パナソニック洗濯機の乾燥フィルターの掃除方法｜奥フィルターの掃除や外し方も

パナソニックの洗濯機は高機能で大人気です。機能性・デザイン性だけでなくお手入れ方法についても、より簡単にできるようにこだわっています。また、乾燥機付きの洗濯機は、縦型洗濯機とは違い乾燥機能があります。

乾燥機能は洗濯の自担になるからと毎日使う方も多いですが、乾燥フィルターはすぐホコリが溜まりやすく、目詰まりせず長く使うためには定期的な乾燥フィルターの掃除が重要です。ただ、実際にどれくらいの頻度で掃除すればいいのか、どのように掃除するのかわからない方も多いですよね。

以前までの機種は乾燥フィルターの掃除がしにくく、奥の取り外せない部分のホコリが溜まっている場合がありましたが、現行の機種はなるべくほこりが取り出しやすい外し方に変わっています。パナソニック洗濯機の乾燥フィルターのお手入れ方法は、付着しているホコリを取るだけですぐに終わります。忘れず掃除を行うようにしましょう。

パナソニック洗濯機の乾燥フィルターは、通常乾燥機能が終わった後は乾いている状態になります。しかし、乾燥フィルターにほこりが溜まっていて、風の通りが悪くなると、乾燥フィルターが乾ききらず濡れたままになってしまいます。

また、残り湯で洗濯している・温水洗浄を利用している場合は、乾燥フィルターが濡れる場合があります。乾燥フィルターが濡れていると故障・乾燥機能の低下につながる可能性があるので、意識してください。

乾燥フィルターはホコリ・ゴミが溜まりやすい箇所です。掃除をしないでいると、目詰まりを起こしてしまいます。奥の部分にもホコリが溜まっていくため、乾燥機能を利用しても満足のいく仕上がりにならない・エラーが出る場合があります。

また、目詰まりによって簡単だった乾燥フィルター掃除に手間がかかるため、毎回は面倒と感じる方もいると思いますが、すぐに完了するので定期的な掃除を心がけるようにしましょう。

乾燥フィルターにホコリが溜まっている状態だと、適量の洗濯物も乾燥できなくなる場合があります。もう一度乾燥する場合になってしまった、必要な服が乾かず時間が間に合わないなどのトラブルにつながります。

パナソニックの洗濯機は乾燥機能の使い心地に定評があるため、便利な機能をちゃんと使いこなせるように、定期的に乾燥フィルターの掃除を行いましょう。

乾燥フィルターの掃除をしていないと、ホコリ・ゴミがどんどん溜まっていきます。それを放置していると乾燥フィルター内だけでなく、乾燥経路の奥の方にも溜まってしまいます。奥まで溜まった汚れを掃除するのは容易ではありません。

また、蓄積された汚れが原因で、洗濯機本体の故障につながる場合があります。定期的なお手入れで故障を防ぎましょう。

ゴミが乾燥フィルターに一定以上ついていると点灯します。これは、フィルター掃除が必要な合図。乾燥させる洗濯物の素材や量によっては、1回の運転でも点滅する場合があります。効率的に乾燥させるためにも、こまめな掃除が大切です。点滅した状態でドアを開けるとブザーが鳴ります。

乾燥フィルターお手入れ方法を紹介します。乾燥フィルターはドアを正面に見たときに右側にある、取り外せる部分です。

まずは洗濯フィルターを取り外し、メッシュ地のフィルター部分に付いているホコリ・ゴミを取り除きます。掃除をするのは乾燥機能終了後だと乾いていて取りやすいです。久しぶりのお手入れの場合は、ホコリ・ゴミがある範囲が広くなっているので、全体をチェックしましょう。

乾燥フィルターを外した際に、水が貯まる原因として考えられるものに、熱交換器自動洗浄があげられます。熱交換器自動洗浄とは、熱交換器に絡みついた糸くずなどを除去して、乾燥機の熱効率の低下を防ぐ機能です。個人での修理や交換は難しいため、メーカーの修理依頼に出すのをおすすめします。

続いて乾燥フィルターの奥（本体の後方側）のゴミを取り除きます。こちらもメッシュ地の奥フィルターがあり、取り外しが可能です。取手の部分を持って手前に倒しながら、ツメの部分などが折れないように丁寧に取り外してください。

手やタオルなどを使って優しく拭き取りましょう。その際フィルターを外した奥の部分にも、ホコリ・ゴミが付着していないか確認してください。もし付いていた場合は、一緒に取り除きましょう。

奥の乾燥フィルター・乾燥フィルターの順番で元通りに設置します。取り付ける際も、外した時と同様丁寧に、ツメの部分を差し込んで奥に押し込んでください。これでNA-VXシリーズ乾燥フィルターのお手入れが完了です。設置する前に、中にもホコリ・ゴミがないかチェックしておくといいです。取り外し・お手入れ自体は数分で完了できるので、とても簡単ですね。

まずは乾燥フィルターを外します。洗濯機作動中には作業を行わないように気を付けましょう。乾燥経路は本体前方側の部分ですので、乾燥フィルターを外して中を覗くような態勢になります。乾燥経路は狭く下の方に続いているため、別売りのおそうじブラシを使ってホコリを取ります。

お手入れが終わったら底・側面部分のホコリ・ゴミも取り除き、乾燥フィルターを元通りに取り付けます。

おそうじブラシでお手入れした際に、ホコリが奥に落ちる場合があります。ホコリが多く落ちたときには、空運転をする方法がおすすめです。

1. 何もいれずに「洗濯」→「おまかせコース」
2. 「洗い7分」・「脱水1分」にセットしたあと「スタート」

ホコリが少量でしたら空運転をしなくても大丈夫です。

乾燥機能搭載の縦型洗濯機も、乾燥フィルターのお手入れが必要です。今回はパナソニックのNA-FW100S5のお手入れ方法を紹介します。

縦型洗濯機の洗濯槽右上にある乾燥フィルターを取り外します。表面のメッシュ地フィルターBを裏返しにしてホコリ・ゴミを取り除きます。もし、取りにくい場合は水洗いするといいです。水洗いしたらしっかり乾かします。

続いて内部にあるフィルターAを裏返します。ホコリ・ゴミを取り除いたあと、フィルターAをフックの下に通して元通りにします。フィルターBと同様、取り除きにくい場合は水洗いし、よく乾かしましょう。

パナソニック洗濯機の乾燥フィルターのお手入れ方法は非常に簡単なのですが、掃除するときに下記を意識してください。

比較的新しいパナソニック洗濯機の乾燥フィルターは、掃除がしやすくなった代わりに、力を入れたりゴシゴシ洗ったりすると乾燥フィルターが破れてしまう場合があります。やさしく拭き取るようにお手入れしましょう。

乾燥経路の掃除は細長いものを使う必要が出てきます。自宅にある歯ブラシ・細い棒を使って掃除していると、誤って乾燥経路に落としてしまう可能性があります。もし落としてしまった場合、分解して取り出すパターンになるので気を付けてください。

掃除をおろそかにしてしまうと、乾燥フィルターのホコリ・ゴミを取り除いても目詰まりが解消されないパターンがあります。その場合どうすればいいのか説明します。

布・手でホコリ・ゴミを取るよりも、ぬるま湯で洗った方がきれいになる場合はあります。その際風を受ける方向とは逆からぬるま湯をかけると、ホコリ・ゴミが落ちやすくなるので、意識して掃除してみましょう。洗った後はよく乾かしてください。

ブラシを使う方法もありますが、フィルターが破れる危険があるので意識が必要です。

ぬるま湯で洗う・ブラシを使って掃除しなくてはいけないほどの状態の場合、フィルター自体を交換する方法もおすすめです。実はパナソニック洗濯機の乾燥フィルターは、別売りで購入できるのです。ゴシゴシ掃除して結局破れてしまってしばらく使えない、という事態も防げます。

乾燥フィルターの奥部分も購入可能ですので、掃除が大変そうなときには思い切って交換も候補に入れるといいです。目詰まりは故障・エラーにつながるので、状態によっては手間をかけるより新品に交換した方がいいかもしれません。

パナソニック以外のメーカー製洗濯機であれば、日立の商品もおすすめです。特に「らくメンテ」を謳ったビッグドラムBD-STXシリーズは、乾燥フィルターレス設計の優れもの。大容量糸くずフィルターを搭載しており、手入れのペースは約1か月に1回程度で構いません。

パナソニック製品にこだわらない場合は、ぜひチェックしましょう。

高い買い物だからこそ、長く使いたいパナソニック洗濯機。乾燥フィルターの掃除を欠かさなければ、しっかり洗濯物を乾燥可能です。目詰まりを起こさないよう、定期的な掃除を心がけましょう。