトに収納したい人は、ぜひ試してください。
コードリール式イヤホンについてご紹介しました。コードの絡まりや断線がネックになる有線イヤホンですが、コードリール式ならそのリスクを大幅に減らすことができます。今まで有線式特有の悩みに泣かされた人は、ぜひコードリール式イヤホンを試してください。