【2023】業務用コーヒーメーカーおすすめランキング20選｜全自動や大容量マシンも！

喫茶店開業に欠かせないのが業務で使用するコーヒーマシン。初期設備投資に含まれることから、しっかりとした計画が必要ですよね。

本記事の目標はズバリ、

簡単にコーヒーメーカー選びの失敗をなくすこと

です。

今回の記事では、選び方の解説に加えて実際にコーヒーメーカーを購入した方500名を対象に行ったアンケート結果も取り上げ、購入前の不安を解消できる内容になっています。ぜひ最後までお付き合いください。

☆この記事を読めば失敗しない業務用コーヒーメーカーを選べます！

業務用にコーヒーメーカーを導入するに当たって、最初に検討すべきは想定する「規模」です。

例えばほんの小規模な喫茶店で使用するなら、家庭用のコーヒーメーカーでも十分な場合があります。家庭用でも最大10杯対応品はありますし、それなら設備費はかなりお安く済みます。

しかし、エスプレッソも提供したいならエスプレッソメーカーも必要となり、さらに来客数が多いなら連続抽出可能な高額なエスプレッソメーカーが必要になります。

喫茶店の開業目的ではなく、ブースに設置するためのセルフのコーヒーマシンをお探しの場合は、かなり高額になります。

ドリップのみで80万円〜で、買い切りあるいはレンタルという手段があります。

※この記事ではセルフのコーヒーマシンではなく、ドリップ式・エスプレッソ式の業務使用できるコーヒーメーカーを紹介します。

家庭用と業務用コーヒーメーカーの違いは大きく分けて3点です。

• コーヒーメーカーの値段
• 連続で抽出できる杯数

家庭用コーヒーメーカーは1〜20万円なのに対して、業務用コーヒーメーカーは30〜300万円します。また、家庭用コーヒーメーカーは多くても10人前の抽出が限度ですが、業務用コーヒーメーカーは連続してクオリティの高い抽出ができます。

もっとも、コーヒーは「絶対にハンドドリップ派」の方もいるほど奥が深く、コーヒーメーカーはコーヒーの味を決める要素の一つでしかありません。

繰り返しますがどちらがいい悪いではなく、想定する規模によって選ぶべきです。

「カリタ」はコーヒー機器の専門メーカーで業務用はもちろん、家庭でも使えるような製品も販売しています。また、日本製にこだわって製造している点も人気のポイントです。コーヒーメーカー・ドリッパー・フィルターなど、コーヒーに関するあらゆるものが揃ってる点もメリットです。

さらに、万が一故障しても国内のメーカーなのでサポートを受けやすいメリットもあります。

エスプレッソマシンの老舗メーカーとも呼ばれる「デロンギ」は、焙煎度がイタリアンローストからライトトーストまでの8段階から選べる製品もあり、機能性の高さが魅力の1つです。本場のコーヒーを手軽に堪能できます。

また、全自動タイプやドリップコーヒーメーカーなど、多彩なラインナップも特徴です。デザインもスタイリッシュでおしゃれなため、インテリアにこだわる方にもおすすめのメーカーです。

「ユーラ」は、全自動コーヒーマシンを扱うスイスのメーカーです。ユーラ独自の抽出方法を採用したモデルもあり、最高品質のコーヒーを楽しめます。

また、搭載されているアロマグラインダーは豆を適切な大きさに挽き、コーヒー豆の香り立ちもキープできる特徴もあります。デザインもシンプルで高級感が感じられるので、キッチンに置いてもとてもおしゃれです。

「メリタ」は世界で初めてペーパードリップシステムを発明した会社です。メリタのコーヒーメーカーの特徴は、「メリタ式1つ穴抽出」といって、コクがある苦手と香りを引き出したコーヒーを楽しめます。

メリタのコーヒーメーカーは、「5杯まで」と「10杯まで」の2つのサイズ展開から選ぶため、迷う心配がありません。付属するポットもガラス製とステンレス製の2種類から選べます。

富士電機は、セブンイレブンのカフェラテマシンを製造しているメーカーです。2023年初夏には金属フィルター使用のドリップ式マシンを発売します。従来のペーパーフィルターが不要になることで、コストカットや交換作業などの手間が省けます。

また、豆の種類に合わせて抽出時間や蒸らし時間を変更できるなど、機能の充実を図り汎用性の高いマシンとなっています。

実は、たった3つのポイントを意識するだけでコーヒーメーカー選びを失敗する確率がグッと下がります。

これだけです。拍子抜けするほど簡単ですが、これだけを守れば大きく失敗することはまず無くなります。詳細はこのあと述べますが、

最終的に【CHECK】のコーヒーメーカーに行き着くことになります。

あまりこだわりがない方は、ここまで絞ったら、あとは価格が安いものを選択すれば間違いありません。

それでは詳しく解説していきます。失敗しないためにも【必読】がついた見出しだけはすべて目を通してください！

オーソドックスなタイプでコーヒー粉にお湯を注いで抽出するタイプです。家庭用はもちろん業務用も存在します。

業務使用の場合は、小規模な家庭用であっても、コーヒーミル付きの全自動が無難です。味が安定します。

【メリット（特徴）】

• 仕組みがシンプル
• 家庭用は価格が安く手に入りやすい。

【こんな人におすすめ】

• こだわりのコーヒーを手軽に楽しみたい人。

たくさんの人に提供したい場合には、保温ができるステンレスサーバーがおすすめです。

じっくり抽出されたコクがあるコーヒーが好きな方は1つ穴のドリッパーを、スッキリしたコーヒーが好みな方は複数穴があるタイプを選びましょう。

エスプレッソマシンは本格的なエスプレッソを抽出できるタイプです。エスプレッソを提供したいなら必須ですし、提供規模が大きいなら連続抽出可能な機器が必要となります。

【メリット（特徴）】

• エスプレッソに必要な圧力がかけられる。
• 濃厚で深い味わいを楽しめる。

【こんな人におすすめ】

• エスプレッソが好きな人。

エスプレッソマシンは、通常のコーヒーメーカーでは難しい抽出の際の圧縮が可能です。エスプレッソ専用なので、あっさりとしたクリアな味よりは、濃厚で深い味わいを楽しめます。

エスプレッソマシンにミルが付いていない場合には、自分で極細挽きの豆を準備する必要があります。日常的にエスプレッソを飲む方におすすめです。

サイフォン式は蒸気圧を利用してコーヒーを抽出するタイプです。カウンターから見える位置に設置すると、おしゃれで本格的な喫茶店に見える視覚効果もあります。

【メリット（特徴）】

• 見た目がおしゃれ
• 抽出する過程を目で楽しめる

【こんな人におすすめ】

• コーヒーを淹れるテクニックに自信がある人。
• おしゃれなコーヒーメーカーを探している人。

サイフォン式のコーヒーメーカーは、テクニックが必要であるほか初期投資が高額です。付属品や消耗品も多く、お手入れが必要なため知識を得てから購入しましょう。

初めてサイフォン式に挑戦する場合には、電気式タイプがおすすめです。手軽にすっきりとしたコーヒーが味わえます。

喫茶店としてお客様に提供するコーヒーではなく、ほっと一息つくようなシーンで使いたいなら、カプセル式はお手軽で魅力的です。

専用に販売されているカプセルやカフェポッドをセットするだけでコーヒーを飲めます。

【メリット（特徴）】

• カプセルやカフェポッドをセットするだけと操作がシンプル。
• 多くの種類からコーヒーを選べる。

【こんな人におすすめ】

• 手軽にコーヒーを飲みたい人。

手入れも簡単なので、手軽にコーヒーを楽しみたい方におすすめです。

カプセルやカフェポッドはさまざまな種類が販売されているため、その日の気分や好みに合わせて選べます。

コーヒーメーカーってどれくらいの容量を確保すればいいの？

と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

コーヒーメーカーは、一度に何杯淹れるのかを最初に想定するのが大切です。それに伴い、コーヒーを入れるカップの容量も確認しておきましょう。

カップごとの主流の大きさは以下になります。

• マグカップ：200ml~250ml
• コーヒーカップ：120ml~150ml
• エスプレッソカップ：30～60ml

使うカップがどれくらいの容量で、そのカップ何杯分を作れればいいのか、上記を目安に確認しておきましょう。

大人数の使用を考えている場合は、設置場所を先に確認するのをおすすめします。

大容量のコーヒーメーカーはサイズも大きくなるので、置く場所を確保しないで購入すると後悔する可能性が高いです。

設置場所に置けるサイズのなかで、一番大きい容量のものを選んでみましょう。

コーヒーメーカーにお手入れって必要なの？

と疑問の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

コーヒーメーカーは水垢や黒ずみが発生しやすく、お手入れを怠れば最悪の場合はカビも発生します。よって、こまめなメンテナンスが必要な道具になります。

お手入れのしやすいコーヒーメーカーには以下のような特徴があります。

• 本体から分解できるパーツが多い
• 紙フィルターを使う（ドリップ式のみ）
• サーバーがステンレス素材（ドリップ式のみ）

ドリップ式の場合は3項目すべて確認する必要があります。ドリップ式以外の方は「本体から分解できるパーツが多い」だけ確認すれば問題ないですよ。

コーヒーメーカーのほとんどのパーツは水洗いできます。お手入れを楽にするには、分解が可能なパーツがどれくらいあるかどうかを確認するのが最も大切です。

取り外せると便利なコーヒーメーカーのパーツを、以下に種類別にまとめました。

【全自動・セミオートドリップ式】

• 給水タンク
• フィルターボックス
• サーバー
• 受け皿
• ミル 
• 豆容器

【ミルなしドリップ式】

• 給水タンク
• フィルターボックス
• サーバー
• 受け皿

【エスプレッソマシン】

• 給水タンク
• フィルターボックス
• サーバー
• 受け皿
• ミル 
• 豆容器

【カプセル式】

• 給水タンク
• サーバー
• 受け皿
• 抽出トレイ・抽出グリッド

特に給水タンクは取り外しできるものを必ず確保するのがおすすめです。

給水タンクが本体から取り外せないと、給水タンクに洗剤・クエン酸を入れてドリップし、その後に水で数回ドリップするなど、お手入れに時間と労力がかかりますよ。

ドリップ式のコーヒーメーカーは、使い捨てできる紙フィルターを使ってフィルターを洗う手間を省くことができます。

ただ、フィルターには紙フィルター・メッシュフィルターの2種類があり、どちらにもメリットとデメリットがあります。特徴は以下のとおりです。

どちらも捨てがたいという方は、紙・メッシュどちらにも対応しているモデルがおすすめです。基本は紙で、濃いコーヒーを飲みたいときはメッシュでなど使い分けができます。

ドリップ式には、抽出したコーヒーを受け止めるサーバーがあります。お手入れの側面だけでいうと、ステンレス製の商品を選択するのがおすすめです。

割れる心配をせずしっかり洗え、掃除のしやすさが上がるためです。

ただ、サーバーにはステンレス製・ガラス製の2種類があり、どちらにもメリットとデメリットがあります。特徴は以下のとおりです。

メリットデメリットを比べ、それでもステンレスがいいと思った方はぜひステンレスを選択してください。

コーヒーメーカーのお手入れの頻度はパーツごとに異なり、淹れるたびに洗うもの・1日の終わりにまとめて洗うもの・週に1回洗うものの3パターンあります。

頻繁と思うかもしれませんが、お手入れを怠ると黒ずみやカビ・異臭の原因になります。以下のお手入れ頻度表を参考に、コーヒーメーカーを綺麗に保ってください。

ランキングを見る前に再度確認。

失敗しない商品を選ぶためのポイントはこちら！