大人数向けテントのおすすめ15選！8人用〜10人用・おしゃれなものも！

せっかく大人数でキャンプにいったのなら「できれば全員同じテントで過ごしたい」と感じることもあるかと思います。そんな時には大人数向けテントがおすすめです。大人数向けテントはファミリーキャンプやグループキャンプに人気が高く、6人用・8人用・10人用など人数や設営スペースに合わせて選べます。

しかし、グループキャンプをする機会が少ない方は、値段が高く収納場所も必要な大人数向けテントを買うのは気が乗らないかもしれません。そんな方のために、テントのレンタルサービスもあります。みんなでワイワイとテントを選ぶのも、キャンプ前の楽しみになりますね。

今回は、大人数向けテントの選び方と人気おすすめ商品の他、大人数向けテントを販売している人気メーカーや、便利なレンタルサービスも紹介します。

キャンプの定番であるドーム型テントは、シンプルな構造と設営しやすさが特徴です。コンパクトに収納できるモデルが多いので、キャンプサイトへの持ち運びにも苦労しません。各メーカーから種類豊富に販売されているため、購入時に選択肢が多いのも嬉しいポイントです。

一方で、天井高が低いため背が高い人は窮屈に感じる場合があります。また、屋根付きのリビングスペースが欲しい場合は、別途タープの用意が必要です。

2ルームテントは、前室があるタイプのテントです。テント内の前室は、リビングスペースや靴・荷物置き場などさまざまな使い方ができるので、広い方が居住性は高まります。また、ファスナーなどで密閉できるため、夜間にキャンプギアをしまっておくのにも便利です。キャンプ場での盗難対策としても人気があります。

タープなしでも快適に過ごせるため、2ルームテントは幅広い層の方に人気です。密閉すれば雨風も入ってこないので、テント内でのんびり過ごしたい場合にも向いています。

トンネルテントは、大人数向けテントとして人気があります。前室と寝室に分かれている点は2ルームテントと似ていますが、ポールの本数が少ないトンネルテントは圧倒的に設営しやすいです。人員を確保できれば設営に苦労しないので、初心者グループにも向いています。

前室スペースが広いモデルが多いためタープなしで快適に過ごせたり、インナーシートを外せばシェルターとしても使用できる点もトンネルテントの特徴です。

女子キャンパーをはじめとするおしゃれキャンプを楽しみたい方に人気なのが、ティピーテントとも呼ばれるワンポールテントです。中央のポール1本でテントを支える構造なので、初心者でも簡単に設営できます。とんがりフォルムのテントは、キャンプ場でも一目置かれるかわいいシルエットです。

ワンポールテントの派生であるベル型テントは、グランピングテント向けとして有名です。フラッグガーランドやライトで飾り付ければ、SNS映えする外観にもできます。

ワンタッチタープテントは、ワンタッチで設営できる手軽さが人気です。また、風がない場所では自立できるため、ロープなどで固定しなくても使用できます。宿泊用としてではなく、デイキャンプ・バーベキュー・運動会などのイベント用として使われるケースが多い形状です。

一方で、大きく収納がかさばるのもワンタッチタープテントの特徴です。シンプルな構造なので設営は簡単ですが、1人では難しいので複数人で行ってください。ワンタッチタープテントは、アウトドア時の休憩所や日除けスペースとしておすすめです。

大人数向けテントは、余裕をもってサイズを選ぶのがおすすめです。一般的に、テントのサイズは使用人数＋1人で選ぶのがいいとされています。テント内には、くつろいだり荷物を置いたりスペースが必要なので、収容人数どおりのサイズのものを選ぶと狭く感じてしまいます。

大人数でのキャンプは荷物が増える場合が多いので、さらに大きいサイズのテントを選ぶのもおすすめです。テントが大きすぎて困ることはありません。収納場所や設営スペースが確保できるのであれば6人で8人用などを選ぶと、キャンプ時間をさらに快適に過ごせます。

大人数向けテントの耐水圧は、1,500mm以上のものを選んでください。耐水圧とは、どれくらいの水圧に耐えられる防水性なのかを示す数値です。一般的に、テントの耐水圧は1,500mm～2,000mmが基準とされています。1,500mm以上あれば、急な雨に降られても安心です。

耐水圧＝防水性と考えると高ければ高い方がいいと思いがちですが、テントの場合は異なります。耐水圧が高いと防水性はアップしますが、テントの通気性は下がってしまいます。テントの通気性が下がると蒸し暑く過ごしにくくなるため、耐水圧は2,000mmまでを目安にしてください。

大人数向けテントを選ぶときは、素材もチェックしてください。テントの代表的な素材は、ポリエステル・ナイロン・コットン・ポリコットンの4種類です。それぞれの特徴を表にまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

大人数向けテントを選ぶときは、重量も重要なポイントです。大型テントはどうしても重くなってしまうため、10kg以下なら軽量なものといえます。テントの素材が重さに直結するため、なるべく軽量なテントをお探しの場合は、ポリエステル・ナイロン・ポリコットン素材から選んでください。

また、駐車場からサイトまで運ぶ方法も工夫が必要です。テント以外のキャンプギアも運ぶ必要があるので、アウトドアワゴンなどを活用すると楽に運べます。また、車載スペースや収納場所なども事前に確認しておくと安心です。

大人数向けテントは大型テントになるので、ソロテントや2～3人用テントに比べると値段は高めです。安いものだと2万円程度から高いものは10万円以上のものまで、価格設定はメーカーによってさまざまです。

高品質・高機能にこだわらないのであれば、2～5万円程度のものから選ぶのがおすすめです。大人数でのキャンプは登山キャンプとは違い、気候も安定したキャンプ場などで行うケースが多いので、ハイスペックのテントでなくても問題ありません。5万円以下でも、人気メーカー製のおしゃれなテントが購入できます。

コールマンはアメリカ生まれのアウトドア総合メーカーで、初心者から上級者まで幅広い層をターゲットにさまざまなキャンプギアを販売しています。コールマンの大人数向けテントは、4万円以下で購入できる8人用ドームテントがおすすめです。

総重量が10kg以下で持ち運びやすく、天井高は185cmあるので背が高い方でも立ったまま着替えができます。また、フライシートの耐水圧は2,000mmなので、急な雨に降られても安心です。

スノーピークは、新潟県三条市に本社を置く日本生まれのアウトドア総合メーカーです。「人生に、野遊びを。」をキャッチコピーにしたスノーピークの高品質・高機能なテントは、世界中の多くのキャンパーに支持されています。

スノーピークの大人数向けテントは、ランドロックをはじめとする6人用テントが人気です。2ルームテントののランドロックは、リビングと寝室を繋げて楽しめます。スノーピークらしい使いやすいデザインや丈夫なフレームワークなど、高品質なテントをお探しの方におすすめです。

コストコのアウトドアコーナーで高い人気を誇っているのが、コアの大型テントです。コストコでは、6人用・10人用の2種類の大人数向けテントを販売しています。特に人気が高いのが10人用インスタントキャビンテントで、スタイリッシュな見た目と大きさからファミリーキャンプやグループキャンプ用に人気です。

インスタントキャビンテントは、総重量15kgなので10人用としては軽めです。また、耐水圧は2,000mmで雨天でも使用も問題ありません。テント内の仕切りや側面には収納ポケットが付いているので、スマホや眼鏡など細かいものを入れて置けるのも嬉しいポイントです。

この記事では、大人数向けテントの選び方と人気おすすめ商品を紹介しました。大人数向けテントは、ファミリーやグループでワイワイ楽しむキャンプに欠かせません。お気に入りの大人数向けテントを見つけて、キャンプ時間をさらに楽しんでください。