ベアボーンキットで超小型な自作PCを簡単に作ろう!【おすすめ7選】

ベアボーンPCというものをご存知でしょうか。PC製作に必要な電源とPCケース、マザーボードがセットになったもので、簡単に自分好みのPCを自作することができます。ベアボーン使ってPCを自作するときのメリットやデメリット、ベアボーンの選び方を紹介していきます。

デスクトップPCは大きくて場所を取るため導入したくてもハードルが高い場合があります。小型なMini-ITXマザーボードを使用したPCを作るのも一つの手段ですが、自作PCは難易度が高そうパーツ選びがよくわからないという方が多いのではないでしょうか。

 

そんな方におすすめなのが小型のベアボーンキットです。CPUなどの必要なパーツを組み込むだけで簡単に動作するPCで、初めて自作PCに挑戦する方や、通常の自作PCで手に入るMini-ITXより小さいマザーボードを使いたいという方におすすめです。

 

モニターのVESAマウンタに取り付けられるほど小型のものや、グラフィックボードが搭載できゲームのプレイも可能なものなど、この記事で詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

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ベアボーンとは、ベアボーンキットとも呼ばれるパソコンの組み立てキットの1つです。ベアボーンには「むき出しの骨」という意味があり、ベアボーンキットは、マザーボード、PCケース、電源ユニット等がセットになったものです。

 

ベアボーンキットだけでは、PCの完成に必要なパーツがすべて揃っているわけではないので、CPUやメモリ、ハードディスクなど必要なパーツをさらに組み込む必要があります

 

通常は、電源とケース、マザーボードの3点が基本セットになりますが、ベアボーンによって、どこまでパーツが揃っているかは違っているため、どのパーツを追加すればいいかはベアボーンによって変わってきます。

ベアボーンがどのようなものが分かったところで、ベアボーンPCは普通のPCとう違うのか、ベアボーンPCにはどのようなメリット、デメリットがあるのかをみていきましょう。

自作PCのように、自由に性能を選ぶことができる

ベアボーンの大きなメリットとして、自作PCのように自由に性能を選ぶことができる点が上げられます。ベアボーンは基本的に、PCケースに電源とマザーボードが取り付けられたものです。

 

そこにCPUやメモリなどを組み込んでいくことになるため、組み込むパーツの性能や規格は自分自身で決めることができます。CPUの性能やメモリ容量、ハードディスクのストレージなど自由に決めることもできますし、市販のPCにはない性能のものを作成することも可能です。

 

ベアボードは通常の自作パソコンに比べるとすべてを自分で決める必要がないため、PC自作経験のない初心者でも挑戦することができるのが大きなメリットです。

小型で置き場所に困らない

ベアボーンの多くが、通常のPCよりも小型のキューブタイプのPCになっています。キューブタイプはコンパクトなデスクトップPCで、通常のタワー型と比べて置き場所をとりませんし、ノートPCのように持ち運ぶこともできます。

 

小型のベアボーンの中には、一般的な規格に基づく自作PCよりもさらに小型の手の平サイズPCを自作できるものもあります。手の平PCを、VESAマウントキットを使ってモニターの背後に取り付ければ、本体の置き場所が必要なくなります。

拡張性が高くない

ベアボーンは多くが小型モデルのため、拡張性に乏しいものが多いということがデメリットになっています

 

組み込むことのできるCPUやメモリも一般的なマザーボードに比べると種類が限られていることが多く、ハードディスクを接続するSATAポートの数にも限りがあります。

ほかにも、USBメモリーが接続できなかったり、スロットの増設や拡張カードの増設なども最低限しかできないということがあります。

冷却性能がイマイチ

小型のベアボーンでは、冷却性能が低いものが多いというデメリットがあります。そのため、せっかく性能の高いパーツを組み込んでもケース内での熱処理が問題になることが多く、発熱やサーマルスロットリングなどが起こる可能性があります。

 

小型のベアボーンでは、ヒートシンクや冷却パーツも最低限になっていることが多く、リテールクーラーやケースファンを高性能なものに交換することはできますが、その場合、今度は冷却ファンの動作音がうるさくなるという問題が起きることがあります。

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パソコンでゲームなどプレイしようと思っている場合には、ベアボーンに高性能なグラフィックボードを取り付けたいという方もいるでしょう。しかし、ベアボーンで制作したPCにはグラフィックボードは取り付けられないことの方が多いです

 

そもそもベアボーンには、グラフィックボードをつけるPCIeスロットをもたないマザーボードが使われているものも多く、特に小型のベアボーンはその傾向が強いので、グラフィックボードを取り付けるのは難しいでしょう。

ベアボーンで制作したPCでオンラインゲームなどを楽しみたいという方もいると思います。しかし、グラフィックボードが組み込めないため、ベアボーンのグラフィック性能は、基本的にCPU内蔵グラフィックになります

 

ゲームをするときにも統合グラフィックを用いることになるため、最新のゲームや重いゲームをプレイするのはあまりおすすめできません。

 

AMD製のRyzenシリーズで、グラフィックス内蔵のAPUなら、Intel内蔵のものと比べて、画像の計算処理を行う内蔵GPUの性能がやや高くなっています。ですので、どうしてもベアボーンPCでゲームをプレイしたいという方はRyzenを搭載しているものを買うようにしましょう。

さきほど、拡張性が低いことが、ベアボーンPCのデメリットだと言いました。では、ベアボーンPCを実際に拡張する場合、どれほどの範囲での拡張が可能なのでしょうか。ストレージ、メモリ、外部接続の3つに分けてみていきましょう。

ストレージ

ストレージはPCのデータを保存しておく補助記憶装置のことで、ベアボーンPCの場合にはハードディスクがこれに当たります。ベアボーンでのストレージの拡張性は基本的に高くありません。

 

ハードディスクの搭載台数にも制限があるものも少なくありませんし、SATAポートの数や増設も限られています。旧式の規格であるIDEをが使われているものもあります。

メモリ

ベアボーンのメモリは最初から付属していることが多く、SODIMMといわれるノートPC用のメモリを搭載していることがほとんどです。メモリを拡張すれば、最大容量や速度の改善ができます。

 

ベアボーンのメモリを拡張するときは、事前に付属メモリの規格を確認した上でパーツを選ぶようにしましょう。増設できるメモリの枚数には制限がある場合も多いですし、拡張できるのが幅の狭いロープロファイルタイプに限定されるものもあります。

外部接続

ベアボーンPCにUSBやWi-Fi、Bluetoothといた外部接続用の端子や機器を取り付けることはできるのでしょうか。これはベアボーンの種類によりますが、USBやWi-Fiを搭載することができるものもあります。

 

といっても、こちらも通常のデスクトップほど自由な拡張性はなく、Wi-Fiを取り付けるためには、そのベアボーン専用のオプションパーツを購入しなければならないといった制約があったりします。

ベアボーンPCを購入するときは、どのような点に気をつけて選べばいいのでしょうか。ここからはベアボーンPCを選ぶときのポイントを紹介していきます

用途で選ぶ

ベアボーンPCを選ぶとき、最初に決めておきたいのが、どのような目的で使うということです。使い方に応じて、どういったベアボーンPCを選べばいいのかが変わってきます。

動画視聴などの簡単な用途ならCPU内蔵グラフィックでOK

ベアボーンPCを使ってゲームをしたいなど特別な目的がなく通常のPCとして使用する場合は、置き場所に困らないなるべく小型のものを選ぶようにしましょう。多くのベアボーンPCは、グラフィックボードを組み込むことができません。

 

しかし、動画視聴程度であればCPU内蔵のグラフィック性能で十分です。そのため、高性能なグラフィックボードは不要です。

ゲーム・動画編集用ならグラフィックボードが取り付けられるものがよい

ベアボーンPCでゲームを楽しみたいという方や動画編集を行うたいという方は、CPUのグラフィック性能だけでは不十分です。

 

そのため、グラフィックボードを取り付けられるPCIeスロットのついたものを選ぶ必要があります。グラフィックボードを搭載できるタイプは、通常のベアボーンPCよりは大型になる傾向があるので、置き場所も考えておきましょう。

搭載可能CPUで選ぶ

ベアボーンPCを選ぶときの基準として、搭載可能CPUで選ぶというものがあります。パソコンの頭脳と呼ばれるCPUは、PCの性能を決める大切な部分です。CPUの世代が新しいほうが性能が高く、コア数が多い方が並列して行える作業量が多くなります。

 

ですが、処理能力が高いCPUほど発熱しやすくなります。ベアボーンPCは冷却力が低いという特徴があるので、あまり高性能なCPUを搭載すると、発熱が原因で性能が低下する恐れがあります。そのため、CPUは過剰性能にならないよう気をつけましょう。

 

CPUを選ぶときは、マザーボードに取り付けるためのCPUソケットの形状も確認しておきましょう。特にIntel製は世代によっても変わってくるので注意が必要です。

拡張性で選ぶ

ベアボーンPCを選ぶときは、拡張性も確認しておきたいポイントです。一般的に拡張性が低いとされるベアボーンですが、ストレージやメモリ容量は拡張できたほうが便利です。

 

購入するときには、ハードディスクの規格や搭載台数、メモリはどれくらい増設することができるのかといった点を見ておくようにしましょう。

 

さらに、USBポートやWi-Fi、Bluetoothが搭載できるベアボーンのほうが便利ですから、こうした外部接続のための端子が取り付けられるかどうかも大切です

インテル

INTEL ベアボーンキット BOXNUC8I7BEH

価格:61,800円 (税込)

第8世代CPU搭載の高性能ベアボーン

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

第8世代のIntel Core i7-8559U プロセッサー対応で、ハイパフォーマンスを発揮してくれるベアボーンキットです。コンパクトで置き場所を選ばないので、様々な場所で使えます。処理速度も速くて、ファンの音も静かで気になりません。USBポートとLANポートを内蔵し、Wi-Fiにも対応しているためワイヤレス接続も可能です。HDMIポートもついているので、テレビと接続することも可能です。

サイズ 11.7 x 11.2 x 5.1 cm 重量 1.22 Kg
CPU Intel® Core™ i7-8559U Processor メモリ 2× DDR4 SODIMM/DDR4-2400 MHz/最大32GB
ストレージ M.2 スロットまたはPCIe Gen3 グラフィック Intel Iris Plus Graphics 655
外部接続 USB、HDMI、LAN、Wi-Fi
インテル

Intel 小型PCベアボーン BOXNUC6CAYH

価格:17,933円 (税込)

Celeron搭載でサクサク動く高性能NCU

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

洗練されたデザインをもつ、インテルのNUCといわれるベアボーンです。Celeron搭載でサクサク動いて、デスクトップ並みの性能を発揮してくれます。USBポート2つと有線LANケーブル用の端子1つを搭載しているので外部接続も十分。電源を入れて数十秒ほどでサッと立ち上がりますし、ワードやエクセルなど事務作業ならストレスなくこなすことができます。コンパクトサイズなので、置き場所を選ばないのもメリットです。

サイズ 11.1 x 11.5 x 5.1 cm 重量 544 g
CPU Intel Celeron J3455 メモリ DDR3L-1866 SODIMM*2スロット
ストレージ 2.5インチ HDD又はSSD グラフィック Intel HD Graphics 500/ HDMI*1/ VGA*1
外部接続 USB、LAN
Intel

インテル NUC BXNUC10I7FNH

価格:75,600円 (税込)

最新第10世代CPUを搭載したベアボーン

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

インテルの最新型となる第10世代Intel Coreプロセッサー搭載のベアボーンで、インテル製NCUの最新モデル。高いパフォーマンスを発揮することが可能なだけでなく、4K出力にも対応しているため、PCゲームや動画編集に使うこともできます。最大40Gb/sのデータ転送にも対応したUSBポートThunderbolt 3も搭載。手のひらサイズの高性能PCを自作することが可能です。

サイズ 117 x 112 x 51mm 重量 1.32 Kg
CPU Intel i7-10710U メモリ 最大 64 GB
ストレージ DDR4 SDRAM グラフィック インテル UHD グラフィックス
外部接続 USB、LAN、Wi-Fi、Bluetooth
ASROCK

ASRock  ベアボーンPC DeskMini A300/B/BB/BOX/JP

価格:18,531円 (税込)

世界初のAMD ベースプラットフォーム搭載ベアボーン

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

PCケースとAMD A300搭載MiniSTXのマザーボードがセットになった世界初のベアボーンキットです。CPUソケットはSocket AM4に対応しているので、RyzenのAMD Aシリーズも搭載することが可能。映像出力にはAPU内蔵のGPU機能を使用し、3画面での同時出力も可能です。Wi-Fiモジュール対応M.2スロットやUSBポートなど外部接続も十分です。46ミリ対応のCPUクーラーとSATAケーブルが付属しています。

サイズ 80x155x155 mm 重量 2.13 Kg
CPU AMD AM4 Socket CPUs(Raven Ridge, Bristol Ridge)(最大TDP 65W) メモリ DDR4 SO-DIM デュアルチャネル 最大32GB
ストレージ Ultra M.2(2280)SSDスロット(PCIe Gen3 x4 / SATA6Gb)×1、Ultra M.2 (2280) Slot×1、2.5インチドライブ(SATA3(電源コネクタ付き))×2 グラフィック HDMI([email protected])、DisplayPort,D-Sub
外部接続 Wi-Fi、USB
ASROCK

ASRock ベアボーンPC DeskMini 310/B/BB/JP

価格:17,678円 (税込)

Intel H310ベースのベアボーンキット

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

PCケースにIntelのH310搭載MiniSTXマザーボードがセットになったベアボーンキットです。インテル8th Genプロセッサーをサポートしていて、CPU性能が前世代より最高で72.6%もアップ。省電力モデルのため、従来型と比較してアイドル時の電力を33%削減することができます。VESAマウントキットにも対応で壁掛けマウントやアームも取り付けられるので、いろいろな場所に置けて使用方法の幅も広がります。

サイズ 15.5 x 15.5 cm 重量 1.85 Kg
CPU 第8世代Intel®プロセッサーに対応(ソケット 1151)(最大 TDP 65W) メモリ DDR4 2666MHz、2×SO-DIMMスロット、最大32GBに対応
ストレージ SATA3(電源コネクタ付き)×2、Ultra M.2(2280)SSDスロット(PCIe Gen3×4/SATA6Gb)×1、MicroSDカードリーダー(底部側)×1 グラフィック Intel UHD Graphics
外部接続 USB、HDMI、LAN
Asustek

ASUSTek ベアボーンPC PN60-BB5087MH

価格:59,603円 (税込)

4K出力対応で高画質の動画も楽しめる

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

スタイリッシュで洗練されたデザインの手の平サイズベアボーンPCで、家庭やオフィスなどいろいろな場所で使うことができます。インテルのインテル Core i7を搭載し、ボディはコンパクトでも高いパフォーマンスを発揮してくれます。グラフィック機能はCPU内蔵ですが、4K出力にも対応しているため、高精度の動画や写真を楽しむことができます。デュアルディスプレイをサポートしているので、複数のモニターを使っての作業も可能です。

サイズ 幅115mm×奥行き115mm×高さ49mm 重量 0.7kg
CPU インテル Core i5-8250U プロセッサー メモリ SO-DIMM 最大32GB
ストレージ M.2スロット、SATA 6Gb/s ポート グラフィック インテル HD グラフィックス 620 (CPU内蔵)
外部接続 USB、LAN、Wi-Fi
Shuttle INC.

Shuttle ベアボーンPC SH370R6V2

価格:38,480円 (税込)

グラフィックボードも搭載可能な高拡張性ベアボーン

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

長年ベアボーン開発を手掛けてきたShuttleから発売されているキューブ型ベアボーンキット。タワー型PCにも負けない高い拡張性をもっているため、グラフィックボードを搭載し、ゲーミングPCにすることもできます。4K出力やマルチディスプレイもサポートしています。さらに、マイクやヘッドフォン、USB、HDMIといった様々なインターフェースにも接続でき、オプションでWi-FiやBluetoothにも対応しています。

サイズ 216(幅) x198(高) x332(奥行)mm 重量 3.5 Kg
CPU Intel Core i3/i5/i7/i9、Pentium、Celeron メモリ DDR4-2400/2666 DIMM×4(最大64GB)
ストレージ - グラフィック -
外部接続 USB、HDMI、LAN

PCの自作というと難しそうに感じますが、ベアボーンを使えば初心者でも簡単にPCを自作することができます。用途や好みに応じたPCを組み上げるのは新鮮で楽しい体験にですし、完成するPCは小型で使いやすいものが多いにも魅力です。ぜひ、自作PCに挑戦してみてください。