ヘアアイロンの替え時・寿命はいつ？買い替え時期を解説【ストレートアイロン・コテ】

ストレートアイロンやコテといったヘアアイロンは、何年持つか知っていますか。ヘアアイロンは、他の家電と同様に使用期限があります。ヘアアイロンの使用期限は約5年と決まっており、5年使用したら新しい商品に買い替えた方がいいと言われています。

頻繁にヘアアイロンを使用していなければ、5年過ぎても壊れずに使用できるかもしれません。しかし、10年ほど経った古いヘアアイロンは使用をおすすめしません。寿命の過ぎたヘアアイロンを使用し続けると、すべりが悪い・焦げ臭いなど髪の毛が痛む原因にもなります。

今回は、ヘアアイロンの寿命の目安・ヘアアイロンの買い替え時期の見分け方・お手入れ方法について解説していきます。さらには、人気のサロニアやパナソニックの製品を含む、買い替えの際におすすめの商品についても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

ヘアアイロンの寿命は一般的に約3〜5年程度といわれています。使用頻度が低いと長く持ちますが、使用していなくても10年以上前に製造されたものは劣化している可能性があります。年数以外に寿命の目安は、プレートのコーティングが剥がれた時です。コーティングが剥がれてしまうと、髪の毛にダメージを与えるので、なるべく早めに買い替えを検討してください。

プレートにはフッ素加工・チタン・セラミック加工の3種類があります。フッ素加工のヘアアイロンは、摩擦のダメージが弱く髪の毛に優しくなっていますが、耐久性が高くないのでコーティングが剥がれやすいデメリットがあります。一方、チタン加工のプレートは最も耐久性が高く、使用頻度が多い方にぴったりです。

セラミック加工はヘアアイロンに1番使用されています。耐久性はチタン加工の製品より劣りますが、保温性が高く熱伝導率も高いので短時間でヘアセットができ、プレートの温度を一定に保てるためヘアアイロン初心者の方にもぴったりです。

使用頻度が多いと、それだけ寿命は短くなります。特に、家族で1台のヘアアイロンを共有していると、1日に何度も使用したりする場合もあります。お気に入りの1台を長く使いたいなら、家族1人1人が自分用のものを持っておく方が長持ちさせられます。

自分用を持っていて1日に何度も使用している場合は、使用回数を見直してみるのもおすすめです。

大切に使っていても、コーディングの剥がれなどは起きてしまいます。ですが乱暴に扱ってしまうと、ボディやプレートといったパーツの破損などを引き起こす場合があります。使っているときに誤って落としたり、棚や洗面台にぶつけたりして衝撃を与えないように使いましょう。

ヘアアイロンのプレート部分に汚れが付いたまま使用すると、コーティングがはがれやすくなってしまいます。日々の使用・保管時にどうしても汚れてしまうので、髪をきれいに保つためにも、プレート部分はこまめにチェックしてください。

ホコリがたまりすぎると火災の原因にもなります。使っていて焦げ臭さを感じたら、ホコリが原因の場合もあるので確認しておきましょう。

電源コードの断線は、ヘアアイロンを長期間使用しているとよくあります。特に本体に近い根元部分が断線しやすいです。

ヘアアイロンを使用する時に、上下左右にアイロンを動かすと、コードに大きな負担がかかり断線が起こってしまいます。電源が落ちたり入ったりするを繰り返す場合は、電源コードの断線を疑いましょう。

使用期間が長いと、ヘアアイロンのプレートのコーティングが剥がれてしまうときがあります。コーティングが剥がれた状態で使用を続けると、髪の毛に与えるダメージが強くなり、痛む原因になるのでやめましょう。

また、ヘアアイロンで髪の毛を必要以上に強く挟むと髪の毛とプレートの摩擦が強くなってしまい、摩擦の影響からヘアアイロンの老朽化を早める原因になります。

ヘアアイロンを使用した時に、最初より滑りが悪くなったり熱伝導が悪くなったりしたら買い替えのサインです。さらに長期間使用していると、プレートのコーティング部分が剥がれてしまう可能性があります。

滑りが悪いアイロンを長期間使用していると、摩擦で髪へのダメージも大きくなっていくため、早めに買い替えましょう。

ヘアアイロンの使用時に、焦げ臭いと感じるときはありませんか。その焦げ臭さを放っておくと、ヘアアイロンの故障の原因になってしまう可能性があります。ヘアアイロンを使用した時に起こる焦げ臭さの原因を解説します。

1番多い原因は、髪の毛が焦げているものです。ヘアアイロンの温度を高くしすぎてしまうと、髪の毛が焦げてしまう恐れがあります。髪の毛を傷めない為にもヘアアイロンの温度は必要以上に高く設定しないようにしましょう。

また、髪の毛を巻く時に、長時間ヘアアイロンに髪を巻き付けないようにしてください。ヘアアイロンに髪の毛を巻きつける時間は、5秒程度にしましょう。

ヘアアイロンに付着した汚れも、焦げ臭さを発生させる原因になります。ヘアアイロンは目には見えなくても、使用するたびに汚れています。また、ホコリがたまりすぎると火災の原因になるため、ヘアアイロンを使用したら、こまめにお手入れしてください。

購入したヘアアイロンは、できるだけ長く使いたいですよね。ヘアアイロンを長持ちさせるには、使用した後のお手入れがとても大切です。面倒でもこまめにお手入れすると、ヘアアイロンが長持ちします。

ヘアアイロンの熱伝導が弱まったり、セットした髪が長時間キープできなくなったりしたらプレートに汚れが付着している可能性があります。

【用意するもの】

• 柔らかい布(眼鏡拭きなど繊維が柔らかいもの)
• ウエットティッシュ
• 綿棒

【お手入れ手順】

1. 柔らかい布でプレート全体を拭く。
2. ウェットティッシュで全体を拭く。
3. 綿棒でプレートと本体の溝部分を念入りに掃除する。
4. 最後にもう一度、柔らかい布で拭き上げる。

頻繁にヘアアイロンを使用される方は2週間に1回、使用頻度が高くない方は1か月に1回を目安にお手入れをしましょう。

プレートや本体の汚れだけではなく、本体とプレートの間の溝やくぼみに、ホコリやゴミが溜まっている可能性があります。表面だけではなく、細かい場所も念入りにお手入れしましょう。ホコリが溜まりすぎてしまうと、火災の原因にもなりかねません。

寿命を迎えたヘアアイロンの処分方法に悩んだ経験のある方も少なくないはずです。ここからはそんなときにおすすめの、2つのヘアアイロンの処分方法について解説していきます。

ヘアアイロンは燃えないゴミとして処分可能です。ただし地域や製品のサイズによって、処分に必要な料金や回収方法は異なります。基本的に30cmを超えるサイズの製品は有料回収の不燃ゴミ扱いとなりますが、一部地域ではそれ以下のサイズでも料金がかかる場合があります。

詳しい情報はお住いの地域のホームページなどで確認しましょう。またエアコンの内部にガスが含まれているタイプの製品を処分する際は、ガスカートリッジを事前に取り外す必要があります。そのまま捨ててしまうと引火する可能性があるので気をつけましょう。

回収に費用をかけたくない方には、地域の自治体や家電量販店に設置されている回収ボックスを利用するのもおすすめです。家電回収ボックスを利用すれば、ヘアアイロンの材料となっている金属がリサイクルされ、環境への助けにもなります。

ただし、設置されている回収ボックスによって、回収対象の家電は異なる点には気をつけましょう。普段から通る場所であれば、事前に対象家電を把握しておくのがおすすめです。回収料金はかからないので、ぜひ利用してみてください。

他の電化製品と同じようにヘアアイロンにも寿命があります。寿命の過ぎたヘアアイロンは、早めに買い替えましょう。購入したヘアアイロンをできるだけ長く使用するために、こまめなお手入れを欠かさないようにしてくださいね。