ヘアアイロンの代用品は？｜持ってない時も前髪をセット・髪を巻く方法は？

髪の毛のスタイリングに欠かせないアイテム、ヘアアイロン。さっと使えて髪の毛を整えられるヘアアイロンは今や女子の必需品なので、ないと困る！という人も多いでしょう。

しかし、ドライヤーを忘れたり、持ってない時もありますよね。また、急な故障や修学旅行など、ヘアアイロンを使えない場面に出くわすこともあるかもしれません。ヘアアイロンを日常的に使用している人はないと困りますよね。実はそんなそんなときでも、アイロンなしで前髪を巻く方法を知っていれば、カイロなどでヘアアイロンを使ったときのように髪の毛をセットできます。

今回はヘアアイロンを忘れたときの代用品や、それを使って髪をまっすぐストレートにする方法やカールにヘアセットする方法をご紹介します。簡単にできるものもや身近なものを使用する方法もあるので、メンズの方もぜひ最後までご覧ください。

ヘアアイロンなしでも髪をストレートにする方法として1番簡単なのは、ドライヤーを使う方法です。中学生では校則でヘアアイロンが使えない、なんてことも。そんな人でも、ドライヤーでストレートにセットできます。今回は、ドライヤーを使う方法とドライヤーを使わない方法をそれぞれご紹介します。

お風呂上りに髪を乾かさずに寝るとくせが付いてしまいます。ドライヤーを使いしっかりとした手順で乾かせば、きれいなストレートにセットできます。髪が乾いている状態であれば、一度髪を根元までしっかり濡らしましょう。

• 髪の水分をタオルでしっかりふき取る。
• ドライヤーは斜め上からあて、根元からしっかり乾かす。
• 癖っ毛の人は髪を少し引っ張りながら乾かす。
• ある程度乾いたらブラシを使用しつつ乾かす。
• 最後は冷風を当ててまとめる。

この方法で髪をストレートにセットできます。髪が長い人や毛量が多い人は少々手間に感じるかもしれませんが、丁寧に乾かすのが大切です。

ドライヤーがない場合や、外泊先でドライヤーを長時間使用できないときなど、タオルとブラシを使って乾かせば、ストレートにセットできます。

• しっかりとタオルドライをする。
• 髪の毛をブラシでとく。
• 再度、タオルドライをする。
• 髪の毛をブラシでとく。

これを髪が乾くまで何回か続けるだけです。簡単ですが時間がかかるので、お風呂上りには湯冷めしないように気を付けましょう。

前髪をアイロンなしでまっすぐにしたいときもドライヤーがおすすめです。前髪だけでも、伸ばしたい部分は根元までしっかり濡らしましょう。前述したような手順で乾かしますが、前髪は浮きやすいので上からドライヤーをあて、根元をしっかり乾かすのが大切です。

また、うねりやすいので引っ張りながら乾かすことも重要です。引っ張った状態で温風を当て、数秒そのままの状態をキープすれば、きれいなまっすぐにセットできます。

ヘアカーラーやマジックカーラーなど、カールを作るアイテムを使用すると、きれいなカールを作れます。100均や薬局などでも売られているので緊急時でも手軽に入手できます。

髪をカールさせたいところにカーラーを付けてドライヤーをあてるか、そのまま寝ればいいだけなので非常に簡単です。ただ、そのまま寝る場合は、寝ている間に外れてしまう可能性があるので、朝に余裕のある方は起きてから使用するのがおすすめです。

ふんわりとセットしたい人はヘアピンを使用しましょう。しっかり挟めるタイプのヘアピンを準備し、髪を流したい方向にカールさせ、ヘアピンで挟みます。そのまま外出直前まで放置できますし、すぐにセットしたい場合はドライヤーで温風をあてればくせがついてくれます。

また、軽く前髪を浮かせたいときは、根元をヘアピンで挟み同じようにすればふんわりと浮いてくれます。がっつりカールには向いていませんがナチュラルにセットしたい人におすすめです。

寝る前に三つ編みを作るだけで、翌朝カールを作れます。つけたいウェーブの大きさに合わせ毛束の量を変えるといった融通が利きやすい方法です。しっかりとしたカールが作りたい場合は細めの三つ編みを、ふんわりさせたい場合は太めの三つ編みを作り寝ましょう。根元からぎっちり三つ編みするのではなく、少し下から三つ編みした方が自然なカールができあがります。

※音が出ます

家にあるもので簡単にできる方法として、「ソックスカール」をいう方法があります。いらなくなった靴下の先端を切り、ドーナツ状に巻いていきます。髪の毛はポニーテールにし、そこにドーナツ状の靴下を通し、毛先から巻いていきます。あとはそのまま寝るだけです。

翌朝、しっかりとほぐしたらきれいなカールのできあがりです。この方法はショートヘアではなく、ある程度髪の長さがないとできないので、ロングヘアの人はぜひ試してください。

前髪もヘアカーラーやマジックカーラーを使ってセットできます。まず、乾いた髪にカーラーを付けます。このとき毛先をしっかり巻かないと毛先がきれいにまとまりません。また、根元までしっかり巻ききることがポイントです。あとは弱めの温風をあて、そのあとに冷風をあて形を維持させましょう。

カーラーを外し軽く整えたら完成です、不安でしたらワックスを少量つけるときれいにまとまります。カーラーの使用は慣れるまで時間がかかるかもしれませんが、丁寧にセットするときれいにカールできるのでくじけずに挑戦しましょう。

※音が出ます

ティッシュを使って前髪を流す方法もあります。

1. ティッシュを3,4枚に割き、合わせて前髪を3,4束に分ける
2. 分けた毛束をティッシュで包む
3. 毛先をカールさせヘアクリップで止める
4. 1分ほど放置したらティッシュを外し、全体をなじませたら、自然な前髪カールの完成

アイロンなしで前髪を巻く方法を知っておけば、身の回りのものですぐに対応できるので、忙しい朝でも簡単にセットできます。

アイロンがない場合などに、貼らないカイロを利用してヘアアイロンで代用とする方法を紹介します。

1. タオルを濡らして絞り、前髪に当てる
2. カイロを2個温めて、前髪をプレスして、癖を伸ばす
3. クシで整えて完成 

ただし、この場合だと温度が足りずにうまく巻けない場合があるほか、長時間カイロを当て続けることによる低温火傷の危険性もあるため、十分注意してください。

日常的にヘアアイロンを使っている人はたくさんいます。しかし、ヘアアイロンは100℃を超える高温で髪をはさみます。たとえ低温モードで使用しても髪は傷みます。さっと使う分には髪の艶出しにいいとも言いますが、やはりダメージは蓄積されます。

アイロンは手早く使える上にしっかりと形を作れて便利ですが、髪が乾燥しキューティクルが傷むのを防ぐためにも、たまにはアイロンを使うのをやめ、紹介した方法で髪をセットするのもおすすめです。

急な故障や旅行時、ヘアアイロンがなくても髪をセットできます。少々手間がかかる方法もありますが、かさばらないアイテムばかりなのでぜひチャレンジしてください。高温を与えず髪にも優しいので、ヘアアイロンが使えない時はさまざまなアイテムを駆使して乗り切りましょう。