ドライヤーで髪乾かすのがめんどくさい！髪を早く乾かす方法や時短グッズを紹介

お風呂上りのドライヤーを面倒に思う方は多いです。髪を乾かすのに時間がかかるので、ドライヤーを使わない方もいます。また、ドライヤーの重さで腕が疲れる・両手が塞がれて他の作業ができないのもストレスです。

さらに、乾かした後にブラッシングやヘアケアも必要で、毎日丁寧に行うのは疲れますよね。とくに、ロングヘアの方はかなり時間がかかるため、時短にできないか悩んでいる方も多いです。髪を乾かす作業は毎日行うため、できる限りストレスを軽減させるのが大切です。

本記事では、髪を時短で乾かす方法や自然乾燥させるときのポイントをまとめました。「ドライヤーで髪乾かすのがめんどくさい」という方向けの髪の毛を早く乾かす方法や便利グッズ・大風量ドライヤーおすすめ3選なども紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

髪の美しさはキューティクルによって整えられています。キューティクルとは、髪の表面にうろこ状に重なっているものです。髪の内部の水分や栄養を保護する役割があります。

しかし、髪が濡れているとキューティクルが開き、水分や栄養が外に逃げやすくなります。パサパサした髪になったり、カラーリングが抜けやすくなったりするので、髪を濡れたまま放置するのは厳禁です。また、ドライヤーをしないで寝るのも髪が痛む原因となるので、しっかりと乾かしてから寝るようにしましょう。

髪が濡れたまま寝て、翌朝の寝癖がひどい状態になった経験はありませんか？髪の形状は、乾いたときの状態で決まります。

自然乾燥で髪がボサボサのまま乾くと、その形状で固定され、クセやうねりが強くなります。また、傷んだ髪には水分が入りやすく、中に入り込んだ水分により髪が膨張して、クセやうねりが出る場合もあります。

ドライヤーしない方がサラサラになるといった噂もありますが、自然乾燥は髪が湿った状態が長く続くので、頭皮が蒸れて雑菌が繁殖しやすくなります。頭皮が不衛生になるため髪に栄養が届きづらく、抜け毛や薄毛などのヘアトラブルに繋がるのでやめましょう。

また、頭皮環境が悪い状態が続くと、髪を洗ってもベタつきやすくなったり、ニオイやかゆみの原因にもなったりします。

濡れたままにしておくとヘアカラーが落ちやすいです。濡れていると髪の内部に入っているヘアカラーが流れてしまったり、自然乾燥による傷みで色落ちしてしまいます。また濡れたまま寝ると、枕に色が映ってしまう場合があります。

洗髪が終わったら、できるだけ早くタオルを髪に巻きましょう。タオルが髪の水分を吸ってくれるため、タオルドライだけでもしっかり水分を取り除けます。また、タオルを巻けば水が垂れたり、濡れた髪が服に付いたりするのを防げるのもメリットです。

普通のタオルよりも、マイクロファイバーのタオル・ヘアキャップを使うと早く乾かせます。かわいい巻き方を覚えれば温泉や旅館に行ったときも役立つので、SNSやネットで調べてみるのもおすすめです。

濡れたタオルを使うと吸水力が下がるため、乾燥するまで時間がかかります。タオルドライをするときは乾いたタオルを使いましょう。体を拭いたバスタオルや頭に巻いていたタオルで髪を拭く方もいますが、時間がかかるのでおすすめしません。とくに、後頭部は頭皮が乾きにくいので、最初に乾いたタオルで拭くのがポイントです。

髪を拭くときはマイクロファイバー製のタオルをおすすめします。吸水性が高く、しっかり乾燥させられるのが強みなので、髪が乾きにくい方はぜひ試してください。

濡れた髪はキューティクルが開いたままになっているため、洗い流さないヘアトリートメントで保護するのがベストです。自然乾燥は髪へのダメージが大きく、パサつきの原因になります。

ヘアトリートメントは、うるおいを保てるようにしっかりコーティングできるオイルタイプがおすすめです。洗い流さないヘアトリートメントが流れ落ちるのを防ぐために、しっかりタオルドライしてから塗るように心がけましょう。

ドライヤーで髪を乾かさないと寝癖がつきやすく、翌朝の準備に時間がかかります。髪の毛は、乾くときに髪の形が記憶されるます。お風呂上がりは、コームで髪をといて寝癖を予防しましょう。

コームを使用する際は、粗めのものがおすすめです。コームが細かいものだと髪の毛が引っかかりやすくなり、ダメージの原因になります。特にパーマをかけている方はできるだけ、粗めなタイプを選びましょう。

タオルキャップは頭に巻いておくだけで髪を乾かせる便利なアイテムです。両手があくため、髪を乾かしながら他の作業ができます。紹介するアイテムは、高品質なマイクロファイバー素材により、綿タオルと比較すると8倍の吸水力があるのが特徴です。長い髪の毛も楽に収納でき、襟足の長いフードのような形が使いやすくなっています。

速乾ヘアスプレーは、ドライヤーで乾かす前に濡れた髪全体にスプレーするだけで、通常よりも短い時間で髪を乾かせられる優れものです。速乾成分であるエタノールとガスの揮発効果により、水分が蒸発しやすくなる仕組みになっています。また、キューティクルを補修する保湿成分や美容オイルが配合されており、ツヤとうるおいのある髪に仕上がるのも嬉しいポイントです。

タオル素材の手袋で、タオルドライしながらドライヤーを当てて乾かせるので、さらなる時短が可能です。特殊な糸で作られたタオル生地により、水分を効果的に吸収する構造になっています。ドライヤーと併用すればドライヤーの熱から髪を守ってくれる一石二鳥のアイテムです。

ドライヤーで髪全体を乾かした後に、ブラシを通しながら熱風でヘアスタイルを整える作業も手間がかかります。そんな時に役立つのが、タオルとヘアブラシが合体した「速乾性ヘアブラシ」です。抗菌マイクロファイバーが採用されているので、ブラシも清潔に保たれます。

髪を乾かすときは、しっかりタオルドライをするのが重要です。髪が長い場合は、体全体を拭くバスタオル以外に、もう1枚髪を拭く専用のタオルを用意しましょう。髪を拭くタオルはハンドタオルのような小さなタオルでも問題ありません。

タオルは吸水量に限界があるため1枚だけでは十分に水を拭き取れませんが、タオルを2枚使えば多くの水分を拭き取れます。洗濯物が増えるのがデメリットですが、洗濯にかかる時間や手間と比べてもやる価値はあります。

ドライヤーを当てる時は、根本・中間・毛先の順にすると効率的です。根本に熱風を当てると中間や毛先にも熱が広がっていくので、短時間でしっかり髪を乾かせます。

キューティクルは下向きについてるので、ドライヤーの風を当てる際に"45度上から"を意識すると、よりツヤのある髪に仕上がるのでやってみてください。最後に冷風を当てると、美しい状態の髪がキープされるのでおすすめです。

しっかりタオルで髪の毛の水分を拭った後、乾いたタオルを頭から被ってください。薄手のタオルがおすすめです。準備が完了したら、ドライヤーでタオルの上から熱風を当てて乾かします。

一見乾きが遅くなりそうですが、常に髪に触れているタオルが広い表面積でグングン水を吸収するので乾きやすくなるのでおすすめです。また、熱が直接当たらないため髪が傷みにくくなります。厚手のタオルしかない場合は、タオルの内側からドライヤーで熱風を送り込む方法でも時短可能です。

ドライヤーの風量で髪の乾く早さは圧倒的に変わります。1日に大量のヘアドライをすばやく行う必要があるヘアサロンでは、1200~1500Wほどの大風量ドライヤーの使用が一般的です。

最近では、家庭用のドライヤーにもハイパワーなものが多く発売されています。今お使いのドライヤーから、大風量タイプのドライヤーに買い換えるのも時短の手段としておすすめです。

「どうしてもやる気が起きない」「忙しくて髪を乾かす時間が取れない」場合は、時短術を使ったヘアドライの工程さえ億劫です。そんな時は無理せず、髪のために3つのポイントに気をつけましょう。

• 濡れた髪のまま紫外線や冷風に当たらない
• 洗い流さないトリートメントを塗る
• 根本だけはドライヤーで乾かす

髪全体を乾かせなくても、洗い流さないトリートメントを塗れば髪の水分を保持できます。また、ニオイやベタつきを防いで頭皮を清潔に保つために、根本だけは乾かしましょう。クセやうねりの予防にもなります。

ここまで髪を乾かす際の時短方法などをご紹介しましたが、それでも髪を乾かす時間はかかる上に、面倒くさいものです。以下のリンクでは、そんな手間なドライヤーの時間が楽しくなる方法などをご紹介しています。ドライヤー中に気軽にできる暇つぶし方法などを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

めんどくさいドライヤーですが、髪を美しく保つためには必要不可欠です。最近では高機能のドライヤーや時短グッズなどさまざまなアイテムもあるので、自分にあったヘアドライ方法を見つけて毎日のドライヤーを快適にしましょう。