ヘアアイロンの消費電力は何ワット？｜電圧は？ワット数別おすすめ6選も

ヘアアイロンは、毎日欠かせないアイテムだとお考えの方も多いです。ヘアアイロンはコツをつかめば短時間で簡単にヘアスタイルをセットできるため、性別や年齢問わず人気の美容家電です。サロニアなどの人気メーカーでも販売されています。

使う頻度が高いヘアアイロンですが、使うときの消費電力とそれにかかる費用はどれくらい必要なのか気になります。使用時のワット数が何ワットなのか、日本の電圧が何ボルトなのか分からない方は多いですよね。

今回は、ヘアアイロン使用時の電気代と消費電力の目安を詳しく紹介します。家電製品を使うときの電気代は簡単な計算で確認できるので、ヘアアイロンの購入前に確認してみましょう。さらに、ヘアアイロンは何アンペアなのかやボルト数についての解説、おすすめ商品も紹介しますので参考にしてください。

ここからは、何ワットの消費電力で電気代がいくらかかるのか平均的な目安を解説します。平均的に見て、40～50Wがヘアアイロンの1時間あたりの消費電力の目安です。ドライヤーの消費電力が600～1200Wなので、かなり小さいと言えます。また、1時間の電気代は以下の計算式で求められます。

消費電力(W)÷1000×電気料金単価

そのため、50Wのヘアアイロンの場合、電気料金単価27円で計算すると、1時間あたりの電気代は1.35円です。電気料金単価は電力会社によって異なるので、当てはめて計算してみましょう。

サロニアのヘアアイロン2mmタイプを例に、電気代を計算してみましょう。消費電力は40Wなので、電気料金単価27円で30分使用した場合、計算式は「40W÷1000×27円×0.5時間」となります。この式から、サロニアを1時間使用した場合の電気代は0.54円となるの分かります。

パナソニックのナノケアEH-HS0Jの電気代を計算します。ナノケアの消費電力は41Wです。電気料金単価を27円とし計算すると「41W÷1000×27円×1時間=1.107円」となります。そのため、パナソニックのナノケアEH-HS0Jを1時間使用すると電気代は約1.1円かかります。

ヘアアイロンを使い終わった時に、うっかり電源を消し忘れてしまう可能性は低くはありません。もし、ヘアアイロンをつけっぱなしにしてしまうとどのくらいの電気代がかかるのでしょうか。

たとえば、40Wのヘアアイロンを3時間つけっぱなしにした場合を考えます。電気料金単価を27円とするとかかる電気代は「40W÷1000×27円×3時間=3.24円」です。もし、1日つけっぱなしにしていると電気代は25.92円になります。

電気代そのものは大きな金額ではないのですが、熱を発するものなのでつけっぱなしにしておくと火事の危険性があります。そのため、ヘアアイロンを選ぶ際は消し忘れる事態を想定して、自動電源オフ機能つきのものを選ぶのがおすすめです。

ヘアアイロンの消費電力＝ワット数であるのは分かりましたが、このW(ワット)は一体どんなことに影響があるのでしょうか。消費電力とヘアアイロン仕組みについて、詳しく紹介します。

ヘアアイロンの消費電力であるワット数は、プレート部分が高熱になるスピードに影響します。数十秒で高温になるヘアアイロンは急いでいる時にすぐに使えるので便利ですが、消費電力が高いデメリットを持つのです。

また、付帯している機能が多くになるにつれて、ヘアアイロンのワット数が大きくなります。さまざまな機能があって高温になるのが速いアイロンほど、使用するのに必要な消費電力が多く電気代も高くなるのです。

ワット数が小さいヘアアイロンなら、車内でも普段通りに使えます。ただし、車の種類によってはコンセントがついていないケースがあるので、シガーソケットに変換器(ソケットアクセサリー)を取り付けて利用しましょう。

車での外出先でもヘアアイロンを使えたら、旅行やイベントのときも便利ですね。また、遅刻などで急いでいる場合でも、車中でのヘアアイロンを使った髪のセットが可能です。ただし、バッテリー上がりに気を付けて、エンジンを付けた状態で使用してください。

新幹線の座席用のコンセントは2Aまで使えるので、消費電力200Wまでのヘアアイロンなら理論上は使えます。しかし、新幹線の座席で高温になるヘアアイロンを使うのは非常に危険なため、やめておきましょう。

消費電力の容量不足ややけどや火災などの危険性がありますし、マナーやモラルの観点からも好ましくありません。もし、どうしてもヘアアイロンを使いたい場合は、新幹線の洗面所で短時間で済ませるようにしましょう。

日本国内と国外では、電気製品に使用する電圧（ボルト）が異なります。具体的には日本の電圧が100Vなのに対し、海外では国により異なりますが100～240Vとボルト数はさまざまです。海外で日本の電圧にしか対応していないアイロンを使うと、高い電圧によって機能が壊れたり、本体が高すぎる温度になったりする場合があります。

海外対応のヘアアイロンやコンセントに差して使う変圧器をもって行けば、日本以外でも利用可能です。海外対応のヘアアイロンはスイッチなどで切り替える必要はなく、電圧に合わせて内部の部品が電圧変換を行ってくれます。

自宅で使用するヘアアイロンが何アンペアか知りたい方は、正しい計算式で数値を出してみましょう。アンペアは自宅で使う消費電力(W)÷電圧(V)で求められます。仮に消費電力が1000Wの場合、日本の電圧は100Wと決まっているため1000÷100＝10アンペアとなります。

ヘアアイロンを長時間使用すると、そのぶん電気代がかかってしまいます。髪の毛が濡れた状態での使用は余分な電力を消費するため、しっかり乾かした状態でヘアアイロンを使いましょう。また、未使用時にはコンセントを抜いておくのも節電に繋がります。

• 髪の毛がしっかり乾いた状態で使う
• 未使用時はコンセントを抜いておく
• 少しずつ毛束を取っていく

ヘアアイロンのワット数は、自分が使いやすいものを選びましょう。本体に付いている機能が多く、髪をはさむプレートが熱くなるスピードが早いほど必要なワット数が増えるので気を付けてください。また使用後は忘れずにヘアアイロンの電源をオフにしましょう。